H27年2月・3月の川柳
近詠
当てにしたカレンダー来ぬ不況風
てれこてれこで元旦に書く賀状
まっさらな年が明けたぞ武者震い
相合い傘傘寿目指してスクワット
劣等感自分耕す鍬にする
掛け放題時間気にせずよく喋る
溜めといて独りの時に電話する
パソコンは悪友夜更かしを勧め
複雑な分別ゴミよボケ防止
お喋りの口に貼りたいガムテープ
柔らかくなる迄言葉温める
ひとりは寂し大勢はちと苦手
非常時に役立つんやで皮下脂肪
寒空に気合大根葱の白
古希過ぎたばかりワクワク好奇心
堅物な夫に魔法かけてみる
褒められて複雑コンビニのおかず
自販機に礼を言われて返事する
昨日は昨日奮い立たせるモカの香よ
反省はしてる炬燵の昼寝癖
句はわが子さわりまくって駄目にする
お雛様仕舞うの遅れつけが来る
何処までも寡黙役員決める席
結果オーライ何時もと同じ小競り合い
母生きた歳まで20年もある
幸せは一つのしとこ湯に浸かる
課題吟
少し距離いつも笑顔でいるために
親介護します転勤お断り
貴方とはもうお仕舞ね受信拒否
すったもんだ有っても君と腐れ縁
そのうちに上ると株を手放せぬ
今度こそ今度こそはと元の鞘
触れないで今醗酵の途中です
チケットの半券未だ捨てきれず
南天の赤が鬼門を守ってる
まだかいななかなか消えぬ赤ランプ
ややこしくなるから貴方黙ってて
ママとパパどっちも好きや板挟み
へそくりの隠し場所です広辞苑
妻買い魔夫捨て魔のせめぎ合い
大丈夫魔法をかけて送り出す
孫あやす顔くしゃくしゃになっている
どんぐりの一歩抜け出て波紋呼ぶ
そうやない夫の料理気がもめる
万歳の声に送られ都落ち
大卒を隠して仕事探してる
縄のれん今日の疲れを置いてくる
ひらがなを使いこなして京女