1060.VRシアター「Defiled-ディファイルド-」

主なキャスト:成河・中村まこと
作:LEE KALCHEIM 翻訳:小田島恒志 演出:鈴木勝秀 舞台監督:中西輝彦
公演記録:2020.8.2@Blinky(2020.7.1~8.2@DDD青山クロスシアターでのいずれかの公演中継)
あらすじ>>ハリー・メンデルソン 、図書館員。自分の勤める図書館の目録カードが破壊され、コンピュータの検索システムに変わることに反対し、建物を爆破すると立てこもる。目まぐるしく変化する時代の波に乗れない男たちが、かたくなに守り続けていたもの。神聖なもの。それさえも取り上げられてしまったら…。

交渉にやってきたベテラン刑事、ブライアン・ディッキー。緊迫した空気の中、巧みな会話で心を開かせようとする交渉人。拒絶する男。次第に明らかになる男の深層心理。危険な状況下、二人の間に芽生える奇妙な関係。

果たして、刑事は説得に成功するのか―。

いっやぁー…ま、大阪公演もあるとは書いてあったんだけれどもお目当ての組み合わせがちょうど来るとは限らないじゃないですか??(え)あたしは(中村)まことさんのが観たいのよぉぉぉぉぉっ!!!!!(え)…っつかVRシアターと銘打ってある通りVR装着しての配信を観る形がいっちばんいいわけなんだけれどもチケット代だけでもそこそこの金額払ってるっつーのにその上にわざわざVR装置…もピンキリで2000円ぐらいのから果ては1万円近くするモノまで…!(どーんっ!)しかもどれがいいのかわっかんないおっ!(えー)…っつかたかだか朗読劇にですよ??VR装置つけて「わぁー!絵が飛び出して観えるよーvvv」(あくまでもいめいじでつ←)をやったところで何が楽しいのか??(爆)ライヴ中継だったらばやる価値はあるかもだけれども360°見渡せたところであーんま意味はないっつか。(黙)あー…でもVR装置付けなかったらスマホのちっちゃい画面で観なくちゃなんだよねー…。(滅)それがいっちばん辛いんだけども。(黙)当日直前の登録でもよかったんだけれどもわたわたしてる間に「観れなかったー…!!!」なーんてなことになっては大変なので(今回アーカイブ配信もなし)事前登録して挑んでみたわけだけれどもネットサイトとアプリの連動が上手く繋がらなくて(ネットのサイトだったらば勝手にスマホがパスワードを覚えててくれるので自分で設定しなくてもちょうどいいのが割り振られる…がそれが何桁のどんな並びなのかこっちからはチェック出来ないし覚えられない…!←死)「うぉーっ??!!せっかく買ったのに開けられないまま終わるのかぁぁぁぁぁっ??!!(わなわな)」つてなっておったんだけれども四苦八苦してようやっとアプリにも反映されて中継ぺいじがあっぷされたおwww(きらーん)…とここまでですでにやったった感ありまくりwww(え)…当日。ちっちゃい画面だとお顔の表情まで見えないよー。(滅)しかも画面暗い(元々のセットも暗い←)からほぼほぼ影になっててわっかんないおー。(黙)などとうだうだ言いつつ朗読劇なので諦めることにする。(えー)

何にせよいい声爆弾の2人にまんせぇーwwwむかーし舞台版では観たことがあるのでなーんとなくのあらすじっつか内容は知ってるつもり…??(え)交渉役の刑事は目の前の仕事をただ単純に片付けるだけ…ではないにしてもハリー(成河さんの役どころ)のことを時代の流れに取り残されたアナログな男としてしか捉えてない。自分(=ブライアン。中村まことさんの役どころ)も警察署の中では書類作成でパソコンを使わないといけないのだけれども何を打ち込んだらいいのか分からず…。(滅)パソコンさえあれば書類検索なんかもお手のモノ!だそうなんだけれどもこれまたどうやったらそれがヒットするのかが分からず四苦八苦しておるっつーので「分かるよ…」と同情を買って慰めようとするんだけれどもそれはちょっととー………んと的外れっつか何っつーか…ハリーの言いたいことはそこじゃないんだよなー…と。(え)ハリーはべっつにアナログまんせぇーwwwっつってるわけじゃない。パソコンだってべっつに使えないわけじゃない。どういうシステムを使ってるのかも分かってるしどこに何の文字が並んでるかだったって知ってるわけだからして入力だったって問題ないわけだけれどもそれを使ったからって便利になって時間が短縮されるわけじゃないっつーことも知ってる。図書館の目録カードには1枚1枚手書きで歴代の図書館司書のメモが書かれておってそれを使えばシロウトでも…っつかどんなにちっちゃい子供だったってタイトルを覚えてない老人(!)だったってたちどころに探してる本、読みたい本のことが分かるしそれがどこにあるのかも一発で分かるやうになってる。…でも。パソコンの場合はまず検索をかけるとなるとタイトルをうろ覚えだったり著作者の名前を知らなかったり…だったらばいつまで経ってもお目当ての本には辿り着けずそれに関連する近い本ですらも見つけられない。(滅)だから図書館には手書きの目録カードが必要なんだ…!っつー訴え掛けなんだけれどもブライアンの中でどういう変換が起こったのかはわっかんないんだけれども(苦笑)とりあえず古き良きモノを残しておきたいっつか回顧録的な??こととして今ある図書館目録カードをゴミとして捨てるんじゃなくてそのままぜぇーんぶどこか別の場所に移して保存しておけばもしそれが後になって図書館協会??の偉いさんっつかんー…何だったっけかなぁ??名前。(おい)とにかくもその人が「ハリー、悪かった…!パソコンなんかに頼ってちゃダメだ…!やぱーり図書館目録カードが我々には必要だったよ…!」つて思い直して(?)心を入れ替えるやうなことになった場合にゴミとして回収されて粉々になってしまった後だったらば取り返しが付かないけれどもどこか別の場所にそっくりそのまま移して保存して丁寧になおしておけば必要になった時にいつでも取り出せるぢゃないか??とおっさる。(え)確かにまぁそうなのかもしれない。「パソコンよりも目録カードだったよ…!」ってなった時に今までの分はそやって保存さえしておけばいつでも取り出せるわけだけれども目録カードっつーのはそれだけが役割じゃない。毎日毎日…かどうかはわっかんないけれども新刊が入ったらばその場で登録を掛けなくちゃいけなくてどんどんと更新されてなんぼのもんなわけだ。それを今こうやって図書館の目録カードと心中騒ぎ(!)を起こしておるハリーはこの図書館からはクビを言い渡されておるわけだし明日っからこの大好きだった図書館にはただまぁ本を借りに来る人としては出入り出来るかもしれないけれども仕事としては入り込むことは出来ない。そうでなくても騒ぎを起こした後もまあまあブライアンが口利きをして??この図書館に復帰出来たとしてこの騒ぎを起こした落とし前はつけなくちゃいけないわけだからして何日か…もしくは何ヵ月か??…や、何年か??刑務所に入らなくちゃいけなくなるかもしれない。その間ハリーはこの図書館の業務からは外れておるわけなのであり新しい目録カードを更新することもなく新刊が入ったとしてそれがどんな本なのか何てタイトルなのか、著者は誰なのか??な基本的な情報すらも知る余地もなく…。(黙)そうなってしまえば更新されない目録カードは死んだも同然でそれがもしどこか別の図書館に移されたところで用をなさないっつかその移動先の図書館にはその図書館に設置されておる目録カードがあるわけなのであってそこの情報と一致しないカードに用はない。「だったら…!家の物置を片付けろ!片付けろ!って前から奥さんに言われてたんだ!」つてブライアンが言い出して「だから家の物置を片付けるのと一石二鳥だからそこのすぺいすを開けさえすれば今ここに置いてある目録カードぐらいはぜぇーんぶきっちり置いておけると思うよ??だから君は刑務所から出たらその足で家の物置の目録カードを取りに来てそれでこの図書館に復帰すればいいじゃないか!!!」なとってもよいことを思い付いた…!みたいな口調でブライアンが言うわけだけれどもそれもちょっとズレてるっつーのか今までの話、だからちゃんと聞いてた??(おぶおぶ)っつー話なのであって新しい本の情報を失った目録カードは死んだも同然だって言ったぢゃないかっ!!!っつーわけですよ。コツコツと図書館司書が手を掛け目を掛けて新刊が入ればその情報を目録カードに新しく登録してそれがどこにどの棚に並べられてるのかを書き込んでそうして今まである目録カードの中に継ぎ足しすることで「生きてる」と言えるわけですよ??ただただもう目録カードを助けたいだけの一心で「バカなこと」と警察連中どころか世の中の人たちのほっとんどが思ってるのであろうこの騒ぎにケリがつくわけじゃないんですよねー…。(黙)パソコンに情報を打ち込めば司書はいらなくなる。案内係もいらなくなるかもしれない。ありとあらゆる人手が減らされてそうして図書館は機能的にはなるけれども何だかがらー………んとしたただの箱に成り下がってしまって無機質な血の通わない空っぽな空間になってしまう。それを恐れてるっつか嫌だ!っつってるわけなんですよね??…と観てる側に伝わることが何故ブライアンには伝わらない??っつーことなんですよ。(苦笑)さほど本のことを好きじゃない。少なくともここ最近ずーっと図書館に足を踏み入れたこともない!なーんてな交渉人を呼んで来るんだったらばもそっと本に対する思い入れっつかハリーとちょっとでも共感??出来る人を呼んだ方が…??(おぶおぶ)と思うんだけれどもブライアンの百戦錬磨っぷりっつか今までのお手柄(!)を考えたらば適任っつかさっさと片付けて飲みにでも行こうぜ!っつーことなんだなwwwもしかしたらブライアンの奥さんとの方がハリーと通じ合えたかもしれない。そこが何とも悲しい…。(滅)

これ、べっつに2人芝居だし朗読劇としても成り立つっつか基本交渉する側とされる側なわけだし机を挟んで「話し合おうじゃないか??」なお芝居なわけだからしてほぼほぼ完成形なわけですよね??本を持ってるか持ってないかだけの違いで…。(苦笑)あと声の出演??とかがあったりしたらばかんっぜんなる舞台が出来上がってたと思うんですよ。…ま、VRにしたからってだからどうなの??って感じで。(だから)なーんでいつもと同じぴあのストリームとかでやってくれなかったんだろ??…ってかそれこそ文明の機器とがっつり四つに組んでこのお芝居事態の趣旨から外れるっつか図書館目録カードを大切にしたいハリーの気持ちを踏みにじってるやうな気もしないでもないっつか。(え)…や、まぁ時代はどんどん進んで行っておって新しい取り組みとして舞台をリアルに体感出来るっつーのでVRを取り入れてお家でも臨場感たぷーりに劇場の最前列で被り付きで観てるやうな??そんな時代がやって来たってことなんですよね…。でも劇場に行って隣にいる知らない人たちと一緒になって笑ったり泣いたり手が痛くなるまで拍手したり…ってなことを含めて「劇場で舞台を観る」ってことなんだと思うんですよ。舞台中継だったらばいつでもどこでも観られるしそれこそリモートだったってアーカイブで残してくれれば自分の都合のいい時に都合のいいタイミングで冒頭1時間だけ観て残り1時間はまた別の日に集中して観るとかでもいいわけだし2時間たーっぷり集中して片付けてしまう!ってのだったらばそれでもいいわけですよ。でもどうやっても片手間っつかもうきっちりどっぷりこのことだけに集中してのめり込んで…ってのは家では出来ないわけじゃないですか??(苦笑)家の人たちに邪魔されたり(爆)トイレ行ったり携帯触ったりお茶飲みに立ったり…って劇場だったらば絶対にしないことじゃないですか??…ま、お茶飲むとかは必要最低限でささっと済ませてまたお芝居集中して…ってなこともあるかもしれないけれども携帯の電源は切るしトイレも極力幕の途中で行かないで済むやうに準備して…ってそれだけのことをするわけじゃないですか??それをVRで済ませられるからって劇場行かなくても平気だなwwwとはならないですよ。(苦笑)やぱーり生で役者さんたちの息遣いを感じてお客さんたちのテンションを感じてぜぇーんぶそれをひっくるめて楽しみに行く場所が劇場でそ??そりゃ映画観たってドラマ観たって泣くんだからして中継だったって泣けるわけなんだけれどもこの金と時間を使ってそれでも劇場に行く意味って…何なんですかねい??(苦笑)エンタテインメントなんて不要不急なんだからして「我慢しろ!」って言われても仕方のないことで実際ありとあらゆる公演が中止になったり延期になったり払い戻して再発売して座席の間隔空けて新しい生活様式に合うやうに変更されて売り出されて…と試行錯誤の繰り返しでもって延々と振り回されて来たわけじゃないですか??それでもやぱーり劇場に行って現場に足運んでお芝居観たい…!ってなるのは生だからしょうがないじゃない??だけじゃない何かがそこにはあるわけなんだけれどもこーんなに長いこと劇場通ってるわけだけれども「劇場に行く理由」みたいなのを具体的に説明することが出来ないって…バカですか??(えー)んー…だからって「チケットと一緒に心中してやるぅ…!」つて休館ちうの劇場に殴り込みかけてハリーよろしく切腹した後劇場に火を放つ…!とかはやらないけれども(苦笑)「劇場解放…!」つてやりたい気持ちもないわけじゃない…っつかちょっとはあるかも??(え)あの悶々とした日々を思えばぱーっといっちょやってやりますか!!!な気持ちもあったかもしんない。(えー)でもそんなことしなくたって演劇界の人たちは何某か考えてくれるしそれに替わるモノっつか今こんな時期だからやれることをやってくれてるしそれに大いに元気付けられたし「がんばろ」って思えたよ??結局のところ大阪公演は中止になってしまってVR公演が増えたそうなんだけれどもいつかまた現場で観れますやうに。(念)他にも成河くんと千葉哲也さんっつー組み合わせも観たかったし松岡(充)くんのハリーとかも観たかったんだよなー…。(遠い目)結構VR中継でもチケット代高くてバンバン買えるやうな懐具合ではなく。(黙)しかもリモート散財が祟って引き落としが大変なことに…!(どーんっ!)…むう。でも何でもかんでもリモート入るわけじゃないからなー…。…とほ。(え)