平成24年12月の川柳
近詠
起き抜けと見破られてる電話口
当てにする人がいないと開いた蓋
癌やねん友よ笑って言わないで
病名を披露しあえばもう仲間
美味しいもん食べてる時の顔が好き
笑う種小出しにこれからを生きる
断っているのね微妙って返事
つまらない噂素通りさせている
無意識に大きい方に手が伸びる
折り合いをつけて明日にしがみつく
ハンバーガーお上品には食べられぬ
消しゴムのカス入れを折る締切り日
ぼちぼちでいいさ何時かは花開く
課題吟
ああ師走忙しそうな振りをする
友達でいようと軽くかわされる
ラーメンなら自分で作るお父さん
噛み砕き自分のものにする苦言
どの星か夜空見上げて母を恋う
満腹の後でもケーキなら食べる