64.「止まれない12人」
主なキャスト:岡田義徳・植本潤・山内圭哉・楠見薫・関秀人・小須田康人・後藤ひろひと 脚本:後藤ひろひと 演出:G2 舞台監督:金子武男 公演記録:2004.1.13〜20@MIDシアター(大阪) |
あらすじ>>西暦20××年。西鹿児島から青森までをつなぐ新幹線が開通した。革新的な技術により、時速500キロで疾走する超特急「雷神号」も完成。今日は、その「雷神号」のプレミアム試乗会だ。1号車に乗り込んで来るのは、様々な「理由」で競争率800倍とも言われるプラチナ中のプラチナ・チケットを手に入れた11人の乗客たち。 役に立ちそうもない気象予報士・浅倉、列車マニアの小憎らしい少年・どんぐり、酔うと性格が豹変する男・野間、来巳と因縁のありそうな女性客・堀川、鉄道警察官を名乗る男・来巳、なぜかコスプレ姿のキリヤマ、異常に人目を忍ぶ内気な女・渡辺、テレビ番組のレポーター・安芸、クールでどこか犯罪の香りを漂わせる男・坂本、スーツケースを肌身離さずいる挙動不審な男・近藤、雷神号を命名したコピーライター・大曽根。 ここに車掌の北川を加えた12人が、記念すべき旅の同乗者となった。外見・内面・言動が、どこかワケありでアヤしい12人。その「ワケ」がはじける時、「雷神号」は誰にも止められない暴走を始める。 事故か?陰謀か?彼らはこの「暴走する密室」を止める事ができるのか? |
なんとなーく「観たいなぁー」と思いつつe+プレオーダーで申し込んではみたんですが撃沈。(黙)その時は「一般で頑張るぞー」と意気込んでたはずなのに。いざ当日になってみるとすっかり忘れててー。(おい)気が付いた時にはもうすでにお昼が過ぎていた。(黙)それでもダメ元でe+に行ってみたらとりあえずなんとか売り切れではなかったご様子。(ほっ)それっていいのか悪いのか?(おい)千秋楽なんかはさすがに無理でしたがー平日の夜公演ならなんとかなりそうな。おかげでBブロック 7列11番っつー真ん中寄りの席でよかったですー。でも。当日行ってみたら当日券売り場もちゃーんと出来ていた…。(どよん)しかも。当日券列1番に並んでたお兄さん2人組が入場待ちであたしの2人後ろぐらいに並んでた人とお友達みたいだったんですけれど。「すまん。俺ら2列目」とか言っててー。(滅)それって当日券の方がよかったんじゃぁー?!(ま、キャンセルとかも出たんだろうし当日券も当たり外れがあるでしょうが。どっちにしろそれで1番に並んでたんだから当たり前っちゃぁ当たり前なのかもだけど)でも入ってみてびっくり。(驚)ど真ん中に列車のセットが。これは…ホームに立ってる客を装わせてるのか?(おぶおぶ)あたし、初演公演観てないもんで全然要領が分かってないんですけれど。なんかタイトル的に聞いたこともあるのに初演観てないってどういうことー?(え?)でもまぁ今回は岡田(義徳)くんファンも多かったりするのかしらん?(おぶおぶ)だってぇー隣に座ってた女の子2人組なんてパンフ見ながら「あ。この人とかは観たことあるー。でも…後藤ひろひとって誰?」って…。(黙)え?大王(後藤ひろひと氏)知らないって絶対おかしいよっ!(何)ありえなーい。しかも恐れ多くも脚本だぞ?すごいんだぞ?って…初演升毅さんとかわかぎえふさんとか山下大洋さんとか三上市朗さんとか豪華ー。あーん、なんで観てなかったんだ、自分。(黙)まぁでも今回比べようも何もなかったんでそれはそれでよくもこれだけくせのある人を揃えたなーって感じで普通に面白かったんですけれど。ま、欲を言えば浅倉くん(岡田義徳くんの役どころ)が気象予報士だなんてことパンフ見るまで分かんなかったことでしょう。(そんなことはいいのか?)つか。もうちょっと灰汁のあるやつを目指して欲しかったかも?前回と比べるわけではないですが。初回升(毅)さんの役どころだったわけでしょう?ま、持って行き方が全然違うんだろうし違って当たり前なんですけれど。なんか他が濃すぎて埋もれちゃう感じもなきにしもあらず。うっちーぐらい極端に振り切れた演技が観たかったー。レポーターの安芸(奥野ミカさんの役どころ)は唯一普通って感じで基準っぽくってよかったんではないでしょうか?前半の見せ場はなんか全部野間(山内圭哉さんの役どころ)に持って行かれちゃってましたしねー。(笑)つかあたしが注目しすぎなのか。(苦笑)あぁでも面白すぎるー。これでまた当分山内(圭哉)さんに心奪われですよ。(は?)「あれ?ここも大変なことになっとるー?!」とかって頭触りまくるとことかもうおかひー。ある意味ジキルとハイドな。(笑)でも酔ってる時の方が面白いのでずっと酔っててくれてもいいです。(おい)あ、でもちょっと迷惑か。(だから)大阪弁で喋り捲りの役だけあってものすごーく活き活きしてる感じが。(笑)自然だ。自然すぎる。(笑)あと池鉄さん(池田鉄洋氏)もやっぱりきもいー。(おい)何やっても怖不思議キャラだー。(え?)頭とか「ん?」ってかしげるとこがもう絶対うざいんだけど好き。(え?)もちろん宇宙戦隊キリヤマ(久々沢徹さんの役どころ)も素敵すぎだ。(は?)前回三上市朗さんが演ってたらしいですが負けず劣らず変だ。(誉めてるんですー)「怪獣は週に1回しか攻めて来ないはずなのにー」って…もう…。(くつくつ)でもそんなありえないキャラ設定があったとはー。(驚)ま、そうでないと電光ニュースの意味がないんですけれど。でもやっぱり撃つシーンはなんとなく怖いなー。(黙)なんか「やめてやめてやめて」って思っちゃう。映画だったら全然そんなこと思わないのに。生だと痛そうだからかな?(は?)大王はもう言うことないです。安定した演技っぷり。一ランク上回る謎キャラっぷり。(笑)「あぁーん〜」最高です。(また訳の分からないことを…)これぞ大王。(謎)で山形弁の渡辺。(神野美紀さんの役どころ)ある意味ドイツ語より意味分かんねぇ感じで。(笑)でも東北弁ってもうなんか外国語って感じしますもんね。(おい)同じ日本語とは思えないような。(だから)日本語なのにテレビで流れるとテロップ入っちゃうみたいな。(苦笑)通訳してもらわないとさっぱり意味通じません。(黙)で関(秀人)@坂本&小須田(康人)@近藤のドイツ語ですよー。もうすごーい。(感心)なんか理知的な2人にぴったりですもん。関さんってあの関さんかー。(どの?)立身出世劇場座長さんだったんですねい。名前はいろんなとこで見たり聞いたりするんですけれどどんな人なのか今まで知らなくって。(遅)ちょいハマりぐらいでしょうか?(え?)でも家内がいるのか。(それが何か?)ちっ。(おい)どんぐり(植本潤さんの役どころ)は…うーん、どうかな?(は?)でもこういう鉄道おたく少年みたいなのっているよねー。なんか路線の駅名がどんどん言えちゃったりするやつ。(は?)「そんなことも知らないのー?」みたいな。あたしを「いーっ!!!」ってならすような。(だから)つか前回わかぎ(えふ)さんが演ってはったんですねい。きっとそれ見てたらそのいめいじに引きずられたかもですが。でもどんぐりはどんぐりで頑張ったなーって役的には思えたのでいいのかも。うぬ。(は?) で。時速500キロで走る電車ってのはまだまだ出来てないわけですが。なんでしたっけ?時速300キロで走れるF1用マシンは出来てきてるみたいですよ?(あ。新聞でちら見しただけなんで違ってたらごめんなさい)したら遠征も日帰り…。(遠い目)でも高そうだなー、とか。(黙)のぞみですらまだまだ高いですもんねー。時間ってやつは高い金で買わないといけないもんなんでしょうか?(黙)1両目だけが暴走して行くっていうシチュエーションも怖いけどやっぱり蚊はダメだ。(個人的に。苦笑)夏場蚊に悩まされまくりなんですよねー。(黙)蚊の好むフェロモンが出てるのか(ちょっと違う)体温が高いせいなのかよく刺される(蚊って噛まれるって言います?それとも刺されるって言います?素朴な疑問。笑)んですよねー。しかも皮膚が弱いせいでちょっと掻くと崩れちゃうって言うか…。爪でばってんつければいいとか言いますけどあれ嘘ですよ。(おい)痛いのはねぇ少々我慢出来ると思うんですけど(そうか?)痒いのって我慢出来ないですもん。(断言)痛くていらいらすることはないけど痒いといらいらするしー。忘れられないもん。(は?)太宰治の小説でなんかそんな話があるんですよ。短編だったと思うんですけど。ちょっとしたとこが痒くなって我慢出来なくてちょこちょこっと掻いただけなのにそれがあっという間に全身に広がって外にも出られなくなるっていう可哀想な話が。「もうあたし、このまま治らないんじゃ…?」なーんてすっかり落ち込んじゃってその気持ち分かるーって感じなんですよ。閑話休題。まぁそんな生物兵器にもなるような蚊なんて全くもって迷惑じゃないですかー。あたしなんか間違いなく一番に刺されて死んでそうだよ。(滅)でも蚊も刺されるのが怖いんじゃなくて蚊を媒介にする病気にかかる可能性があるから怖いんですよね。フィラリア(これは犬ですが。あ、でも人間にも伝染るのか?死なないけど)とかエボラ出血熱とか赤痢とか。蚊に関する話だったら(それで引っ張るな)ミステリーで(確か有栖川有栖さんの小説だったような気が…。もしかしたら恩田陸さんだったかも?おい)メダカを育ててると思って一生懸命世話してたらそれがある日突然ぼうふらだってことに気づいてその時には水槽いっぱいにちっちゃい目がわんさとあって慌てて封印して水槽ごと捨てたとかいう家族の話で。でその話を人には言わないで下さいって言ったのに無断で他人に話したからってエッセイストが連れ去られるっていうやつ。何が一番怖いって水槽いっぱいのぼうふらだよねー。ぞーっとする。知らなかったとは言え気持ち悪すぎ。(黙)もうそれを思い描いただけで…。(どよん)あ、蚊ってだけでなんかもう恐ろしいほどに連想してしまいました。(苦笑)でも蚊の羽音とかこう耳につきますよねー。起きてる時はどうもないくせに寝てる時はどうやっても起こされちゃう。(黙)敵はたった1匹のはずなのに全然ひっとしないしー。電気つけたりなんかしたら完全に目が覚めちゃうからしたくないしさー。夏場なんてただでさえ寝付きにくいのに勘弁してくれよーって感じで。あぁごめんなさい。また蚊で。(苦笑)で北川(曽世海児さんの役どころ)ですよ。綺麗な顔して悪役だなんてー。(おい)でもまぁ一番の意外性は堀川(楠見薫さんの役どころ)ですか。(笑)「えーっ!!!???」ですよ、もうホント。(苦笑)完全にやられました。(何)ははー(ひれ伏し)ですよ。(笑)なんか2時間ノンストップでしたけどホント畳み掛けるように次々暴かれはらはらしてすんごい楽しかったですーん。カーテンコールも最後大王が時間気にしてる風でしたけど(苦笑)帰りたくないーって感じで。あぁ、(山内)圭哉さん。完全にのっくあうとです。(だから)でも。あたしの前お嬢4人組が終わった後「じゃ楽屋行こっか」って言ってて。えー?誰関係ですか?連れてってー。(おい)う、うらやまひー。次回AGAPEの「しかたがない穴」もすっかり観たくなってしまったあたくしですが。その日カムカム(ミニキーナ)の公演とかぶってるから。(黙)ざーんねーん。つか今年観たい公演かぶりまくりなのです。なんとかして。(おい) |