1109.「画狂人 北斎 令和三年版」
主なキャスト:升毅・黒谷友香・陳内将・津村知与支・水谷あつし・平野良 作:池谷雅夫 演出:宮本亞門 舞台監督:やまだてるお 公演記録:2021.3.24~25@サンケイホールブリーゼ(大阪) |
どうせだったら陳内(将)くんを生で観れる機会がないかなぁ??と思って探しておったらば偶然にもこの舞台にぶち当たった、と。(え)…っつかもうすでに探し当てた時にはチケット一般発売開始してから結構な時間が経っており。(黙)でもまぁこのキャストだったらば売り切れるとかはなさげよねー??(失礼)ってのでそのままカンフェティで申し込んでみたらば1階 D列 5番ってなことで結構な前のめりの席ぢゃないですかっ!!!(きらーん)…っつか結構ぎりっぎりまでブリーゼじゃなくて新歌舞伎座だと思い込んでますた。(え)…ありー??そう言えばー…!ブリーゼで並んでる間プロデューサー??の難波(利幸)さんが仕切ってるの見た…!ついこないだ「5years
after ver.3」を何回も観返す沼(え)にハマっておったのですぐ分かったよー。…ってべっつに「芸能人見たー…!」ってわけじゃないんだけど。(苦笑)…ってかこれでもまぁ前ーに陳内くんが出てる舞台は観たことあるんですけども。(苦笑)ふっつーに自分がノーマークだっただけで。(爆)かっくじつに観たいとこしか観てないあちくしwww(黙)当日行ってみたらば座席に張り紙が貼られておってどうやらこの席は見切れが出るので移動したいならG列 8番に移動出来ますよ、ってなことだったんだけども。いちお場所を様子見でもってG列 8番たる席からも眺めてみたんだけどもー…今より3列も後ろに下がることに抵抗が…。(え)…や、確かに見切れるのかもしれないけれどもそれを今このセット組みだけで判断しろって言われても自分が観たい役者さんが観れるかどうか??っての方が大事なのであって他キャストさんには申し訳ないけれどもそっちはどうでもいい(爆)…ぢゃないけれどもまぁ多少見切れたとして我慢する。だーかーら舞台の進行表を今すぐ持って来て!!!(どーんっ!)ってなところなんだけれども持って来てくれるわけがないので今判断を下さないといけない。(滅)んー…どっちにしても3列後ろに下がるってのがどうにも受け入れられなかったので今ある席で我慢することにする。(えー)…ってか他にも1列目から座席移動の張り紙がずらずら~っと同じやうな番号のところには貼られてあったみたいなんだけれども今ある1列目を不意にして後ろに下がるわけなかろうもんっ!!!1列目だったらばべっつに多少見切れがあったとしてもうそれもしょうがないから受け入れて観るだろうよ??(苦笑)…っつかすぐお隣さんの席は見切れてないってのにあたしが見切れるとかないわー…。(滅)…と他の席の動向も見守らせて貰いましたが結局移動されたのはあたしの1つ前の列の方お1人だけで他は移動せずにそのまま座っておられたかと。北斎の絵はこれでも結構好きな部類の方だったりするので2、3年前…??とあたしが思ってるだけでもう4、5年ぐらい経つのかもしれないけれども(黙)北斎晩年の作品ばっかりを集めた展覧会でハルカス美術館に行ったことがあったなー…と。それに大学の時にはクラブで所属しておった合唱団の夏合宿が毎年恒例で長野であるのでその最終日??1泊2日を同学年だけの同期泊でもって別ホテルにお泊りに行くってのがあって。それで2回生の時だったかに小布施に泊まったことがあってその時に北斎美術館ー…は行かなかったけど(え)東山魁夷美術館には行ったんだったっけか??こゆ時でないと行けないから…!ってので同じやうに学芸員志望の子と結託??してみんなで「行こう!」ってなことになったんだと思うんだけども。(苦笑)時間があれば北斎美術館にも行きたかったなー…。(遠い目)…や、でもすっげぇひっさしぶりにまっすー(升毅氏)舞台で観るわー。それに最近とー………んとご無沙汰なモダンスイマーズの津村(知与支)さんにむかーし欽ちゃん劇団だったかで東京キッドブラザーズの水谷(あつし)さんと長戸勝彦さんの2人でJA-JAっつーユニット??を組んでおられたりしたのを観たことがあったりとかー…。(どんだけ昔だよ??←)意外と観たい人揃いでよかったー。(ほっ) そーんな陳内くんですが今回は狂気的でも何でもなく。(え)ふっつーにどこにでもよくいそうな悩み多き青年…っつかまぁ少しばかりナイーブすぐるところはあるかもだけれども(苦笑)あーんまりにもふっつー過ぎてちょっとばかし拍子抜け…。(黙)…ってかこっちが勝手に期待値上げ過ぎてたってだけなんだけども。(苦笑)東日本大震災でカノジョを亡くしたのかと思っておったらばお姉さん(黒谷友香さんの役どころ)が津波に飲み込まれて行方不明になってしまい。(黙)それからと言うモノすーっかりヤル気を失くしてしまって創作意欲も沸いて来ず…。(滅)美術講師??の長谷川(津村知与支さんの役どころ)の助手っつか下働き的な??ほぼほぼ使いっパシリのやうな感じでもってまぁー…!無気力っぷりを前面に押し出したっつかまぁいろいろ鬱屈しまくりでもって少々痛々しい。陳内くんもとい峰岸はそれなりに才能を持ったっつかまだまだこれから先未来もあるわけだしこーんな中途半端なところで絵を描くことを投げ出してしまってはもったいない…!と周囲はやきもきするわけだけれどもそれを本人にぶつけられたところで今現在ヤル気のないところにどんどんと薪の木切れを放り込まれたところで燃え移る火もないわけだからして火のないところに煙は立たないっつかまぁ文字通りそのまま木切れのまんまでもって心が動いて行かないまんまでずーっと時間は止まったまんま。長谷川はと言えばむかーし絵描きを目指した時もあったみたいだけれどもその才能の無さに自分でも気付いてしまったっつかまぁ周りを見渡してみると自分なんかよりもずっとずっと出来る人たちがいてすーっかりとこちらも意欲を失ってしまってー…っつかまぁ研究者としての才能はあったっつか。それで北斎研究家??になってそれで一言家として美術館やら博物館やらに呼ばれて講演するやうな仕事を生業にしておる、と。たまーに美術館やら博物館やらがそゆイベント??を打ち出しておるのはチラシでは見たことはあるけれどもどうにもすけじうるが合わないっつーのもあるけれども(大体土日の昼間だったりするし←)そゆ美術講師??みたいな人の話を聞くよりかは現場の声っつか学芸員の説明会みたいなのを聞いてる方がよっぽど心躍るっつか。(えー)「どうしてこの展覧会を開こうと思ったか??」だとか「絵を借りるためにどこの美術館に行って交渉してやぁーっとの思いでこの絵を展覧会に出すことが出来ました…!」な苦労話だったりいろいろ興味あるわーwwwな話だったりして面白い。美術講師のせんせの話も聞いたらためになるのかもしれないけれどもどうにもひとりよがりっつーのか中学、高校のせんせだったらば多少は生徒に教えて聞かせるための授業っぽい感じがあるけれども大学とかのせんせだと一方通行っつか聞いてる、聞いてないに関わらずとにかくもう自分の知識をひけらかす(爆)…ぢゃないけれども(苦笑)まぁ「今日はここまで」つて決めたところまでだだぁ~っと消化試合のやうにして喋り続ける??そゆのとちょっと似てる気がす。(おい)…ま、自分は描きたくても描けなかった側の人間っつかぶっちゃけ言ってしまえば研究に逃げた負け犬(おい)っつか「才能のあるお前が羨ましいよ…!」みたいなところじゃないですか??暑苦しいんですよねー…、訴え掛けが。(苦笑)押し付けがましいっつか自分の夢を他人である自分に託されたところで迷惑なんだよ…っ!みたいなのもあるわけじゃないですか??…や、確かに「いつまで落ち込んでんだよ??」みたいなのはある。でもその人、その人によって立ち直るタイミングみたいなのは違うだろうし忘れられない…!もう一度会いたい…!でも会えない…!ってのは痛いぐらいに分かっておるし後を追って自殺するのもまた違うってのも分かってて何っとか…!踏み止まってるっつかあっち側に飛び越さないだけでもマシだと思ってー…!察しろよ…!みたいなところだと思うのー。…と陳内くんが演じてると思ったら甘ちゃんなのかもしれない。(苦笑)…っつか目の前でしゃがんでたー…!(わーきゃーwww)見切れててもこの席捨てなくてよかったわー。(逝ってろwww←)…や、まぁセットの関係上家屋建物になっておるのでその中に引き込まれるとすーっかりと見切れるっつーのか「前に立たれると邪魔なんだよっ!(爆)」みたいな??陳内くんに津村さんが被って観えないよ!!!みたいなのは何度かあったりとかー…。(苦笑)あとまっすーも基本的に家の中で絵描いてるシーンがてんこ盛りなのであってそれだとほぼほぼ観えないwww(どっかぁーんっ!)でも北斎と言えば「富嶽三十六景」だとかいろいろと有名どころな絵はあるわけだけれどもそれは北斎の一部分でしかなくてもっとこう…年取ってもまだまだぜんっぜんっ!「精進が足りない…!」っつーのか何っつーか…。あれだけの絵が描けるってのに「俺はまだほんっとぉーに描きたい絵が描けてない…!」とかもう凡人から見ると贅沢すぐる悩みでしかないわけだけれどもまぁでも理想??みたいなのはぼんやりと頭の中にあるのにそれをくっきりと映し出すことが出来ないっつか具体化出来ないっつかそゆモヤモヤっとした言葉に出来ない残尿感(違)…ぢゃなくて自分で自分にイラっとする感じ??なーんかわっかんないけども。(苦笑)北斎は生きてる時からすでにもう「凄い、凄い」つて持て囃されて引く手あまたに仕事もあってそれがお栄(黒谷友香さんの役どころ)のコンプレックスでもあったっつかまぁ同じ絵描きを目指してしまったんだからしょうがない。(黙)父親は父親だし自分は自分だし…!つてきっぱりくっきりと割り切れればいいわけだけれどもそれがそーんなすっぱりとは割り切れないところが人情っつかまぁそゆとこなんでしょうねい。(何)でもちょうど北斎の回顧展をやる直前だったかにNHKで北斎とお栄のドラマをやっておって。それが縁で(?)北斎の弟子役を演じておった三宅弘城さんが北斎展の説明テープっつか案内係だったりしたのもあって観に行ったんだけども…とそれはいい。とにかくも北斎もお栄も2人揃って絵のことになると寝食を忘れてのめり込むタイプっつか絵に集中しておる時はお腹が空いたりだとかお風呂に入るだとか眠りたいだとか基本的なことがどうでもよくなるっつかもう目の前の絵のことしか見えなくなってしまうタイプらすぃーので(苦笑)まぁしょうがないかなぁ??っつか何っつーか。(苦笑) メインは北斎の話なので果たして現代パートは必要なのか??(おぶおぶ)ってな感じではあるわけだけれども(苦笑)陳内くん観たさにチケットを取っておる身としてはないならないで困る話なのでよしとする。(えー)鎖国の世の中でありながらも絵の道具を仕入れるためにっつかまぁシーボルトとこそーり交流があったりだとか政府に批判的な??内容の芝居を上演してる戯作者・柳亭種彦(水谷あつしさんの役どころ)と交流があったり特にはキリスト教に興味深々(…ま、目新しいモノをどんどん取り込んでく意味もあって興味があったんだろうけども)ってのも目を付けられる理由だったりでどんどんと江戸では取り締まりが厳しくなって来て長野の知り合いを頼って雲隠れするために小布施に移り住んだってことだったんですねい。いっやぁー…でもむかーしはちょっとかんったんに知り合いを頼って長野まで…とは言ったものの。新幹線があるわけでもなし、移動はぜぇーんぶ自分の足ひとつで歩きで行かなくちゃいけないわけでそ??東京から長野って…歩きで行ったらどれぐらいかかるもんなんだろ??(素)しかも北斎もそうっとうに年取ってからの移動だったわけじゃないですか??お嬢であるところのお栄が付いて行ってくれるわけでもなし。…っつかお栄はお栄で自分の想い人??であるところの種彦の安否が気になるわけだし江戸をおいそれを離れるわけにはいかないっつー事情もあるし年寄りが1人でって…どうなの??(え)んー…ま、今の人とは違うわけだからして骨粗しょう症だの何だのみたいな「カルシウム足りてないわー…」ってな病気とかはなかったかもしれないけれども年相応に血圧高いーだとか糖尿だったーとか尿酸値がー…とかなかったんですかねい??(おぶおぶ)…や、でも糖尿だとか尿酸だとかはこう…栄養過多っつかちょっとした贅沢病みたく言われることもあるので現代病の一種なのかもしれないけれどもでも70過ぎて来たら足腰ぐっと弱って来たりするし結構な険しい道のりっつか誰も付き添ってくれないってのに歩き通しってのはー…ちょっとー…。(黙)しかも普段から鍛えてしゃんしゃん歩いてる人じゃないし大体が座って日がな1日絵描いてるだけ(おい)で体力仕事には向いてなさげっつかまぁ毎日畑耕して力仕事も厭わずに…なーんてなこととは無縁っぽいし(死)まあまあ大変な部類だったんじゃなかろうか??(おぶおぶ)でもいくつになっても絵に対する興味は失われずー…っつか今みたくかんったんに家で座っててぽちっとなwwwでネット注文してカタログだの何だの明日にでも届けてくれるみたいな??便利さに慣れ切ってる生活じゃなくて多少…どころか自分の足で現場に行って見聞きして来ないことにはなーんにも手に入らないっつか自分のモノにならないっつかそゆ世の中にあって「まだまだ自分は…」つて前のめりなバイタリティー溢れるじさま(おい)であってそれに解剖所見??なんかも自分で自分のお腹を掻っ捌いて中身を見るわけにもいかないし(当たり前)そゆ殺しの現場??じゃないけれどもお医者さんに口聞いて貰ってそれで見学??させて貰ってそれで実際のモノを目にしてまたそれを描く…!とかいっくらでも無限に「知りたい…!」っつー欲求が次から次へと沸いて出て来て死んでるヒマさえないっつかまぁそれだからこの時代にしてはそうっとうに長生きな90いくつまで生きたってぐらいだしなーんかこう…退屈して腐ってるヒマなんかなかったんだろね。んー…ま、絵を描く才能には恵まれておったけれどもそれだからって家庭人としても全うに…とは行かないわけで。(黙)…ま、酒飲んで暴れるとかではなかったみたいだけれども絵が売れて入って来たお金もそっくりそのままたっかい画材に注ぎ込んで…っつか生活のために金稼いでるっつーよりかは売れたらまたそれで絵描いて…のエンドレスなわけだからして地に足の付いた生活をするってのとはまたぜんっぜんっ!違うじゃないですか??なーんかそこんところの負い目みたいなのはあったのかなぁ??父親として…っつかまず人として??何もしてやれてない…みたいなさ。(苦笑)まぁでも北斎の場合は「次に何を描いてやろう??」つてワクワクしたまんま死ねたんだろうしある意味本望ー…っつか幸せだったんだろうかなぁ??と。勝手な想像だけども。(苦笑)でも種彦は殺されちゃうし(死)まぁクズ太郎…ぢゃなかった、時太郎(平野良さんの役どころ)は何かっちゃぁ金の無心に来るのが子供が出来てちったぁ落ち着いて親の気持ちが分かったっつかまぁあったけれども(苦笑)全体的にはムカつく孫だったし(おい)ハッピーエンドでもなーんでもなくて「…で??」ってなったんだけども。(黙)いっやぁー…現代パートに決着着けるかそれとも北斎パートに決着着けるかどっちかをきっちりした方がよかった気がす。(おい)やー…でも今目の前にいるまっすーはすーっかりとじさま(おい)でもってぼっさくれた恰好しかしてないわけだけれども(苦笑)まっすーが陳内くんぐらいの時はきゃーきゃー言われて投げちゅーとかしてたんだぜ??(えー)…ってか「一郎ちゃんがいく。」(観劇日記No.58参照)でしっかりと水谷さんと共演しておられるじゃないですか…!(どーんっ!)うっわぁー…、もう。記憶からすーっかりと抜け落ちてしたっておったことだよ。(黙)今度陳内くんを観る時はもそっと狂気的な役ー…っつか何だろう??がっつり役と取っ組み合った結果白く燃え尽きて灰になってしまいましたとさ(…とさ??←)的なのが観たい…!(は?)今かっくじつに陳内くんに侵食されまくりな毎日を送ってるのでそろそろこっちが廃人になりそうでやばげwww(えー)…むう。 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