1001.「キネマと恋人」

主なキャスト:妻夫木聡・緒川たまき・ともさかりえ・三上市朗・佐藤誓・橋本淳・尾方宣久・廣川三憲・村岡希美・崎山莉奈・王下貴司・仁科幸・北川結・片山敦郎
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 舞台監督:森下紀彦
公演記録:2019.7.3~7@兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫)
あらすじ>>1936年(昭和11年)の秋。日本のどこか。東京から遠く離れた、ちいさな島のちいさな港町。
この町にたったひとつだけある、ちいさな映画館「梟島キネマ」。

この映画館の常連客である森口ハルコは、時間があれば客席に座り、々上映される同じ映画を観ている。洋食店に勤め、失業中の夫の生活の面倒もみているハルコにとって映画だけが唯一の楽しみ、映画を観ているときだけは夢を見ることができた。
今日もまた、ハルコはスクリーンを見つめている。

カタカタと映写機が映しだしているのは、『月之輪半次郎捕物帖』。主人公「月之輪半次郎」と「間坂寅蔵」らが妖怪相手に立ち回る。オールトーキーの本格的娯楽時代劇であり、「間坂寅蔵」を演じる高木高助という俳優は、ハルコのお気にいりだった。悲しいときもつらいときも、映画の中の彼は彼女を笑顔にしてくれた。

もう何度観たかわからないその映画を微笑みながら楽しんでいるハルコ。すると突然、銀幕の向こうにいたはずの「間坂寅蔵」が目の前に現れる。驚きながらも憧れの人物を前にしたハルコは、夢の世界に誘われるように、「寅蔵」とふたり、映画館を飛びだしていく。

一方、「寅蔵」不在の"映画の中"は大混乱。観客たちも騒ぎだし、時を同じくして撮影で梟島を訪れていた高木高助は、自らが演じる「寅蔵」の行方を探し始めることになる。「寅蔵」も「高助もハルコに出会い、ひと目惚れ。こころを惹かれていく。そして、ハルコもまた、ふたりに恋をする。

現実を知らない無垢な「寅蔵」と味わう、おだやかな幸せ。高嶺の花と思っていた高助と分かち合う、奮いたつ喜び。虚構と現実、憧れと生活の狭間で揺れ動くハルコのこころ。

ハルコの恋の行方は――。

…はい!記念すべき1000本超え…!(え)…とアフタートークも別で数えてるのもあるしグル魂(グループ魂)のライヴもこっちでカウントしてるので何だかんだでまだ1000本は超えてないと思うんですけども。(苦笑)とりあえず通算でこの数でつ。(ぱちぱちぱちーvvv)そこまですんげぇ観たい話だったか??つて言われたらば正直ちょっとべみょうだったりするんだけども。(おい)…ま、でもケラちー(ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏)が再演するっつーんだからそれなりに思い入れのある話なんでしょうよ。(え)チケットは劇場先行で被ってるのがあったりしたので先にキューブ先行で申し込んだらばG列 13番っつー結構ないい席が届いてしまったり。(苦笑)前回初演よりぜんっぜんっ!いい席だったんじゃなかったっけか??(え)それにしても初演…っつってもすげぇつい最近の話…ってか3年前かwwwあの時はぶっきー(妻夫木聡氏)が疲弊…ぢゃなかった、劣化してる…!(爆)お肌とかばっさばさだし…(死)と思いながら観ておったんだけれども(えー)今回はそーんなことなくお肌つるんつるんだしそれに(緒川)たまきちゃんが…っ!!!前回より若ぇ…っ!!!(え)すげぇー。3年経ってるのに5歳ぐらい若返っちゃってるおっwww(え)なーんかもう可愛さ280%ぐらいあるし。(は?)…そうなんだよなー…。こりはもうたまきちゃんの可愛さで保ってるとしか…。(えー)…や、でも役を演じてる時の「自分」と自分そのものである時の「自分」とその両方共に愛されてしまうハルコ(緒川たまきさんの役どころ)。…ってかあーんな風に役だけど(苦笑)ぶっきーから「好きだ…!」つて言われてどうしようもなくなっちゃってる自分の奥さん…ってかその演出を付けておるのは旦那であるところのケラちーなのだからしてそれを言われた通りに演じるのが役者だ…!女優だ…!って言われたらばそれまでなんだけれども(苦笑)そのぉー…自分の奥さんが目の前でラヴラヴな感じになっておるのを観て心を痛めたりしないんだらうか??(え)んー…あたしもシュミレーションとしてよくやるんですよ。(え)「もし自分のかれすぃーが〇〇だったら…??」な妄想っつか半分本気の入ってる痛いシュミレーションをばwww(えー)…ま、今単純に人気があるので〇〇を(中村)倫也くんにしたとしましょう。(は?)…ってかこれまでだったってふっつーにドラマに映画に舞台に出捲くっておった倫也くんだっつーのに「はじ恋」(「初めて恋をした日に読む話」)でどっかぁーんっ!!!とブレイクした後も勢い衰えず「凪のお暇」ですよwww(どーんっ!)…ずっとこのまままっちゃー(河原雅彦氏)の秘蔵っ子でいればよかったのに…。(ひどすっwww←)…とそれはさておき。(え)もしも倫也くんが自分のかれすぃーだったとしたらば家でドラマ観てて凪ちゃんもとい黒木華嬢とあーんないい感じでラヴラヴされたらそりゃぁもう向こうの方が女優さんなわけだし見た目もぱっとしてるし演技も上手いし話も合うだろうし役でも役じゃない時でも充実しまくりですわwwwになると思うんですよねー…。とそれをテレビの前で指咥えて観てる自分って………何??(おぶおぶ)とかなるわけですよ。(え)そんでもって隣にいる倫也くんに思わず「あれって…演技なの??それとも本気なの??(おぶおぶ)」ってふっつーに訊くと思うんですよ。したらば倫也くんが「本気なわけないでしょう??…じゃ試してみる??(えー)」つて押し倒されたらもう…wwwっつー妄想を割と日常茶飯事で思い描いたりしますでつ、ハイ。(黙)…や、演技だっつーことは分かってる。でも「役」としてそれを演じておる「緒川たまき」と素の自分として私生活でもそゆ流れになった時の「緒川たまき」とがいてまぁでも「役」は「役」として自分とは別人格だとしてそゆラヴラヴっぷりにも自分とは一味も二味も違った風味付けをして来る役者さんがいたとして演じてるのはその「本人」なわけだからしてトレースしてるのは「自分」としてそゆラヴラヴっぷりな展開になった時にどうなるのか??ってことだと思うんですよね。だっていっちばん開けやすい引き出しなわけだし。(え)…や、だから人殺しの役を演じる時は一度人を殺してみる…!とかさすがに人はやっぶぁいので猫殺してみる…!とかそゆことじゃなくてー…。(苦笑)でも何某かにっくきゴキブリを殺した時の心境を増大させて「人だったらどうか??」を考えてみるとかまぁいろいろその人なりに役に対するアプローチの仕方はあると思うし自分が「役者」でも何でもないので普段そゆことを意識して生活してるわけでも何でもないのであくまでも想像っつか「そゆことやってるんだろなー…」な妄想にしか過ぎないとしてもまぁその感情になるためには…??を考えたらばシミュレーションはすると思うんですよね??そりゃぁケラちーは演出家だし何百、何千…ってことはないにしても(苦笑)日々ありとあらゆる俳優さんだの女優さんだのを相手にして来て「こういう気持ちで…!」「ここはこういう風にして…!」つて注文を付ける側の人間なわけだからしてそれが「演技」であって「素」ではないってのを前提にして仕事をしておるわけだけれどもでも稽古が終わってその後何事もなかったかのやうに「素」の「緒川たまき」嬢と一緒に家帰って…ってして家庭の中には仕事を持ち込んでるのかどうなのかはわっかんないけれども家帰ってからも「さっきの演技はさー…」って話をしてるのかどうなのか…??(おぶおぶ)「家には1人女優がいる」と思ってるのかそれともただ単純に「緒川たまきっつー名前の人間がいる」ってのとではぜんっぜんっ!違うと思うんですよね。(え)…や、まぁそんなことでいちいち嫉妬したりそうでなくてもやきもきしたり家に帰ってもべみょうな空気感を漂わせてるとかだったらばまずこんな仕事は続けて行けないし大体がこーんな次々と自分の奥さんを自分の舞台にバンバン出さないと思うんですよ。(苦笑)…ま、ケラちーの場合は随分と緒川たまき嬢の起用が続いておるっつか恋愛の絡んでる役を演じる、演じないに関わらず出演させてるわけだけれども一方で(長塚)圭史くんみたく自分の奥さんは一切と自分の舞台に出さない…!(…と本人が固く心に決めてるかどうかは知らないwww←)って人もいてそこんところも人それぞれなわけだけれどもこーんなに可愛くて生き生きしててきらっきら眩しくてそれがぶっきー相手に…!ってな動揺すらもしないモノなのかしらん??(おぶおぶ)っつー話。(え)…ま、その内容そのものがこの話の内容になってるとも言えなくもないわけだけども。(苦笑)

一般人…っつかテレビを観ている方の側の人間としては「役」そのもの=「その人」っつーいめいじで捉えちゃいがちだと思うんですよね??(え)…ってかまぁ人殺しの役を演じておるからって「あの人、ぜってえ人殺してるわーwww」とかは考えないわけだけれども(苦笑)でも悪役やっておったらば自然と「お前なんか死んぢまえ!」だとか「消えろ!」だとか主役のファンの人からは言われるだろうしそうでなくてもまぁ一般的に視聴者と呼ばれる人たちのご贔屓どころはメインどころの主役になりがちなので主役をイジメるあいつは「敵だ!」と見做されるわけですよ。「今日から俺は」でまぁー…!血も涙もなさげなイカレた殺人マシーンのやうな役を演じておった磯村勇斗くんがこないだ「しゃべくり007」に出ておった時にちょうどそんな風な話をしておってTwitterか何かで「二度と芸能界にいられないやうにしてやる…!」とか大層叩かれたりしたらしく「役ってこえぇーーーーー!!!!!!」ってなったつて言っておったんだけれどもまさしくそれで悪役を演じておったらば普段もそのまんま「その人」なんじゃないか??と思われちゃうわけですよね??それで「握手してください…」つて怖々頼んだらばこれがまた意外にいい人vvv(ふっつーに「いいですよvvv」つてにこやかに応じただけだったとしても)つてふっつーの時の5割増し、7割増しぐらいで捉えられちゃったりしてwwwでもそやって悪役として憎まれれば憎まれるほどにそれってその役を演じる人の演技がとっても上手だってことになりません??(え)「素」で悪い人なんだと思われるぐらいにびたくそ似合ってるwww(おい)ってことでそ??それが「演じてる」とは思えないぐらいに「リアル」だ、と。でも「役」と「自分」との間には越えたくても越えられない川っつーのか何っつーか…「役」=「その人」じゃなくて当たり前だし違って当然でそれだから嵐山(橋本淳さんの役どころ)は「素」の自分っつか「嵐山」としては「高助」(妻夫木聡さんの役どころ)のことが気に入らないし何であーんな大部屋俳優と仕事しなくちゃいけないのか?!と思ってるしもうすでに声に出して言っちゃってるし(死)「次からは寅蔵(妻夫木聡さんの役どころ)の役は誰か別の人が演じるか何かしたらいいよ!」つて社長に直談判で迫ってもいるし。(死)…だけれどもスクリーンの中の「半次郎」(橋本淳さんの役どころ)は「寅蔵さんがいないと何も出来ないよー…!」つてピーピー泣き言言っちゃってスクリーンの外に出て行ってしまった寅蔵を待って待って待ち続けてー…ってかそんなにおまいは寅蔵のことが好きかwwwっつーぐらいに「寅蔵ありき」で物事を進めようとしてるヤツだったりしてwwwそれは脚本家(村岡希美さんの役どころ)がそゆ風に半次郎の気持ちを台詞の中に織り込んでるっつかそゆ方向に持ってってるっつか。でもその台詞を言ってるのは「嵐山」だっつーのに「半次郎」の中から寅蔵へのリスペクトの気持ちが溢れ出ちゃってるとかってあり得るのかなぁ??と。(え)「役の気持ちになり切って…!」とはよく言われることでまさしくそんな風に役に対するアプローチっつか「この人は何を考えてるのか??」を考えながら演じておるわけだけれども「嵐山」だったらば「高助、あいつ、気に入らねぇwww」って気持ちがダダ洩れだし役にも自然とそれが出ちゃうと思うんだけれどもいかがか??(え)…や、いっくら私生活で確執があったとしてそれをぐっと押さえて何もないかのやうにして自然と演技が出来てこそ役者だ…!っつーので「この人とはないわー…」って人が相手でも「あなたのことが好きなのよ…!」つて追い縋ってそれでも振り払われてでも「ついて行く…!」みたいな役を演じながらその時間が終わったら「冗談じゃないわwww」つてそのままひとっことも喋らずぷいっ!っと帰ってく女優さんもいるかもしれない。(え)「高助」と「寅蔵」だったってそうじゃないですか??(え)ハルコの中でも「寅蔵」もそれを演じておる「高助」も同じ人なわけだからして「いつも観てますーvvv応援してますーvvv」っつーのも「高助」に向けて、なわけでそ??むしろ「高助」を追っかけてるっつってもいいぐらいの。(え)何も「寅蔵」を演じてるから「高助」が好きなわけじゃない。他の映画では違う役を演じておる「高助」に対して「あの役はもっとあそこをこうした方がよくなると思うのよぉ??」つてアドバイスをかまして来るぐらいに(苦笑)よぉーっく観てるwwwもう「高助」ロックオン!なわけじゃないですか??主役が誰だったって構いやしない。純粋に「高助」のファンなのであって「寅蔵」だから愛したわけじゃない。でも「寅蔵」は「寅蔵」としていつも映画を観に来てくれておるハルコのことを気に入ってしまった…!いつもいつも「寅蔵」のことだけを観てくれておるハルコに「会いたい…!」と思っちゃったわけだwwwでも「寅蔵」は全国の映画館にそれこそ無数のありとあらゆる「寅蔵」がいてその全員がハルコのことを好きなわけじゃなくてたまったまハルコが通っておる映画館ではそれがハルコだったわけだけれどもぜんっぜんっ!別のところの映画館だったらばそれがタマコ(…誰??)なのかもしれなくて(苦笑)その映画館ごとの「寅蔵」が何を考えてるか??までは分からない。でも「高助」の考えてることなら分かる。この世にオリジナル1人しかいない「高助」のことなんだからしてそれがたまったまこのハルコのいる島に撮影に来ておって出会ってしまって「僕と一緒に東京に来ないか??」の「僕」は「高助」本人で間違いないのであってそれは「寅蔵」じゃない。(え)あー…これってあたしは観に行かなかったけれども綾瀬はるか嬢と坂口健太郎くんが出ておった映画でなーんかそれっぽい話があったじゃないですか??映画の中の白黒の綾瀬はるか嬢が現実世界に飛び出して来て最初は下僕のやうな扱われ方だった坂口健太郎くんとそのうちいい感じになって…な話??でもそやってハルコに声を掛けておきながら結局のところは高助は1人東京に帰ってしまってハルコとの待ち合わせ時間にはもうすでに島を出てしまっておっていなくなっておった…と。(黙)もしかしたらもっとちゃんと「嵐山」みたいな押しも押されもしないどーんっ!と主役の張れる俳優になってから迎えに来ることにしよう…!と考え直してそれで心の中では「ハルコちゃん、ごめんよ…」と思いながら東京に帰って行ったのかもしれない。「それまでは「寅蔵」で我慢してて??(えー)」と思っておったのやも??…でもそんなことは直接本人と面と向かって話をしてみないとなーんにも分からない…。「迎えに来たよ!」つて島に戻って来てみたらばハルコはすでに違う男とけこんして幸せに暮らしておりましたとさwwwもあり得るわけで(…や、まぁ今だったって旦那(三上市朗さんの役どころ)がいるわけだけども。苦笑)「やぱーりあの時東京に連れてってれば…!」になるのかもしれないけども。(黙)いっやぁー…実際のところハルコの気持ちはどうだったんですかねい??(おぶおぶ)三上やんもそこまで嫌ー…な感じの旦那さんじゃないと思うんだけれどもこの旦那とスクリーンの中の「高助」だったら「高助」の方がいいわなー…。(苦笑)…むう。今年1年ナイロン(100℃)公演はないそうなので(黙)外部公演にせっせと通うしかないですなー…。(遠い目)…とは。