999.「STING OPERATION」アフタートーク

主なキャスト:村角ダイチ・満腹満・高阪勝之・伊勢村圭太・大石英史・御厨亮/ボブ・マーサム
作・演出:村角太洋 舞台監督:大鹿展明
公演記録:2019.6.28~30@神戸アートビレッジセンター KAVCホール(兵庫)
本編観てる時からずーっと大王(後藤ひろひと氏)が来てるなー…っつーので気になっておったんだけども。(苦笑)ちょうどあたしの4、5列前の席でもって観劇しておられたのでこりは客席から登場になるのかしらん??と思っておったらばアフタートーク前の休憩で一旦外に出て行かれておったのでふっつーにステージから登場で。司会進行役はボブ(マーサム)さんであと大王とここアートビレッジ主催のウォーリー木下さんの3人で。まずボブさんは本編と同じくホテルマンの正装姿で大王は水色地のアロハシャツに黒のパンツ、ウォーリーさんは黒のキャスケットにTシャツで白地に脇のところに黒のベストみたいな柄が入ってるのんに黒パンツ…だったかと。(え)大王は本編で席に着かれた時には黒のキャップ(缶バッジが2つ3つ付いておった)を被っておられたんだけれども後ろのお客さんに配慮してか脱いで観劇しておられますた。さっきと同じくホテルの一室にいるってな体でもって大王が「ここって前はアパホテルだったよね??」っつったらばボブさんが素で「えー…??そうでしたか??アパホテル…でしたっけ??」みたいに答えて来たので「お前がホテルっつー設定だっつーからノッてやったんだろう!」と半ギレwww「あー…!すいません…っ!そうでしたか…(苦笑)」つて言いながら奥に行ってペットボトルの水を持って来て「冷たくないですけど水です」とボブさん。…ま、セットで冷蔵庫は付いてるけど電源入ってないから冷えないとまぁそゆわけなので「しょうがねぇなー…」つて言いながら受け取る大王wwwまずもって本編を大王に観られてると思うだけで「緊張したー…!!!」とボブさん。(苦笑)特にこのスタイル(前説っつか最初に舞台設定の説明があってからの幕開けみたいなスタイル)と衣装も大王そのまんま丸パクリ(!)っつかオマージュ…??みたいなモノでそれを本人目の前にしてやるっつーのはどうにも…だったんだけれども何っとか…!平常心を保ちつついつも通りにやってのけたわけだけれどもこの髭もまた大王へのオマージュっつかパクリ(だから)っつか…なわけだけれどもいまいち大王みたくくるりん髭にはならないわけで…。(苦笑)(年季が違うからなwwwとは大王から←)「大王が切れ!っつーんだったら切ります!」つてハサミまで用意して来ておってテーブルにたんっ!と出したまんまでトーク開始www

まずはウォーリーさんからこの公演企画の趣旨説明っつか。今回人気の劇団に声を掛けてアートビレッジで公演を打って貰ってそれでそのうちの1日は昼間ワークショップをやってそれで夜は観劇後にアフタートークをやって貰うっつーので今回ROBさんところにやって貰ったわけだけども。最近こういったROBさんとこみたいな「笑い」を主体とした公演をやってる劇団ってのが段々少なくなって来たっつかあんまり観なくなって来ましたよねぇ??とウォーリーさん。ボブさんとしては最初に観たのが大王のところで「演劇ってこういうモノなのか…!」と思ってたしその最初っから最後まできっちり辻褄が合うっつかちゃんと伏線が回収されて最終的にちゃんと解決するってところがよかったし自分が書くとしてもこういうモノしか書けないっつかちゃんと解決してちゃんと終わるっつーのが性に合ってるってのもあってそれでこういうのしか書けないんです!みたいなことで。(苦笑)大王との出会いっつか何っつーか…元はと言えば「うちで介護してる(!)川下大洋さんってのがいるんですけどその人とこの村角くんのお父さんが大学の同級生でそれでちっちゃい時からよぉーっく知ってるんですよwww」とのこと。でもちゃんと会うやうになったのは高校生の時…??とかでそれまでにもまぁ(川下)大洋さん繋がりでもって舞台を観に連れて行って貰ったりしておったみたいなんだけれどもちゃんと自分で観に行くやうになってそれで大王のやってることは面白い!ってことになってそれでいろいろ真似してやっておるうちに今に至る、と。…ってかもう話の順番を覚えてないのでアレなんだけれども(苦笑)ここでだったかは忘れちゃったんだけれどもちょうど大王からも「謎を出しておきながらそれがぜんっぜんっ!解決されずにうやむやになったまま終わって最後にそれが「犯人は…自分だ!」とかってばばーんっ!と光が当たったりして何だそれ?!みたいな終わり方になったりしてるのが結構あったりしたんですよね…。(それってつか(こうへい)さんとこに喧嘩売ってる??←)それが嫌でやるなら最初っから最後までちゃんとキッチリ謎は謎のままで終わらせずに解決しよう!ってのをその頃同じぐらいに大阪でやっておった惑星ピスタチオの西田シャトナーとファントマの伊藤えん魔と約束したんですよ。…ま、3人は今でも仲悪いですけど。(爆)でも2.5次元つて漫画とか題材にした舞台が流行ってることを思えば西田シャトナーのやってることは間違ってなかったと言うか今でも通用してるってことなんでしょうねぇ…。まぁでもピスタチオのぐにゃぐにゃした芝居とか嫌いでしたけど。(だから)」みたいなことをおっさってますた。(苦笑)何かっちゃぁ「3人は仲悪かった!」「今でも仲はよくないんですけど」つて繰り返し念押しwwwちょうど80、90年代ぐらいはそとばこまちだったら生瀬(勝久)さんだとか南河内万歳一座(今は内藤(裕敬)さんもよく分からないことやってたりするけど…だそうでつ。爆)だとかいろいろあってそれで「分かりやすいモノをやろう!」っつーのかとりあえず最初っから最後までの間に解決するモノを!ってことで今も何となくそれは意識してやってる、と。もういい加減年も取って来てむかーしの作品でも「ダメなモノはダメ!」だし「駄作は駄作!」とちゃんと言えるやうになって来てるので再演する時でもちゃんと読み直して「これはダメだな…」と思うところはガッツリ書き直してやったりしてる、と。(大王談)(「もうぜんっぜんっ!書き直すんですか??(おぶおぶ)」みたいなことでボブさんが聞いたらば「書き直すよ!」と大王)でも「ダブリンの鐘つきカビ人間」なんかは携帯も出て来ないし場所もよく分からないどこかだったりするんだけれども何度も再演を繰り返して他でもやってくれたりしてることを思ったらそういう時代に流されない何か1個そういう作品があったら「強いよー!」みたいなことを大王が言っておってボブさんにも勧めておったんだけれども「いっやぁー…でも僕に書けますかねぇ…??(おぶおぶ)…や、携帯とかはなるべく出したくないんで書かないようにはしてるんですけどふっつーにみんな、使っちゃってるでしょ??これ(=「STING OPERATION」)も前はもっとテープロールみたいなのでやってたんですけど(60年代、70年代を意識してってことで何か映画のタイトルを言っておったかと思うんだけれども忘れたwww←)今回それも無理あるかなー…??ってのでパソコンを並べる形になったんですけど…」みたいなことで。まぁでもセットの関係もあって…みたいなことも言っておったっけか。

今回この神戸アートビレッジでやるのは初めてで「いかがでしたか??」ってことをウォーリーさんから聞かれて「座席が上から見下ろす形になってるのがいいですねvvv」とボブさん。前ーにもこういう上から見下ろす形の座席が並んでる劇場で(東京で、だけど)やったことがあってその時すっごいウケがよくてこういうのが合ってるのかな??と思ったらしく。それでまた機会があったらやってみたいと思っておったのがちょうどアートビレッジで声掛けて貰ってよかった、と。「駅からも近いし…コンビニもすぐ近くにあるし…」みたいなことで(え)アートビレッジのことを褒めておったボブさんwwwでも周りにたむろってるおっちゃんたち(!)がむかーしここの劇場でダンスパフォーマンス??みたいなことをやっておる劇団の人たちが路上でも歌ったり踊ったりしておったらば「うるさい!」つて怒られたってのを聞いたことがあって怖いところやー!と思っておったんだけれどもいざ来てみたらば昔ながらのっつか商店街を抜けたところにすぐ劇場があったりして立地もいいしいいところだなー…と思ったっつー。(ボブさん談)大王もまぁ今でもあるけど(苦笑)遊気舎ってところで座付き脚本を書いておった時にアートビレッジのこけら落としだったかの公演で「ここの会場全部を使って何かやって貰えませんか??」つて言われたらしく。「全部っつったらもう事務室でも何でもぜぇーんぶってことになるけどいいんですか??」つて聞いたら「それはもう構いません!」つて言われたので面白がって(え)今でも吉本興業とかでやってるけれども「デラシネ」をやろう!ってことで。観に来たお客さんたちにその場でぶっつけ本番の映画に出て貰って大王がカメラ回して台本持ってそれで「あーして!こーして!」みたいな指示を出してその通りに動いて貰ってそれで今だったらば30分か1時間ぐらいで編集出来ちゃったりするんだけれどもその当時はまだまだハードディスクの容量がちっちゃくて2時間…下手したら3時間ぐらい(むかーしはもっと掛かって7、8時間掛かったりしておったりして半日仕事だったのがまぁ頑張ったら2、3時間で済むぐらいにはなっておったらすぃー…)掛かるっつーのでその待ってる間にいろいろと劇団員さんたちにやって貰って「もう警備室とかも使ってたかなぁ??あのちっちゃい小窓の部屋とか見た覚えあるから…」ってなことで若手の人でずーっとドミノを並べて行く(「それぐらいしか出来ないぐらい若手だったんだろね。(苦笑)」とのこと)のを警備室でやっててお客さんにいつでもどんなタイミングでも「倒して下さい」って紙が貼ってあってそれで倒れたらまた一から並べ直す(ボブさんが「賽の河原みたいですね…」っつっておったっけか。苦笑)ってのを延々とやっておったりしてそれで時間を潰して貰ってここの劇場で2時間後かに集まって貰ってそれで編集した映画をその場で観るってのをやったことがあるらしく頻りに「懐かしいわー…(感慨深げ)」を繰り返しておった大王wwwすっげぇひっさしぶりに来た(それ以来あーんま来てないっつってたっけか??←)っつーことでワークショップもやって舞台も観て…ってので楽しかった、と。まぁそれで大体の回はそやって無事映画が観れたんだけれどもある日編集は終わったんだけれども音声が出て来ない…?!って日があったらしく。もう劇団員の人が慌てた様子で「大変です…っ!」つて駆け込んで来て聞けば映像は出るけど音が出ない…!ってのでしーかたがないので大王がぜぇーんぶ講談師みたく「突然現れましたるは…!」みたいなのをその場で付けてむしろそっちの方が大盛り上がりで何とかそれで乗り切った、と。「あー…!でも台本読みながら出来ますもんねぇ??」つてボブさんが言ったら「台本なんか見ないよ!若手の子にも「台本いりますか??」って聞かれたけど「じゃ次左から出て!」とかぜぇーんぶ頭の中に入ってるから映像観ながら即興でやったよ!」と大王。(えー)「それは盛り上がりますねー!それって最終日とかだったんですか??」つてボブさんが聞いたら「最終日…じゃなかったな。(苦笑)その後何回かやったし…」と大王www残念ながら千秋楽の盛り上がりではなかったみたいなんだけれども(苦笑)大王が脚本書いてカメラも撮ってお客さんに指示出ししてぜぇーんぶ頭の中に入ってるのでそれが出来た、と。「もう全部それの方がよかったんじゃないですか??」つてボブさんが言っておったんだけれどもさすがにそれだと大王にメリットないだろwwwみたいなことで。(苦笑)遊気舎とはその後座付きから離れてまぁそれでも何回かは関わったりとかはあったんだけれども久保田浩さんっつー逸材とは付かず離れず…みたいな??(え)

でアートビレッジもってか元々新開地自体そゆ文化の中心地みたいなところで今もまた落語の寄席会場が近くに出来たりして原点回帰っつか文化の発信地になれたらいいなー…ってことで。(ウォーリーさん談)ボブさんも「そう言えば近くにシネマ神戸ってあって何か…代表みたいな名前付けてるなー??と思ってましたけど…」って話から新開地がむかーしは映画館発祥の地だった…!みたいなことで「それでだったんですねー…(納得)」(ボブさん談)ってことで。件の久保田浩さんも須磨出身だけれども映画と言えばもう新開地でそれこそもう1日ぢう観ておったらしく「三宮まで出なくてもここで充分!」と大王。「そう言えば…海近いです??」つてボブさんが言い出して「当たり前だろー?!もっと劇場から外に出てみなさい!」つて大王から突っ込まれてますたwww今回この企画っつか何劇団かに公演して貰うのに条件としてワークショップとその後アフタートークってのを入れ込んだ公演になってるわけだけれども「何かいろいろ無理言って申し訳なかったんですけど…どうでしたか??」ってことで。ワークショップも後半だけちらっとボブさんも参加してやらせて貰ったみたいなんだけれども結構みんな深いところまで行ってて凄いなと思ったとか。(「でも前半はぜんっぜんっ!ダメだったんだよ??」と大王から←)そのワークショップに参加しておった人たちも客席におるらしく何か質問がてらに「どうだったか聞きたい…!」つてボブさんが言って「どうでした??」つて聞いたらば「面白かったです!…って他に何を言えばいいのかよく分からないんですけど…」と上手側女性から。「そりゃそうですよねー…。こんなところで言えないですよねー…。「面白かった!」の一言が聞ければそれでいいです!」とボブさん。(え)他にも9歳の男の子(?)とかいてたらしくてその子も客席に座ってますた。ボブさんと大王とのなれそめ(!)みたいなのはさっきも言った通り川下大洋さんとボブさんのお父さんが同級生だったってことなんだけれどもそれで高校生ぐらいになった時にボブさんが大王の楽屋に遊びに来てくれたりとかしておったらしく。それでその時はまさか演劇っつか「芝居をやりたい…!」みたいなことはなくて元々はラグビー部に入っておったんだけれどもそれが段々部員も集まらなくなって来て部室で演劇のビデオとかを観漁るうちになーんとなくこっちの道に進んだっつか…。(ボブさん談)(ウォーリーさんも「そうなんですかー?!」っつってたwww)なので「演劇とは何ぞや??」みたいなところから始まってまぁ知り合いってこともあるので大王のお芝居を観る確率が高くてそれが性に合っておったのもあったのでよかったけれども違うのを観ておったらこの道には進まなかったかもしれない…と。「村角太洋」って名前も「川下大洋」から貰って「太洋」なんだけど「漢字間違ってる…!」とボブさんwww「息子の名前に貰うぐらいだからそうっとう仲良かったんだねー…」つて大王が言っておってまぁ「太洋」になったのも「1つ点が多い分一歩前へ」みたいなことで付けたっつってるけどどうだか…??とボブさん。(苦笑)「最後お客さんと一緒に写真撮りません??」つてウォーリーさんが言ったら「この人、客席と写真撮るっつったら怒るよwww」と大王。(えー)「…や、怒ったりはしませんけど…でも何で父親、母親と一緒に映らにゃあかんのか?!ってのでそれは嫌です!」つてボブさんが言ってなーんかもう大王とツーショットとかウォーリーさんとのスリ―ショットとか…「楽屋でやれよ!」と大王から突っ込みが入ってとりあえず写真はなしでwwwここで部屋の電話が鳴る設定で「あと2分ですね…。分かりました。ちゃちゃっと切り上げます!」みたいなことをボブさんが言って時間読みー。「大王もいろいろ結構観に来てるんでしょう??」っつったらば「これで2回目ですね」とボブさん。「2回目とかかー??」つて大王が言ったらば「客席に観に来られてたら僕が緊張するのでよく分かってるので2回目です!」とのこと。(苦笑)他大王の公演はボブさんがほぼほぼ通っておるので(苦笑)それで必然的に会ってるってのはあるけども。(苦笑)「舞台のことがよかった!」みたいなことで村角弟が突然のたうち回るシーンだとか(えー)基本男の人が追い込まれてそれでうわーっ!!!ってなってパニクってるのが面白いwwwと大王。大王の舞台もそゆのが多くて女の人の方が強いっつか落ち着いてることが多い、と。「また機会があればここで…」みたいなことで終了だったっけかな??大王がアートビレッジでやるとかなったらもうほんっつ贅沢だけどもそっと近くだったらなー…と。(遠い目)…むう。