200.「軍団」

主なキャスト:松村武・八嶋智人・藤田記子・吉田晋一・松戸俊二・松田かほり・佐藤恭子・山崎みちる・亀岡孝洋・坊園初菜
作・演出:松村武 舞台監督:戸田司
公演記録:2007.11.17@やまと郡山城ホール 大ホール
こぉーんな地元のホールで観れるのももう3回目?今回はDM先行でweb予約もあるってことでそっちで申し込むことに。当日鯖落ちしたらやだなーと思いつつやってみたらば速攻取れますた。(苦笑)もしかして奈良公演って…人気ない?(おぶおぶ)ま、前までは電話先行しかなくてしかも同日全公演受付だったもんだから全然繋がらなくて2時間ぐらいかかってやっとこ取れたりしたからアンケートで「回線公演ごとに別にしてください」って書いちゃったんだよねー。(苦笑)その影響か?(んなわけない)で取れた席がD列 15番ってど真ん中ー。それよりも前の方の席はファンクラブとかで当日お手伝いしてる人たちの席なのかな?とにかくやっしー(八嶋智人さん)と松村(武)さんの地元ってこともあってか関係者っつかお友達関係が多いやうなー。とにかくまぁ奈良公演は濃いー感じがするのれす。前回「フロシキ」(観劇日記No.138参照)が3時間超えで余りにも長くてどうしようかと思ったんですけど(爆)今回は2時間モノだそうで。でもちょっと勢いが足りない感じ?や、どうだろ?(え?)大概カムカム公演って長いしその…長いつっても内容がはっきりあるから長いとかじゃなくてもうぐだぐだのとこが長くて無駄に長くなってるんじゃなかろうか?(爆)なとこが大半だったりするので「フロシキ」はちょっとだれちゃって収束し切れなかったとこがちょっとなぁー…って感じだったんですけど今回まとまってる…って言えばそうなのかもしれないけどやっしー&松村さんの対決っつかお遊びシーンが少なかったとこが残念かなー、と。って…どっちなんだっつー。(苦笑)「軍団」ってタイトルはついてるしちらしも石原軍団っぽく作ってあったりしたんですけどそれとは全然関係なく。あ。でも客入れの時のSEは石原裕次郎さんの歌だったとか。ってのは後でいろんなとこ巡ってて分かったんですけども。(おい)でどうやら刑事?集団の軍団と悪の組織?な軍団との対決っつかどうなの、これって。(は?)刑事軍団の方はまぁ分かるんだけど悪の組織の方なんかもう友達の友達とか連れて来ちゃってますから。(黙)元々リーダーの甘利(吉田晋一さんの役どころ)とその次の位置にある黒田(八嶋智人さんの役どころ)が友達同士だってのがあんまり悪っぽくないし。(苦笑)で甘利の妹(坊園初菜さんの役どころ)と黒田の弟(亀岡孝洋さんの役どころ)がメンバーでしかも2人は付き合っててそれでもメンバー足りないからってので甘利の妹の会社の友達(田端玲実さんの役どころ)とか連れて来ちゃってるしっ!つか素人だからっ!(と劇中でも強調されてた…。苦笑)で何か分かんないけどサーファー仲間?な黒人さん2人と何故かどこで知り合ったのか分かんないけどスナイパーが1人…ってどんな集団だよっ?!しかもリーダーがどうにもこうにも気が弱すぎで自信なさ過ぎで途中から「俺がリーダーなんかやってていいんだろうか?」とか悩み始めちゃって「黒田がリーダーの方がいいと思う」とか言い始めちゃって「多数決で今のままがいいか黒田がリーダーの方がいいか手挙げてくれ」って言うんだけどほとんどみんな今のままがいい(甘利がリーダーで暫定)ってのに手挙げちゃって軽く黒田凹んでるしー。(苦笑)うーん…まぁ実行力とか発言力とかでは黒田の方がいいかもしれないけど結構毒舌だもんねぇ…。弟だからってパシリみたく使われてるし軍団内なんだから敬語使えとか強制されてるし(身内集団なのに…)甘利の妹とか「何でこんなブスと付き合ってるのか分かんない」とか散々言われてるしいいことなんて1つもないもんね。(黙)つか普通に「ブスブス」連呼されてるし妹だって全然好感持てないっつの。しかもお兄ちゃんの目の前で。(苦笑)でお兄ちゃんもちゃんと怒ればいいのに「ま、慣れてるけどさー。こいつがちっちゃい時からブスブス言われていじめられてるの見てるから。でも俺が兄貴だってこと、お前忘れてたろ?」って弱気過ぎるー。もっとびしーっと言わなくちゃっ!それでも「黒田にリーダー譲る」とか言っちゃってるし何?これは?黒田が裏から手回してるの?2人の間では暗黙の了解っつか密談が交わされてたってことなの?(爆)「お前じゃ頼りないからリーダーの座を俺に譲れよ」みたいなことなの?って疑っちゃうYOっ!でどうにも刺激がない日常を変えたくてやって来ちゃった普通のOLな友達の玲子(田端玲実さんの役どころ)はおっちょこちょいっつかこの人、普通に「いーっ!」ってなるなーって感じで。(苦笑)「あたしのせいでどうもすいません」って謝ってばっかりだし失敗ばっかりするし挙句の果てに銃撃戦で流れ弾に当たって怪我したのかと思ったらそれにびっくりしてテーブルの角に喉突き刺しちゃって血止まらなくなってるしー。(滅)つか人質が看護師さんでホントよかったよね。(苦笑)こういう時のために必要だから?(違)最初から予想内の範囲の出来事なの?(だから)しかも友達の割に甘利の妹と黒田の弟が付き合ってたこと知らなかったし…。で「こんなブスと付き合っててよー」みたいな話してる時に「ねぇねぇ?2人って付き合ってたのっ?!」って…会社のお昼休みですかっつの。人質取って立て籠もってる現場なんでしょうー?!緊張感なさ過ぎなんですけどー。妹も普通に「ごめんねー。何かちゃんと話してなくて…」って…だからOLのロッカールームかっつの。(爆)でもこの素人さんが後半がんがん銃弾撃ちこまれるのにこれが全然死なないんだよねー。(苦笑)みんな死んじゃって全滅したってのに生き残っちゃったよー。(驚)どういう体質なんですかっつー…。何か途中から不思議ちゃんキャラ入ってたし読めないキャラでございましたことよ。

で一方警察軍団。こっちは松村武さん演じる野呂部長がリーダーみたいなんだけどその登場シーンからもう笑えるー。この悪の組織の見張りに対岸にあるビルの屋上?みたいなとこにいるんだけどそこに入り込むのに壁の穴みたいなとこを越えてこなくちゃいけなくてそれがビミョーに下りるのに足がつかなくてどうやって下りたらいいのか悪戦苦闘するとこが何とも…。(苦笑)でちょび髭生やしてる(でもぢつは付け髭)のに女な浜さん(藤田記子さんの役どころ)とか男の人みたいな格好してる加藤さん(佐藤恭子さんの役どころ)とか訳分かんないですぅー。ま、加藤さんがどうしてそんな格好してるのかってのは分からないままなんだけど浜さんの過去?みたいなのは途中どうしてちょび髭を付けるようになったかみたいな話はあった。「昔銀行にな。どこの銀行だっけ?あぁUFJ銀行だ。そこになある新入りの女刑事が休みの日にな引き出しに行っててだな。あ。違った。通帳の記帳だっけ?や、振込か?や、どうだったかなー?ま、とにかく行っててだな。そこに銀行強盗が入ったんだ。スキーの時にかぶる…何だ?めざし帽か。違った、目出し帽か、をかぶった3人組がだな強盗に来たんだ。でその新入りはプライベートだったしな警察だってバレたらいけないと思ってそこにいたそうだ。でお金を奪って出て行く時にだなその強盗のうちの1人が帽子を取ったんだな。でその顔を新入りはしっかり覚えてたんだそうだ。ですぐ通報して検問が引かれた。こっちはその刑事が犯人の顔を覚えてるんだから逮捕は目前だと思ってたんだが犯人はまんまと検問を突破してたんだな。何故かって言うとその顔を見られた犯人は変装してたそうだ。で分からなかったらしい。それがちょび髭を付けただけで犯人と見破れなかったって言うのでな。それからその新入りは常にちょび髭を付けるようになったそうだ…」ってシーンでやっしーと松村さんとの突っ込み対決があったわけですが。(笑)面白かったけどさーもうちょっとぐだぐだでもよかったかもしんない。(え?)でもまぁホントはその松村さんだと思われてた野呂部長も浜さんが身代わりになって人質として乗り込んで扮装してたっていう設定だったし割りと取り違い?がメインだったやも。元々この悪の組織も野呂部長に追われてて1人逮捕か何かされてから勢いがなくなっちゃったらしくて今回野呂部長をターゲットにしてあいつを困らせてやれみたいな感じで野呂部長の妹を人質に立て籠もる計画だったんだけどそれが事前に漏れちゃってて(つかたまたま浜さんが黒田と街中ですれ違って「どうもこいつは怪しい…」みたいな感じで延々張り込みしてもう1回黒田が通りかかるのを待ってた甲斐あってのことなんだけど)妹は海外に無理くり旅行か何かさせてホントに人質にされてるのは妹と同じ仕事をしてるってので壺井(中島栄治郎さんの役どころ)の彼女だったっつー。でそのことも浜さんともう1人田舎から出て来たとこの新人刑事の内海(山崎みちるさんの役どころ)だけが知らされてなくて「内海と同じ位置ってことですかー?!」って浜さんが取り乱しまくってたよ…。(苦笑)結構浜さんってば重要なポジションだと思ってた(自分では)のに…。で男だと思ってたら2人とも女だったりだったし悪の組織から潜入して行った大坂刑事(本物は松田かほりさんの役どころ。潜入して行ったウソモノの方は市子嶋しのぶさんの役どころ)も先に本物が来て後からウソモノが来たから速攻撃ち殺されちゃうし。(苦笑)ま、速攻つっても何だっけ?浜さんが機転をきかせて「合言葉は?」って聞いて「哀愁の…」「カサブランカ」って答えちゃってそれで殺されるわけだけど。(ホントは合言葉なんか決めてない)でそのウソモノの方が持ってた携帯使って「潜入に成功した。だがお前たちの中にスパイがいる。情報が漏れてる」みたいな内容のめいるを送って仲違いさせる計画になったりしたからある意味よかったのやも。(え?)でも悪の組織は人質は完全に野呂部長の妹だって信じ込んでるから「殺されたくなかったら野呂1人で来いっ!」とか言って思わず行こうとするんだけどそこを浜さんが無理くり自分が身代わりになって出て行っちゃうんだけどねー。ってので浜さんが何で野呂部長のことをそんなに想ってるのか?な回想シーンも挟み込まれてますた。でも野呂部長本人にぶつけたことはないのよね。光本(元尾裕介さんの役どころ)とホテル?で密会してるシーンだったりとか。つかこないだから藤田さん、お風呂シーン出まくりですよね。(苦笑)つか光本さんもまだ出て来て全然台詞言う前に何だかもう情けなーい感じの事故でお腹撃たれて倒れちゃうし…。「まだ台詞言ってねぇのにー」みたいにみんなに突っ込まれてたりなんかして。後半もそうそうがんがん出番はなかったですけど。(爆)で浜刑事は死ぬつもりだみたいになってみんなが悪の組織に乗り込んで行くんだけどトップだから野呂部長と大坂警部は居残りで待機してて他の人全員死ぬことに…。って何人死んでるんすか?(おぶおぶ)で野呂部長の妹が行ってるらしいネパールの山奥?をその死んだであろう人たちがみんな通って行くんだけど妹もいるってことは妹もどこかで死んじゃったってこと?そこ、分かんなかったんですけどー。(黙)あ。大坂警部と新入りの内海がぢつは同い年なんだけど一方は大卒で新入りは中卒だってのでひがむシーンがあるんだけどホントは内海は警視総監かの娘でこの捜査にもぜひ参加させてやってくれみたいな感じでお父様に頼まれたのよ?みたいな事情があったりして刑事軍団の方は何かとキャラ設定とか説明シーンも多かったんですけど悪の組織軍団はいまいちよく分からないままですた。(苦笑)やはし3時間必要か?(おい)でカテコは奈良公演特別の垂れ幕と松村さんが「今回奈良で千秋楽を迎えられて嬉しいです。初めてなんで。前に全公演の始まりを奈良からってのはやったことあるんですけど。そのせいで小道具とか全然揃ってなくて半分以上東京に忘れて来てどうしようかみたいなこともありました。あと作ってる途中の槍とか新幹線に持ち込んで移動したりとか」「ボンドくさーいやつとかね」(byやっしー)「まぁいろいろありましたねー。また次も奈良公演はあると思うんで」みたいな感じのご挨拶があったり。あ。で「ここ2人(松村さんとやっしー)は地元なんですけど他のメンバーも何か地元帰って来たみたいになってるんですよねー」って松村さんが言って藤田さんが「ただいまー!」って手振ったりとかもありますた。あと垂れ幕が出たら手拭い(物販で売ってるのん。奈良特別)を振れみたいなのがあってやっしーが「初めて来た人とかどう思うんですかねー?何かえらいとこ来ちゃったなーとか思ってません?」とか聞いてたり。で1列目の人の手拭いが気に入ったのか(それともその1列目の人が気に入ったのか。爆)手に取って「ふーん」みたいな感じで眺めてちゃっちゃーって顔とか拭いてまた返してあげたりしてますた。その辺サービス精神旺盛ですよねー。(感心)あと次の日に松村さん(他に藤田さんと田端さん(「そこの血だらけの人です」って紹介が。苦笑)が出るそうな)の「しかと(奈良公園の鹿とかけてる?苦笑)奈良を語る」っつー講演があるとかでそのご案内をば。やっしーが「しかとって…このタイトルは自分で考えたんですか?」って突っ込んだらどうやらプロモーターの人が考えたやつだったみたいでつ。(苦笑)行きたかったけど「オセロー」行くからねぇ。とほ。今回そこまでやっしー萌えはなかったので(爆)あれなんですけどせっかく地元だし出待ちとかしてみよっかなぁー?とか思ったんですが。ロビー出たらおばさまたちが「この後打ち上げとかこのままここでするんじゃないのー?レストランとかもあるし」みたいな話をしてたのをちらっと聞いてそれもそうだなとか思いながら30分ぐらいは粘ってみたんですけど諦めますた。(爆)萌え力より面倒くさ力の方が勝った。(おい)しかもホールの駐車場に車止めてたんですけど2時間までは無料だったんだけど粘った分お金払わなくちゃいけなくて清算したら500円って…高っ!(え?)や、駅の近く(その代わりホールまで歩いて15分ぐらいかかる…)の立体駐車場だったら1時間100円なんだも。200円もったいなーい。(だから)でもそこで儲けてるのか?(爆)ま、でも次も奈良公演楽しみに待ってまつ。