H25年2・3月の川柳
近詠
華やぎはないけど手作りのお節
新巻鮭と大格闘で年を越す
簡単な漢字書けずに狼狽える
記憶まで断捨離できずもがいてる
余生より余命宣告がん告知
亡骸でやっと帰ってきた我が家
幸せだった頃映し出すスクリーン
せつせつと故人讃えるナレーション
諸問題山積み日本どうなるの
徒ならぬ事たんたんというカルテ
ハードルを下げてやる気を取り戻す
病院で長時間待つ初仕事
延命はなしと一筆書いておく
失敗を笑い話に座が和む
もやもやも怒りも熱い茶にとかす
木枯らしへ炬燵で文字を食べている
にっこりと笑っておくか負け戦
褒めまくり夫に自立して貰う
倦怠期過ぎて今では労り期
透明な袋になってごみが減る
身の程を知らぬお願い又してる
豆まいて拾って独り芝居する
長電話多忙のうちに入ってる
やたら褒められ即席と言えません
忘れたい事は忘れぬ物忘れ
課題吟
解禁の蟹かどうかを先ず尋ね
言い訳にマスクついでに咳もする
お年玉何ぼやろうと透かしてる
見え透いた嘘を真面目に聞いている
新年会続き茶漬けの美味いこと
我が家では5か月分の象の餌
褒められて少しやる気になってきた
枯れかけた脳に活力辞書を読む
若作り片足立ちが苦手です
優しげな言葉の中の含み針
驚かせたくて捗る毛糸針
発表会人という字を書いて飲む
合格発表落ちた友いて喜べず
イヤと思えばすべて気になる倦怠期
バイオリズム良いのかすべてうまくいく
何もかも出来て男に縁が無い
ジルバからブルースになり恋進む
ダンス靴履けば別人背筋伸び
気合入れたのに体罰だと言われ
手作りと誰も気付いてくれません
明日あると信じて予定立てている
占いで決めたと妻に言えません
三度目に大吉納得して帰る