H24年6月の川柳



近詠


毒舌を栄養剤にしてしまう


お誘いにすぐ乗りたがる春の靴


冬着から一足飛びに初夏の服


年なんか忘れてしまうボウリング


年寄りの味方じゃないね歩道橋


窮屈に飽きてアニメを観ています


そのうちに来ると待ってるバス乗り場


逃げ込める森が少なくなってきた


針に糸通す時には夫呼ぶ


満足をしたら前には進めない


早口で喋る時にはご用心


下手ですが心を込めてお礼状


信じ込む日本製だというだけで


花みんな隣に向いて咲いている


両耳で世間話を聞き分ける


手間かけてアッというまに食べ終わる


雲一つない空今日は落ち着かぬ


答えなどくれないけれど海が好き


課題吟


傷口にうっかり触れた無言劇


はいどうぞおばちゃんいつも飴くれる


水飲んで凌いでいますダイエット


古伊万里に盛れば一流お惣菜


孫が来てうれしい悲鳴あと寝込む


手を挙げた父も痛みに耐えている


母の味嫁に特訓しています


目配せを夫まったく気付かない


ポイントカードたまったけれど店がない


ええ事があるとカードに出てたのに

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