26.「ダブリンの鐘つきカビ人間」

主なキャスト:水野真紀・大倉孝二・橋本さとし・長塚圭史・中山祐一朗・遠藤久美子・後藤ひろひと
作:後藤ひろひと 演出:G2 舞台監督:ニ瓶剛雄
公演記録:2002.4.26〜29@シアター・ドラマシティ(大阪)
あらすじ>>数歩先の視界さえ遮る深い霧。道を見失った若い男女、聡と真奈美は山奥にこつぜんと姿を現した山荘に逃げ込む。主はかつてこの辺りに存在した「町」で、市長を務めていたという男。彼は問わず語りに「町」で起きた不思議な出来事を話し出す。

時は中世。その「町」は大きな危機に瀕していた。住人の多くが奇妙な病気に冒されていたのだ。「偉くなれない」病に罹った王様、目玉が異常に発達した男、背中に羽根の生えた嘘つき、指先に小鳥の止まる大男、知らない人の名前が口を突いて出て来る戦士、年齢以上に年を取ってしまった若きじじい…。なかでも一際痛ましいのは、思ったことの反対の言葉しか話せない少女・おさえと醜い心と美しい容姿が入れ替わり全身がカビに包まれた、鐘つきのカビ人間だ。

侍従長とともに町を訪れていた王は、住民を救うため、千人斬ることで奇跡を起こすという伝説の剣・ポーグマホーンを探すようおふれを出す。見つけた者には次期王位を褒美に授けるとまで。だが、病の伝染を防ぐために町を包囲した軍隊や、逃亡者防止のために周囲の森に放された怪獣を恐れ、誰も役目を担おうとはしない。

そこに、いつの間にか「町の物語」に入りこんでいた真奈美が名乗りを上げる。「私が行こう、旅の退屈しのぎに。名など無い、旅人とでも呼んでもらおうか」。混乱する聡を引きずるように冒険に出る2人。その後ろ姿を不安げな住民たちと、私腹を肥やすために2人を邪魔だと考える腹黒い市長と神父が見送っていた。

ポーグマホーンを巡り、真奈美と聡、おさえとカビ人間ら町の人々の運命は静かに動き出す。

そして、セント・スティーブンズ・デイの鐘が鳴る時……。

あーこれもホントは観に行くつもりがなくて。(最近そんなのばっかりだなー。苦笑)つーか6月に観に行く予定の「春子ブックセンター」の発売日当日にe +に行ってみたらこれが全然繋がらなくてサーバー落ちてやんのー。(滅)でしょうがないからお昼頃まで待ってて「繋がった!」と思ったらもう「予定枚数は終了致しました」って出てるし。(苦)で、「そう言えばなーんか長塚(圭史)さんが出てるお芝居あったっけねー?」と思って探してみたらまだ残席ありってなってて。「じゃ予約ねー」ってすいすい進んで行ったら取れてしまったのよ、楽日昼公演…。(苦笑)えー?大丈夫なんですかー?GW真っ只中楽日が余ってたりなんかしてー。もう発売日から結構経ってたと思うんだけど…。もしかして(もしかしなくても)人気ない??(失礼)や、主演が水野真紀さんとかー遠藤久美子ちゃんとかー(エンクミちゃんは好きだ。可愛いし)お芝居経験なさげな人だからかしらん?(ますます失礼)やー偏見てわけじゃぁないんだけどなんとなーく周りがどれだけ劇団系の上手い人が出ててもちょっと大丈夫なのかなー?な気がしてしまうのは否めません。(それが偏見って言うんじゃぁ…。黙)ま、でも当日行ってみたら全然そんな感じじゃなかったし。当日券が出てる(みたいだった)とは言えほぼ満席(ほぼって言うのはかめのの隣の席が空席のままだったから。苦笑)だったみたいだし。G2さんのお芝居(演出)てのはMOTHERで何度か(つっても2回ね。苦笑)観たことあるけど後藤ひろひとさん脚本ってのは初めてだー。後藤さんと言えば思い出すのは劇団Piper。むかーし関西地区限定の夕方のお笑い兼情報?番組みたいなので「ざまぁカンカン!」(森脇健児&山田雅人が進行役だった)てのがあって。その中のコーナーコントみたいなのに「ひばりが丘花屋敷コップ」(阪急宝塚線には本当にこの冗談みたいに長いひばりが丘花屋敷駅っつーのがある。みょーに印象に残る名前だと思いません?笑)っつーちょっとあの頃人気があった「あぶない刑事(デカ)」をパロったかのようなコントがあり。その中で川下大洋さんて方が出ておられて。なんだかそのことがずるずると芋づる式のやうに思い出されて来ました。(おい)つーかそんなしょうもないことを覚えてるらしいあたいってすごいかもー。(何)とそんなこんなで(全然今までのこととお芝居って関係なかったし。黙)面白かったんですよ。(ここで言うと胡散臭そうだけどホントに。)エンクミちゃんなんか全然笑わない役って設定だったけど上手いと思ったもーん。普段あんなに可愛いのに。(それが何か?)セリフを2回程噛んでたけど(他の人が噛まないもんだから目立ったんだよねー。しかも楽日だったしさー)そんなの勢いで乗り越えてくれれば結構。(誉め過ぎ?)いいんじゃーん、新鮮な感じしたよー。(これじゃ誉めてる感じしないって…)何故こんなにエンクミちゃんが目に止まったかと言うと長塚さんとのシーンが多いから。(笑。わかりやすーい)いえいえ。ちゃんとお芝居の流れってもんは観てましたよー。でもね、ほら、観たい人見なくちゃ。(え?)もちろん池田(成志)さんの市長と山内(圭哉)さんの神父さんが歌ってた群馬水産工業(だっけ?)高校校歌。(大笑)もう訳わかんないけどおもしろーい。なんでダブリンなのに群馬なんだよー?(笑)好き、そういうの。(おい)

て前半かなりお芝居からそれてましたが。(苦笑)席は8列11番とかでいい席で。ちょうどいいんじゃないですかー?あれ以上前だと首痛くなりそうだし(つか全体が観れない)後ろだと役者さんが観えないしー。ホント知ってる役者さんと言えば長塚さんとこないだ阿佐ヶ谷スパイダース観たばっかだったから中山(祐一朗)さんだけっつー…。(笑)あ、橋本(さとし)さんと池田さんは「天保〜」で観たっけね。若松(武史)さんも「毛皮のマリー」に出てはりましたよね。(苦笑)もうしょうもないこと覚えてるくせになんだかなー。(滅)とにかく中山さんが狂ってから(つか発病って言うのよね、ここでは)の「昆虫博士」発言がもう…ツボに入って…。(くすくす)「カブトムシはホントは害虫なんだぞ」(違ったかもしれない…)みたいなことを言っておられた気がするんですがー。密かに後藤さんてば「十字架」観ておられたんじゃぁないでしょうか?(笑)だってそうとしか思えないもん、絶対ー。長塚さんはパンフで「後藤さんは僕と初めてだし、うちの芝居も観てらっしゃらないはずだから」って書いておられますけどー。なんとなく観たでしょ?て感じで。(笑)それに長塚さんが被り物されるとは…。(黙)「どうしよう?ねえ、どうしたらいい?ざりがにだよー。(おぶおぶ)」てな態度が可愛らしくって。(おい)愛ね。(何?)その後のエルビスも好きだよよん。(おーい)まさかあそこで長塚さんの「ラヴミーテンダー」が聴けるとはっ!(狂喜)あたい、エルビスって思えなくて…。最初出て来られた時「…ヒデキ???」(古過ぎ)とか思っちゃいましたけどー。もっと古かったんですね。(おい)なんにせよあんな格好をなさるとは…て感じでした。いろいろ大変っすよねい。(何)あーあと全然主人公に触れないってのもなんなんでー。(全くだ)水野さん、可愛かったっすよ。(何、それ)でもー…。(黙)このお芝居のこと検索かけててちらっと見たんですが。サンスポだったかなー。「水野真紀熱演!『来て!早く来て!』」だかなんだか見出しがついてて。心と反対の言葉しか喋れない役だったんだけど。だからホントは側に来てほしくないのに「来て!」って言っちゃうの。それがまぁ笑えるっちゃぁ笑えるけどさー「大阪初日客席は大爆笑だった」って…やー爆笑するシーンではなかったと思うのねん。初日行ってないからよくわかんないけどーでも違うよねぇ??笑うっつーよりはなんかちょっと痛々しい感じだし…。(言われてる相手がね)ま、スポーツ紙だから大げさに言ってるんだとは思うけどさー。でも「えっとぉー…で反対言ってるってことはどういう意味になるんだっけぇ…?」ってちょっと考えながら観たりなんかして。でも最後あんな風な結末になるなんて意外ー。すごいねー。でもあの人は100人殺して元の体に戻るのかなー?(素)あ、ちょっと気になったんだけど。カーテンコールの時ってまぁ1回出てきて引っ込んじゃってもまだ拍手続けるでしょ?でもそれで出てきてくれてももう1回ぐらいあるじゃない?それがさー普通に終わりとその続きで1回で終わったのさ、拍手が。(!)えー、ちょっと淡白すぎないー?うそー、もう1回ぐらいあるんじゃないのー?でスタンディングするんじゃないのー?千秋楽なんじゃーん。(うずうず)これにはちょっと納得いかなかったわ。もったいね。(何が?)