1023.「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

主なキャスト:浦井健治・アヴちゃん(女王蜂)
作:ジョン・キャメロン・ミッチェル 作詞・作曲:スティーヴン・トラスク 翻訳・演出:福山桜子 舞台監督:齋藤英明・中島武
公演記録:2019.9.20~23@Zepp Namba(大阪)
あらすじ>>1960年代、東ドイツで生まれた少年ハンセルは、「壁」を越えて自由の国に渡ることを夢見ている。
彼は幼い頃、母親からプラトンの魅力的な「愛の起源」に関する物語を聞かされ、以来、自分の"カタワレ"を見つけようと心に決めていた。ある日、彼はアメリカ軍人ルーサーと出逢う。見初められ、ルーサーと結婚することになたハンセルを待ち受けていたのは、男を捨てるための「手術」だった。結果は大失敗。ハンセルの股間には手術のミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。
母の名であるヘドウィグを名乗り、アメリカに渡るもルーサーとはあえなく離婚。パートタイムで働きながら、原点である音楽の道を歩むべく、ヘドウィグはバンドを組む。
やがて17歳の少年トミーに出逢い、二人は音楽を介して結ばれ、愛を育むようになる。だがトミーはヘドウィグを裏切り、彼女から盗んだ曲でスターへと上り詰めるのだった。
最愛の人に裏切られたヘドウィグは、自らのバンド「アングリーインチ」を率い、ストーカーのようにトミーの全米ツアーを追い、会場の近くでギグを行っていた。
彼女は自分の魂である歌を取り戻し、捜し求めていた"カタワレ=愛"を見つけることができるのか……?

やっとやぁーっとこ…!Zeppでヘドウィグが観れる…!!!(感無量)んー…ま、うらうら(浦井健治氏)がヘドウィグってのはちょっとー…想像つかないんだけども。(苦笑)やはし最初に観たモノがいっちばんの衝撃っつか何っつーか…三上博史版ヘドウィグがいっちばんしっくり来てた気がするんだけれどもまぁねwww(え)三上(博史)さんは結構そういうオネエ系の役っつかそっち系の役も演じられたりしておったので違和感がないっつかー…そーんなにガタイのいい感じもしないしいい感じに華奢でいい感じに肉付きがよく…とバランスがいい感じがしたわけだけれどもその次の山本(耕史)くんはまたこれが細マッチョっつか可愛い顔して体だけが別人(!)ってな感じの筋肉ぱつんぱつんで出来上がっちゃってる感じが何とも…。(黙)その点で言えばうらうらはー…顔可愛い系だしガタイもそこまででかくはないと思うんだけれども華奢ー…・な部類ではなく。あと背がでかすぐる気がするんだけれどもいかがか??(え)あー…三上版ヘドウィグを踏襲するのであればROLLY辺りにやって欲しい気がしないでもないんだけれどもいかんせんROLLYはもうROLLYでしかなくそれ以上でも以下でもないっつかもうROLLYが歌って踊って…!な個人そのもののいめいじが強過ぎるのでヘドウィグみたいな前へ前へ出て行く感じだと余計にROLLYドバーンっ!!!みたくなっちゃってどうにも…。(苦笑)似合わなくはないと思うんだけれどもいめいじっつか個性がなー…強過ぎるしなー…。(黙)なーんてなことを思いつつでもうらうらが主役だとチケ難の予感がー…。(滅)最速抽選先行だったかで速攻申し込んでみたらばこれがL列 1番…ってZeppで席入れて観たことないからわっかんないやwww(爆)ぶぁんぷすはんのアコースティックは2階席でしか観たことないししかもそれも名古屋かどっかだったし大阪ではハズレたし(滅)結局Zepp Nambaになってから初椅子席…!なのか??(えー)ちょうど通路空いて真ん中辺りの席でしかも端っこだし暴れ放題www立って騒いでても後ろの人の迷惑にはなりそうにない…かな??(え)それにしても舞台公演でもドリンク代取るのなー。(滅)てっきりライヴ公演の時だけしかドリンク代いらないだろwwwと思っておったんだけれどもきっちり入場の時に500円別腹で取られてビビるwwwそーんなにライヴハウスってドリンク代収入に頼らないとダメなのか??(おぶおぶ)ステージ上の写真は本編始まるまでは撮り放題!っつーのでおなのこたちが群がりまくっておられますた。(苦笑)…ってか撮っちゃダメな公演でもふっつーにタブレットでがっつり構えて撮ってたりするけどな。(爆)だーかーら舞台セットも肖像権…ぢゃなかった、著作権があるから撮っちゃダメなんだってばよ!…ま、今回に限ってはいいんだけども。宝石箱をひっくり返したかのやうな可愛らしいテイストのセットがファンシーでこういう演出で行くんだなー…と。出て来た瞬間はやぱーりドラッグクイーンっぷりに違和感っつか…ごめん。初代オナペッツにしか見えないんだけど。(苦笑)…ってかもうすでにオナペッツを知ってる人がこの会場にはいないだろwww(黙)うらうらが立ってよし!つて言えば立てノリで楽しんじゃえばいいしそのまま何も言われなかったらば座って聴くっつー統率取れ捲くりな客席wwwほぼほぼ流れて来るナンバーも知ってるしお話の内容もよぉーっく知ってるので特に何の苦も無く観られるわけだけれどもまぁヘドウィグ(浦井健治さんの役どころ)の相方??イツァークが若干目立ち過ぎっつか何っつーかー…。三上版の時はほぼほぼ1人芝居のやうにしてイツァーク役はいたと思うんだけれどもほっとんど覚えてないっつか黒子役に徹しておったので特にそーんなに最後華やかな場を得てばばーんっ!と溢れ出る存在感…!みたいなのもなくフェードアウトして行って終わりだったと思うんだけれども山本版の時は相方が中村中くんでむしろそっちの方がリアルヘドウィグ(おい)っつか何っつーか…まだその時はそーんなに中くんのことをよく知らなくてそういうLGBT的な??そーんなとこまで思い至らずっつかどっちかっつーとふっつーに中世的なミステリアスな存在として男の子なのかなぁ??それともおなのこなのかしらん??とか思いつつ観ておったやうな気がするんだけれども思えばイツァークにスポットが当たったのは山本版からってことになるのかな??それでうらうらのでは有名バンドの人だしそっちのファンの子たちも入り込んでるんだろうし地味ーに目立たない存在ではいられなかったのかも??…ま、だからってW主役みたいなことではないと思うんだけれども(苦笑)まあまあの存在感だったことは確か。最初は違和感バリバリだったヘドウィグも2幕からは落ち着いた感じっつか毛皮のコートでシックにキメて来たりなんかしておってゴージャスには違いないんだけれどもおっとなーwwwな感じの??段々似合って来た感じがするっつか慣れた…のかな??(え)あー…でもあたしの大好きなWIG IN A BOXがおもっきりポップな感じっつかみんなで一緒に歌いましょうvvvな曲になっておってちょっと残念。(黙)あの曲のちょっと切ない感じっつかヘドウィグが無理くり笑顔作って自分で自分を元気づけて奮い立たせていろいろ悲しいことやら泣きたいことがあってもそれでも部屋に引き籠らずに外に出て行くためにおされで武装して…なみんなちょっとずつそゆとこあるんじゃないのかなぁ??「今日もがんばろ」つて掛け声かけないとすぅぐ仕事休んじゃうし。(死)…や、まぁ人数ギリギリで回してるとこなので1人休むと大迷惑だっつーことが分かってるので多少の無理はしてでも頑張って行くけれども。(苦笑)ちょっと気ぃ抜くと「あー…もう休んじゃおっかなぁ??」どころか「今日もう死んじゃおっかなぁ??(えー)」ぐらいの??べっつに鬱じゃないし世の中を悲観的に捉えてるわけじゃないけれどもなーんとなく「しーんでしまいたーい…!」ってなることありません??(え)そゆ感じが好きだったんだけど今回の演出ではうらうらの指揮でもって振り付けみんなで合わせて「もっと声出してー!」な曲になっておって楽しいっちゃぁ楽しいんだけれどもそゆ曲だったっけ??(おぶおぶ)みたいなさ。(黙)…や、まぁこの曲でうらうらのオラオラ系っつか「2階サボってんぢゃねぇよ!!!」な感じとか新しい一面が観れて楽しかったのでよしとする。(え)

…そうなんだよねー…。今回の演出って全体的に明るい雰囲気っつかまぁ今までだったって全体的にどんより重たい雰囲気だったわけじゃないんだけれどもそれでも子供の頃オーブンの中に頭突っ込んでそれで母親の目を盗んでラジオから流れる音楽に耳を傾けて…なちょっと寂しい感じだとかに惹かれておったわけだけれどもそこんところが演出からなくなっちゃってるっつかオーブンに頭突っ込んでるうらうらの図みたいなのもなかった…よねぇ??(おぶおぶ)…や、セットが乱れるだとか衣装が汚れるだとかいろいろやる側にも問題があってそこんところはなくてもいっかwwwみたいなことになったのかもしれないけれどもあのでっかいんだけどちっちゃな子供みたいに見えるヘドウィグの図っつか思わずぎゅーっ!!!って抱き締めたくなるやうな胸が締め付けられるやうな感じだとかそこんところが抜け落ちちゃっててそれはそれでいいのかもしれないけれどもそゆ世の中から置いてけぼりを喰らった感じっつか今ここに1人しかいない…みたいな寂寞感みたいなのがあった方がこの世界観ってもっとよく理解出来ると思うんだよねー…。全体的にヘドウィグは無理して頑張ってる感じっつかそゆのは感じるんだけれどももっと「寂しい…」とか「切ない…」とか口に出してぶちまけちゃえばよかったのに…とおも。それを無理して笑って遣り過ごして…で今ココ、みたいなさ。(黙)じっくりしっとり聞かせる感じの曲まで無理に明るくして装ってキラキラさせて…なアレンジになっちゃっててもったいない…!ヘドウィグにとってイツァークの存在はたまったま拾った猫??ぐらいの存在感でもっていつもぞんざいに扱われてダメ出し喰らってなーんとなく八つ当たりの吐き出し口っつか今の世の中だったらばかっくじつに「パワハラだ!」つて訴えられるぐらいのモノなわけだけれどもイツァークはムッとするだけで文句ひとつ言わずに淡々とヘドウィグの言われたことをこなしてっつか言われた通りにやるしかないわけだしやらなかったらやらなかったで何言われるか分からないしクソミソに言われるわけだけれども(苦笑)それでもヘドウィグに怒られる…!つてビクビクしてるわけじゃないし特に怒られたとして「…ごめんなさい」つて謝るわけでもなくしれっと遣り過ごして裏でゴミ箱ぐらいは蹴っ飛ばしてひっくり返してるのかもしれないけれども(苦笑)まぁヘドウィグのやり場のない怒りの捌け口にされてもそれで「辞めたるわ!」つて出て行くこともしないわけだからして随分と忍耐強いっつかヘドウィグのことをどう思っておるのかも分からないしほぼほぼヘドウィグの愚痴ドラマ(違)みたいになっておってイツァークはそこを通り過ぎてくだけの人でイツァークが何考えてるか??なーんてなこと誰も考えたことがなかったよ…!ってな感じの??それぐらいいてもいなくても一緒っつかだったらイツァークって何??(おぶおぶ)ってなことになるわけだけれども今回は結構な存在感でもって存在しておってヘドウィグの前を通り過ぎてくだけの人物にしとくにはもったいないぐらいの??何だったらもうイツァークこそがヘドウィグの魂の片割れだったんじゃなかろうか??(おぶおぶ)ぐらいにヘドウィグをそっくりそのまんま映し出す鏡のやうな存在として立ちはだかるわけじゃないですか??ヘドウィグはいつまーでもトミーに裏切られたことでぐじぐじ言ってそれでも諦め切れずにトミーがライヴツアーをやっておるすぐそばの会場で嫌がらせみたいに「自分こそがトミーを作り出した!」みたく訴えてトミーのアルバムに載ってる曲はぜぇーんぶあたしが考えてあたしが作ってあたしが命を吹き込んでやったんだ!つて言っておるわけだけれどもほんっとにそうだったのか??って話。確かにトミーはヘドウィグとの共同作業で作った曲をあたかも自分名義で自分こそが作詞作曲して考えて作り出したみたいな顔して歌っておって「大事なのは…ファンのみんなだ!今ここに僕の曲を聞きに来てくれてるみんなだ!」つてまるでアイドルみたくきゃーきゃー言われてヘドウィグのことなんてぜぇーんぶ忘れたやうな顔してしれっとスターの座を駆け上がっておるわけだけれどもプロデュース??ってことで考えたらばアイドルだったって自分で曲作って自分で歌うなーんてなのはなくて他の誰かが作ってくれた曲を歌って踊ってそれで儲けてるわけだけれども作った曲に命を吹き込むのはその曲を歌ってる本人っつかトミーが歌うからこそ「売れる」曲になったわけでそ??(え)まだギターのコードも押さえられなかったトミーにギターを弾くことを教えてそれで一緒に曲を作ってお遊びみたく歌って…でやっておった頃はべっつにトミーがこーんな風にロックアイドルみたくなることも考えたことなくてただ単純にギター小僧っつか趣味で??歌ってギター弾いて…みたいなことで「売れる」ために曲を作ってなかったわけじゃないですか??その曲をどういう風に扱おうと関係ないっつかそれは2人だけの曲で世の中に大々的に発表するつもりもなくて個人の楽しみとしてだけ存在しておったのが売れた途端に惜しくなったっつか「あれは自分のモノだった…!」ってそれは酷くない??って話じゃないですか??…ってかヘドウィグが声を大にして言いたいのは作った曲が自分の曲だ!ってことよりもトミーは自分のモノだ、自分だけのモノだった…!ってことでそ??みんなのアイドル「トミー」じゃなくて自分の隣でギターを弾いてた「トミー」を返せ!ってことでそ??でももうそれは今は昔っつか遠い遠い手の届かないモノになってしまってそれを今更蒸し返したところでどうしようもないっつか何っつーか…。(黙)トミーにとってヘドウィグは何だったんだろ??ふっつーにキレイなおねいさんだとばっかり思っておったのがぢつは「男」でまぁ整形手術を施して「女」にはなっておるわけだけれども唯一残った1インチのブツの主張(!)っつかそれを知った時の「裏切られた…!」みたいな気持ちっつか衝撃的ショックっつかそれはヘドウィグには分からないし分かり合えないモノだったわけでそ??人間ってのは親子でもそっくりそのまんま相手の気持ちがまるっと分かるーwwwなーんてなことはあり得ないしそれは分かったつもりっつかおめでたい錯覚でしかないし分かり合えないからこそちょっとでも相手のことを分かろうと思って必死になるっつか分からなくて当たり前じゃないですか??そこんところのヒリヒリした切なさをすっぱり失くしてしまってただの愚痴ばっかりになっちゃってる感じがちょっとなー…。(黙)まぁでもライヴハウスだからこその楽しみ方っつかふっつーの舞台だったらばみんなで立って歌おう!みたいなのがこっぱずかしくて仕方ないんだけれども(黙)ライヴハウスならおっけいっつか。(え)最後もう1曲ラストでぶちかましてくれたらもっと嬉しかったんだけど。…むう。