502.「ホロヴィッツとの対話」
主なキャスト:渡辺謙・段田安則・和久井映見・高泉淳子 作・演出:三谷幸喜 舞台監督:加藤高 公演記録:2013.3.13〜31@シアターBRAVA!(大阪) |
あらすじ>>その天賦の才能を「ピアニスト」として芸術を表現するホロヴィッツ。天才が「神に選ばれた者」とするならば、その選ばれし者に従事する者は、「神に雇われた者」。ピアニストの演奏を支え続ける調律師と天才ピアニスト。 彼らの芸術に人生を捧げるそのエネルギーの源泉とは、彼らは何のために身を削り、芸術に奉仕をするのか。あるいはそこから何を得、何を失っているのか。 |
んー…ま、今に始まったことじゃないけれども一般発売前からいろーんなとこで先行合戦(え)が繰り広げられておったので正直行ってどれでも選び放題っvvvな感じになっておったので三谷(幸喜)さんの割には今回取りやすくなっておったりするのか??(え?)と思ってふっつーに考えてキョードー大阪先行がいっつもいっちばんいい席を割り振って来るしマシかなぁ??と思ってそっちにしたんだけれども。それが第二希望の平日夜公演に振られてしかもU列 16番とかって…もう後ろに1列しかないぐらいの最後方じゃんかよっ!!!(どーんっ!)そんなんだったらば劇場先行で取った方がいくらかマシだったんじゃね??(さもしい…)とかって後悔しても後の祭り…。(黙)結局人気あるんじゃんね??(当たり前)「今回はコメディです!」っつって銘打っておられたんだけれども確かにまぁ面白くなかったわけじゃぁないんだけれども最初っから最後までお腹抱えて笑いっぱなしwww………ってなことにはなってなかったとおも。全体的に観ても笑いよりかはシリアスシーンの方がより印象に残った気がするので「コメディ」っつー括りはどうにも今ひとつな感じが否めないっつか…。(え?)…ってあたし、チラシだけ観てキャストがどうとかもあーんまりチェックしてなかったんですけれども(おい)チラシ写真の高泉(淳子)さんがどうにも戸田(恵子)さんに見えて仕方なかった件。(苦笑)ずーっと当日直前ぎりっぎりまで戸田さんが出ると信じて疑わなかったんだけれども(えー)朝日新聞夕刊の三谷さんの連載でようやっと観に行く前の週に戸田さんじゃなくて高泉さんだっつーことに気が付いたっつか…。(爆)しかも「高泉さんって誰ー??知らなーい!!!」と思っておったんだけれども「ア・ラ・カルト」(観劇日記No.410&No.483参照)の主催者さんだわいよっ!!!もうすーっかりなきゃやまさん(中山祐一朗氏)しか頭に入っておらぬ件。(…笑えない←)…や、ちゃんと「ア・ラ・カルト」観に行く時は認識しておるんだけれどもこういうストレートプレイで高泉さんを観るのって初めてだからさー…??(言い訳)べっつに喧嘩しておるわけじゃないしそれだからって言い争いをしておるわけでもないんだけれどもどうしたって4人の座組みでしかも段田(安則)さんがキャスティングで被っておるのから「大人は、かく戦えり」(観劇日記No.358参照)を彷彿とさせるっつか…。(苦笑)あっちにも実際には子供がメインになるはずの話なんだけれども最後までその当の本人の子供は登場して来ることはなかったけれどもこの話も家の中に子供の気配はあるのに最後までその子供は登場して来ることはなかったっつー…。(苦笑)段田さん演じるホロヴィッツっつーピアニストも実在の人物らすぃーんだけれども残念ながらクラシックにはぜんっぜんっ!興味がないもので名前を言われてもぴんと来るものがなくて…。(黙)どこかでなにげに演奏を耳にしたりはしておるのかもしれないけれども(それだけ有名な人らしいしあたしもそれなりにクラシックのCDは持っておったりするし(月1配本になるでぃあごすちーに的コレクションのんだけど。爆)その中にもしかしたらば収録されてるのもあるかもしれない…)そういうの気にして聞く方じゃないからなー…。指揮者の人とかも合唱団に入ってた割には「ホントにあの人、必要??」とか思ってたし。(おい)まー…!それぐらい疎いので申し訳ないんだけれども全員をただ単なる物語の登場人物として捉えさせていただく。(は?)和久井映見嬢も今回が初舞台だったそうなんだけれどもテレビと舞台は違うにしても和久井さんはそもそも出来る人っつか意外性の人だとあたしは思っておるのでそこんとこの心配は何1つないっつか。(え?)むかーし「動物のお医者さん」のドラマ化で菱沼さん役を演じておられたんだけれどもどうやったって和久井さんと菱沼さんのいめいじはてーんで掛け離れておって「無理に決まってるってばっ!!!」と思い込んでおったんだけれども蓋を開けてみればどうしてどうして…。ものすっげぇしっくり来るっつかもう「和久井さん以外には考えられないっ!!!」ぐらいにぴたーりとハマっておってあの天然っぷりっつかコメディエンヌっぷりっつかなーんにも計算してないやうに見えて笑いの神様が降りまくってるよっ!!!となー。(えー)それだから今回みたく「コメディです!」っつって銘打ってあるお芝居に和久井さんが出ることに何ら違和感はないっつか。(それはおまいの勝手ないめいじ…←)実際エリザベスはほんつどこにでもいるふっつーの主婦だし笑わそうと思って一生懸命になってそこに笑いが生まれるとかじゃなくてとにかくただただフラットなんだなvvv…そう!ホロヴィッツ夫妻(段田安則さん&高泉淳子さんの役どころ)が何かと大げさな演技なんかで笑わせる役割なのに対してモア夫妻(渡辺謙さん&和久井映見さんの役どころ)は普通過ぎるぐらいに普通。片や天才で片や凡人っつー比較もあるけれども奇抜に対する普通。たーぶーんあれだけのことをされれば大半の人が取るであろう行動っつか大阪で言えば「ど突いたろかっ?!」っつって言うだろう場面で「あぁ…っ!時々後ろからハンマーで殴ってやりたくなるよ…っ!」(フランツ(渡辺謙さんの役どころ))「…お願いだからあたしの手の届くところにハンマーは置いておかないで」(エリザベス)「…分かった。そうしようvvv」(フランツ)な遣り取りとか「思った通り…!」の反応が舞台でもあるところになーんか納得させられちゃうっつか。(苦笑)だってわざわざ「どういう恰好で来られるんですか??」ってフランツが電話で聞いて「普段着で行くからあなたたちも気にせず普段着でお願いね??」(ワンダ)っつっときながらおもっきりおされぶっこいておもっきりフォーマルで行くホロヴィッツ夫妻とか…!(爆)だーまーさーれーたー!!!(おい)…まぁでも一歩外に出れば気が抜けないっつか誰に見られてるか分かんないしいつでもびっしぃーっ!!!としてなくちゃいけないわけだからすぐそこから車に乗っちゃって外からは見えないとしてもどこに行っても「天才ピアニストホロヴィッツ」っつー肩書きを背負ってなくちゃいけないってのはしんどいことだとは思うけどね…。(黙)でもまぁホロヴィッツのやってることは悪気があってやってるわけじゃないのが唯一の救いだなwwwあれで悪気があったり悪意があってやってるんだったらもうとぉーっくの昔に無言でぐっさりお腹とか刺されて殺されちゃってると思うんだけど(爆)そうはならないんだからその理由が「ホロヴィッツは天才なんだから個人的な感情のせいで失うやうなことがあってはいけない」っつーのだけではないと思うんだよねー。でもピアノの教え方だとかもホロヴィッツは自分に出来ることは他人にもかんったんに出来るはずvvvと思ってるもんだから教えるのが下手っつかもう超超超初心者のエリザベスにさえ「その指はつぇーを押さえろ」だの「小指は1オクターブ下のあーだ」だの専門用語(笑)で指示するもんだから訳分かんなくなっちゃって…。(苦笑)ワンダがフォローして分かりやすいやうに教えてあげるんだけれどもそれでもたどたどしいっつかまぁ言われたことに速攻対応出来るはずもなくてめためただったりするんだけどそれも自分のせいだとは思ってないホロヴィッツだったりしてやってらんねー。(おい) でもまぁいっくら「天才だ、天才だvvv」っつってちっちゃい頃からちやほやされて我儘放題に育てられたっつかみんながホロヴィッツの言動に目を瞑って来たってのがあったとは言えそれにしたってこーんな人が周りにいたらば迷惑極まりないだろな、と。(苦笑)でもワンダ(高泉淳子さんの役どころ)だけがホロヴィッツを自在に操れるっつか長年の付き合いってのもあるのかもしれないけれどもワンダはそういう変人(おい)の側で育って来たってのが大きいんだろな、なーんて。(え?)ワンダのお父さんって人も有名な指揮者でホロヴィッツですら対面する時は緊張したっつか萎縮してしまったやうな偉大な人だったみたいだからきっとどこかがちょぉーっとばかし人とは違うっつかまぁそれなりに変人だったところもあるんでしょう。(えー)それだからホロヴィッツのぐずり具合にもぱぱっと対処出来るっつかー…ってある意味ホロヴィッツって年は取っててもういい大人っつかもういいお爺さんだけれどもでっかい子供っつか言ってることもやってることもちっちゃい子供と同じってな感じのとこがあるよねwww「あれが嫌、これが嫌」っつって食べられないし(あたしもこれに関しては人のことは言えないけどもー…。苦笑)もうそろそろ夕食も食べ終わったし帰って欲しいと思ってるのに好きなテレビ番組があるからそれをチェックしてからじゃないと帰れないとか言っちゃうし(録画とかない時代だったんだなー…。遠い目)お子ちゃまなんだわなwwwでも自閉症だとかで他人と上手くコミュニケーションは取り難かったりする人が1つのことには思いがけないこだわりを見せてものすんげぇ才能を発揮することだってあるぐらいだし天才って呼ばれる人たちはどことなーく偏っておるっつかそういう性格的に問題があることもひっくるめて「天才」ってことなのかもしれない。(え?)そうやって自分の主張はするにはするんだけれども(「ムール貝だけは食べられない…!」とか、ね)ワンダに「でも我慢しようと思えば我慢出来るんでしょっ?!」って突っ込まれて(ホテルの食事でムール貝を出されたことがあるみたいでそれをフランツは美味しそうに食べてるからてっきり好物だと思っておったんだけれどもぢつは食べられないモノを無理くり我慢して泣きそうになりながら口に放り込んでたってのが実際だったみたいで…。黙)「我慢…しようと思えば我慢出来なくもない…」っつって結局ワンダに「じゃぁ我慢なさい」っつって押し切られちゃう。(苦笑)大体自分から「この日はフランツの家で食事がしたい」っつって約束してたくせに行く当日になって「めんどくさくなった…」っつーので「今日はもう行くの止める!」とか言い出す始末…。(黙)「もうすぐフランツが迎えに来るって言ってるのに今更断れないでしょっ?!」っつってワンダも怒るんだけどしたらば「体の調子が悪い…。熱っぽい…」とか言うもんだから「じゃぁ病院行く??薬飲む??」っつったらばおもっきり仮病だし薬は苦くて嫌いだし無理っ!!!(え)っつーので「もう治ったwww大丈夫www」って…雨の日とかに「今日はがっこ行くの止める!」とか言っちゃう小学生レベルだよ…。(苦笑。それでフランツの車に乗り遅れそうになって猛ダッシュする段田さんとか乙っwww←)あとはー…極度の潔癖症で握手したらもう速攻でハンカチで手をごしごし拭いちゃったりするホロヴィッツなんだけど。(えー)部屋に入ってちょっとしたらば「何か…臭う…!」とか言い出してしかもそれが「生臭い」(えー…)とか言っちゃって消臭剤をがんがん拭き掛け捲ったりするのとかもう…。(滅。ワンダが「いつものことなのよ??どこに行ってもこういうことするんだからwwwそれに家のニオイってのはそこにずーっと住んでる人には気が付かないかもしれないけどどこの家にもその家の独特のモノがあったりするのよ??」っつってフォローしてくれてもあんま嬉しくないし。死)その上犬は好きなくせにそのわんこたんがニオイの原因だろwwwってことになって休憩ちうにわんこたんに向かって消臭剤をてんこ盛りで掛けたりなんかして動物虐待…!(爆)それも他人様の飼ってる犬に無断でそゆことするかー???(おぶおぶ)しかも何でまた今日に限ってフランツの家で食事会をしようなんてなことになったのかその理由ってがいっつも何曜日だ??週末だったっけか??はワンダと2人で外食することに決めておるんだけれどもこの日は前々からいつもの行き付けのお店が休業日ってのが決まっておって…。それだからって新しいお店を開拓するやうな人じゃないので(え)とりま気心の知れておるフランツの家だったらばラクだろうし料理もワンダから事細かに注文を出しておけば嫌いなモノを食べさせられるやうなことはないだろうしvvvっつーので決めただとー…!(驚)なーんか家にわざわざ来てじゃないと話せない密談っぽいのだとかそういうのがあるのか??(おぶおぶ)とかって期待…っつかまぁ心配もしたってのにただ単にそーんな理由だったとはー…!!!なことにすーっかり呆れちゃうフランツとかお気の毒様www(黙)それもフランツは当然のことながらホロヴィッツ以外にもピアノの調律は担当しておって。それで83歳だったっけか??これまたピアニストの御大がツアーに出るっつーのでそれに同行して付いてくことにしたんだけれどもホロヴィッツはそれが気に入らないもんだから「あいつに同行するのは辞めろ!」っつってだだ捏ね出しちゃうしもうほんつ手のかかる子供だよ…。(苦笑)…にしても80歳も過ぎたらそろそろ「最後のツアー」(エリザベス談)とか言われちゃっても仕方ないものなのかなぁ??と。(え?)…や、ついこないだフジコ・ヘミングの日本ツアーを観に行ったんだけれども彼女ももう81歳だしあたしも「そろそろ観に行っとかないと死んじゃってからじゃ遅いしなwww」と思ったことはホントのことだし。(爆)でも実際の本人はまだまだ元気で現役ばりっばりだしとてもじゃないけれども80歳過ぎてる(…ま、1つだけどね。苦笑)やうには見えないしすけじうるも日本だけじゃなくて外国でもツアーはこの先何年か分かは組んであったりするんだろうけどそれでも人間、いつ何があるか分かんないからね…。(おい)そやって「俺とあいつのどっちがいいんだっ?!」みたいな彼氏ーかっ?!な文句まで飛び出すんだけれども。それが心理クイズだったかで「もし万が一船が沈没して救助ボートが1隻しかない場合に自分と私(ホロヴィッツ)が残された時どっちを優先する??」っつー質問でワンダは「そりゃあなたを船に乗せるのを優先するわwww」っつーのね。ワンダは自分を犠牲にしても天才ピアニストのホロヴィッツは国の、どころか宇宙的財産なわけだから死ぬやうなことがあってはいけない、と。対してフランツは「誰か他の人に譲って2人とも乗らない」っつーの。ホロヴィッツはちょっと不満そうなんだけれどもその理由ってのが「いくらホロヴィッツでもあなたのピアノの調律は私以外に誰にも出来ませんからvvv」っつー答えで大満足にvvvあたしもまぁピアノ習ってたしあたしがピアノに触らなくなってからも調律だけは欠かさず来て貰っておったんだけれどもいまいちその違いっぷりが分かんない(えー)っつかそもそものピアノの音がもう分かんないからそれでよくなったかどうかも分かんないっつかね。(苦笑)今はもう引き取って貰っちゃったので家にピアノはないけれどもそうやって全てを任せられる人がいるホロヴィッツは幸せ者だなー…とかさ。(笑)天才だからって言うわけでもなく変人だからって遠ざけられるわけでもなくやぱーりそこから放たれるモノにちゃんと人は集まって来るもんなんだな、と。(は?)んー…上手く言えないんだけどまぁ察して。(えー) 対するワンダもそやってホロヴィッツのフォローに終始してくれるのかと思っておったらば「ムール貝」の下り(苦笑)だったかで他の食材とか用意してなかったもんだから替えがないってのでエリザベスが「今から買って来ます!徒歩でっ!!!」とか言い出しちゃって…。(黙)他のモノはそれなりにワンダの指示通りに出来ちゃってるしパスタのことだけでそんなに時間掛かっちゃってどうするの??ってな話になって「だったらあたしが何とかするわvvvちょっとキッチン貸して下さる??」っつって台所に案内して貰うのはいいんだけど「ちっちゃいキッチンねぇー…wwwまぁどこに何があるか一目で分かるからそれもいいのかしら??」とかって一言多いよっ!!!(どっかぁーんっ!)それにこの日はエリザベスんとこの次男??だったかががっこで校長室に呼ばれたとかで何度かママ友から電話が掛かっておって…。それがこの家で唯一誇れる(?)ウェッジウッドだったかの陶器セットのから1客ずつ無断で持ち出して校内でフリマっぽく売り払っちゃって…。(げろりーん)それで稼いだお金でがっこでよく見かける猫に去勢手術をしてやるのだとか(そうじゃないと保健所みたいなとこに連れてかれて処分されちゃうから…。黙)だったみたいでまぁ理由はそれなりに分からないことでもないから家に帰って来たらば頭ごなしには叱ったりしないで「話をよく聞いてやることにします」っつってエリザベスは言うんだけれどもワンダは「それじゃぁ子供のためによくない!」とか言い出して…。少なくとも黙って家のモノを盗んで持ち出してるわけだからそこですでに悪いことをしてるし親に素直に「こうこうこういう理由でお金がいるから下さい」だとか「こういうことに使いたいからこの食器を持って行って売ってもいいか??」だとか腹を割って話せる環境にないってことだ、と。長女も中耳炎だかで熱を出してこの日は寝込んでおったんだけれどもそのお見舞いよろしく部屋にちょろっと入って見せて貰った分には「風水がよくない!(それだから病気がちになるんだ!だそうな。苦笑)」とか言っちゃって。(えー)リビングの家具も「ソファーはもっとテレビを見るのに便利な場所に置いた方がいい!」(モアのところは子供にもあんまりテレビを見せないやうにしておるのでべっつにこのままの位置で構わない、っつってるのに…)っつって自分たちの都合で勝手に模様替えとかどんどこ遣り始めちゃうし…。(滅)それでエリザベスもすーっかり頭に来ちゃって模様替えの遣り返え(元の位置に戻すのん)もホロヴィッツのとこが帰ってからにすればいいものを「やっぱり気持ち悪いから戻しましょwww」っつってその場で遣り始めちゃったりして感じ悪い応酬が結構居た堪れない感じ。(黙)ワンダも「家の子はもっと賢くてよく出来た子だった…」って文句たらたらでそれに対してエリザベスが「あたしの悪口を言うのは構わないけれども子供の悪口はあたしの前で言うのは止めて下さい!」っつったらば「あなたの悪口を言ってるのよっ!!!」とか怒り出しちゃうしもう最悪っ!!!…と。すーっかり険悪な空気になったところでとうとうエリザベスが我慢出来なくなっちゃって「あなたの娘の話はもうたくさん…っ!」っつってしかも娘の話をし始めたらばみんながべみょうな空気になるのは気付いてたか??っつってワンダに問い質して…。(え?)っつーのは娘は去年だったかに亡くなっちゃってもうこの世にはいないのだ、と。ワンダもそのことは分かっておるんだけれども敢えてなかったことにしてまだまだ娘が生きて存在するかのやうに話しておったりなんかして…。(黙)祖父に有名な指揮者、父親が有名なピアニストと来れば絶対にっ!!!音楽的な才能があるはず…っ!!!っつーので楽器をやらせたんだけれどもどうにもそっち方面のセンスはなかったみたいで目が出なかった、と。それでも必死で喰らい付いて行ってなんっとかモノになるやうに努力しておったんだけれども天才を2人も目の前にして敵うはずもなく…。(滅)それで転向して詩だとかの芸術方面で頑張ってみたんだけれどもそっちもあーんまり向いてなかったみたいで父親のホロヴィッツから見れば痛々しくて仕方がなかったんだけれどもそれでも母親のワンダは「あなたは出来る子なのよっ!頑張りなさいっ!」っつって褒め続けてそれが逆にお嬢を追い込んでしまったみたいで自殺行為的にブレーキも踏まずに猛スピードで自動車で壁に激突してそのまま寝たきりになってとうとう死んでしまったのだとか…。その寝たきりの5年間を無駄に過ごさせたこともだしもっと娘には無理をさせずに自分のやりたいことをやりたいだけやらせてあげればよかった…っつって後悔し切りのワンダ。そーんなワンダにフランツは戦争で死んでしまった弟の話をしてあげて…。その日フランツが庭の防空壕に家族揃って逃げ込んでおった時にその防空壕を直撃して爆弾が落っこちて来て廻りぢうが火の海になっちゃって…。(黙)それでとりあえず自分はそこから飛び出して逃げて助かったんだけれども後から家に帰ってみたらばその場所がどこだったかすらも分からなくなってしまっておって…。(滅)大体この辺りだろ??なところから真っ黒焦げの死体が何体も重なり合うやうに出て来て弟だか誰だか区別も付かなくなっちゃってたんだけれども仕方がないのでそのうちの1人を引き取ってお墓に埋めるしかなかった、と。(そういうことが戦争じゃなくても起こり得ると言うことを今のあたしたちは知ってしまった…←)その時は神様なんか金輪際信じないと思ったし「神様なんかいない!」と思って落ち込むっつーよりかは何か憤りすら感じておったんだけれども。でも弟が友達とバンドを組んでおってその友達の家が楽器店でそこのドラム缶に爆弾が落ちても楽器が燃えないやうに保管しておってそれを開けてみたらば多少傷はあったけれども弟の使っておったギターが出て来て…。それを手にした時に何か分からないけれども目に見えない何かに感謝する気持ちが沸いて来てそれ以来「神様」と呼ばれるモノなのか何なのか分からないけれども信仰する気持ちが生まれた、と。それだからワンダも後悔ばっかりしてないで1歩でも前に進んで欲しいみたいな話を聞くことですこーしだけ救われた気分になるワンダ。ホロヴィッツも何だかいい気分になっちゃって(え)隣の子供のピアノの演奏が練習不足で拙いのに対抗して(?)1曲生演奏を披露vvv…とまさかの演奏は段田さんでも無理なので(苦笑)ここはそれぞれがすんばらすぃー演奏を思い浮かべることで脳内補完、と。(えー)最終的にホロヴィッツもエリザベスの料理を大絶賛することになってぱーちーはいい具合にお開きvvvエリザベスが気になっておったフランツへの感謝のプレゼント(高級時計だと思ってわくわくしておったwww←)がぢつはもしどうしっても食事がまっずくってなーんにも食べられなかった時の非常食代わりのお菓子(えー)だったのが分かったりして残念…っ!!!(爆)…うん、でも気持ちは分かるよ。(え)あたしも食べれないモノ多いし(制限もあるから)「何食べたらいいのか分かんない…っ!!!」ってなる時あるもの。(黙)プレゼントと言えばせーっかくホロヴィッツの裏をかいてチョコレートを隠しておったのにいつの間にか見つけて食べちゃってたみたいで開けたら穴開きだらけになってたりして恥ずかしいわっ!!!(ワンダが。苦笑) とまぁいろいろ面白かったし(えー)4人のそれぞれの安定した演技力っつかもうすっげwwwピアノの生演奏も付いておったけれども途中ホロヴィッツがエリザベスにピアノを教える下りでやぱーりエリザベスに教えるのは失敗だった…っつーので「女のピアニストは技巧的に劣る」とか何とか評しておって荻野(清子)さんがむっとするとこがあったりとかね。(苦笑)これ、タイトルの後に「?」(□に斜め線が入ってるのん。「何とかあります」の「ます」を表したりするマーク)が入っておってそれはパンフにも「誰々との対話」の後に付いてるんだけど。アレって何の意味だったのかなぁ??(おぶおぶ)誰か分かる人、教えてくだせぇ。(え) |