1209.「阿修羅のごとく」
主なキャスト:小泉今日子・小林聡美・安藤玉恵・夏帆・岩井秀人・山崎一 作:向田邦子 脚色:倉持裕 演出:木野花 舞台監督:榎太郎・田中絵里子 公演記録:2022.10.8~10@兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫) |
あらすじ>>とある日、三女・滝子の、話したいことがあるという連絡により、四姉妹が集まることに。 数日前、70才を迎える父親が愛人らしき人物といるところを目撃した滝子は、興信所の探偵・勝又に父の身辺調査を依頼したのだ。 四人は、母親に知られることなく父に浮気を解消してもらうための作戦を練る。 そんな姉妹だが、実は自身の生活にもそれぞれ悩みを抱えていた。 長女・綱子は仕事先の妻子ある男性・貞治と不倫関係、次女・巻子は夫・鷹男の浮気の予感にもやもやした日々を過ごし、三女・滝子はその堅い潔癖さで男との出会いもなく、四女・咲子はボクサーの彼・陣内との不安定な生活に疲弊していた。 それぞれの業を抱えながら、ままならない現実をあたふたと正直に生きようとする四姉妹。阿修羅のごとく、その闘いの日々は続いていく―― |
「阿修羅のごとく」(観劇日記No.488参照)は前ーになきゃやまさん(中山祐一朗氏)が出るっつーのでいそいそと観に行った気がするんだけども。なーんとなくあらすじぐらいは覚えてるもんだとは思うんだけれどもいまいち自信がない。(黙)とりま何故か大人計画劇団抽選先行でもって取り扱いがあるっつーので申し込んでみることに。舞台上特設席ってのを申し込んでみたらば左 1列 5番ってのが来ちゃったよっ!!!(どーんっ!)ほんっとにステージ上に相撲の土俵(正にあの四角い釣り天井みたいなのがセットされておったのでちょっと異種格闘技風を装っておるのではなかろうか??おぶおぶ)みたいなステージが組んであってその両サイドを取り囲むやうにして客席ってなのが舞台上にあって通常ホール内席ってな感じの。確かー…まあまあ結構な人数が出て来る話だったと思うんだけれどもそれをこのたったの6人で演じる…??(おぶおぶ)ものっそいとっかえひっかえひっきりなしのバトル…!…や、もうほんっつ「阿修羅のごとく」って話がこーんなに面白いもんだとは…!!!(え)確かに途中何かのきっかけで長女(小泉今日子さんの役どころ)と三女(安藤玉恵さんの役どころ)??が「相撲で決着着けましょうよ!」ってなってガブリ四つ!みたいな展開があったやうな気はするんだけれどもそのためだけに相撲の土俵組んでるの…か??まぁそれ以外にも四女(夏帆さんの役どころ)のかれすぃーはシロウト(シロウトって言うなwww←)(プロテストに落ち続けてるから←)ボクサーだったりするのでその都合もあってリングになってる仕掛けなのか??それとも人生は闘いの連続…!みたいなヤツなのか??(えー)とにかくもう目の前で繰り広げられる臨場感半端ねぇwwwどんどんと女優さん、俳優さんが目の前を行き過ぎて行ってそうしてリングと言う名の舞台に上がりそうして舌戦を繰り広げてくっつか何っつーか。(え)…そうなんだよねー…。登場人物も意外と多いしそれに喋ってる言葉数が多いってのもこのお芝居の醍醐味なんだったわ。(苦笑)女4人だからなのか喋る、喋る、喋りまくる…!!!(どっかぁーんっ!)あたしには女兄弟…どころかずーっと一人っ子で育って来ておるのでそゆ風な兄弟姉妹がいる生活ってのが想像も付かないっつかさ。(苦笑)まぁ最初っからいたらいたでそゆ盗った!盗られた!みたいな??(え)後で大事に食べようと思って取っておいたおかずやらデザートやらがあ…っ!!!ちう間に横合いから「食べないんだったら食べちゃうよ!」つて掠め取られてなくなった…!みたいな非常事態に陥ったことがないので分からないのだけれども兄弟がいたらそゆ風な暮らしに慣れなくちゃいけないっつか慣れたところでどなの??って話なんだけれども(苦笑)でも生まれた時からバトルが始まってるわけじゃないですか??(え)弱肉強食っつかこの場合は年上だから強い!みたいな??先に生まれたもん勝ち!みたいなのがお約束としてあるわけだけれどもそのうちに「先に生まれたからって威張ってんじゃねぇよ!」みたいな??(え)下剋上でぜぇーんぶがひっくり返されたりもするわけじゃないですか??お姉ちゃんと付き合ってるかれすぃーを妹が横取りする的な??(えー)…いやいやいやいや。でもお姉ちゃんと付き合っておったのをホイホイと妹に唆されたからって乗り換えるとか誠意って点からしても人としてサイテーだし(死)何っつーか…そゆヤツって今はよくてもきっと遅かれ早かれその妹と付き合っておったのをまた他に好きな人が出来たからって出て行っちゃったりする輩ですよ??(え)歴史は繰り返すっつかやったことはいつかまた自分に戻って来るっつー話ですよ。(え)…っとそんな話ではなく。(黙)確かー…前回なきゃやまさんが演じておったのは探偵役でもって結構なアフロヘアだった気がするんですけども。(苦笑)今回はそこで笑いを取ってかなくても岩井(秀人)さん演じるへなちょこ探偵(え)勝又さんを見てればおのずと笑いが沸き起こって来るっつか何っつーか。(え)しかも男役…はそーんな数多く出て来るわけじゃないからいいわけだけれども(え)勝又さんを演じておったかと思っておったらば次のシーンでは四女のかれすぃーのボクサー役だったり大変…!んー…ま、一緒に住んで生活してるんだからしてしょうがないってのはあるわけだけれどもプロテストに受かるために減量??の日々が続いてくわけですよ。しかもぎりっぎりのところまで自分を追い込んで追い込んで汗だっくだくになってそれで走り込みとかしても足りなくてサウナ籠ってまだ汗絞り出したりしてさ。それに付き合わされて…ってか目の前で食べたくても食べられなくてじりじりしてる人を目の前にして自分だけは美味しそうにラーメンズルズル啜ったりおもっくそデカいハンバーグに齧り付いたり出来ますか??ってところか。でもそれでいちいち「俺の前でモノ喰うな!」つてキレられてワーワー文句言われるんだったらこっちも「はぁぁぁぁぁっ???!!!」」ってなるわ。(え)肝っ玉のちっちぇ男だな、おい!ってなるわ。(えー)「ハイハイ、そうですか」つてますますとあっつあつでとろっとろのチーズが半端ねぇ糸引くピザ喰ったり(死)美味しそうな匂いが漂いまくるロールキャベツ煮込んだり…って地獄かwww「嫌なら出て行ってくれていいんですけど??」とか言うわ。(えー)(ヤな女←)…あ。でも向こうが勝手に自分が住んでる家に転がり込んで来てそれでなし崩し的に今同棲しちゃってるっつー設定だったらばそうだけれども(ヒモかよwww←)家賃もちゃんと折半で割り切っててそいでもって生活費もバイトやら何やらでちょっとずつでも入れてくれるってなハーフ&ハーフ(違)な立場だったらばおいそれと「嫌なら出てけよ!」の台詞は言えないけども。(黙)でもアレでそ??(何)夏帆嬢もとい咲子が水商売っつかホステス??で働いて金稼いで来てそれで賄っておるんだからして「嫌なら出てけよ!」つて言えるのは咲子の方だと思うんだけれども咲子は咲子でラーメンやらいろいろ食べたいモノも我慢してかれすぃーに付き合って食べない行に付き合ってやってしかもそれで栄養失調でぶっ倒れるまで我慢して…って意外と健気だったんだねって話。(え)「そんなこと、頼んでない…!」つて言われて逆ギレされて…ってやだ、こんな彼氏。(爆)そりゃぁお腹空いてイライラしてるのは分かる。あたしもそう。(え)食べたいのに食べれなかった時誰彼なく八つ当たりしたくなったし。(死)でも人にそれされるのはやだー。(だから)「ごめんなー。でも食べてくれていいから今だけは他のお姉さんたちのとこにでもいっててくれるか??」ぐらい言えよ??(えー)だからこの人、プロテストに受からないんだわ。(そこ??) その裏側で繰り広げられる勝又さんと三女の滝子さんとの純愛っぷりっつか何っつーかそのぉー…ってか若干滝子さんに喰われちゃってる感あるんだけども。(苦笑)あとはー…父親の浮気がどうとかこうとか…であーでもない、こーでもないつて揉める四姉妹なわけだけれどもそうは言いながらも長女の綱子が父親ほどにも年の離れた??小料理屋の旦那と浮気しておったり…ってか山崎一さんがまぁまぁ大概50代…より上の役は割り振られておったかと思うのでそう見えたんだけれども(苦笑)そーんなべつくりするほど「お年寄り」ってことでもないのかしらん??(おぶおぶ)でもその小料理屋(!)の旦那さんの奥様役ってのが姉妹役の中では次女役を演じておる小林聡美さんだったりしてなーんかもう力関係逆転っつかチクチクチクチク嫌味ったらしく「そこに隠れてるのは分かってるんですのよ??」つて弄り倒して来る感じだとか面白すぐる…っ!!!…っつかいつからなのか不倫はコンプライアンス的にどう…みたいなことで「人として」ってなところでサイテー、サイアク、人でなしみたく叩いて叩いて叩かれて芸能人だったらば速攻で仕事干されて復帰するにも記者会見開いて「反省してます。二度としません!」みたいなのを涙ながらに訴えて…ってしないと戻って来れないみたいな??(えー)や、いつから??なーんか不倫が絶対悪みたく言われるやうになったのって??(おぶおぶ)少なくとも昭和の時代は不倫上等wwwってかもそっと「王道」ってな勢いだったと思うんだけども。(苦笑)…や、まぁ不倫がいいことだとは言わないけれども(苦笑)でも何っつーか…好きになっちゃったもん、仕方ないじゃないですか??(え)…ってか不倫しててもちゃんちゃんと生活費だけは忘れずに振り込んでくれるとかしてくれるんだったらばそれでいいや。(え)家帰って来ないんだったらその分食事作らなくていいし自分の分だけだったら何喰ってたって平気だし。(死)それで住んでる家も残しておいてくれるんだったらば安泰じゃないですか??っつかまぁ不倫が本気になっちゃって「別れてくれ!出てってくれ」つて言われるやうなことになったらそれはそれで大変だけども。(黙)そうでなければどこで何してようが気にしなーいwww(おい)こっちはこっちで好きなことして楽しませて貰うだけの話で。(おい)…ってか次女のところの旦那(山崎一さんの役どころ)もなにげに不倫してるっぽいっつかその気配濃厚??っつーので巻子(小林聡美さんの役どころ)も言い出そうか言い出さまいか??ってなところで顔を合わすたびにハラハラドキドキ…ではないかもしれないけれども(苦笑)今日言うか??それとも明日??みたいなところでずーっとワタワタしてる感じがどうにも…。(苦笑)前回はもそっとやきもきするっつか「うちの旦那に限って…!」つて思い直したかと思ったらばやぱーりそうじゃなかったか…みたいなところで落ち込んだりと割と起伏の激しい人ってないめいじだったんだけれども小林聡美嬢が演じると全編通してカラッとしておるっつかそこまで思い悩んでる感じじゃないしそれに大阪に出張して1週間ほど留守にするからみたいなことで旦那が出て行ったかと思ったらば昼過ぎに電話??が掛かって来て巻子がその電話に出たらば「向こうには昼過ぎまでに着いたらいいんだから今から飯でも喰わないか??」つて明らかに不倫相手??のきっと社内恋愛(それを「恋愛」と呼ぶのならば←)で一緒にいる相手に掛けたつもりが間違って家掛けちゃったよ!な大事件発生ーwwwそっと受話器を置く…なやるか??普通??…ってか公衆電話だからやっちゃう間違いなんだよね。(苦笑)外の電話っつー掛け慣れないっつか普段だったらば「今日遅くなる」だとか「雨降ってるから迎えに来て??」だとか公衆電話から掛ける相手って結構な頻度で「家」が多いと思うんですよ。社内恋愛(おい)だからわざわざ相手に電話するやうなことってあーんま頻繁には必要ないし普段だったらば内線??で事足りるところをわざわざ外から電話するからそゆことになるわけなのであって携帯だったらばなーんの問題もなく掛け間違いなんてなことにはならないはずなんですよね。(苦笑)相手と番号が記憶されてるわけだからしてこっちが検索しなくてもいいし勝手に間違いなく相手に繋がるし。それを公衆電話だからっつーのでついつい手が指が覚えてて「家」に掛けてそれも無意識で。こっちは不倫相手に掛けてるつもりで繋がった!と思って喋り掛けたらばなーんか変な空気感でもって思い返してみたらば「これってー…家に掛けてる??(おぶおぶ)」つて思い直して思わず切っちゃった…的な??(苦笑)「よくよく考えてみたらばまだ時間あるし外で一緒に飯でもどうかと思って」つて奥さん相手に変な言い訳??するよりかは切った方がマシ、と。(黙)いっやぁー…でも不倫…してるんですかねい??(え)付き合ってる相手がどういうおなのこなのかがわっかんないからアレなんだけれども(苦笑)ふっつーに部長??とだったらばタダ飯喰えるしいいところに連れてって貰えるしまぁその代償に寝るぐらいだったらまぁ…なサバサバした感じのおなのこなのかもしれないしさー。こうほんっつ向こうも前のめりになって「奥さんと別れて…!」つて言い募って来るやうな??ちょっと重い感じのおなのこだったら後々こじれそうだけども。(え)んー…この場合どうなんですかねい??ってかまぁ奥さんの方の家族の問題にも何かと付き合ってくれたりお母さん(小泉今日子さんの役どころ)が倒れて病院に運ばれた時だったっていろいろ車出してくれたりだとかしてくれてそれに父親の不倫相手??のことも言われれば調べてくれたりしてまあまあふっつーにいい人なのでは??(え)…や、まぁ自分が後ろ暗いところがあるからってのも確かにあるかもしれないけども。(苦笑)でもまぁ全体的に席に座りながら何度となく「カーン!」ってゲームカウントの鐘を鳴らしたくなる感じでしたことよ。(苦笑)こっちは舞台上に座っておるのでいろいろと目の前を役者さんが…!だったんだけれどもさ。(苦笑)客席降りっつか父親の不倫相手のアパート??を偵察に行くだか何だかでブラブラ歩きがてらに1列目の前を横切っておいでですた。前ーに観た時はもそっとしんみりしたドラマだった気がするんだけれども今回はテンポよくサクサク進んで行ってしかも「こんなゲラゲラ笑える感じだったか??(わなわな)」ってなるぐらいに面白かったし最後までだぁーーーっと走り切って終わった…!って感じで楽しかったのすー。またモチロンプロデュースで公演あれば観たい…かも??(え)そうしてまた来週も岩井さんを間近で観れてしまう件。(苦笑)そっちも楽しみー♪ 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