299.「蛮幽鬼」

主なキャスト:上川隆也・稲森いずみ・早乙女太一・堺雅人・橋本じゅん・高田聖子・粟根まこと・山内圭哉・山本亨・千葉哲也
作:中島かずき 演出:いのうえひでのり 舞台監督:芳谷研
公演記録:2009.11.9〜26@梅田芸術劇場メインホール(大阪)
上川(隆也)さん&堺(雅人)さんに早乙女(太一)くんでしょうー??もうぜってぇチケット取れる気がしねぇよ…(黙)ってので慌ててJCBカード会員先行に申し込んだのがいけない。(は?)よくよく日程も確めずに「確か千秋楽は平日昼公演だったよねー??」と思って申し込んだのは25日の昼公演。てっきりこれが千秋楽だと思ってて抽選で「当選」のめいるが届いた時「やったー!これで一安心」と思ってたけどこれって前楽だったのね…。(どーん!)千秋楽は元々扱いすらなかったご様子…。(滅)取り直そうかとも思ったけどS席で取っちゃってるもんだからまた交換出したり譲渡に出して他先行当たったりするのも面倒で…。(おい)しかもカード会員先行ってそーんなに大していい席が届くわけじゃないのでたぶん恐らく2階席。だったら買い手もなかなかつかないだろうしもういっかなー、と。(え?)しかも思ってた通りに届いた席は2階 1列 52番…。やっぱりなっ!(爆)その後キョードー先行で郵便振替申込があったからそれで第一希望を大楽にして第二希望を18日昼公演にして申し込んでたらやっぱり第一希望は蹴られて第二希望の1階 12列 24番げとー。これが当日行ってみたらばたぶん前何列か潰してたのかそーんなに思ったほど遠くなかったしそれに花道通路脇2つ目の席だったもんだからすぐ真横を上川さんだの堺さんだのが通って行くのよーvv(萌)こりはとってもいいお席♪(おい)えーっと…最近いのうえ歌舞伎シリーズも外注(は?)が多くて青木(豪)さんだのくどちゃん(宮藤官九郎氏)だのがやってたから最初観た時「あー…これが中島(かずき)さんだったなー…」ってのに慣れて来るまで時間が掛かっちゃったかなー、と。初回観た時はなかなか前半の展開が遅い感じがしてこう物語が動き出すまでが助長っつか間延びしちゃってる気がして入り込むまでに無駄に時間を過ごしてしまったっつか。(黙)映像も芸劇のスクリーンの問題かもしれないけどあんまり鮮明に映ってなくて最近映像のかっけぇのばっかり観てたからそこでちょっと萎えたってのもある。(えー…)や、でも始まる前に「蛮勇記」→「蛮憂記」→「蛮幽鬼」に変わってくとことかは話の流れのいめいじがダイジェストで観れる感じでちょっといいかも。つか星降りのシーンなんかは2階から見下ろす感じで観た方がよりかっけぇかったので1階はもうステージと近い感じを楽しむ形でいいのかもしんない。(えー…)最初4人で出て来た時(山内)圭哉さんと粟根(まこと)さんと上川さんは分かるんだけど…で、誰だっけ??(爆)と思ってたらば川原(正嗣)さんでしたか…。(苦笑)いきなりのメインキャスト!と思ってたら速攻殺されちゃって「あー…やっぱりか…」(おい)と思っちゃったのはごめんなさい。(は?)1回目は2幕ぐらいからこっちの気持ちのエンジンも掛かって来たので(え?)日ネタを追うのもちょっと割愛。(苦笑)まずは話の流れから追っ掛けさせていただきますが1回目に観た時は最初は「結局お決まりの新感線でしかないのかー…」と途中までは思ってますた。(爆)こう…ちゃんちゃんばらばらがあってでも最終的には大団円で終わるんでそ??みたいな。今回たぶんあたしの中での期待値みたいなのも高過ぎたせいで「これぐらいは出来て当たり前」的なハードルをどんどん上げちゃってたのかもしれないしシリアスならシリアスでもう「吉原御免状」(観劇日記No.117参照)みたく徹底的に笑いの要素を削ぎ落としたのでもよかったと思うんですけど今回は笑いのバランスみたいなのに迷走しちゃってる感じがちょっとしたっつか。あたしも新感線は笑えるシーンがあってこそシリアスが引き立つみたいな絶妙なバランスっつかおちゃらけてるとこもたくさんあるのにそれでいて真剣勝負もアリみたいなのが好きだし大半のお客さんはお笑いへの期待値も高いと思うんですよねー。それだからコール&レスポンスのシーンも毎日必要以上に頑張ってたんだろうし。(苦笑)あれは…お隣の人のノリのよさによって全然違って来ると思うんですよねー…。(苦笑)1階の時も2階で観た時も基本1人で観劇する人なのでお隣に座ってる人は全然見も知らぬ人(おい)になるのが常なんですけれどあたしはやりたくてやりたくてうずうずしててもお隣さんが静かーな人だと躊躇しちゃうじゃないですか?(は?)恥ずかしがりながらも「なんぼの?!」「もんじゃぁーいっ!(こそっ)」とでも言ってこぶし突き上げてくれる人じゃないとこっちもやりづらいものがある。(えー…)とりあえず2回ともそこそこやってくれる人がお隣さんだったので心置きなくノレることが出来ましたがー…。(笑)(橋本)じゅんさんも「舞台の進行には何にも関係ない無駄な時間」って言っちゃってたしなっ!(爆)「こーんな中途半端なとこで終わっちゃってこっから先観れなかったら嫌でしょうー??!!2階、3階口パク許しませんっ!ちゃんとやるまで続けますからっ!」みたくおっさってました。(苦笑)それでどんどん近付いてっちゃって途中ちょっと客席降りてたしねー。でも圭哉さんと粟根さんの嫌々な顔っつか「すいませんねー、もうー。こんなことまでやらしてぇー…」みたいな顔の方が面白くてやる気のないのは舞台の上の方だおっ!敵は身内にありとか思ったり思わなかったり。(おい)ま、笑いが迷走してるとか言いながらも村木(よし子)さんの完全に女捨てた(爆)キャラ炸裂(じゅんさんに「君はそういうキャラでホントにいいんだね??」って冷静に素の声で言われて「…ん」って頷かれてましたが。苦笑)だとか(高田)聖子さんの片言方言台詞だとか村木(仁)さんのうしうし(爆)だとか右近(健一)さんの大王だとか劇団員さんたちの半ば体を張った笑いには随分と救われましたけども。シリアスだけだったらねー正直3時間乗り切るのは結構辛いしねー…。(苦笑)それでいつも蜷川(幸雄)さんのお芝居とかは途中絶賛睡魔に襲われるとこがあったりするんだけど。(おい)でもやっぱり何だかんだで最後はうるっと泣ける展開だったし「お約束でしょー??」って言いながらがっつり持ってかれちゃったのでいくなかったわけじゃないです、ハイ。(は?)

上川さんは今回復讐の鬼っつーことですっかりちらしではおじいちゃんかっ?!みたいなことになってましたけど白髪とは言いながら結構思ったより若い役だったのかもしれない。10年も閉じ込められちゃったからあんなことになっちゃってただけで。つか飛頭蛮(ひとうばん)の役なんかは「SHIROH」(観劇日記No.91参照)を彷彿とさせるっつか。どちらも教祖様な役だったもんねー。ただやっぱり気になったのは上川さんってお歌が苦手なんだとおも。(え?)「SHIROH」の時も相手が中川(晃教)くんだったからお歌上手くて当たり前の人と張り合わなくちゃいけなかったりで中川くんに比べればちょっと…(おい)みたいなとこがあったんだけど今回もちょぉーっとそういうとこはあったかなー、と。でも獄門島に連れて来られて復讐を誓うとことか1階で観てた時は12列目だしオペラでガン見するほどでもないかと思って持って行かなかったんだけど2階はさすがに持って行っててガン見してたらこれがもう汗だくだくで目もかっ!って見開いてこう体中からしゅうしゅう煙が立つんじゃないかっつーぐらいの気迫でそりゃまぁ充分オペラなんかで観なくても雰囲気は伝わって来るんだけどほんつ凄いんだなー、と。初回観た時は気にしてなかったけど堺さんに「名前は??」って聞いてなかなか答えようとしないもんだから「…聞いちゃいけなかったのか??(おぶおぶ)」ってなるとことか2回目は面白テイストなことになってますた。(え?)そのぉー…でも全体的に上川さんってばやっぱり真面目なんですな。役柄がってのもあるけど「復讐してやるっ!」って言いながら「お前は八ツ墓村かっ?!(は?)」みたいな全然関係ない人までめった斬りにするとかはないじゃないですか?あくまでも敵は浮名(山内圭哉さんの役どころ)と空麿(粟根まことさんの役どころ)であってそこはブレないじゃないですか?復讐に対してもストイックっつか。(え?)でもやっぱり復讐は復讐でしかなくてどれだけ残酷な殺し方をしても足りないと思ってたのにあっけなく死んじゃって。しかもわざわざ捕まって刑が下されて誰かの手にかかるぐらいなら自分で殺す!っつって追っ掛けてったのに空麿は仲間割れ??っつか自分が浮名を殺せば土門(上川隆也さんの役どころ)も許してくれるかも??!!命だけは何とか…!っつーので早々に遣っちゃったしそれを見た道活(橋本じゅんさんの役どころ)に「よくも息子をー!」ってので殺されてまたまたそこへ飛び込んで来た物欲(逆木圭一郎さんの役どころ)に「息子は浮名に利用されただけなんだっ!」って殺されてもう復讐のドミノ攻撃じゃー!(爆)結局土門が何もしないうちから全員殺されちゃってね…。(黙)今までの10年間は一体何だったんだ??って虚しくなっちゃうってもんでつ。復讐こそが生きてく糧だったわけだし。ま、親が子を思う気持ちみたいなのはしみじみとよかったけどそれじゃぁ土門の親なんかはどうなっちゃってたんだろう??とかね。(え?)元々いなかったっつー設定だったのかな??それこそ語られることもなかったし分かんないんだけど…。対する堺さんはもう笑顔でにっこり人殺しってねー。(苦笑)巷でこっそりアンチに「笑顔しか能のない下手な俳優」とか評されてるのに対する挑戦ですか。(は?)いやいや、もう…満面の笑みと言いながらそれが全然慈悲の笑顔ってわけじゃなく。堺さんの笑顔は確かに半伽思惟像とかそういう仏像の類か??ぐらいに有り難味たっぷりなんだけどあそこまで無慈悲にばったばったと斬られたら狂気的ですらある。ただがんがん頭ごなしに怒鳴り散らして怒る人ってのも怖いっちゃぁ怖いけど通り過ぎてしまえばどうでもいい感じすらするけど笑顔でにっこり怒る人ってものすんげぇ怖い。(え?)もう胸にがーん…と響く。どっぷり落ち込んじゃうしぐっさり来る。堺さんのやり方は目には目を、歯には歯をな遣り口で「裏切ればこうなるってことをちゃんと教えてあげただけだよ?」って言いながら自分の思い通りにならない人は容赦なく殺すっつー遣り方でそこにもう理由なんてない。や、まぁ「国を滅ぼす」っつー理由はあるけどそれだって言葉にしてみれば子供っぽいっつか随分と幼稚に聞こえる。自分がその国の王になりたいとかそういうのでもないし完全に裏から手回して着実に地盤固めするっつーね。やーでも最後土門に「お前の本当の名前は何て言うんだ?」って聞かれて「そんなもの…ないよ。君には(本当の名前が)あるのかい??」って問い直すシーンとかぐっと来るよねー、もうー。(何)土門ももう土門であることを捨ててしまった人間だから。本当の自分、ウソ偽りのない自分って何なんだろ??それに比べれば左大臣の惜春(千葉哲也さんの役どころ)の遣り方は随分と遠回りではあるけれど自分が王になるためには子供ですら手にかけるっつー情け容赦のなさとかはかなり残酷。しかもサジ(堺雅人さんの役どころ)に「あのへらへらに騙されちゃいけない!」とかまで言われちゃってるし!(あんたに言われたかねぇよっ!爆)途中丹色(山本カナコさんの役どころ)が怪我したのを負ぶって屋敷まで連れて帰ってやったりするところなんかきゅぅーん…とするぐらいに優しさ大爆発なんだけどそれって自分が信用出来る人間にしか手を差し伸べないんだなーっつーのが後で分かって来たりすると怖っ!堺さんの殺陣は基本ひらりひらりと交わしてく感じだったから動きに無駄がない感じがしてキレイですた。早乙女(太一)くんの殺陣はそれこそもう舞い踊ってる延長線上にあるって感じで体重の感じられないとこなんかがものすんげぇことだよ!と驚きだったんですけどそれとはまた違った軽やかさがあって素敵ですたvvやーでも早乙女くんは何だね。(は?)妖精かっ?!もうー!!!守られてぇぇぇぇぇっ!!!(おい)王子様っぷりが波状攻撃でじわじわと聞いて来るっつかねー。(何だ、そりゃ?)そんな王子様に守られる稲森いずみ嬢でしたが。初回観た時はやっぱり線が細いし不安定要素なのかなー??と思いながら観てたんですけど全然っ!土門を自分の手で殺すことで大王としての威厳を取り戻してく最後なんかものすんげかったですもん。「民よ、聞けー!わたしはこの国を…この国をー!!!」って叫ぶとことか政治家の皆さんに見習ってほすぃーぐらいで。(は?)

あとは劇団員さんになりますけど(高田)聖子さんの謎な方言はどれもこれもおかしくて最高ですたvvこう開放されていきなりハマン語の中にどさくさに紛れて「ちゅぅちゅぅ。ちゅぅちゅぅ。…減るもんじゃなし!」っつってて上川さんに「今減るもんじゃなしっつったかっ?!」みたく聞かれてぷるぷるぷるぷる〜って全否定するとことか可愛らし過ぎるぞっ!(何)つかぜってぇ土門のこと好きだったよねー。最後その大好きな土門の腕の中で死んで行ける贅沢を味わいながらも結局海には出られない、その約束が果たされることがないって知ってしまってる途方もない諦めみたいなのがものっそい可哀想で痛々しい。えーっと…でも腹巻仕立てで経文を取り出すとことかその素敵すぐる身体にうっとりですた。(は?)キレイーキレイー、肌白いー。(おい)村木(よし子)さんはもう大阪のおばちゃんっつか浪速魂炸裂しまくりでしたし。着物なのに敢えて豹柄。(苦笑)そしてアフロぎりぎりのソバージュ。(爆)「水菓子より酒を少々…」って言いながらすっかり酔っ払っちゃって「女の又の力と書いて努力の「努」!」のとこははっきりとじゅんさんに呆れられてましたけど初回は「そのまま実家のある高槻まで送ってあげなさい」って言われて「すまんなー…迷惑掛けて…」って連行されてましたが前楽は「そのまま今も住んでる吹田まで送ってあげなさい」になってますた。(苦笑)つか大阪在住なのかっ?!(それがどうした?)やーでも道活の後妻の予定が押し付けで浮名の嫁になっちゃったとは言えあの人はあの人でちゃんと浮名のことを愛してたと言いますか…。「旦那様を連れてくぐらいならあたしを殺してから行け!」ってがばっと走り出てっちゃうとことかねー。ま、速攻斬られちゃうんですけど。(苦笑)右近さんの大王は変態封印で。(え?)つか中島さんの書く大王ってみんな優し過ぎやしませんか??(おぶおぶ)「朧の森に棲む鬼」(観劇日記No.165参照)の田山(涼成)さん演じる大王も何だかとってもやるせなかったし…。バカ…ではないんですよねー。でも「みーこーと。(稲森いずみさんの役どころ)いけない子だよ」っておでこつーん!って本域でやっときながらそれでゆらーって倒れそうになったら「危ないっ!」ってはしって抱き寄せるとことかもう…面白過ぎるんだかだっ!すっかり稲森さんってばお困りのご様子でしたけどよくあの距離で吹かなかったなー!(感心)みんなのいる前で「すぅきぃすぅきぃすぅきぃ…」ってエンドレス状態で美琴に囁き掛けるとことかもそれでこそ真の男ですよねっ!(だから)サジに殺されるって分かっていながら「これぐらいはやっとかないと、ね?大王だから」っつって無駄な反撃を試みるとことかもす・きvv(言ってろ)で村木(仁)さん。うしうしは反則ですったらーん!1人だけ葉っぱ加えて反芻するのにお口むしゃらむしゃらずーっと動かしてるっつーね。(苦笑)もう保坂(エマ)さんのど真ん前で止まるもんだから顔完全に向き合わせてると思うんですけどその保坂さんの動じなさにも乾杯。(え?)そんな村木さんはかゆを振る舞うシーンで村人がわらわら〜っと出て来るとこであたしのすぐ横の通路で踊っておられますた。えーっと…かゆのシーンと言えば(河野)まさとさん演じるガランがロクロク(中谷さとみさんの役どころ)に告る「ロクロクちゃんの好きなところ!」ですが初回観た時のネタは忘れちゃったんですけど(おい)2回目観た時は「意外と大きい喉仏」ですた。(爆)あとは…じゅんさんたち3人が連行されてくとこで「何も悪いことしてないよー!ただ船に乗りたかっただけなんだよー!そのために神戸港で待ってたんだよー!釣り!そう、釣りに行くとこだったんだよー!」はあたしが観た時は2回とも同じだったんですけどその後に続く台詞が初回は「全然関係ないですが阪神!城島、入ってくれてありがとうっ!これで阪神も安泰ですよっ!来年は城島でイケますよっ!阪神ばんざーい!優勝間違いなしやでー!ありがとうございましたー!!!」で客席から大拍手をいただいておられますた。前楽は「おい!そこのお前たち!衛兵!お前らなー…東京から全然喋ってないけどこのままでいいのかっ?!明日で最後やぞっ?!このまま終わらせていいのんかっ!何か喋ってみろやっ!俺が許す!」ってことで「好きな果物は?」(は?)って聞いたら1人の人がぽそっと「…柿」っつってて「おぉー。柿かー!何や、喋れんのやないかー!!!」っつっててその後も事あるごとに「…柿…」ってじゅんさんが話の流れ関係なく差し込んで来られてますた。(苦笑)衛兵、完全になぶりものにされてるおっ!(おい)で劇団員さんじゃないですけど圭哉さんはもう今回は何でしょう??(は?)いめいじ通りなチャラ男役で。(爆)覆面して蛮新教の偵察に来てるってーのに衛兵に「浮名様!」って大きな声で言われちゃって「ちょっ…!大きな声出さない!もうー!!!1回座って!すーわーれー!」っつって「ちょっといい?分かるよねぇ??覆面ってどういう時にするもの??顔隠すためでしょう??分かる??バレたらダメなんでしょう??大きな声で名前呼んだらダメでしょう??…返事ちっさいっ!聞こえへん!返事は大きい声でしょう??!!分かったら分かった!って言うんでしょう??!!」で結局「覆面の浮名様!」って言われちゃってるんだけど。(苦笑)その後もサジとばったり出くわしちゃって笑顔で立ちはだかれてどうしたらいいか分かんないご様子で「えー…えーっと…」な覆面に隠れてるにも関わらず完全に困ったお顔が分かる風で後ろ振り返ってみたり奥の通路覗き込んで「誰か…助けに…来ないのぉー??」な視線を送ってみたりスピーカーのとこいじいじしてみたり「あー…どうしよう……」な間が長くて面白いぞっ!(おい)粟根さんと同じくこすい役で全くもって悪役なんだけどあたしはどっちかっつーと悪役の方がやってて面白いんじゃないかなー??とか思ったり。主人公はそりゃそれなりにものすごくて重要だしやれればそっちの方がいいんだろうけどその主人公をどうやって苛めてやろうか??な役の方が絶対面白いとおも。ま、それで憎まれたりもするんですけどね。(おい)や、でも土門の前で事の顛末を告白するとことか小学生のHRか?!下校の会かっ?!(は?)みたいな喋り口調が何とも…。(笑)「僕は全然悪くないんですぅー。誰ちゃんがやれって言ったからぁーしょうがなかったんですぅー」みたいな??(え?)山内さんらしいわ。(爆)

結局ぐだぐだ言いながらも最終的には持ってかれちゃってうるっと来てたんでいいんですけど獄門島のアイテムはどうよ??と。(は?)最後苦労して故郷に帰って来て復讐も遂げたのに心はずっと2人して獄門島に囚われたままだったんだって土門が言うぐらいのシーンだから獄門島ってば相当重要なとこになると思うんですけどセットがどうにもビニール袋がんがんに巻きつけた急ごしらえで作りました!的な?(爆)予算の関係上ここまでちゃんと作り込めなかったんですぅー的な?(おい)もうちょっとなー何とかなったんじゃなかろうか??と思うんですけど。新感線ってばそういうとこ抜かりなかったと思うのに…。ま、これ以上チケット代が暴騰しても困るので(今回キャストもものすんげかったし)しょうがないですか。(えー…)ま、パンフは今回早乙女くんにゆっき(北村有起哉氏)、粟根さんにまっちゃー(河原雅彦氏)、堺さんに池鉄(池田鉄洋氏)だったりで他にも稲森嬢に林海象監督だとか諸々好きすぐる人たちがコメント寄せてたので嬉しい限り!こういうとこは抜かりなくて好きなんだけどなー。(は?)カテコは初回も前楽も特別なことは何もなく。前楽はさすがにちょろっと長く拍手が続いてたと思うんですけど圭哉さんに「はよ帰れや!」とかも言われることもなく。(は?)滞りなく終わりましたとさ。前楽は昼公演のみだったんで出待ちもしてみたんですけどなーんかタクシー横付けもなく係員さんに「道路側に避けろ」だの追っ払われることもなくどうする気か?(何様?)と思ってたんですけどどこか別の場所から帰っちゃったりしたんですかねい??(おぶおぶ)上川さんなんかキャラメルだと入り待ち・出待ち徹底禁止だもんねー…。(黙)そんな中早乙女くんがぷらっと1時間ぐらいして出て来られたんですけどあっ!っちゅー間に出待ち隊(は?)に取り囲まれて握手だ、写メだって嵐に見舞われておられて笑顔…ではなかったけど(おい)丁寧に対応してたりしててほんついい子ちゃんですた。あんまりにもものすんげぇことになってたんで勢いに気圧されてあたしなんか何も出来なかったんですけれど。(黙)でも嵐が去った後も後ろ振り返ってぺこりんって頭下げて何度も「ありがとうございました」って挨拶してたりして何ていい子ー!!!(感心)…つか歩きで帰るのかっ?!(衝撃)何て無防備なっ!!!(爆)その後ちょろっと右近さんが出て来たりして一通りファンなぢょしたちと握手したりサインに応じたりしてまた楽屋戻って行っちゃってたおっ!もしかして前楽でかるーく打ち上げとか何とかあったんでましょか??むうーん。それだったら待ってる意味ないー。(ひるる〜)っつーことで強制終了でそのまま帰っちまいましたけど何かありましたでしょうか??(誰に聞いてる?)次30周年記念公演の方がこれなんかよりもっともっとチケット取りにくいんじゃねぇか??と今から戦々恐々なんですけどどうにかして1回でも潜り込みたい次第。(なむ)ちーん。