H23.5月の川柳
近詠
地震予知したか魚の釣れぬ海
日常を飲み込む津波悪魔の手
日本沈没あれは映画の筈だった
被災地の友から無事とだけメール
被災地を思い粗食にする夕餉
被災地を思えば小い悩み事
被災地の感謝の言葉胸疼く
不平不満言わなくなった震災後
雪国の辛抱強さ真似できぬ
おかず一品減らしていれる募金箱
原発の早い終焉神頼み
洗濯物からりと乾く主婦冥利
迷ってた背中をぽんと押す陽気
助手席の妻はいつでも舟をこぐ
パソコンを使って増えた誤字当て字
課題吟
CMの魔法に私すぐかかる
左より右手大事にして暮らす
断捨離を決心させた大地震
決心の割には減らぬ酒の量
まだ謎が有るから夫婦続いてる
何時見ても客いないのに潰れない
宣伝を鵜呑みにしては臍をかむ
おばちゃんの口コミ馬鹿に出来ません
合格祈願神様は留守らしい
主題歌に魅かれ毎回観るテレビ
家庭内別居会話はメモでする
デートの日伊達の薄着で風邪を引く
ヒートテックもう着ぶくれとさようなら
真冬でも半袖園児逞しい
ものぐさの遺伝子息子叱れない
つむじ迄パパにそっくりずれている
押し入れに勿体無いが積んである