1255.「After Life」

主なキャスト:上田竜也・相島一之・野波麻帆・味方良介・森隼人・大崎凛・斎藤瑠希・大鷹明良・高橋惠子
作:ジャック・ソーン 翻訳:髙田曜子 演出:河原雅彦 舞台監督:川徐学・浦本佳亮
公演記録:2023.7.21~27@森ノ宮ピロティホール(大阪)
あらすじ>>5人のガイドが待つ空間に迎え入れられた死者たち。

死者たちは、1週間のうちにガイドの導きで生前の大切な思い出を一つ選び、ガイドがその思い出を再現。
選びだした大切な思い出の中で永遠の時を過ごすことを告げられる――。

ガイドに導かれながら、それぞれに思い出を選んでいくが、その中に思い出をいつまでも選べず、独り悩み続ける老人がいた…。
彼を担当するガイドの2番は、なんとか助けようと彼の過去を調べるうち、ある事実に辿り着く。

1週間の期限を迎え、それぞれが迎える結末とは――。

元々原作になってる映画「ワンダフルライフ」が好き過ぎて。(え)小説版から何から買い揃えてどっぷりハマり込んでおった時期があったぐらいに。(えー)それをまっちゃー(河原雅彦氏)演出で舞台化…したのはあちゃら(爆)…ぢゃなくて外国の人だけども。(苦笑)とにかくもそんなの観に行かない選択肢はない…!とばかりにキョードー大阪主催者先行でもってよくよく説明も読まずに申し込んだらば。(え)たまーに「第10希望まで申し込めます」とかって書いててそれでおもっくそ力いっぱい希望書いて送ったらばそれが希望順でどれか1公演じゃなくてどれでも当たったら行って下さいね方式の場合があったりするじゃないですか??それだったんですよねー…。(滅)力いっぱい10公演…!は入れなかったけれどもそれでも6公演か7公演ぐらいは申し込んだ(えー)のでそれで大阪千秋楽最終公演は「落選」のお知らせが届いたんだけれども他全公演「当選」…!!!(死)2公演ぐらいまでだったらば頑張って自力で何とかするけれども全公演行くとか無理だし。(金銭的に、の前に仕事のシフトがもうすでに出てるので無理っ!!!←)しーかたがないので最初はチケット斡旋会社的な??(え)そっちで手数料含めて1万2千円(向こうの売掛手数料を差っ引かれたら儲けなし!←)で出品しておったんだけれどもとー………んと動きがないので(滅)お友達に声掛けて人海戦術でもって捌く。(え)こっちは1万円ぽっきりで行ってくれるだけ有り難い…!っつーので。したらば2公演は行って貰えるとのことだったので残りど平日月曜日昼公演が売れ残り。(滅)…ま、損金出してもいいんだけれどもどうせだったらば売れてくれた方が嬉しいってことで半値以下の5千円まで下げたら即売れ。(え)これでぜぇーんぶ捌けたのでよし。引き換えてみたらば初日夜公演がY列 12番、水曜日夜公演がW列 3番ってなことで…ま、そうなりますよねー…。(黙)譲り先様にも引き換え番号しか教えてないので席番号まではわっかんないからアレなんだけれども似たり寄ったりってことだった…はず。(え)…すまん。(黙)初日夜公演の時にPA卓前列席にぷらぷら~っと派手めなアロハシャツにするっと短パン、サンダル(しかも足がスルスルで綺麗www←どこ見てんだよ??)ないでたちのまっちゃーが開演5分前ぐらいにやって来て席に着かれる。…ってかあたしの5人ぐらい向こうの同じ列の席なんだよぉぉぉぉぉっ!!!!!気になって気になって気になって気になってとてもじゃないけれども正面の舞台より客席のまっちゃーだよ。(え)さすがにその列1列(真ん中エリアだけ)まっちゃーのお隣は誰も座ってないままの空席状態でもってその…!通路挟んで隣に座る権利を譲って…!(知らんわwww←)はうー。こーんなに客席で演出家相手にソワソワしてるのなんかおまいぐらいのもんだよwww(爆)何だったらYOU、そのまま舞台に出ちゃいなよwwwぐらいにぷらっとステージに上がって行ったとして違和感ないわー。(えー)そんなこんなで初日はとても舞台を観るには気がそぞろ過ぎて2回行く機会が増えてよかった。(え)休憩時間ちうはしれっと会場から出てどっか行ってらっさったやうですがー…追い掛けて声掛けたかったよー。(だから)あとステージ終了してカテコが始まる前にサラっと立って出て行かれてますた。(見過ぎwww)

…で舞台の感想なんですってばよ。(仕事しろ←)んー…映画版は確かー…ARATAくんが思い出を選べないままこっち側の世界…ってかセンターに居残りでそのガイド見習いの小田エリカ嬢を教育しつつ最終的にこのセンターでの思い出を持ってく…!つて言い出してそのまま向こう岸へと無事旅立って行った…っつーこの舞台では2番の上田竜也くんが演じる役になるわけだけども。でも思い出を選ぶ人たちは全員日本人(当たり前)だったので舞台化されてワールドワイドになったっつか何っつーか…ありとあらゆる世界の国からやって来た人たちがこのセンターに一斉に取り纏められてそこで自分の大切な思い出を選ぶための1週間を過ごすってなことになっておったのでちょっとべつくりwwwしかもガイドもそれに合わせてっつかいろーんな国の人たちが集められておって日本語喋ってるけど(おい)アメリカ人だったりちょっと黒人系??だったり…といろいろ。さすがに映画が1999年のモノなので(え)あーんなにずっぱまりで大好きだったはずなのに内容をとー………んと忘れてしまっておって(えー)映画版だったらばARATAくんが担当する渡辺さん(内藤剛志さんの役どころ)がぢつは自分の奥さんの元許婚だったのがARATAくんもとい望月だったってことを密かに知っておってずっと黙ってたけど…ってので旅立つその日に手紙を渡してくれてどっちもどっち…っつかお互いに言い出す機会を逃してしまってごめん…!みたいなことで結局最終的にARATAくんもとい望月くんの思い出を編集してく中でその許婚だった京子さん(香川京子さんの役どころ)との思い出を選んで旅立つ…って話になってたよ…!(どーんっ!)舞台版はもうすでにモチヅキ(映画版ではガイドの名前だったはずなのに…!←)(大鷹明良さんの役どころ)が思い出を選べないっつーので今までの人生再現ビデオ…っつか映像を取り寄せた中にたまったまガイドの2番がそれを観てしまって自分の元恋人が映ってるのを見掛けて自分が死んでから後にカノジョがけこんした相手をガイドしなくちゃいけないなんて…!なことで悶々と悩み苦しむ様…みたいなのが描かれておったわけだけれども(黙)映画版はもっと淡々と過ぎてく日常風景の1つ…みたいなことだった…はず。(え)ARATAくんもとい望月も見た目わっかい風貌なので(苦笑)ものっそいここ最近に死んでこっち側の世界にやって来た可哀想なうら若き青年…みたく思われておったのがぢつは戦争で命を落としてそれだからその亡くなったままの姿でー…っつか特攻隊とかではなかったと思うけれどもとにかくも若くして亡くなっておるので見た目その亡くなった時の姿のまんまで若いまんまだけれどもぢつは結構お年寄りwww(おい)みたいな??このセンターの中ではまあまあの古株みたくなっておったのを今回の2番も戦争で…とは言ってないけれども若くして不慮の事故??的なことで亡くなってしまってそうして自分が死んだこともカノジョは知らないまんまでその後の人生を過ごしておったはずでホントだったらば自分と幸せなけこんをしておったかもしれないカノジョがモチヅキとけこんして人生の大半を過ごしておったことに嫉妬もし今更ながらに「何で死んじゃったんだよ、俺…っ?!」みたいなことで悩みもし…な精神年齢までわっかいまんまだったんぢゃないかwwwってなことに思い至る、とまぁそんな感じか。(え)最初はぜんっぜんっ!知らない者同士っつかたまったまこのセンターで行き会っただけのガイドする側とされる側の人間…っつー立場だったはずが同じカノジョを取り合った仲(え)みたくなって来てしまってなーんかもう昔っから知ってたwwwみたいなことになっておったりなんかしてそこんところがちょっと海外っぽいテイスト入ってるっつったらそうなのかなぁ??とかとか。(え)その再現ビデオ…っつかARATAくん役を演じておったのが(阿部)サダヲにゃーだったやうな…??…アレ??(え)…今更この年(モチヅキさんの見た目からしたらばもうすでに60代…か70代には差し掛かってそうな雰囲気←)になってもうすでに何年か前に旅だって行ってもうこの世にはいないカノジョのことで捕ったの、捕られたの…って言うなんてどっからどう見たって潔い話ではないし(死)そんなに悶々とするんだったらばしれっと自分からモチヅキさんのガイドを降りて他の人と交替して貰ってればよかったのにそれもせずににっちもさっちも行かなくなってから言い出すとかって何だよ??って話になるわけじゃないですか??(苦笑)どういう結末になったとて「見届ける」ってことなんですよね。ガイドの仕事って。「うっわー…。こいつ、ないわー…」って思っても途中で投げ出すわけにはいかない。オバフェミ(味方良介さんの役どころ)を担当した1番(野波麻帆さんの役どころ)だったってそうじゃないですか。選べないんじゃなくて「選ばない!」って言われても最後まで付き合って「そうじゃないでしょ??」つて諭したり「お願いだから選んで??」つて頼み込んだり…つてありとあらゆる方法でもって相手を説得しようと必死になるわけだけれども映画版の時には伊勢谷(友介)くんが伊勢谷くんの名前そのまんまで出ておって(えー)選べないままぷらっぷらしておってでも選べないんだったら最終的にこのセンターに居残りさせられるだけだよ??つてARATAくんもバラしちゃってるし。(苦笑)…ってか渡辺さんが「なかなか選べなくてご迷惑かけてしまって…」つて平謝りしておった時に「ここには選べなかった人ばっかりしかいませんから(苦笑)」つてポロっと言っちゃうっつか慰めみたいなモノですよね。(苦笑)そんなにプレッシャーに思わなくてもいいんですよ??って感じで。気楽にのんびりとこのセンターでの日々を過ごして欲しい、と。でも舞台版はそんな秘密??はバラしちゃいけなくて(え)ぎりっぎりまで悩んで悩んで悩み抜いてそれでも出来る限りは旅立つ選択をしなくちゃいけないってそこんところのシステマティックなところが違う…のかなぁ??何が何でも1週間でケリを付けなくちゃ、付けさせなくちゃ…!って感じ??「我儘言うな!」「四の五の言うな!」って口では言ってないけどちょっとそんな気がするっつか。(苦笑)ちょっとそこんところが堅苦しいっちゃぁ堅苦しい気がしないでもない…かな。

あと「ワンダフルライフ」の映画の中の人って結構オーディションで選ばれたっぽいシロウトさん??(え)みたいな人が思い思いに自分の思い出話とかを語って聞かせてくれるところが「生」っぽくて。(え)戦場に行って引き上げ船に乗せられてその中での想像を絶するやうな苛酷な話だったりなーんかいろいろ「リアル」なんですよねー…。(遠い目)…や、まぁ舞台の中でそんな何人も何人もサンプルを摂るわけにはいかないので主軸??になる人たちのメイン1つか2つに絞って話を進めてくしかないわけなんだけれどもそのスポットライトを当てられなかった人たちっつかまな板の上にも登らなかった人たちの話??みたいなのの方がぢつはちょっと気になるっつか。(えー)あの3番(森隼人さんの役どころ)が担当しておった飛行機から見える景色がどうとかこうとか??でセスナ機と…何だっけ??(え)グライダーの違いみたいなことで用意されて持って来られたのがぜんっぜんっ!違っておったどころか挙句の果てに飛行機自体がない…!!!(えー)みたいなことになって「どうしろっつーんだよ?!」つてブチ切れておったりしたのとかもどゆ話だったのか気になるー…!あと帰り道で鈴の音??がどんどん近付いて来てそうしたらば「あの子が来るなー…」ってのが分かってドキドキする…!みたいな話でたーぶーんそれは幼児性愛者??だったんだろうちょっとした犯罪に手を染めてでも死んでしまえばセンターに送られて来るってことでは同じ境遇でもって選り好みは出来なくて。(黙)でも話の内容的に小学生??ぐらいのおなのこがランドセルだか何だかに鈴を付けておってその音がチリチリと近付いて来るのをワクワクしながら待ってて…ってか待ち伏せ??みたいにしておってまぁ言ってみればターゲット待ちっつか獲物が向こうからなーんにも知らずにやって来るわけだからして入れ食い状態っつかそんなとこですよねぇ??(おぶおぶ)今て元にある小説版をてろてろ捲り返してみたらば映画版ではちぃーっともそゆ犯罪者がどうとかはこれっぽっちも出て来なくてみんながみんないい人しかいないっつか「天国のドア」の前で待機してる人たちって設定なんですかねい??舞台版はどんなに悪人でも何でも一旦はセンターで引き取られて思い出を選ばなくちゃいけないっつの??天国と地獄の振り分けをするためにセンターが用意されてるわけじゃない、と。ただの通過点。それもまたシステマティックっつか事務的な手続きとして一旦みんな引き取られるってことでは平等なわけじゃないですか??国籍とか過去にいいことをしたとか悪いことをしたとか犯罪者だったとかそうでなかったとか関係なく死んだら一緒。でも犯罪者だからって大切な思い出として何度も何度も女の子を切り刻んだシーンだとかを選んで行くってな人はいなくて(再現しにくいからか??←)上手く行かなかった親との思い出??だとか何だかわだかまりもありつつでも選んで行ったりなんかしてその思い出を何で選んだか??ってのは本人しか知り得ないことでそれを根掘り葉掘りガイドだからって聞いて尋ねてひけらかすわけではないのであくまでも思い出を選ぶのに付き合うだけ。映画の中では好きなおなのこのカバンに鈴が付けられておってそれを「もうすぐ来る、来る…!」と思いながらでも振り返って顔を見てしまったらば気の利いたこと1つ言えないだけでもぞもぞしてしまうので(え)最終的に振り返らないまま「今か今か…」と待ってるそこんところの過程が楽しいつて選んだっつー大学生の男の子の思い出??ってことになっておったんだけれどもまぁ海外作品なのだからして宗教の違い??っつか「地獄」っつー考え方を持ってるのは日本だけなのかなぁ??あー…キリスト教だと「悔い改めよ!」つて反省して懺悔すれば罪が帳消しになるっつかまぁ「やってしまったことは仕方ないよね…」な取り扱い??(えー)…どうなんだろ??あとはー…頑なに自分が残して来てしまった猫のことが気掛かりでとてもじゃないけれども思い出を選んでるヒマがあるんだったらば自分の猫がどうなってるかちゃんと確かめて来て教えて!(切実)つて気も狂わんばかりにヒステリックにわーわーパニックになっておったベアトリス(高橋惠子さんの役どころ)とかさ。(え)あー…身につまされるー。(黙)年取ってから犬とか猫とかお1人様で飼っちゃった場合に自分が先にそのペットを看取ってあげられるのならそれに越したことはないけれども不幸にも自分が先に死んでしまって後置いて来てしまって誰にも見つけられずにどうしたらいいのか??みたいなことってあるじゃないですか??まぁでも猫だったらば自分で勝手に??外に出て行っちゃったりして割と自由気ままに飼い主亡き後もやってけそうだけれども(え)犬ってやぱーり飼い主のそばを離れないっつか従順をウリにしてるだけあって(え)何かあった時の連絡先っつか3日連絡がなかったら見に行ってやって欲しいみたいな??そゆとこを作っといた方がいいのかもしれないねー…。でもベアトリスさんも紆余曲折あって最終的に選んだのはダンスホールの思い出??に落ち着いてくれたりでまぁよかった。(ほっ)やぱーりガイドの見た目が若いとそのまんまの年通りに見られるっつか生まれ年で判断されるわけじゃないからベアトリスから見た2番は自分よりも後から来た人っつか自分の方がずーっと人生の先輩感があるわけですよ。(え)でも生まれ年で言ったらば五十歩百歩っつかたーぶーん2番の方がもしかしたらばベアトリスさんよりかは年上だったりするのかもしれないけれどもそれでも「しゃんとしなさい!」つて彼女に励まされたらば何だか背筋が伸びる気がするっつか「カツ!」を入れられた気分になったりして何かそゆ持ちつ持たれつみたいなとことかちょっといいかも。(え)でももし自分が「思い出を選んで??」つて言われた場合に何を選ぶか??ってことですよねー…。(遠い目)噛んで噛んでしがみ付くしてそれでかんっぜんに味が無くなってのっぺりしてもまだ噛み続けられるぐらいに真っ白になったガムみたく(えー)反芻し尽くしても耐えられる思い出…あるのかなぁ??(え)もうこれで何も思い残すことはない…!!!ってなぐらいにかんっぜん燃焼したライヴやらお芝居やらはまだないし(死)お母さんと最後に行った熊本旅行とかかなぁ??(え)ライヴの後へっとへとになりながら新大阪まで出てホテルに寝に行くだけ寝に行ってそれで朝から弾丸ツアーよろしく出発してー…ってアレはアレで楽しかったし。相手が死んじゃってるから余計にそう思うのかもしれないけども。今まだ生きてる人たちと比べたらばもうそれ以上思い出が増えることがないしなーんか特別感出ちゃいますよね。(苦笑)ここにいる人たちだったって今はもうここにいない人たちとの思い出を選ぶ確率が高いし。まぁでも「死んだ後こうだったよ!」つていつかお母さんが教えてくれるといいけど。…むう。(え)