H23年 4月の川柳
近詠
良い事が続く歩幅が広くなる
「川柳番傘」年間秀吟抄入選句
自分史の起伏がすべて愛おしい
ほどほどに悪玉もいて暮しよい
ビンの蓋やっぱり夫いて欲しい
率直な言葉に心ほぐされる
その時は笑い崩れて見せましょう
断捨離をしたら暮しが調子づく
聞き流す耳丁寧に掃除する
治療する医者もどうやら花粉症
空き瓶になってもシャネルでんといる
消し忘れだけは笑って済まされぬ
聞き役に回った方も鬱になる
叱ってくれた先生の名は憶えてる
心から笑うと友が寄ってくる
音しない妻の長風呂生きてるか
お年寄り聞いてないのに年を言う
題詠
ありがとうと言われただけで頑張れる
国会討論解決できぬ事ばかり
借りた傘よくよく見れば貸した傘
砂時計さらさら答えまだ出ない
胡坐でもどうぞとお薄勧められ
愚痴を聞くひたすら崩す冷や奴
さらさらと春の小川は上機嫌
玉ねぎを毎日食べている自信
さらさらとドラマを刻む砂時計
11日のまま被災地の暦
三十丸嬉しい事のある暦
中国産の物は絶対買いません
ネット販売こだわり捨てた京老舗
百名山ビデオで僕の山登り
ヤマ勘があたり待ち遠しい結果
重いなあベッドが悲鳴上げている