1008.「美しく青く」

主なキャスト:向井理・田中麗奈・大倉孝二・大東駿介・横山由依・駒木根隆介・森優作・福田転球・赤堀雅秋・銀粉蝶・秋山菜津子・平田満
作・演出:赤堀雅秋 舞台監督:南部丈
公演記録:2019.8.1~3@森ノ宮ピロティホール(大阪)
あらすじ>>山を背負い、海を抱く町。
都市のきらびやかさとは無縁のその町は、一つの「問題」を抱えていた。人馴れした野生の猿が、田畑の作物や人家の食べ物を狙って荒らし、時には人間にまで危害を加えるようになったのだ。中でも片足の、群れをはぐれた"ハナレザル"は気性が荒く、危険視されていた。
青木保ら町の男たちは猿害対策のための自警団を結成し、日々不毛な争いを繰り返していた。メンバーは保の同級生で農業に従事する古谷勝や、地主の息子・峰岸春彦、軽口ばかりの中年・落合秀樹、己を持て余す若者・林田稔たちだ。役場勤めの箕輪茂も、職場の事情と板挟みになりながらもパトロールなどに参加している。
保は町のためと息巻くが理解者は少なく、猿の餌になってしまうゴミの出し方や柿の木の伐採について、町内でアパートを経営する老人・片岡昭雄に協力を仰ぐもはねつけられてしまう。
成果の上がらぬ自警団のメンバーは、佐々木幸司・順子夫妻の営む居酒屋に集っては、夜な夜な愚痴まじりの飲み会を繰り広げていた。店では勝の妹・美紀がアルバイトをしている。保が自警団の活動にのめり込む一方、妻の直子は認知症を患う実母・節子の介護に明け暮れる日々に疲れ果てていた。
ささやかな日常の水面下には、誰もが不安や不満を抱えている。それでも生きていく。それでも生活は続く。空と海は、今日も美しく青く、そこにある。

どうせ向井(理)くんが絡むとチケット取れないんでしょ??(え)ぐらいに思っておったらば。キョードー大阪抽選先行でさくっと取れてしまってしかも席がD列 24番とか…!(どーんっ!)…いやいや、何か??赤堀(雅秋)さん作品だから人気ない感じか??(おい)今回も絶妙に暗くてお先真っ暗感っつかもうすでにこの町には「絶望」しかないわけだけれども(黙)それでもいつもよりかはずーっとふっつーな気がするのは不倫現場がぜんっぜんっ!ないからか。(えー)いつものやうに居酒屋っつか町に1軒しかなさそうなバー兼クラブ??っぽいセットと家との行き来しかない(!)セット組みの中にあってバーの外側っつか裏にちょっと出たらばたかーく聳え立ったバリケードの向こうにある海ってな感じの??外の世界があるのがちょっと珍しい感じがするっつか。自警団っつってもそればっかりでは生計が立てられない(だって自警団っつっても町のみんなからお金を徴収してるわけでもなしかんっぜんなるボランティア事業なわけでそ??←)わけだからして他に職業っつか週末だけみんなで集まって猿退治のために自警団を結成してそれ以外の日は会社勤めだか何だかをして遣り繰りしておるんだろうと思うんだけれども向井くんもとい保の仕事っぷりがいまいちよく分からず…。(滅)勝(大東駿介くんの役どころ)はべっつに自営??で農業を営んでおるわけだからして会社勤めをしなくともやってけるしそれに猿を退治することにだったって理由があるわけですよねぇ??畑の作物を狙われて食べられて実害を受けてるわけだし。あと峰岸(駒木根隆介さんの役どころ)も地主の息子だからして他に仕事がなくたって親の脛齧って充分に余りあるっつか働かなくたってまぁ喰ってけるだけの蓄えはあるっつかぷらっぷらしておってもべっつにいいわけですよねぇ??奥さんや子供がいるわけでもなし。あとまぁ落合さん(福田転球さんの役どころ)は半分リタイアっつか早期退職??でもして後はぼちぼち警備員でも何でもしてー…ってな感じのところなんですかねい??これまた奥さんとは無縁のっつかそういう気配がなさ過ぎて謎www稔(森優作くんの役どころ)はまだまだ若いしコンビニバイトでも何でもしてその場その場でお金があればー…っつー生活でも問題ないっつか何っつーか。いっちばん気になるのはやぱーり保の仕事っぷりってなことになるんだろうと思うんだけども。(苦笑)いまいち自警団に向かってくそのテンションの持って行き方っつかそゆのがよく分かんないんですよねー…。あー…でもちょいちょい3歳だか5歳だかぐらいで亡くなってしまった娘の話??みたいなのになると詳しいことを話してくれないっつかみんなも事情を察してっつの??そーんな感じでもって「あー…あれねー…」ってな感じで暗黙の了解みたいなところがあって裏にどんなことがあって亡くなったのかがいまいちよく見えなかったんだけれどもそのボス猿みたいなのに襲われたか何かして死んじゃった…??(おぶおぶ)それで余計に猿見ると腹立つ…!っつーのか憎しみでいっぱいになっちゃって頭に血が上って何も見えなくなっちゃうとかそんななのかなぁ??やー…でも見境なく「うわーーーーー!!!!!」ってなってる風にも見えないんだけども。(黙)まぁでも「猿、絶対撲滅!」みたいなのは掲げててそれで片岡(平田満さんの役どころ)にも柿の実を生りっ放しにして放り出してると猿に狙われやすいし恰好の餌場になるからこの木を切って処分させてくれないか??みたいなことで交渉に行くんだけど「大きなお世話ぢゃ!」つて怒られて取り付く島もなし…みたいなところがあったりしてそういう交渉事には向いてないっつか営業マンみたく口が上手い風でもなさげだしやぱーり一体全体何して働いてるんだろう??(おぶおぶ)ってのはあるよねー…。(黙)そうして保の親じゃないからいいわけだけれども奥さんのお母さん(銀粉蝶さんの役どころ)??と一緒に暮らしておってそのぉー…認知症も酷くなって来て奥さん(田中麗奈さんの役どころ)1人の手に負えないってのがあるわけなんだけれども積極的には「一緒に世話するよvvv」みたくはならなくて「お前の親なんだからお前が面倒看てしかるべきだろ??」みたくかんっぜん放棄でもって「俺は仕事して帰って来て疲れてるんだからさー…」な背中を見せつつなーんも「手伝ってやろうか??」も何も言わずにただただもうテレビ観てビール飲んで出された食事を美味しそうでもなくマズそうでもなく喰って食い散らかしてそれを片付けるでもなく放っておいたまま「風呂入って寝るわ」な感じでもって関わり合いになりたくもないって感じで冷たいし何なんだろう??…ま、これが子供の世話だったらば奥さんも「何なのよ!」つて文句言って「あたし1人の子供じゃないし…!」つてぶち切れて当然なわけだけれども自分の親の面倒を看てるわけだからして旦那に積極的に世話しろとも言えないしでも旦那のその無関心なそぶりを見てるとイライラするし「何であたしばっかり…!」みたいな気持ちにもなるしそれをぶつけたところで何になる??みたいなのもあるし自警団の集まりで「話し合い」とか言いながらただ飲みに行ってるだけぢゃん!みたいなのも知ってるけどそれに「今日ぐらい行くの止めてよ!」みたいなのも言えなくてまたそんな自分にイライラして…な悪循環でもってずーっと機嫌悪そうだしそんな奥さんの態度とか醸し出す空気とか分かってるのに見て見ないフリして無視して「あいつ、もう女じゃないわー…」とか心の中でそっと思ったりしてるのかしらん??(おぶおぶ)ってなところもあったりしてふっつーに会話は出来るけど当たり障りなくクール過ぎて逆に何とも思ってなさそうで怖いわwww「お前、よくやってんな」の一言ぐらいあればさ。奥さんの気も変わるっつかそこまでずーっと延々イライラしてなくて済むと思うんだけどそれを言ったところで何になる??って思ってるのかなぁ??それともまだずーっと娘がいなくなったことに対して「お前が目離したからだろ??」って思ってるところがある…のかなぁ??奥さんにとったらばそこんところも負い目なんだらうか??(おぶおぶ)自分の母親を一緒に住ませて貰ってるっつー負い目と娘を助けられなかったっつー負い目と二重に背負い込んで文句らしい文句も言えずにただイライラしてそれを口に出せずにしんっけんに向き合うことから逃げまくってる旦那のことをスルーし切れないままスルーして…って感じなのかなぁ??…や、もう娘がいなくなってからもう随分と経ってそうなのにでもまだそれ以外の子供がいないってことはそれからずーっとレス??(おい)なーんかそれもそれできっついわー…。(滅)…や、だからって子供が死んじゃったからその代わりに子供作るか??な気分にお互いがならないってのも分からないではないんだけれどもたまーに正気に戻った(?)お母さんが子供の話っつか「何ちゃんは今日はどこいった??」とか言って来たりとかするからきっついのか…??どうなんだろね??

…と言いつつそのハグレザルと相対峙してかーらーの一発ぶちかますことすら出来ずに呆然と立ち尽くして何も出来なかった保とその保を見限って一発で仕留めた勝なわけだけれども「猿をやってやった…!」っつー手柄話も保の手柄みたいになっちゃって「あれは俺の手柄だかんなっ!」つてぶちかます勝。んー…娘がハグレザルのせいで亡くなったっつーんだったらば「ここで会ったが…!」な仇なわけだし腰が抜けた風にはならないだろうしただ単純に生き物を殺すことに躊躇したっつかこれで殺らなかったらこっちがヤバいから…!な熊とか猪とかみたいな相手とは違うわけじゃないですか??最初は必死で暴れたくって抵抗しておった猿も最後は観念してっつか何っつーか両手合わせてまるでもう「殺さないでくれ…!」みたく拝み倒して来たりなんかしてちょっと可哀想になってしまったっつかそこまでして殺さなくちゃいけない相手だったか??みたいなことを思っちゃったのかも??でも勝は違うわけですよね??実際問題畑も荒らされて出荷にも響いて来るわけだし拝もうが何しようが今殺らなくちゃ今度会った時も追い詰めて一騎打ちのこの状態に追い込めるかどうかだったって分からないわけだし躊躇してる場合ぢゃねぇだろ??!!ってそこんところで差が出ちゃったわけですよね。それを自警団のリーダーだからって保の手柄みたくなってそのことを否定もせずに「いやいや、まぁまぁ…」つてニヤニヤしてる保も何だよ、それ?!ってなるわけだし。結局何だかんだと周りをイライラさせるだけの存在なのか??保って…??(おぶおぶ)それにしても大倉(孝二)くんの平身低頭っぷりっつかこういうしやくそ(市役所←)の職員いるわーwwwもうどっちにもいい顔しちゃうんだよねー…。それでもうどっちつかずっつか何っつーか…「お前はどっちの味方なんだよっ?!」とか怒られちゃって「どっちー…ってこともないんですけどねぇ…」とか言っちゃって「もういいよっ!」つてまた怒られる…みたいな??(え)そんでもって赤堀(雅秋)さんが結局最後までひとっつも喋らなかったとか…!今までも演出の方の仕事があるので出るには出るけどまぁ飲み屋の主人っつー役回りでもって「何言ってんだよーwww」とかちょいちょい突っ込む程度のことは口にいておったのが今回顔出しはするけど喋り掛けそうになってでもー…奥さん(秋山菜津子さんの役どころ)に「早くうどん持って来て!(え)」とか怒られて何も言えずに引っ込んで大急ぎで作って…な役回りだったりして。(苦笑)奥さんが旦那さんの喋る分までぜぇーんぶ喋っちゃってるとしか思えないぐらいに喋りすぐる…www(え)だったらもういっそ出なかったらいいのに…とも思うんだけれどもそれでも出ちゃうのかなぁ??(えー)この町ってギリギリ限界集落じゃないっつかいちおそれなりに若い人たちだって住んでるし勝みたく農業やって生業にしてる人もいるわけだけれども保みたくまぁ近くなのかそこそこ遠いのかわっかんないけども(苦笑)会社行って働いてそれで帰って来て…で生活出来てるわけだし。(え)コンビニー…はなさげだけれども(苦笑)しやくそ…っつか町役場ぐらいはあるんだからして大倉くんもとい箕輪さんが働いておったりするわけだし山も海もあって田舎暮らしでなーんにもなくて…っぽく見えるけれどもそれでも通勤圏内っつか都会出て行ってそれで終わり、にはならないわけでそ??でもずーっともう田舎暮らしでそこに家があってしてるから年取ってからも出て行けなくなっちゃってそれでー…の仕方なく(?)の田舎住みだったらともかくとして都会で住んでた人たちがリタイアして田舎暮らしに憧れてそれで定年退職してから悠々自適に田舎に引っ込んで自分たちの食べる分ぐらいは畑で作った作物で…つて半分自給自足??みたいなことして生活してー…みたいなのがいいよねー…(うっとり)とか言うけど年取ってから田舎になんか引っ込んじゃったらばそこからますます足腰だったって悪くなるだけだし病院まで歩いてなんか行けないところで先生も高齢になって診てくれる人がいなくなっちゃってー…ってのも困るし(死)車もそのうち運転出来なくなったらば買い物だったって行くのに一苦労だし畑仕事だったって年取って来たらばきつくなって来るだけだし。(え)年取ったらもう歩いて10分圏内にスーパーと病院と駅とでマンション暮らしだったらば1階にコンビニですよ!(え)それがいっちばんいいんだって。(おい)いっやぁー…でも認知症になった人たちってなーんであーんな「帰りたい、帰りたい」言うんでしょうねい??うちのおばあちゃんも徘徊まではしなかったけれどもずーっと住み続けてる家だっつーのに「帰りたい、帰りたい」つて「どこか」に行きたがってそれでしーかたがないからうちのパパンが車に乗っけて町内だか何だかを1周させて帰って来てそれでまたしばらくは気が済んだか何かで落ち着いて寝てくれてでもまぁたそれで何日か遣り過ごしたらば「帰りたい」つて言い始めて…のエンドレスでもって何をどこに帰りたいっつーんだか??って話でさ。この節子さん(銀粉蝶さんの役どころ)だったってふらっといなくなってそれで徘徊っつの??山の中にまで分け入って行ってウロウロして捜索隊っつかまいっかいまいっかい警察の手を煩わせるわけにもいかないっつーのでそれこそ自警団の人たちが集ってそれで探したりして迷惑のかけ通しで…だったのが結局最後死んじゃったのかな??(え)お母さんがいなくなってからの保と直子(田中麗奈さんの役どころ)はやぁーっとこ落ち着いていい感じっつか力の抜けた関係性っつーのかな??…ま、ハグレザルもいなくなったわけだし自分たちを煩わせる何かから解放されて自由になってイライラする理由もなくなってよかったねってところだったのか…??これがもうちょっとながーくお母さんの介護が続いておったり猿を捕まえられないまま自警団の不毛な集会が続いておって保がべろっべろになって家帰って来てそれがまた奥さんのイライラを募らせる…とかなっておったらばかんっぜんに「離婚よ!」ってことになっておったやもしれん。保は離婚を考えなくても直子の方が限界だっただろうなー…と。いつものみたく不倫現場があるわけじゃないので(苦笑)ドロドロぐちゃぐちゃするわけでもなし淡々と日常の日々が流れて続いて行って今ここ、みたいなことで終わっちゃって結局何??って感じだったんだけれども(苦笑)赤堀さんの作品って結構こういうのだし何て言うこともない…かな??(えー)若干最後手応えがなさ過ぎて「へ…??」って感じだったんだけども。(苦笑)何だかんだ言いながら次もキャストが良かったら観ちゃうんだよなー…。…むう。