H25年4・5月の川柳


近詠


自己主張たまに噴火もしてみせる


ふくよかと人柄褒めたつもりです


居てくれる唯それだけで良いのです


間違ってないから余計腹が立つ


ひらがなで書けばがんなど怖くない


ケータイがバッグで2泊3日する


忘れてと言えば覚えていてくれる


文句タラタラよう喋らはる食べたはる


無職でも妻は年中忙しい


煮凝りはそのままこれはチンとメモ


家中の窓を閉め切る杉花粉


ありがたい事にコンビニまで2分


咳込んでやっと解放長電話


ため息で肺を鍛えているのです


立ち読みで暮しの知恵をインプット


思い違いは脳の誤作動かもしれぬ


陽が昇り昨日の事はすべて過去


花粉症だけは誰にも負けてない


今日できた事を大事に年重ね


騙されて感心してるその手口


神棚から屑籠へいく宝くじ


のんびりとした挨拶へバス来てる


まな板も鍋も使わぬ新家庭


度忘れも気付く間は大丈夫


何もかもきっちり言わな通じひん


ジャパネットたかたに見入るコマーシャル


気にかかる夢お茶碗を割っただけ


課題吟


反省はしている息子に甘い母


北斎の富士にほっこりいい湯だな


パスポート身振り手振りが通じてた


都合よく健忘症になる夫


つまずいた拍子に用事消えている


傷口を笑い飛ばして前を向く


いつまでも抜糸出来ない胸の傷


言い過ぎたらしい喋ってくれません


手を掛けた息子今でもパラサイト


取り去った垣根に人が寄ってくる


エンドロールはやばや席を立たないで


印籠を掲げドラマは終盤に


ラストには必ず言おうありがとう


ほらあれと言葉にならずもどかしい


そんなお年に見えませんがと喜ばす


暇だけはたっぷり1日が長い


舌出して許されるのも若いうち


毒舌が戻り安心3分粥


検診結果出てから無茶な事をする


やる気満々窓際で持て余す


妊婦かなメタボかいなと腰浮かす


迷いある時はまっすぐ打てぬ釘


さざ波が立っていびつな丸になる


どんぐりの自慢話は罪が無い


バイエルで躓きピアノ売りました


人生の師となる本を読み返す

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