708.「阿弖流為」

主なキャスト:市川染五郎・中村勘九郎・中村七之助・坂東新悟・片岡亀蔵・坂東彌十郎・大谷廣太郎・中村鶴松・市村橘太郎・市村萬次郎・澤村宗之助
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 舞台監督:芳谷研
公演記録:2015.10.3〜17@大阪・松竹座(大阪)
あらすじ>>時は古、処は日の国。風が運ぶひそやかな言葉が都に漂い、やがて物語の幕が開く。
「日の国若き時、その東の夷(ひな)に蝦夷あり。彼ら野に在りて未だ王下に染わず。帝彼らを疎み兵をもって滅せんとす。是即ち帝人兵。都人これを皇戦と呼ぶ」
季節は春。しかし満開の桜を蹴散らすように、一群の盗賊が都を襲った。「蝦夷」を名乗る彼らは、蝦夷討伐への報復のため京の街を襲い続けているのだ。だがその実彼らは何者かに操られて暴虐の限りを尽くす、「偽蝦夷」の一団だった……。
そこで、二度と逢えぬ定めの男と女が、再びめぐり合う。男はかつて、蝦夷が奉じる荒覇吐の神の怒りを買い、名前と記憶を封印されて北の国を追われ、都で「北の狼」と名乗る男。立烏帽子と仮の名を名乗る女もまた、その昔、神の怒りに触れ、好きな男の顔と名前を封じられてこの都に流れ着いた。言葉を交わすうちに、ふたりはそれぞれの本当の名前を思い出す。
男の名は阿弖流為。禽よりも早く山を駆け、獣よりも早く草を走る、蝦夷の中の蝦夷の名だ。そして女の名は鈴鹿。それはかつて阿弖流為が神の意志に背いてまで守った、愛しい女の名前だった。失っていた自分自身を取り戻した二人は、「偽蝦夷」を操る黒幕の悪行を暴くため、京の闇に消えていく。
一方、蝦夷征伐は一向に進展なく、宮中では新たに一人の男の名前が征夷大将軍の候補に挙がった。その男こそ人呼んで「都の虎」、名を坂上田村麻呂。曇りのない人柄で都中の人々から慕われる猛き武人だ。その澄み切った心が、戦いに疲れた兵士たちの心の泥を雪ぎ、この戦いの「大義」の象徴となる――
そう見込んで田村麻呂を推したのは、右大臣藤原稀継。田村麻呂の姉である帝の巫女、御霊御前も、弟の出世を坂上家の誇りだと喜ぶ。
だが、田村麻呂は気が進まない。「人は義に生きる。でもそれが戦になると大義になる。義と大義。大という字がつくだけでどうも胡散臭くなる……」
蝦夷の誇りの両刃剣を手にした阿弖流為は、大臣禅師無碍随鏡の屋敷に躍り込む。この男が「偽蝦夷」を操って略奪を繰り返し、私腹を肥やしていたのだ。満身の怒りをこめて剣をふるう阿弖流為。たちまち随鏡がひれ伏し、命乞いをしたその時、そこに田村麻呂が現れる。両脇を固めるのは、いずれも若き忠臣、飛連通と翔連通だ。大臣禅師の悪行を知った田村麻呂は、貴人であるにも関わらず容赦なく縄をかける。阿弖流為はいつの間にか音もなくその場を立ち去っていた。
翌朝、故郷を守るため北の国へ帰ろうとする阿弖流為と鈴鹿の前に、田村麻呂が歩み寄る。随鏡の悪事を暴いた礼を言いに来たのだ。朝陽の中、対峙する「北の狼」と「都の虎」。互いにその身に滾る武士の血の熱さを認め合う二人は、これからそれぞれに課せられるであろう、過酷な運命に身震いしている。
「……次に会うときは、戦場かな」旅立つ阿弖流為の背中に田村麻呂が声をかける。足を止めた阿弖流為は振り返り、田村麻呂を見つめる。「もしその時は……死力を尽くして戦うのみ」うなずき合った二人は、互いに背を向け、それぞれの道を歩んでいく。
北の国では、帝人軍の攻撃の前に蝦夷軍が劣勢を強いられている。業を煮やした蝦夷の一人、蛮甲は、皆を鼓舞する。「いくぜ野郎ども!蝦夷の意地を今こそ見せてやろう!」「待て、蛮甲」――そこに姿を現したのは阿弖流為だ。鈴鹿と共に、ようやく蝦夷の里に戻ってきたのだ。
だが蛮甲は、共に帝人軍と戦おうとする阿弖流為を激しく拒絶する。荒覇吐の神に呪われたこの男は、蝦夷に災いをもたらす裏切り者だというのだ。しかし蝦夷の神の巫女である阿毛斗が、阿弖流為の心と力を試そうと条件を出す。「胆沢城に捕らわれている蝦夷の戦士を見事救い出せるか?」うなずいた阿弖流為は胆沢城へ急いだ。だがそこには、帝人軍の将、佐渡馬黒縄が、卑劣な罠を仕掛けていた……。
一方、宮中。帝の命により呼び出された田村麻呂は、御霊御前と藤原稀継の口から、北国での苦戦の様子を聞く。蝦夷を率いる新しい将の出現により、胆沢城が蝦夷の手に落ちたというのだ。その将の名が阿弖流為だと知った田村麻呂は、ついに心を決める。「……坂上田村麻呂、征夷大将軍のお役目、お受け致します」

黒縄の罠をものともせず胆沢城を奪還した阿弖流為は、再び蝦夷の人々の信を得、先頭に立って帝人軍への反撃を開始した。しかしその行く手に征夷大将軍、坂上田村麻呂が立ちはだかる。将自ら正々堂々、正面切って一騎打ちを挑む田村麻呂。微塵も臆することなくそれに応じる阿弖流為。二人の火の出るような決闘を尻目に、百戦錬磨の将、佐渡馬黒縄は、卑劣にも、蝦夷を殲滅するため川に毒を流し入れた。「それが帝の名を借りた軍のすることか!」顔色を変えて叱責する田村麻呂を、黒縄は不敵な笑みを浮かべて睨み付ける。帝人軍に不穏な空気が立ち込めた。
数日後、蝦夷の空に広がる星々を見上げている田村麻呂を覆面の刺客が襲う。それは何者か?蝦夷か、それとも――?不審に思いながら敵の行方を追う田村麻呂。だがその身体を、突然何者かの刀が刺し貫く……。
「征夷大将軍坂上田村麻呂は、蝦夷の刺客の手にかかりあい果てた。その仇、必ずや討ち果たすぞ!」新たな戦いの「大義」を得た帝人軍は猛攻に転じる。敗走を続ける蝦夷軍は疲れ切り、ついに食糧も底をつく。なすすべのない阿弖流為……。しかし阿弖流為はやがて田村麻呂の死の真相を知る。そして怒りに満ちたその手が、再び蝦夷の誇りの剣をとった。
数日後、いよいよ帝人軍の総攻撃が始まる。両刃剣を高く掲げ、阿弖流為は猛然と敵軍へ斬り込んでいく。
その頃、川岸の粗末な小屋で、ある男が静かに目を覚ます。田村麻呂だ。刃を受け崖から突き落とされた田村麻呂は、ある女性に助けられて一命をとりとめたのだ。その女の首筋には蝦夷の首飾りが揺れている。そしてその顔は……鈴鹿にとてもよく似ている……?再び命の力が甦った田村麻呂に、その女が言う。「田村麻呂様……阿弖流為様とお二人、仲良くはできませぬか……」意外な言葉に虚を衝かれる田村麻呂……。
圧倒的な帝人軍の総攻撃の前に、次々と蝦夷たちが倒れていく。そして阿弖流為も追い詰められたその時――戦場に田村麻呂が舞い戻る。謀略の糸に翻弄されながらも、再び戦場であいまみえた「北の狼」と「都の虎」。果して互いの身に滾る、武士の血の運命は――?

たーぶーん新感線バージョンでの舞台は観てないと思うんですけれど。(苦笑)とりま新感線先行で申し込んでみたんだけれども無事に(?)1階 6列 4番っつーとんでもなくいいお席が…っ!!!(きらーん)もう1等席で16500円(+手数料諸々入ったらもう17000円超えて来ちゃうからね…。滅)とか何かの冗談ですか??(おぶおぶ)って感じだったんですけれどもさすがの公式先行だからなのか何なのか運よく花道すぐ横の通路側席でしかもすぐ斜め前ーには花道の迫り出し箇所があっていちいちそこからお染ちゃん(市川染五郎氏)だとかかんくろくん(中村勘九郎氏)とか七くん(中村七之助氏)とかばんばん出て来てくれるしもうすぐ目の前で見得も切ってくれるしで超超超豪華すぐる…っ!!!寝てるヒマなんてありゃしません…っ!!!(死)…っつか阿弖流為ってほんっとに歴史上に存在した実在の人物だったんですねい…。(苦笑)それぐらいの前知識入れて行きやがれっ!!!ってなもんだけれども新感線のお芝居だからふっつーに想像上の人物っつーのかお芝居の中だけでしか出て来ない(でもその他諸々は歴史上の出来事に沿ってる、みたいな??←は?)そういうキャラ的なのかと思っておったらばこないだクイズ番組かで蝦夷討伐うんぬんの下りで「阿弖流為!(アテルイの当て字はなかったと思うんだけども。苦笑)」つて答えが出ておってうっわ…!すっげぇー!!!ホントにいたんだー…(感心)つて思っちゃったぐらいさwww(えー)でも歴史の中でもこの辺りの時代ってあーんまり重要性を帯びてないっつか「蝦夷討伐!」とか「征夷大将軍坂上田村麻呂」とか単語としては覚えてる(特に「征夷大将軍坂上田村麻呂」なんかはもう続けて一括りでまるっと覚えちゃいたいし言いたい名前だよねwww←え)んだけれどもまぁまぁそんなことがありましたよー程度のことでそこばっかりふかーくふかーく掘り下げてまでどうこうするやうな話題(え)じゃないし…。(苦笑)結構いい加減に通り過ぎちゃって終わり、みたいなとこありますもんね…。(黙)あの時代からしたらば北海道なんかもう外国みたいなもんだったのかもしれませんねい…。(遠い目)今でこそ飛行機でびゅーんっ!!!と2、3時間かそこらで行けちゃうし破格のお値段のツアーだったらば3泊4日??4泊5日??で4万円ポッキリvvvみたいなのもあったりなんかして(その代わり北海道ぜぇーんぶまるごと!とかじゃなくて道東だけだとか道南だけだとか半分??ずつ限られてるのが多いけども。苦笑)ぜんっぜんっ!かんったんに行けちゃう(冬場は飛行機が飛ばなかったりして大変なこともあるかもだけど…←)場所って気はするけれどもわざわざ海を渡ってそのまた向こうにある島のことだからしてほんっとにもう日本人とかいる??(おぶおぶ)ってな感じがするのは否めないものがあるな、と。(苦笑)あといっつもごっちゃ混ぜになってよく分からないのが蝦夷ってのはアイヌの人たちとはまたぜんっぜんっ!違う…ってことなんですよねぇ??(おぶおぶ)蝦夷って呼ばれる人たちも元々は日本本土に住む人たち…っつか元を辿ればそもそもが北海道出身!みたいな人は少なくて「まだ誰も手付けてないとこに行って一旗上げるぞ!」的な??(え?)本土はもういろーんな人たちが狭い土地を奪い合って犇めき合って…っつか今ほどまでは人がいなかったかもしれないけれどもそれだったってお金のあるのとないのとではぜんっぜんっ!待遇が違っただろうしそういうまとまった土地を手に入れる甲斐性のない人たちにとっては住み難い場所だったんだろうしさ??(苦笑)そゆ人たちが敢えて…!自分の元々持ってた土地を捨てて北海道へと居を移して気象環境もまぁーったくもって違う土地で一から作物を作って努力に努力を重ねて開拓して来た人たちの先走りが蝦夷…ってことなんですよねぇ??(おぶおぶ)アイヌの人たちってのは元々が北海道に住んでた人たちっつーのか所謂こういう言い方は失礼なのかもしれないけれども原住民族みたいなこと…なんでそ??(おぶおぶ)したらば蝦夷と都の軍の戦いっつーのは結局のところは内紛みたいな??(えー)これ以上野放しにしてのさばらしとけない…!っつーので「蝦夷討伐!」みたいなのをぶち上げて突っ込んで行ったわけでそ??それだったらば都の軍の方が分が悪いっつかかんっぜんにっ!悪者ってな感じがしないでもないんですけれど。(苦笑)…ま、かんくろくんが田村麻呂を演じておられるわけで「真田十勇士」(観劇日記No.574参照)の時もそうだったけれども軽妙洒脱っつーのかすっげ憎めない人みたく描かれておるので果たして田村麻呂はほんっとぉーに都の悪人だったのか??つて聞かれたらばこのお芝居の中だけに関して言えばそこまで悪い人じゃなかった…!っつーことになりますねい。(苦笑)なーんか「征夷大将軍」みたいな仰々しい名前が付けられて矢面に立たされていっちばん割を食っておったのはこの人だったんじゃないのかなぁ??と。(黙)実際問題政治的にどうだったみたいなことを日本史の授業でも触れられたことがないので(苦笑)ほんっつ「征夷大将軍坂上田村麻呂」の言葉だけが独り歩きしてしまっておって他のことはどうでもいいっつかこの時代で覚えることっつったらばほんっつそれだけしかなくて(えー)この人が果たして英雄だったのか??それとも悪者だったのか??みたいなことまで考えたこともなかったしどうでもいいことだと思っておったんだけれどもこのお芝居で観ておったらば利用するだけ利用されて最後は詰め腹切らされて…っつーのか主役だから死なない法則(は?)が発令しておるので(笑)右大臣(坂東彌十郎さんの役どころ)クラスに斬って殺されるやうなことになったとしても人知れず助けられて生き延びてました…みたいなことになるのはまぁお約束通りっつー感じなんだけれどもそれにしたって酷すぐる…っ!!!大体「藤原」っつー苗字の付く人たちって歴史の中では胡散臭い登場人物でしかないんですよねー…。(え)この時代はまだ関白政治だ何だっつーのが取り入れられてないのでアレだとは思うけれどもでも聖徳太子の時代から摂政として帝の口添え??みたいなのでずーっと裏番長みたく君臨しておったわけじゃないですか??(え)帝なんかもう形だけの何だったらもう藤原の何某の操り人形どころか腹話術の人形ぐらいにしか存在してなくて(えー)言いたいことも言えずやりたいことも出来ず…っつか5歳とか6歳とかからもう帝として祀り上げられて「そーんな子供だから世の中のこともよぉーっく分かってないから教育係として後ろに付いてますよvvv」とか言いながら政治的なことはぜぇーんぶ藤原の何某の思った通りに世の中動いてくみたいな??(え)役職の名前は時代ごとに変わってはいるけれどもやってることっつったら同じでそ??(えー)帝自身も最終的にはもぬけの殻だったけれどもとぉーっくのむかーしに右大臣の藤原くん(おい)が斬って捨てて殺して始末しちゃってたんぢゃね??(おぶおぶ)占い師っつか巫女なんだっけか??御前(市村萬次郎さんの役どころ)がどこまで事の次第を知らされておったかは分からないけれども(下手したら藤原くんだけが知ってたことで御前すらも操り人形だった可能性は無きにしもあらずだけども。黙)御前の言うことを「まぁまぁ…」つて取り成しつつ田村麻呂の信頼を得てこっぴどく裏切るとかあざといわー…!あざとすぐる…っ!!!でもぢつは悪役の方が遣り甲斐があるっつーのか演じる分にはものすんげぇ楽しいと思うんですよねーwww(え?)主役を甚振ってなんぼだしwww(は?)自分が主役のファンから嫌われれば嫌われるほどそれだけ演技の評価は高いってことになるわけだしさ。よくよくパンフを読んでみたらば新感線バージョンにはなかった役なんですねい。じゃ新感線版はふっつーに田村麻呂が黒縄(市村橘太郎さんの役どころ)に刺されておしまい、ってそゆのだったのかなぁ??それだったらちょっとインパクトが弱い気がするけどどうだったんだろ??(素)

お染ちゃんは安定の演技力っつか何っつーかもう観るたびに汗が迸っておられてあれだけ動いてたら当然のことながらびしょびしょになってもしょうがないんだけれどもただただ素直にすげぇなvvvと。(え)田村麻呂を助けたのも鈴鹿だしお染ちゃんもとい阿弖流為のカノジョー(おい)も鈴鹿だし何で??(おぶおぶ)と思っておったんだけれどもそゆことだったのかー…!と。(納得vvv)いっくら不可抗力とは言え神様に楯突いてっつか刃を向けるきっかけになった存在なんだから女の人だし住むところまで奪うのは正直可哀想…っつーのかそういう流れがあったのかどうかは分からないけれども(苦笑)一生隠れた存在として山の奥に引っ込んでひっそりと暮らすことを余儀なくさせられて…ってのは分からないでもない。阿弖流為も鈴鹿の名前までは思い出せたけれども彼女を取り巻く境遇っつーのか自分が神様を斬って捨てた(…ってまぁ死んではいないけれども。苦笑)後に彼女がどういうことになったか??みたいなことまでは具体的に覚えてなかったかそれとも知らされてなかったか…??鈴鹿のフリをしておった大神様…ってか荒覇吐様っつー竜の化身でしたっけねい??なーんかアレ観てると「もののけ姫」の大神様を彷彿とさせるっつか…。(苦笑)神様なんだからいっくら何でも阿弖流為に復讐のために立ち上がった…!みたいなことではないと思うんだけれども…何??みんなが「阿弖流為、阿弖流為」ばっかり言うから嫉妬…??…まさか、ね??…なーんて思っておったらば大神様は大神様で考えがあったやうでカノジョーを守るためとは言え自分みたいな神様に向けて刃を振るえる阿弖流為を見込んで「戦を続けろ!」っつーことを伝えて来る。もちろん阿弖流為は鈴鹿の遺言でもある「和睦」の道を選ぶわけなんだけれどもそのことで大神様と対立して今度こそ斬って倒さなくちゃいけない相手になってしまう…。(黙)大神様はもちろん「斬れるわけがないwww」つてタカを括っておったのがまんまと阿弖流為に斬られることになってしまう…。(滅)でもそれだったってアレでそ??(は?)阿弖流為が命懸けで守った鈴鹿の恰好をしておる自分のことを「斬れるはずがない」(もちろん技術的なことも含めてだろうけども)っつってるけれどもだってそれ、狙ってその恰好を敢えてしてるわけでそ??入れ物は確かに鈴鹿だけれども中身はぜんっぜんっ!違うぢゃんwww(爆)そんなん、ずりぃわwww(え)確かに大神様が鈴鹿に憑依してるっつーんだったらば阿弖流為も最後まで斬り捨てることは躊躇したかもしんない。でももう鈴鹿は死んでこの世にいないってことを知ってしまってるし百歩譲ってまだ鈴鹿が生きてるかもしれない…?!っつー望みの欠片があればその狙いはもそっと効果があったかもしれないけれども今はないわー…www(苦笑)あと蛮甲(片岡亀蔵さんの役どころ)…!「ばんこう」っつー言葉の響きからして「マクベス」(観劇日記No.33、567参照)のバンクォーから取ってるのかなぁ??なーんて思ったんだけれどもバンクォーにしたら裏切りに次ぐ裏切り…wwwしかも熊のくま子っつー嫁まで…!!!(どーんっ!)かっくじつに2枚舌…どころか5枚舌ぐらい持ってそうな河野(まこと)さんがいかにもやってそうな役なんですけどもwww(爆)あー…でも河野さんはくま子なんか連れ歩いてないかー…。自分の方がちっちゃく見えて情けなさ満開になるし…。(死)「マクベス」の中のバンクォーだったらばマクベスと親友(?)だったはずなのに3人の魔女にひとたび「マクベスは王になる男。バンクォーは王にはならないが子孫が王になる男」(ざっくり簡略化するとそゆことだよねぇ??←)ってなことを言われて疑心暗鬼に陥っちゃったマクベスに息子共々殺されそうになって自分は死んでしまうけれども息子だけは命からがら追手から逃れて国外の王と手を組んでマクベスに復讐を果たす…!みたいなそーんな役どころだったかと思うので裏切りとは関係なかったかと思うんだけれども。(苦笑)でもまぁ阿弖流為さえ戻って来なかったらば蛮甲が順当に行けばみんなの先頭に立って指揮を取っておったかもしれないわけでそ??阿弖流為と蛮甲がそこまで仲が良かった風なシーンはないし大体が阿弖流為が大神様(簡単だからそう呼ぶことにする←え)に刃を向けたことで村落共々連帯責任っつーのか神様から守って貰えない集落地帯みたくなっちゃってどっちかっつーと阿弖流為のことが疎ましくて仕方がない空気感を隠しもせずに発散させまくってる人ってな感じなんですけどー…??(おぶおぶ)そーんな蛮甲が一旦は寝返って帝軍に垂れ込んで入れて貰ったのが用がなくなれば早々に斬って捨てられる運命にあったのをくま子が身を挺してこの蛮甲のことを守って「おまいは弁慶か…っ??!!(わなわな)」ぐらいに刺されて満身創痍になりながらも何度も何度も立ち上がって最終的にはまだ未練たらったらの蛮甲にまで吠えかかって「早くここから離れろ!」みたいなことを指し示してくれたりなんかして出来た嫁…どころか出来た熊だなー…なーんてwwwそんだけ嫁っつかくま子のことが可愛いんだったら最初っから裏切ったりなんかせずにずーっと阿弖流為のところで大人しくしてればよかったのに…ってかまぁ何だかんだ言っても阿弖流為の方が武力スキルは上だし何かと人望も厚くてみんなからも頼られまくってるししかも一旦は神様殺し(だから殺してないけど←)の容疑で国外追放までさせられてたのが戻って来たら戻って来たでみーんな手の平を返したかのやうにほいほい付き従いやがって…!みたいなこれまた嫉妬??男の嫉妬は醜いねぇ…っ大神様は女の人に化けてたぐらいだから女性性を持った神様ってことになるから違うのか。(苦笑)それにしても全員が歌舞伎役者さんだと思って観ておったんだけれども川原(正嗣)さんとか出てたんだね…。(苦笑)ぜんっぜんっ!気付かなかったわー…。(黙)…ってか歌舞伎の人とかメイクしたら全員同じ顔…。(爆。主役とか主要キャストさんぐらいは分かるけれども他の人たちはまるで区別が付かない…←)カテコの時にも出てらしたはずなんだけれどもありぃー…??(おい)冒頭タイトル出るのが手書き書割看板みたいなので一瞬「…花柳社中??(おぶおぶ)」とか思ってしまったんですけれども段々セットのちゃっちさ(え)も気にならなくなって来て最終的には歌舞伎まんせぇーvvvって感じでしたねい。…ってかこれも猿ちゃん(市川猿之助氏)のやっておるスーパー歌舞伎みたいなもので正統派歌舞伎からしたらばなんちゃって歌舞伎(何せちゃんとした歌舞伎を一度も観たことがないので何とも言えないんだけども。苦笑)なのかもしれないけれども(いちお歌舞伎NEXTつて銘打ってあるぐらいだし)やはし所作とかそゆのが歌舞伎ちっくっつーのかもう体に染み着いちゃってるんだろなー…。あとはー…腕に付けるLEDリストバンドだっけ??スイッチだけONにしといたら後は向こうが勝手に操作してキラキラ電飾が付くやうになるのん。アレで蝦夷の星空を会場全体で…!みたいなのをやったんだけれどもラルクはん@国立の時も持たされたっけなー…。(遠い目)列によって色の出る順番まで変わって来るっつーのでラルクはんの時は「席に置いてなかったからと言って空席の分を取らないで下さい」みたいなことを注意書きされておったんだけれども今の最新技術ってのは凄いねー…!(え)1階にいると平面で2階、3階の人たちのがホタルっぽく見えておったんだけれどもステージの上から全体観るとキレイだったりするのかなぁ??(おぶおぶ)これでまた「阿修羅城の瞳」(観劇日記No.56参照)なんかも歌舞伎化されちゃったりするのかしらん??(え)またそれはそれで楽しみだけれどもチケット代はもそっとお安くでお願いしまふー。(切実)