H24・3月の川柳
近詠
くどいほど礼言い置いていかはった
見えぬもの大事なものを探してる
答えなど無いがいつでも空を見る
すらすらと嘘しばらくは大丈夫
あの世とはみんな独りで行くところ
一歩ずつ進む力を信じよう
何をしたかいなと今日を振り返る
声に出す天声人語脳に活
知っているつもりも辞書で確かめる
トラブルのもとは善意のお節介
宝くじ外れたらしいまだ夫婦
精一杯お洒落なんにも起こらない
年の数二日がかりで豆を食べ
外にまく豆は中国産にする
太っても痩せても病気疑われ
映るものみんな鏡にまだ女
課題吟
引っ込みがつかなくなった探し物
川柳番傘3月号課題吟「騒ぐ」入選句
針供養豆腐に罪はないけれど
食通の蚊にわたしだけ狙われる
ドアの音やっと安堵の眼を閉じる
体型の話は避けるバイキング
舞い落ちる雪へはしゃいでいる独り
これからをもっと輝き生きてゆく
心を鬼に出来ず子供を駄目にする
貴方次第で次第で鬼にもなるという女
疑心暗鬼底なし沼にはまり込む
午前様今朝の挨拶棘がある
冥土まで付きあうつもり飯を盛る
レトルトのおかずを褒めて妻むくれ