946.「華氏451度」
主なキャスト:吉沢悠・美波・堀部圭亮・粟野史浩・土井ケイト・草村礼子・吹越満 原作:レイ・ブラッドベリ 上演台本:長塚圭史 演出:白井晃 舞台監督:小笠原幹夫 公演記録:2018.11.3~4@兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫) |
あらすじ>>徹底した思想管理体制が敷かれた近未来。本の所持は禁止され、人々は、テレビやラジオから流れる映像や音声が与える情報の中に暮らしている。 ガイ・モンターグは、発見された本を焼却するファイアマン(昇火士)の一人。紙が発火する温度を意味する「451」のエンブレムを身につけ、仕事に誇りを持ち、同僚たちともうまくやってきた。 だが、ある晩、隣家に住む風変わりな少女・クラリスと出会ったことで、彼の価値観は徐々に揺らぎ始める。なぜ本は禁じられ、焼かれなければいけないのか、果たして自分は、今、幸福なのか――。さらに、本に殉じ、自ら焼死することを選んだ老女を目の当たりにし、彼の疑念は確かなものになっていく。 仕事の現場から持ち出した数々の本を読み始めるモンターグ。事態を知った妻・ミルドレッドとの溝は深まり、上司であるベイティー隊長にも異変を嗅ぎつけられるなか、彼は、以前公園で出会った元大学教授フェーバーに助けを求める――。 |
大して詳しい内容も知らずに(え)とりま(長塚)圭史くん台本だしーvvvってので取った作品。(黙)チケットは劇場先行で取ったのでD列 10番と悪くはない席。確かー…2公演ぐらい同じ日で先行が掛かっておったりしたのでこっちを後回しにしたからこの席になったんだったっけか。(苦笑)ざっくり観た感想としては「図書館戦争」と何が違うの??(おぶおぶ)ってところかな。(苦笑)…っつっても「図書館戦争」だったって原作読まずに映画から観てるのでそーんなに詳しくはないんだけれども(苦笑)どっちもが本を読むことを禁じられてる世の中…っつか「図書館戦争」は良書と悪書に分けられてるってだけで本自体をぜぇーんぶ取り上げられてるってことではなくて検閲??がまかり通る世の中に逆戻りしたってだけでこっちの方がより厳しいっつか本を読むこと自体が「悪」だからして質が悪い。(滅)まぁまぁ今だったって1冊の本を持ち歩くっつってもスマホなんかの中に電子書籍としてデータとして入れておけるので1枚のスマホの中に何十冊、何百冊と持ち歩けるんだからして随分と便利になったわけだけれどもなーんとなくあたしはあの電子書籍っつーのに慣れなくていまだに文庫版の本を買って来て1ぺいじ1ぺいじ自力でめくってく方にロマンを感じてしまうっつか。(は?)やー…なーんか「しゅっ!」ってスライド??しただけで次のぺいじに移って行くその感覚も受け入れ難いし大体データとして持ち運べる便利さはあるとして買い換えた時のストックも問題だしデータの場合ぶっ飛んだ時のリスクを思うとどうにも…。(黙)…っつかやぱーり持ち重りのする本じゃないと実感が沸かないってのが実際のところなのかもしれない。(苦笑)…ま、電子書籍の人たちは読み終わったらデータ内から削除することにしておってまいっかいそれなりの容量を空けておくってのが常識なのかもしれないけれども。(え)そうなって来るともったいないっつかせっかくお金出して買ったのに読み終わったらそれで終わりで読み返したりもせずに消去とか…って納得が行かない。(さもしいwww←)…ま、紙で持ってると収納にも困るし実際問題重みで家の床がたわんで来るから止めて!つてそろそろと怒られてるところなんだけれどもどうにもパンフは資料として買ってるところがあるのでー…っつかパンフほどその場限りで一瞬にして読まなくなるモノはないのでこれこそデータ化して行った人はQRコードを500円ぐらいで買ってそこにアクセスして写真やら何やらダウンロードして読み物は電子書籍みたくデータとして落として…みたいなのにしてくれたらばずーっとラクになるのに…ってかそこんところに抵抗ない自分がおかしいんだけども。(苦笑)要は何度も読み返すか読み返さないか??ってところの違いだけなのかもしれないけども。あー…でもダウンロードして保存して…っつーその諸々も結構めんどくさかったりするのでQRコード貰ったらそのことに満足しちゃって有効期限とかあったらとー………んと忘れっ放しで「なくなってる…!」つて大騒ぎしないといけないかもしれないけども。(黙)んー…でもこの管理体制になってからどれぐらい経つのかわっかんないんだけれども今こやってファイアマンの職に就いてる人たちは本を読んだことが全くもってない!っつー人たちなのかしらん??本を燃やすことになーんの疑問も抱かないっつか自分のやっておる仕事になーんの疑念も抱かないっつーその感覚自体が理解出来なかったりするわけだけれども本を燃やすことに罪悪感を感じないっつか逆に本を燃やして何が悪い??っつー人たちなわけでそ??そこんところが理解出来ないんだよねー…。ちっちゃい時とか本に慣れ親しんだことがある…っつか少なくとも絵本だったり何だったりっつーのは手に取ったことがあったりするんじゃなかろうか??…だったらば本に対する思い出だったり何か本に纏わるいい感情を持ってたりとかはー…全くもってないのかなぁ??(おぶおぶ)そゆ風に洗脳されておるとかじゃなくて元々が「ファイアマンになる…!」つて志望してこの仕事に就いてるわけだからして選択肢は他にもあったわけなのにそれでもこの仕事を選んだっつか国から命令されてとかでも何でもなくて自ら進んでってことになって来るともうこの人たちのことは敢えて理解しなくてもいいのかな??なーんてwwwでも本を読むことの何が悪いってんだろ??(おぶおぶ)知識を持つこと、賢くなることが「悪」だってことになるのかな??国を統治する人たちよりも民衆と呼ばれる人たちの方が知識を持っておったり賢かったりするといろいろ反論されたり「それは間違ってる!」つて突っ込まれたりと煩わしいからいっそもう骨抜きにしてそーんな政治のことなんか考えられないやうにしてしまえばいい!っつーので四六時ちうテレビばっかりに釘付けにさせてだらら~~んと過ごすことを良しとする世の中ってことになるのかしらん??…にしても二役で片やテレビを推奨して壁掛け大画面テレビを3面じゃなくて4面にしようかしら??なーんてなことをのんびりと考えてる主役のガイ(吉沢悠さんの役どころ)の奥さんのミルドレッドと本が大好きな新しい隣人の娘・クラリスをどっちもが美波嬢が演じるとか…。(苦笑)…ま、状況によって使い分けてらっさるのでどっちがどっちか??ってのはまぁ見た目すぐにでも分かることは分かるんだけれども両極端だからいい…のかな??(え)でも段々とガイはこの状況を異常だと思い始めるっつかなーんにも考えを持たなかったAIが初めて人間の感情を理解した…!ってなモノなのかもしれないけれどもとにかくも本と一緒に心中して焼け死ぬことを選んだ老女(役名が与えられてないのでこれ以上の設定はないんだけども。黙。草村礼子さんの役どころ)を目の当たりにして「何でそこまで…??」みたいなことで疑問が浮かんでひょっとしたら本ってのは自分が知らないだけでそうっとうに面白くてそうっとうに大切でこーんな風にかんったんに焼き払ったりしちゃいけないモノなのかもしれない…??(おぶおぶ)っつーことに思い至ってそれからどんどんとスポンジに水が吸収されてくやうにして本を読み漁ってはその知識を吸い上げてくっつーのかな??それでどんどんと本の面白みとか大切さみたいなのに触れてまぁ傍から見たらば「狂ってる…!」っつか暴挙にしか見えないわけだけれどもそれが本来の人間のあるべき姿っつかそれまでなーんも考えないやうに感情すらも骨抜きにされておったのがそういう感情を取り戻してくっつか「この世の中にこんなモノがあったのか…!」っつー新しい発見??あたしも最近は新しい本を読むことがあーんまなくなったっつか…や、まぁ自分のお気に入り作家さんの新作なんかはどんどんと出たら買うってのは続けておるけれども(え)こう…映画化されたりドラマ化されたりでなった本はそこまでして頑張って読まなくてもいいっつかさらっとそっち観て満足してそれで終わりwwwみたいなのが増えちゃってるっつかね。(黙)シェイクスピアなんかも家の本棚に世界文学全集みたいなのがあるのであるっちゃぁあるんだけれども戯曲本なのでまんまシナリオ??みたく台詞がずらずら~っと並べて書いてあるのでそれを読むとなったらもううえぇぇぇぇぇ………ってなっちゃうから手っ取り早く舞台観た方が早いわwwwみたいなね。(苦笑) …ってかあーんま舞台でもお見掛けすることはなかったと思うんだけれどもこの草村礼子さんって女優さんが結構好きだったりしますでつ、ハイ。ほぼほぼ脇役であたしがテレビをちゃんと認識して観る(え)やうになった時にはもう「おばあちゃん女優」さんでらっさったのでそれこそもうおばあちゃん役と言えば…!みたいな感じでもって出ておられるのをチラチラと観るぐらいでしかないわけだけれども大体が可愛らしい役っつか「こういうおばあちゃんになれたらいいのに…」っつー感じの優しい役が多かったりするのでそれでまぁ結構憧れるっつかついつい出ておられると魅入ってしまうわけなんだけれどもちゃんとお名前を存じ上げなかったので(ほんっつ脇役でチラッと出ておられるのが多かったりするので…。苦笑)今回がっつりお名前覚えさせていただきますたっ!(しゅたっ!)そう言えばー…通勤電車の中で本を開いてる人ってむかーしほどいないなー…??って気はする…かな??みんな、スマホの画面に目を落としてひたっすらそっちに集中してるっつか画面防御してない(!←横から覗き込んでもちゃんと見える仕様にしっ放しの人、って意味でwww)人のをチラッと見たりするとふっつーにツムツムとかそうでなければロープレとか格闘ゲーとか後はー…今更のポケモンゴー??(苦笑)大体がもう朝っぱらからゲームですか??ってな感じでもって延々とやってらっさったりするわけだけれどもあたしは朝はー…最初の頃は1時間半以上通勤に掛かっちゃったりするのででっかい文庫本持って行ってそれで読んだりしておったんだけれどもそのうち恩田陸さんの本だとか有栖川有栖さんの本だとかしたらばさくさくと読み進められてしまってぶっとくても4、5日??ぐらいで会社の行き帰りで読み終えてしまったりするのでゆっくり読むためにも行きの電車は爆睡することにしておったりとかー…。(苦笑)それでも推理小説で単行本とかだったらばもう続きが気になるっつか何回も何回も読んで犯人もなーんとなく「この人だった気がするんだけど…」ってのが分かっておるっつーのにものすんごいペースで読み進めてしまうので間が持たないっつかもう次々新しい本を買わないと…!ってなお金がいっくらあっても足りない…!ってなことになってしまうのでそこはもう今までに買って読んだこともあるけれどもそれを読み返すっつかある程度前ーに読んだっきりのヤツからてけとうに選んで読むってな感じにしておるんだけれども。(苦笑)でも7、8年前に入院した時も退屈で退屈で何やったらいいかわっかんなくてもうテレビカードとかもいちいち買ってたら金掛かるし…っつーので家から本持ち込んで貰ってそれを片っ端から読むってのをやっておったんだけれども結構病院内でもレアケースっつかそこまでして本ばっかり読んでヒマ潰してる人ってのもいなかったなー…と。…ま、ジジババ(おい)は本見てたら目が疲れるってのもあるだろうしまぁ備え付けの??テレビで日がな一日時間を潰してる方がまだラクってのもあってずーっとそっちにかかりっきりになってる人の方が多かったのかなぁ??でもテレビって思うんだけど料理系番組の多いこと、多いこと…!(どーんっ!)あたしが入院してる時は消化器系の病気だったもんで食べたり飲んだりとかが出来なかったんだよね…。(滅)胃腸が機能してないところにモノ放り込んでもなーんの役にも立たないので(黙)栄養点滴の管を鎖骨のところからぶっ刺してそれでずーっと補給されておったので食べなくても大丈夫だったんだけれどもそれでもまぁ最初のうちは手術直後で具合が悪かったりしたのであーんま食欲とかもなく問題なかったんだけれどもある程度回復して来るとお腹が空いて来るっつか自分で食べたい…!っつー欲求が出て来るわけですよ。それでテレビなんか観てたらもう朝から晩までずーっとグルメ番組っつの??美味しい料理屋さんの紹介番組だとかお家で手軽に美味しい料理屋さんで出て来るめにうにそっくりのモノが作れる!っつーレシピ紹介だとかそんなんばっかりでもって延々と食べる番組ばっかり流れてるわけですよっ!そんなの、目に毒っつかちょうどお腹も空いて来てじたばたしておる時にそんなの見せられたらもう「むきぃーっ!!!」ってなるっつか。(黙)こっちはもうそろそろ食べてもいいと思ってるのにドクターストップが掛かってて「飴だったら舐めていい」とか言われて部屋で一緒の他の人たちは食事が配給されてて朝昼晩とちゃんちゃんと時間決まってその食事が運ばれて来て部屋ぢうにそのニオイが漂うんだけれどもこっちはそれを耐えて耐え忍んで(大げさwww)飴舐めて凌ぐ…っつかもうバリバリ喰っちゃって入院してる間に糖尿になるんぢゃねぇか??(おぶおぶ)ぐらいにばっこばっこ喰っておったりしたんだけれどもまっぢで意識してないと思うけどグルメ番組ばっかり集中するのは止めて欲しい…。(黙)…何だろ??単価が安いのかなぁ??(え?)取材して向こうも宣伝になるしみたいなのでウィンウィンの関係っつか場所さえ提供して貰ったらばあとはもう取材するタレントだけ用意したらばいいわけだしお手軽??(え)だからってなー…とかなーり酷だったのを今思い出したわwww(えー)それもあって極力テレビを観ないやうにするっつか次から次へと本読んで2、3日に1回ずつぐらい5、6冊持って来てもらって読み終わったのを持って帰ってもらうっつーやり取りをしておったっけかなぁ??(遠い目)でもガイの暴挙は病気っつか本を読むやうになってそれで上司に盾突くやうになったっつか下手に「考える」ことを手に入れてしまったからそやって今までふっつーに仕事をこなしてそれで済んでたのが「この仕事の意義は??」とか「本を読むことは何が悪いのか??」とか聞いて来たりするやうになって気に入らなかったら上司を殴る…っつかまぁたまったまやられたらやり返すみたいなことだったのが充分に反抗的っつか手に負えない反逆分子に成り下がってしまった…!みたいなことで追われる側の人間になってしまったわけじゃないですか??でも観てる側からしたらばそれはふっつーの行動だし精神的におかしくなったとも思わないしあったり前のことなのに「異常」だって言われてそれが本のせいだ!って言われて…。(黙)確かー…恩田陸さんの小説の中にチラッと「華氏451度」の結末部分はこういうシーンで終わるってのが書いてあってそれが舞台版とはぜんっぜんっ!違っておったかと思うんだけれども…何だっけ??(おい)本好きの人たちばっかりが集まるサロン??みたいなところでそれぞれ好きな本を読み合ってるとかそんなシーンが小説の結末??だったのかな??舞台版はガイが悪者にされて連行されて…ってかその前にガイを匿っておった大学教授のフェーバー(堀部圭亮さんの役どころ)が処刑??されてガイが指名手配されて…って流れだったっけか??でも本を焼かれたとしてもいい本は記憶に残るんだよ。ずっとずっとその人の中に残って他の人たちに口伝えでも何でも伝承して行って受け継がれてくんだよ。…あ。今いいこと言った??(え)きっとこの作品も舞台観ちゃったんで原作読むまでいかないだろうなー…と。…とほ。 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