984.「クラッシャー女中」

主なキャスト:麻生久美子・中村倫也・趣里・佐藤真弓・根本宗子・田村健太郎・西田尚美
作・演出:根本宗子 舞台監督:田中直明
公演記録:2019.4.19~21@シアター・ドラマシティ(大阪)
あらすじ>>世界的な画家であり、大富豪の小笠原義一の息子・義則は、大人気のデザイナーとして、成功を手にしていた。
屋敷の主人・義一はすでにこの世にはなく、今ここには、彼の母親・和沙と二人の女中。また彼の幼馴染で孤児の華鹿男(かかお)という男の子も養子として住んでいた。義則は、彼の好みの女性・静香を婚約者としてこの屋敷に迎える。
彼女はゆみ子という女中を伴っていた。
この2人の女は、実はそれぞれにある企みを持ってこの屋敷に入り込んできたのだが、彼女たちの出現によって隠された真実が次々とあらわになり、彼女たちの仕組んだ罠が、義則の底知れぬ欲望と悲しい過去が、思わぬ事態を招いてゆく――。
ある屋敷を舞台に繰り広げられる女と男の対決の物語。

前ーは松坂桃李くんと同じ事務所で先輩なのにバーターでついで(爆)に出されるぐらいの(中村)倫也くんだったのが「はじこい(初めて恋をした日に読む物語)」で大ブレーク??してしまってからと言うモノ、チケットが取り難いったらないよっ!!!(どーんっ!)いちお協賛プロモーターの先行で取ったんだけれども開始10分でもうすでに12列 34番とか…。(黙)松坂桃李くんのFCに入ってるお友達が13列のちょうど同じぐらいの席だったそうなのでまぁまぁ…かな??…とそうでなくても舞台好きーvvvなお友達の中には取れなかった人もいるやうなので取れただけマシとも…。(滅)タイトルから何でもかんでも片っ端から壊して行く破壊力満載なメイドさんの話(は?)と思っておったんだけれども終わってみたらば何が「クラッシャー」だったのか…??(おぶおぶ)確かにまぁ義則(中村倫也くんの役どころ)のそれまで築き上げて来た人生は片っ端からガラガラと音を立てて崩れ去って行っておったけれども。(苦笑)んー…っとこの場合の主人公は麻生(久美子)ちゃん??それとも倫也くん??…どっち??…ま、W主演ってなことも言えるのでどっちがどっちでもいいんだけれども。(え)「踊り子さんに触っちゃいけません…っ!」っつかまぁ客席から役者の登場シーンがあるけれどもだからってわーきゃーになって触ったり前に飛び出て行ったりとかはいけませんよ??…ってか今までそゆ人はいなかったけれども(苦笑)っつー諸注意を根本(宗子)嬢から。…ってか倫也くんってば今そーんなにやっぶぁいことになっておるのか??(おぶおぶ)ずーっとまっちゃー(河原雅彦氏)の秘蔵っ子で隠されっ放しでいればよかったのにね??(いかんだろwww←)まずまぁ「お金持ちの考えることはよく分からんわー…」で済ませてしまえる物語っちゃぁそうなんだけども。(苦笑)画家であるところのお父さんの義一は本編には出て来ないので…っつか大きな大きな着ぐるみで黒子さんなんだか役者さんなんだかが潜り込んで出て来るっつーシーンはあるにはあるんだけれどもまぁそれぐらいのモノで生身の人間としては登場して来ないので関係ないっちゃぁないわけだけれども本編にはふかーく関わり込んで来るのでそこんところをしっかり押さえておかないと…!画家の子供だからって画家になるとは限られてないわけであってそれでも何らかの才能を持って生まれて来るはずだ…!と期待されて待ち望まれて生まれて来た義則なわけだけれどもこれがまたなーんにも才能がないっつか凡人の母親??(西田尚美さんの役どころ)の方の血が濃かったのかどうなのか…??とにかくも絵を描かせてもパッとしないし勉強だったってべっつに取り立てて何かがばっつぐんに飛び抜けて出来るってわけでもなくスポーツだったってこれは…!と目を見張るやうなモノもなくまぁまぁそこそこ顔立ちがよくてよくモテるのはモテるけれどもそれはお金持ちでイケメソだからそれなりに人気者なのであってそこから「お金持ち」っつーキーワードをなくしてしまえばべっつにそこまで…と途端になっちゃいそうなそーんな鳴かず飛ばずの低空飛行…っつったら可哀想だけれども(黙)現にそうなんだから仕方がない。(滅)凡人の母親もとい和沙はもちろん玉の輿も目論んではおったけれどもそれよりも才能を持った人物とけこんすればそこから生まれる子供っつか引き継がれる遺伝子も半端ないだろうと考えて才能を持った旦那に才能を持った子供…!っつーのに憧れてこのけこんを決めたそうなんだけれどもそーんなウマいこと事が運ぶはずもなく…ってか何だっけ??精子バンクに登録されてる人たちのバックボーンだったってそゆ優れた才能を持つ遺伝子??を持った人たちの恩恵にあやかろうっつかそこから半端ない才能を持った子供を授かりたい…!と思ってたっかいお金払って精子だけを買って来てそれで体外受精でも何でも方法はよくわっかんないけれどもまぁそれで子供産んで…みたいなことでそ??でも片一方だけが飛び抜けて優れた遺伝子を持っておったとして劣性遺伝ってこともないわけではないのでお母さん側がなーんにも持ってないっつかまぁお母さん側もスーパーモデルだったり何だったり特殊な才能を持ってる人だったらば釣り合いが取れるのかもしれないけれどもふっつーになーんの波風も立たずに暮らして来た人とそーんなずば抜けた才能を持ってる人とだったらば混ぜこぜになったとして何かを成し遂げられる人になる可能性なんてたったの一握りもあるかないか確率的には低いわけじゃないですか??もう博打ですよねぇ??(おぶおぶ)そこんところをもそっとよぉーっく理解した上で子供を産むか産まないかを決めないとある意味子供が可哀想っつか期待されてその挙句になーんも持ってなかった…!つて怒られたとしてそれの何が問題なのか…??(おぶおぶ)ってことでそ??なーんも持ってないんだったら持ってないで新しい可能性を見つけてあげてそれを伸ばしてあげるやうに努めるのも親の役目だったりするわけじゃないですか??それをなーんも持ってないからってそこで見捨てて匙を投げて放り出すとか何様??って感じだし。(死)それで同級生にちょうど絵の才能を持った子がいるっつか夏休みの宿題とかでよくある「夏休みの思い出」やら何やら描いたのがたまったま市で表彰されるだか何だかで取り上げられた子がいるっつーのを聞きつけてその子を取り込むために家に火を点けて一家全員皆殺しっつかたまったまその子だけがいない時間を狙って??…じゃないと家に取り込みたいその子までもが犠牲になっちゃったらやっぶぁいので(当たり前)自分の息子の誕生日ぱーちーか何かでその子を招待してその子だけがいない時間にわざわざ放火しに行って焼け出されたその子を可哀想だから…つて引き取ってやって…みたいな恩着せがましさを醸し出しつつ(え)養子として迎え入れるとかってほんっつ金持ちの考えてることはよくわっかんないんですけども。(黙)…ってか子供のよくある絵で賞を獲ったうんぬんってのはその時期だけ突出して他の子たちに比べてよく出来てるってなぐらいの部類なのであってそれが大成して画家になる…!みたいなのってあーんま聞かない気がするんだけども。(苦笑)それよりそういう審査員にすら選んで貰えない特殊な??部類の絵を描いてて「こんな絵が…」つて眉を顰められるやうな感じの子だったりする人がおっとなーwwwになって認められてっつか「個性的」とか何とか言われて持て囃されて…っつか本人にその気がない人の方が結構後でぐんっ!と伸びたりするもんなんだと思うんだけども??小学生の頃のそういう「特賞」とかってその場限りっつか読書感想文にしたってそうじゃないですか??大人ウケする文章を書けるっつか要は奇をてらってないってことでそ??素直な「ザ・子供」っつー誰もが認めるそういう空気読んじゃってる感っつかそゆのは才能って呼ばないじゃないですか??…ま、ある意味それはそれで「才能」なのかもしれないけれどもそゆ人たちはすぐに忘れられちゃうっつか「凡人の頂点」なだけであってべっつにそれを取り立てて「凄い…!」って言うほどでもないっつか。(おい)もっとこう…義則に対しても「お前にはなーんも期待してない」つてはっきりそう宣言してそこから伸びるタイプだったらアリっちゃぁアリなのかもしれないけれども義則はそうじゃないわけでそ??どっちかっつーと褒められて伸びるタイプっつか「よしよしvvv」って言って欲しいタイプなわけじゃないですか??そこら辺の見極めっつか何っつーか…「飴と鞭」具合が難しいですよねー…。(黙)

…と前半はそやって短パン姿で走り回る小学生然とした倫也くんと田村(健太郎)くんのやり取りだとか何だとか面白シーンで溢れ返っておって勢いもあってガツガツ進んで行っておったんだけども。後半っつか最後の最後になって段々とフェードアウト感半端ないっつか結局のところ何をしたかったんだろう…??ってのがよく分からなくなってしまってなーんか急に放っぽり出されてシャッターガラガラガッシャーンっ!おしまい…っ!みたいな??(え)義則が一目惚れ??して気に入った理想的なカノジョ(趣里さんの役どころ)がぢつは小学生の頃に火事で生き別れになっておった華鹿男(田村健太郎さんの役どころ)の妹だったりなんかして…?!な事実が発覚するところもまぁアリっちゃぁアリなんだけれどもそれでくっ付いて来た女中のゆみ子(麻生久美子さんの役どころ)がほんっとのところは義則の小学生時代の同級生で「このデザイン、いいねvvv」つて褒められたのがきっかけで義則にすーっかりと心奪われてしまった…!みたいな展開って…何??(え)結局義則は自分1人じゃなーんにも生み出せないままでしーかたがないからデザインはそのゆみ子っつか今じゃもう名前どころか「そんな同級生、ほんっとにクラスにいたか…??(おぶおぶ)」ぐらいにぜんっぜんっ!顔すらも思い出せないぐらいに関わり合いになったことすら忘れておったカノジョのそのデザイン帳を丸パクリにしてデザインしてそれが足りなくなったら花代(根本宗子さんの役どころ)を女中として連れて来てそれで密かにデザインから縫製まで何から何までぜぇーんぶ金で黙らせてやらせてそれで世に出したモノはさも自分がデザインしてオーダーメイドで作り上げた…!みたいなでかい顔してふんぞり返ってそやって世間に認められてっつかそゆことより何より親に認めて貰いたかったってことなんでそ??そうすれば母親から「凄いわねー!よく出来たわねー!」つて言われるから。それを言って貰いたかっただけなんでそ??…っつかもっと早くに父親からも「お前には可哀想なことをした…」つて言って貰いたかったんでそ??それを母親は良心の呵責っつか自分の息子に対しての酷い仕打ちを後悔して…なのか何なのかとにかくもすーっかりと心を閉ざしてしまって唯一まともな会話が出来るのは自分の息子じゃない方(!)の華鹿男に対してだけ…っつー悲惨すぐる展開になりそうして花代は「今までのことぜぇーんぶバラシてやる…っ!!!」つてケツ捲くって(おい)義則を世界的デザイナーブランドっつー場所から引き摺り下ろそうとするし理想的なカノジョだと思っておった静香はぢつは義則の父親のせいで火事で焼け出されて親戚ぢうをたらい回しにされて育って来てお兄ちゃんはぬくぬくとお金持ちの養子に取られて何不自由なく暮らして来ておったのとは全くもって正反対の苦労ばっかりの人生でもって辛酸を舐め尽くして来てそれですーっかりと義則に対する恨み辛みがここに来て大爆発して「何もかも洗いざらいぶちまけてやる…っ!!!」とか言い出してせっかくの婚約ぱーちーが台無しになっちゃってまぁー…!カノジョにはフラれるわ、しかも憎まれてるわでこんなんアリ??みたいな状況に追い込まれてからの「ハイっ!」と諸々の大ピンチにさっと手を差し伸べる救いのカノジョを演じてみせたかった…!とゆみ子。(え)「私だけは君のことを見捨てたりしないよ??」とか言われてもー…それがゆみ子にとってみたらば芯からの愛情に裏打ちされた「ハイっ!」なわけだけれども当の義則にしてみたらばゆみ子にした酷い仕打ちも覚えてないし(死)その小学生の頃にデザイン帳を「いいねvvv」つて声掛けてそれでそのまま「誕生日ぱーちーがあるから来ない??」つて家に招き入れたことも覚えてないし大体が名前どころかそんなおなのこがいたことすらも忘れ去っておって記憶の中から抹消しておるっつかそのデザイン帳だけは自分が作ったモノとして書き換えちゃったんだよね、記憶を。(えー)そこんところまで人のパクリだってことになったらば根本から自分の立ち位置が崩れ去っちゃうっつかもうこの世界に立ってることすらウソってことになっちゃうわけじゃないですか??まぁまぁまぁまぁデザインはそやって小学生の頃から出来るのは出来ておったけれどもその才能が枯渇してしまったっつか何っつーか…新しいアイデアが出て来ない…!っつースランプに陥ったまんま抜け出す術もなく花代にデザインから縫製までを任せてお茶を濁して…っつかそやって遣り過ごしておる間にまた自分に新しいアイデアが降りて来ないとも限らないわけでそこんところを信じてないとやって来れなかったわけじゃないですか??だからゆみ子のことなんて知らないし知りたくもなかったのを今更ながらに「ハイっ!」つて言われても…なそこんところの温度差なんですよねー…。(滅)ゆみ子は義則のことは何でも知ってる…!つてあれやこれやのエピソードを引っぱり出して来るわけだけれどもそれだから「こういう性格だから血液型は何型でしょ??」っつったらば「違う…」と義則。(黙)たった4つしかない血液型ですら知らないっつかそやって血液型だけで人格を4つの部類に無理くり当て嵌めるっつーその昔っからよくある血液型占いっつの??その信憑性のなさっつかそこをかんったんに信用しちゃダメだろ??ってことを言いたかった…??(え)いっやぁー…だってコツコツと真面目ーに仕事をこなしてくAB型だったって探せばいるかもしれないし分裂症気味の訳分かんない性格のA型だっているだろ??(えー)そんなの人それぞれだしコツコツ真面目だったらA型で大雑把だったらO型で分裂症気味だったらAB型で意味分かんないのはB型で…ってそーんなかんったんにはいかないでそ??もっと人間って複雑なわけじゃないですか??…ま、そゆ基本的な情報も知らないでよくもまぁ「君のことなら何だって知ってるよvvv」なーんてなことが言えたもんだな??なゆみ子の1人よがりの勝手妄想まんせーwwwの押し付けの「好き」が空回りしまくってカラカラカラ~~~………っと冷たい風が吹き抜けたところでおしまい…っ!(えー)しかもカテコもなーんにもなくて1回お辞儀した後に(佐藤)真弓さんがソファーで寝そべってだらだら~っと「次どうするかねぇ…??」みたいな感じで捌けた後はもう誰も出て来ないっつー…。(黙)その後あーんま舞台観ないお友達から「カテコないとかあるん?!」つて聞かれたんだけど(苦笑)…ま、劇団系だったらばたまーにそやって舞台で観て貰ったモノでおしまい!以上!つて「カーテンコールは御座いません!」っつーアナウンスがあったりするところもあるので慣れてるからいいんだけど倫也くんにわかファンな人たちにとってみたらば「もっと観たーい!!!」みたいなのもあると思うしジャニ系さんとこみたくやってあげた方がよかったのでは??…ま、倫也くんも舞台側の人っつったらそうなのかもしれないけどさー。(苦笑)根本さんもジャニ系の時だったら結構サービス満点だったりするのに、ねぇ??(え)…と若干消化不良もありつつ面白かったのでよかったけど。(え)次はもそっとチケット取りやすくなってるといいなー…。(遠い目)…むう。