37.「櫻の園」

主なキャスト:麻実れい・香川照之・京野ことみ・牧瀬里穂
作:アントン・チェーホフ 英訳:マイケル・フレイン 翻訳:小田島雄志 演出:蜷川幸雄 舞台監督:明石伸一
公演記録:2003.2.6〜9@シアター・ドラマシティ(大阪)
あらすじ>>
第一幕:“桜の園”と呼ばれる領地の屋敷の1室。地主であるラネーフスカヤが、娘のアーニャとともに、パリから5年ぶりに帰ってくる。領地は抵当に入っており、借金が払えなければ競売にかけなければならない。だが、留守を守っていた兄ガーエフ、養女のワーリャを含め、誰にもよい解決の手段はみつけられず……。

第二幕:野外。領地内を散歩するラネーフスカヤとガーエフに、商人ロパーヒンが競売から桜の園を救う策を提案するが、2人は決断できない。一方アーニャは、かつてラネーフスカヤの息子の家庭教師だったトロフィーモフと、未来を語り合う。

第三幕:屋敷の客間。ラネーフスカヤは“桜の園”の競売に出かけたガーエフとロパーヒンが戻るのを待つ間、楽団を呼び舞踏会を開く。やがて2人が戻るが、“桜の園”を買い取ったのがロパーヒンだったことがわかり、一同は衝撃を受ける。

第四幕:1幕と同じ1室。一家が屋敷を明け渡す日がやってきた。各人は別々の場所へと赴くこととなる。全員が屋敷を去った後、1人室内に取り残されたのは、老いた従僕フィールス。遠くでは、桜の木に斧を打ち込む音だけが響くのだった。

そう言えば「櫻の園」って大学の時に「演劇学・芸術学」の講義で必修で「テストに出すから」とかで読まされた課題だったんだけど。すっかりあらすじから何からどんな話だったかすら綺麗さっぱり忘れ去ってましたねー。(おい)なんか薄い単行本だったっていう外観は覚えてるんですけど。(え?)つかロシア人の名前って…わかりにくい。(黙)名前1回聞いただけじゃぁ覚えられません。(それはかめのの記憶力が悪いから。苦笑)なんとなーく室内?劇っぽいし照明もなんか暗い感じが続いたからなのかなんなのか途中すんごい眠気に襲われました。(黙)寝たりはしなかったですよ。ちょっと朦朧とはしたけど。(おい)や。最近仕事で慣れない早起きのせいで半分眠いんです。(おい)やっぱりかめのには睡眠時間8時間ってのが一番ベストなんだと思われ。(おーい)それ以下だと頭半分寝てますからねい。なんかぼやんとした感じで。たまーに自分で何やってるのかわかんなくなります。(おい)でも大概映画ーとかお芝居ーとか遊びに行く時は眠くならないんですけど。ダメっすねい。今回はたぶんロシアってのがネックだったんでしょう。(え?)つーかホントにこれ、大学の時に読んだ(らしい。おい)「櫻の園」かー?(って…違う本なわけないじゃん。チェーホフなんだし)それぐらい内容忘れてて返って新鮮すぎたぐらいだったんですけど。(苦笑)なーんかお嬢様育ちってこんなにものんびりしたもんなんでしょうかねい?人事ながらとっても心配な人ですよ、マジで。(笑)そして最近京野ことみちゃんが演る役って…男運なさすぎーな役ばっかりですよね。(おい)つか…「ホントにこれが好きか?(おぶおぶ)」って人ばっかり好きになってて心配です。(だから役なんだってば)今回も元家庭教師だかなんだかのトロフィーモフですか?もう頭はげちらかしちゃってるし。(だから)ロマンチストこーた(だから「あいのり」観てる人にしかわかんないんだって。黙)みたいな感じの人なんですわ。(って…これでわかる人いるのか?おぶおぶ)要するにおぼんぼん(おい)なんですな。で。自分の住んでる家を売らなくちゃーなんて時にぱーちーするかね?ここまでくると景気付けって感じもしないでもないですが。つかやけくそ?(おい)半分ぐらい「風と共に去りぬ」みたいな放り出されても強く生きて行くのよ、的な話なんかと思ってましたが。(無理矢理)違いましたね。なんかロシアって極寒の地って気がしてたんですけど(そうだろうよ)桜咲くんですねー。(素)かめの、花の中で桜が一番好きなんですよねー。大学の時も桜並木がかめのの学部までの坂道にあったりしたんですけど。でもねぇ卒業間際にどどーんと正門のあたりの大改装(って…百貨店リニューアルじゃないんだから。苦笑)でぜぇーんぶ切ってどっか持って行っちゃった(んでしょうねい。やっぱり。捨てるのはもったいないと思うし)んですよねー。それがすごい残念で。かめのが住んでるとこの近所のバス停なんかはやっぱり桜がいっぱい植わってるんですけど。公団住宅つかマンションみたいなの建てるってんで塀みたいなのを張り巡らす時にですねぇ枝っぷりがいいのとかを痛めないように壁の方に風穴開けてましたからね。(笑)それぐらいの情緒がほしいもんですよ、ホント。だって桜の方がマンションなんかよりずっと前からあるし。だからねぇ桜切っちゃうーってシーンはなんかすごい切ないっすねい。あんなに豪華で潔い花ってないでしょ?1秒でも長く桜が咲いてないかなー?って俳句詠んだり短歌詠んだりした人の気持ちがわかりますよ、もう。それぐらい桜好きですー。

今回まぁ蜷川(幸雄)さんのひさびさの新作(らしい)ってんでいつもはシェークスピア劇しか行かないんですが。ちょっと行く気になってみたり。(笑)で席は22列43番とかでまぁたぶんドラマシティではいい席とは言えないでしょ。広いし。それに客席使っての演技ももうひとつ向こうのすじでやってたからちょっと観えにくかったし。(おい)つか犬可愛いー。プードル。小林チロっていうの。(笑)最後カーテンコールで出て来てた時もどんどん桜吹雪かけられてましたし。(笑)埋もれてるー。で今回も千秋楽つーことで蜷川氏の出演アリで。今まで蜷川舞台の千秋楽なんて行かなかったんでわかんなかったんですけど。これって最近の恒例じゃなくていつもやってること?(おぶおぶ)なーんか5回も6回もカーテンコールあって。いい加減にやめようよ、迷惑かもよ?なんて思ったりしてしまいましたが。劇場側の「これで終了とさせていただきます」のアナウンスもなかなかなくてさー。そうそう。麻実さんってば両手つないでばんざーいっての好きなの?(笑)こないだの「検察側の証人」(観劇日記No.31参照)でもやってたもんね。宝塚ーな人だから、まぁ。(以下略。笑)なんだかでもOSKは存続が決まったみたいでよかったですよね。でぇもなーホント最近大阪で劇場がなくなってきてるよねー。劇団四季のミュージカル劇場ばっか増えてる。(黙。ミュージカル苦手なもんだから不満らしい。←苦笑)他のお芝居にも貸してくれたらいいのにー。(って…根本的にミュージカル専用の劇場とお芝居の劇場ってどれぐらい違うのかがわかってないからこの発言になるんだけど)それか東京のグローブ座をジャニさんが買い取ったみたいに吉本が近鉄劇場買い上げませんかねい?(まだ言ってら。笑)今回ドラマシティで置いてた「大阪のど真ん中に小劇場を取り戻す会」のちらし?で会員数やっと880名(去年12月末現在)らしいっすよ。でかめのの名前もさりげに載ってたりして。(笑)でも…1口500円だからー単純計算してもまだ400万ちょっとじゃないですかー。(黙。お金の問題じゃないのかもしれんが)全然足りないー。やっぱりここはかめのが6億当ててー。(え?)どどーんと劇場と映画館とライヴハウスをぶっ建ててやるんだー。(おい)もうー大阪は「カジノ計画」とかたててる場合じゃないっすよ。(怒)大体第3セクター系の事業ってもうからないことばっかりだし。(黙)埼玉県だっけ?富士見市の文化会館みたいに総合プロデューサーに平田オリザさん迎えるーみたいなこと考えてくださいってば。専門のことは専門家に聞いた方がいいっすよ?でなきゃかめのが市長になってやるー。(てお金ないけど。黙)つか文化事業財団みたいなのないんですかー?(かめのがお金持ちならよかったんだけど。黙)なんかこの「櫻の園」のサロンみたいにさーぱーっと使える人いませんー?(おい)