99.「荒神」
主なキャスト:森田剛・緒川たまき・山口紗弥加・橋本じゅん・田辺誠一 作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 舞台監督:富田聡 公演記録:2005.4.3〜9@大阪厚生年金会館芸術ホール(大阪) |
あらすじ>>はてさて。時はいつでもないいつか、どこでもないどこかにある「蓬莱」という国の海岸に、流れ着いたは一つの壷。「なんだ、これ?」そこに、ある兄と妹が近づいた……。煙とともに現れたその男、人にあらぬ魔界の罪人その名もジン!かつて犯した哀しい罪の償いに、千と一つの人の望みを叶え続ける孤独な「魔物」。そこで妹のつなで、胸に秘めし望みをジンに託す。「蓬莱城を乗っ取りたい!」しかして乗り込んだ蓬莱城、待ち受けるは世にも美しい更紗姫。ところがなんと、あァこの姫も人の魂を喰らう魔物であった!その姿を見たジン、何の故あってか「やっと見つけたぞ!」、やおら姫をさらって逃げる逃げる。そしてそこに立ちはだかる魔界警察の豪腕デカ、ドン・ボラー。めぐりめぐる人と魔物の因果のカラクリ、手繰り寄せるは蓬莱城の軍師、風賀風左衛門。世を憎み続けるこの男、破滅を愛するその真意とは何か。そして切っても切れぬ人と魔物の恋の糸。人間を愛してしまったジン、その熱い恋の行方はいかに!? |
もうのっけから森田(剛)くんと新感線じゃぁどうやったってチケット取るのは無理だなーと思いつつ。一般発売頑張らなくちゃなーとは思ってたんですが。当日すっかり忘れ去ってました。(おい)つか無理だろってので半分忘れたかったのやも。(違)やむなくいつも通りのオークション突入な。が。やぁーっぱり一筋縄ではいかないぐらいに高値の連続っすよ。(黙)普通無理っすよねい。(諦めるな)でも出来ればオークションするんだったらまず2階席は御免被りたい。(我侭)でも1階席は高いしなーなぁーんて斜め見なあたくしだったりしたんですが。なんとか定価の倍ぎりぎりぐらいの値段で無事げっとー。2万以上は申し訳ないけど出せません。(きっぱり)その前に9500円だしね、元々。ちょっと高め?(おぶおぶ)にしても新感線には珍しく2時間モノ。いつも新人さんでも容赦なく3時間超えなんて当ったり前ーな限界ギリギリに挑戦なのに。(え?)でもこの風景はどこかで見たことあるようなー?と思ってたら。「ハクション大魔王」だな、これは。(は?)いやいや。壷の中から出て来るとなれば大体が汗臭いむさくるしい(おい)むちむちに太ったおっさんだったりするもんですが。(壷の中にシャワー室なぞあるわけがない)今回ばかりは華奢ーでひらひらくるくる舞い踊るかのやうな小人さんもとい森田さん。(爆)でもこれぐらいでちっちゃいとか言ってちゃいけない。(え?)はいのんだってちっちゃいけど舞台の上では大きく観えるんだなー、これが。(贔屓目)「三宅(健)くんと一緒に写真に写る時はシークレットブーツを履く」だの言われちゃってましたが。はいのんだって絶対ありえねぇ身長差があるはずなのにさりげに同じ高さぐらいで映ってるしー。遠近感マジックー。(爆)それに「ハクション大魔王」だってくしゃみしたその人がご主人様になるわけじゃないですか?それはもう犬でも猫でもなんでもありってわけで。ま、ジンの場合は人間に限定されてるからいいようなもののいい人ばっかりがご主人様になるとは限らないわけで。悪の手助けも時にはやらなくちゃならないこともあったりなんかして。それでいけば「鉄人28号」?(今下火で流行りだから。←おい)つか今まであの歌の意味分かってなかったんですよねー。あのコントローラは絶対取られるなって文句があるじゃないですか?あれがちぃーっとも分かんなかったんですけれどご主人様次第で善にも悪にもなり得るってことだったんですねい。今頃分かりましたよ。(遅)それに(緒川)たまきちゃんはやっぱり色美しくー。(え?)この世の物とは思えません。(だから魔物なんだってば)たまきちゃんの栄養になるんだったら喰われちゃってもいいです、ハイ。(バカ)美しい人が美しくあり続けるためにはなんだってやっちゃえばいいんですー。(それじゃ話にならないから)でもサラサーディって…どっかで聞いたことあるようなネーミング。(それ「さらっさらぁーのサラサー●ィー」言うやつですか?(爆)って下ネタかよっ!←おい)田辺(誠一)さんに至っては…最初全然分かりませんでした。(黙)だぁーってメイクが濃いーんですもん。(何)いや、お耽美系が似合ってらっさってよさげですけれど。つか敵キャラがマジ美しすぎますーん。こっちに軍配上げちゃいそうです。(おい)いやはや。(山口)紗弥加ちゃんはー…うーんと。(何)この手のキャラ演技ってどうも苦手な部類って言うかー。下手したら「鳥肌ーっ!」な「さぶっ!」って感じになりがちだったりするんですけれど。でもまぁ紗弥加ちゃんだからこそまだまぁ気にならないっつか。「ハクション大魔王」で言うところのあくびちゃんと思えば観れなくもない。(え?)元気いっぱいでちっちゃい子が飛び回るーって感じで。(だから)ほら、やっぱりたまきちゃんがやったりなんかしたらドン引きじゃないですか?(おい)だからいい意味で似合ってるとそういうわけで。でもやっぱり引く一歩手前だわ。(繰り返すな)がっつっ!を見せられれば見せられるほど冷えていきそうな気配が。(だから)もうちょっと微笑まーな感じで観れるといいんですけれど。でもこの現場をびしーっ!と引き締めてくれるのは新感線芸達者陣ですねい。ツボイさん@粟根まことさんなんかもうすんばらすぃー。壷なのに(え?)全くもって存在感ありありだわ。こう頭よさげーなセバスチャンタイプな。(は?)それでいてジン(森田剛くんの役どころ)が窮地に立たされたらその身を粉にしても(正に)犠牲になっちゃったりなんかしてホントもう切ないー。魔物の運命も壷次第?(え?)痛めつけるばっかりが罰じゃないってとこでしょうか。あとはもう存在感なしなしな殿様とかー(笑)ツボだわ、思いっきりツボ。(狙ってるわけではなく)それににゃんまげだーにゃんまげー。(おい)この手の面白キャラがあってこそ引き立つんだなー。踏み台?(違)それに心優しきドン・ボラー(橋本じゅんさんの役どころ)ですよ。ま、魔界警察の割りにはいとも簡単に体乗っ取られ過ぎですが。(苦笑)でもまぁジンって見守りたくなるキャラって感じはしますよねー。なんか放っておいたら「きゃーっ!」って走ってどっか行っちゃいそうで。(え?)お子ちゃまキャラってわけじゃないんですけどなんとなく振り回されるのも厭わず一緒にドキドキハラハラしたいってな感じ?(聞くな)これが愛される秘訣ってやつでしょうか?(え?)ってやばいやばい。ハマらないようにしなくてはー。(焦) で。今回席の方はN列 23番となかなかよさげな。ってその前にー。なんといのうえ(ひでのり)さんのお隣でしたよー。(驚)通路側だったんで通路挟んでのお隣さんだったんですが。いやん。もうそっちの方が緊張するよー。(え?)他のお嬢たちはほとんどがもう森田くんファンなんだろうしいのうえさんなんて全然知らない風な人が多いみたいだしわざわざ振り返って胡散臭げな感じで見られたりしてましたが。(苦笑)あーのーねぇー。この人のおかげで舞台が成り立ってるんだってっ!演出さんなんだぞぉー。えらい人なんだぞぉー。もったいないお化けが出るぞぉー。(違)にしてもホント舞台ちうもちゃんとメモ取ったりしてらっさってー。うもー。そのメモの内容が気になるじょぉー。って…あたしのメインはどっちなんですか?って話で。(苦笑)でもそのなんですか?無間地獄に落ちた後の地獄の番犬とジンのシーンで。「この負け犬がっ!」(ジン)に対して「そんなこと言ったら客席の8割方敵に回すよっ!」(保坂エマさん)の台詞でしーんっ!と静まり返っちゃってて。(苦笑)そこんとことかメモ取ったりなさってたやうなー。つか負け犬以前に森田くんファンってそんなに年上なおねいさま方はあんまりおられないのやも。8割どころか6割5分ってところか?(爆)つか「負け犬」言われて一笑に付すやうな余裕のある年齢層はなかなかいないんじゃぁ…?(おぶおぶ)ま、あたしなんかも「ずぐっ!」と刺さって笑えねぇーって感じですが。(黙)深手を負っちまったよ、ねえさん。(誰)で。フェイントで一旦「完」出てからの田辺(誠一)さんがぐっとくるやねぇー。「永遠の命」ってその瞬間は聞こえもいいしなんだかとっても魅惑的で喉から手出してまでも欲しいと思うけど死なないって虚しいですよね。確かにサラサーディにとっては必要だったかもしれないけど風左衛門(田辺誠一さんの役どころ)にはどうなの?って感じで。身内や友達や知り合いですらどんどん周りからいなくなって自分だけ生き残って楽しいか?それで世界を手に入れても悲しみは癒えやしない。どんどん寂しくなるだけだ。死なないってことは苦しいことなのかもしれない。期限は分からないまでも「ここまでで終わり」ってのがあるからこそ楽しめるし「めいっぱい今日を楽しんでおこう」と思えるのかも。刹那的って言われればそれまでだけど。(苦笑)でもそういう背景を敵キャラにも配してくるとこが優しさですよねー。絶対的な悪はどこにもいないんですよね。悪になるしかなかった、と。ドラキュラとかもそうじゃないですか?「永遠」を手に入れてもそれは絶対的な快楽じゃない。だからこそ人はまたそこに惹かれるのかもしれないですけれど。これでまた敵キャラに肩入れしちゃうんですよねー。(苦笑)にしてもカーテンコールはやっぱり祭りでした。(苦笑)やっぱりこう舞台ファンが主力じゃないんだなー、と。のっけからもうスタンディングするする。(驚)黄色い声援までは上がってませんでしたがなんとなくライヴ感だよなー、これは。でもトニセンのお芝居とかも観に行ってる人とかも多そうだしちょっとは舞台慣れっつか観客慣れしてるのではないかなー?とかも思うんですけれど。ま、あたし的にはそれほど感極まって立つ舞台じゃなかった(あくまでも。面白くなかったっていうわけではなく)ので最後まで特に立たずに見送ってましたが。中にはあたしみたく天邪鬼な立たないお嬢もいるにはいたりなんかして。(あんたと一緒にされたくないだろうよ)まぁでもそんな堅苦しいことばっかり言ってはおられないんでね。舞台ファンの裾野が広がる一因にでもなってくれればいいかなー、と。でもチケットが取りにくいのだけは勘弁してほしいんですが。(って…大した努力もしなかったくせに。黙)が。V6と言えば岡田(准一)くんなんかお気にだったりするのでー。(え?)いつか何かで舞台でびうなんかしちゃったりしないですかねい?(ないよねぇ?まだ。おぶおぶ)なんかきらっきらの王子様キャラか(これは普通にやりそうな気もしないでもない)目も当てられないような超悪役とかやってくれたりなんかすると嬉しい。(趣味。笑)お願いー。(こういうのはアンケートで書け) |