1003.「小林賢太郎の「本」公演~絵本と漫画と短編小説の、読み聞かせとメイキング話~」

主なキャスト:小林賢太郎・辻本耕司
公演記録:2019.7.19@ナディアパーク デザインホール(愛知)
最初ぜんっぜんっ!ノーチェックなイベントでもってミク友のあやねさんがみくすぃーで「e+の先行申し込んだけど外れた」っつーのを書き込んでるのを見て「そんなモノが…っ!」ってなったんだけれどもその時はもう一般発売しか他ないのかなぁ??と思っておったんだけども。その後2次先行があるっつーので申し込んでみたらば金曜日の昼公演が当選してしまった件。(え)あやねさんは2次先行があるのを知らないで一般発売を狙ったと後から聞いたのでそれだったら教えてあげればよかった…!その後追加公演も出たみたいだったけれども木曜日の夜公演とかだったし他府県から行くにはちとべみょう…。(黙)…とチケットを引き換えてみたらばG列 1番ってなことでそーんな悪くない席なんじゃ??と思っておったんだけれども前に10列ほど可動席があってその後ろにA列からの固定列??があったので後ろから2、3列目ってな感じだったかと…。(苦笑)まずは「本」展もあるのでそっちを先に見てから…と思って余裕をもって11時半までには会場に着くやうに行ったんだけれども(公演は14時から)すっげぇ列が出来てて(死)これ、もう入って出て来たら公演始まるんぢゃね??(おぶおぶ)ぐらいだったんだけれどもそーんな中は広くないみたいで(「おっさんずラブ」展でHMV心斎橋店でやってたやうな感じの←)でも立ち止まってる時間が長いのね…。読んじゃうから。(黙)無事見終わってグッズも買ってお昼ご飯も食べて帰って来ても13時半とかだったので余裕ー。(13時からすでに開場してたけど←)ステージ上にはさっきの「本」展っぽい感じのけんたろ(小林賢太郎氏)の仕事場然とした雑然としててきっちり整理されてる仕事机さながらのやうなセットが組まれておって思わず写真を撮りたくなるところを「セットも撮らないでください」つてスタッフさんが時ともなく歩き回っておられますた。

定時でけんたろ登場ー。お客さんたちの拍手を「もっと…!」と煽る欲しがり屋さんなけんたろwwwうすーい水色のダンガリーシャツっぽいのんにベージュのコットンパンツにグレーのナイキスニーカー。ここの本屋の店主??で本日の司会進行役の辻本(耕司)くんは黒地に白の柄入りシャツに黒のパンツで同じくグレーのナイキスニーカーをば。「お足元の悪い中有り難う御座いますー」つて辻本くんからご挨拶があって「小林(賢太郎)さんのイベントでこれほどゆるやか~と言うかのどか~なのはないと思います」とのこと。なにせスタイリストさんとかも付いてないのでほんっつ着たまま楽屋からぷらっとここのステージまで歩いて来ただけ~♪だそうで2人して「ほらー!同じの履いてるー!」つてスニーカーを足上げて見せ合いっこして「でも「明日何着るぅ??」とかディズニーランド行くカップルじゃないんだから…(苦笑)電話とかしないですもんねぇ??」とけんたろwwwむしろそんなバカップルっぷりが観たいわwww(おい)いつもだったらばコント職人として一発かますところを今回は「本」展にちなんで「小説家」としての??「脚本家」としての??小林賢太郎に特化しての公演ってなことで「小説家の小林賢太郎と申します(ふかぶか~)」とご挨拶www…ま、コントをするにしてもその脚本はぜぇーんぶ自分が考えて台本書いて…ってやってるわけだからしてその7割ぐらいは机に向かってる時間の方が多いわけなのでこっちの方が本業と言えなくもないみたいな??(え)昨日からこのイベントが始まって(昨日のは追加公演なわけだけども。苦笑)初めてだったのでどういう時間配分で進めたらいいのかがよく分からなくてとんとんとやって行ったらば最後の方はもう時間が余っちゃってほぼほぼ大喜利をやっておったらすぃー…??(えー)「今日はあんなに詰め込まなくても余裕があるってことが分かったvvv」とけんたろも言うので「ゆっくり進めて行けばいいよvvv」と。(え)それはそれで大喜利も観たいところなんだけども。(えー)昼の公演だから「言っちゃいけないこと言わないでくださいね??」つて辻本くんから注意されるけんたろwww「分かったよー」とか言いながら「でもカメラ入ってないしマスコミ入ってないからちょっとぐらいいいよね??」とかとか。(え)でも「名古屋いいよねーvvv」って話になって「何がいいかコント芸人として素晴らしい腕を持つ辻本くんに200字以内で語っていただきましょうwww」つてけんたろが煽って「ハードル上げるなー!!!」つて辻本くんが言ってとりあえず昨日食べた名古屋コーチンの地鶏鳥わさがものすんげぇ美味かった…!となー。…とそればっかり喋ってても時間がもったいないので本編へ。(苦笑)(「地鶏の話ばかりでもいいけどねwww」とけんたろ←)

まずは最新作「短編集 こばなしけんたろう」について。こちらは幻冬舎の「小説幻冬」で2年に渡って連載しておったのがちょうど溜まったのでキリもいいし出版しましょうかってことで。大体1話読み切りの形を取っておったんだけれども前・後編とかに分かれてるのもあったりするのでそれで23作品になってる、と。「まずは気になるのとかあります??」ってことで辻本くんからもいくつか気になるのはあるみたいなんだけれどもコントでも実際にやってテレビ「小林賢太郎テレビ10」で放送した「リバーシブル探偵 島山ヤマシの事件簿」をば。これは大森南朋さんの役者魂が凄かった…!っつか「さすが役者さんだなー…(しみじみ)」と思ったことがあったらしく。…っつーのも長台詞で長回しで言い終わるまでカットかけずに延々とカメラで撮ってるシーンでぜんっぜんっ!噛まずに言い切って1テイクでおっけいが出たのが「凄かった!」と。片や辻本くんの役は探偵の助手役??か何かで3テイクどころかもう何テイク重ねても出来なくてそれでも俳優か?!とけんたろからダメ出しがwww(えー)…っつーのも辻本くんにも言い分(?)があってうどんをすするシーンがあったんだけれどもそのうどんを掬い上げる箸が中華用のつるつるしたヤツで引き上げても引き上げてもつるん、と落っこちちゃってなかなか上手く行かなかった…っつったら「箸のせいにするんですか…っ?!」つてけんたろから言われて「分かりましたよ。私のせいですぅー」つて拗ねwwwあとはー「壇蜜ちゃんが可愛かった…!」ってので休憩ちう??にセットの自転車に乗って走り回ってたのがすこぶる可愛かった…!っつー話にけんたろが「サドルになりたい…!」つて言い出して「ほらー!もうー!そゆの言っちゃダメですってー!皆さんもSNSとかに書いちゃダメですよ??すぅぐ拡散されちゃうんだから…(黙)」っつってるそばから「ハンドルもいいよねーvvv胸が…!」つて言って「カメラ入ってないんだからいいぢゃんwww」とけんたろwww(爆)あと「名前とかってどうやって考えるんですか??」つて辻本くんから聞かれて「辻本くんと久ヶ沢(徹)さんと3人でやった「TAKE OFF」の時は「アビル」と「オリベ」って名前だったんだけどライト兄弟にちなんでだったからライト兄弟は「ウィルバー・ライト」と「オーヴィル・ライト」って名前だから単純にそれにひっかけて「アビル」と「オリベ」にしたって感じかな??あといろいろあるんだけど…「カジャルラ王国」の中で言ったら「ニニ・アンナ」って現地のガイドさんが出て来るんだけどローマ字に直して後ろから読んだら「ANNAININ(案内人)」になるとかそんなのかな??」ってことで他にも現地言葉とかもそんな感じでローマ字に直して後ろから読んだら意味が…!みたいな例を何個か。ホワイトボードっつかそれを映してくれる固定カメラがあってそれをオンにして一旦覗き込んでかーらーの手元に引いてくのとか好きねー、そゆのwww「せっかくなのでいくつか読んでみますか??」ってなことでせっかくなので朗読とかもありつつやった方がそれっぽいでしょ??っつーので「短いこばなし 三十三本」の中からいくつかピックアップして台詞の応酬劇っぽいのを即興で辻本くんと2人で演じー。これから「コントやる!」とかだったら楽屋でもストレッチしたり大きい声出したりいろいろ準備して来るんだけど今回はぜんっぜんっ!そゆのじゃなくて楽屋出るぎりっぎりまで喋ってみかん食べたりしてたから(え)ちゃんと出来るかどうか自信ない…つて言いつつも読み始めたらスイッチが入るのかいい声爆弾な2人www「はい、次」「はい、次」つて7、8本は読んでくれたんじゃないのかなぁ??「ほうじ茶ってのは「法事」の時に飲むからほうじ茶なの??おじいちゃん??」つて孫(辻本耕司くん役)が聞いたらば「おじいちゃんはもうここにはいないんだから聞こえないんだよ??」と親戚の誰か(小林賢太郎さん役)が咎める…とちょっと含みを持たせた作品もwww「あー…何か好きっぽいwww」つて辻本くんが評するやうにけんたろのコントに繋がるやうな話も。…あ。あと21番目の作品の中で出て来るのがちょうど名古屋にある「名古屋市科学館」に行った時に「ここを舞台にして何か書きたい…!」と思ってそれで出来上がったモノなので「名古屋、いいところvvv」っつってますた。

次が「カエルくんシリーズ」で「オレ、カエルやめるや」から。「何か国語ぐらい喋れるんですか??」つて辻本くんが聞いたら「2万!(きっぱり)」とけんたろwww「2万ー…ってそんなたくさん国あったっけー??」と辻本くん。(苦笑)翻訳ってのはそのまんま訳してもつまらなくて特にこういう絵本とかになって来ると子供が相手なので四角四面な訳では伝わらないし大体面白くない。それを英語がちょっと喋れてコントもやってお笑いに通じてる人ってので声が掛かって任せて貰えるやうになった、とけんたろ。とりあえず直訳すると「僕はカエルにだけはなりたくないな」みたいなことなんだけどタイトルだし何か「フック」っつか引っ掛かるもんがないとダメ!っつーことで「オレ、カエルやめるや」だったらば「や、だから「やる」とか「やらない」とかじゃなくてもう君は充分「カエル」じゃないか??」って引っ掛かるでしょ??」となー。歌のタイトルなんかも「ギンギラギンにさりげなく」って「ぜんっぜんっ!さりげなくないぢゃんwww」ってなるでしょう??と。そこは「それとなくさりげなく」とかだったらしっくり来るけどそれだったら当たり前過ぎてなーんの引っ掛かりもなくなっちゃうのでこっちの方がいい、と。同じく「裸足のマーメイド」も松田聖子さんの曲であるけど「いや、だから無理ぢゃんwww」ってなるでしょう??と。「マーメイド」ってことは人魚だからして「裸足」は無理なんだけどそこを「フック」して来る、と。では読み聞かせの例として1つ読んでみますか??ってことで辻本くんがお父さん、オオカミ役でけんたろが主人公のカエルくんを。もうすっごいイキイキしてて楽しそうでこんなん読まれたらとてもじゃないけど寝る前に読んだらテンション上がり過ぎて「次こっちも読んでー!」とかなってドンドン眠れないループにwww(爆)コツはいろいろあるけれどもリズムを大切にして「ネコとかーブタとかーウサギとかーフクロウとかー…」と並んでるところは音の高低を変えて変化を付けるといいだとか「何と…!」って言うところがお父さんにもカエルくんにもあるんだけども先に「何と…!」って言うのがお父さんなのでその時の辻本くんの音の感じを覚えておいてカエルくんもそのリズムで読むと「親子なんだなー…」ってのがなーんとなく伝わるとかいろいろ気を付けるポイントみたいなのを差し挟みつつ。「ちょっとした演劇と思ってやると楽しいですよvvv」とけんたろは言うんだけれども自分の子供だったらともかくとして保育園とかの先生でもそこまで張り切ってやってくれるとかあーんまない…よなぁ…と。(黙)まぁでもそれぐらいやったら自分も子供も楽しいよvvvってのをリアルに体現してくれててここは生じゃないと伝わらないっすねい。(苦笑)

最後が漫画の「ハナウサシリシリ」。これはもう「鼻兎」を描けるか描けないか?!みたいなことで。(え)こゆかんったんそうに見えてミッフィーちゃんとかもシロウトが描くとバランス悪くてまるで可愛くならないんですよねー…。(滅)まずは何も見ないで描けるか??ってことで辻本くんが挑戦した動画をばwwwこれが全体的にべみょう過ぎて笑えるwww(死)「眉毛あったっけー??」とか口元にほうれい線入れちゃったり(えー)どんどん違うモノになっちゃってますけど??(おぶおぶ)けんたろ曰く「〇よりも丸い〇を描く」とのこと。(え)ちょっと持ち重りのするやうな大福とかのいめいじで描くといいらすぃーでつ。そこに目と鼻と口を描くわけだけれども全体を3分の1ずつ割った時に真ん中の「3分の1」部分に全パーツが収まるやうに。目の離れ具合は目と目の間に目2個分。鼻は眼尻のとこから始まって描くとぴったりwwwそれを聞いた上での昨日飲み屋で箸袋の裏に描いた鼻兎(辻本くん画)はかなーりそれっぽかったよ!みんながアンケート用紙とかお手紙とかの端っこに描いてくれてるのも似てないけど(おい)(まんまふっつーのウサギの人もいた…)嬉しいvvvとけんたろ。スクリーンに何個か晒されてますたwww(爆)この「〇よりも丸い〇」を使うといろーんなモノが便利に描けるのだそうでけんたろのキャラはほっとんどがこれを元に描かれてるのだそう。じゃ即興で辻本くんがお題を描いてそれでキャラを作り出そう!ってなことでホワイトボードに「好きなの描いていいよvvv」とけんたろ。手裏剣みたいなマークはそれそのまんま鳥のくちばしになったり〇3つを囲んだら肉球になったり(これはキャラじゃないからダメかwwwってのでかんったんなところでは手足を生やしたら人間だし、と←)その場でどんどん書き足されて行って繰り広げられるけんたろワールドwwwいっくらでも遊んでられそうで「これで大喜利になってるよねwww」とけんたろ。いい感じに時間は過ぎてしまってもうそろそろ〆の時間を…。(黙)けんたろからご挨拶ってなことで「本」にちなんで「本」文に「本」の字を100個使って書いた代物www「「本」番がこのように迎えられて「本」当に有り難う御座いました」とか途中までで「35個」しか行ってなかったのをいきなり「坂本さん 阪本さん…」とか「宮本さん 本宮さん…」とか延々と名前が書かれてて(え)「辻「本」(ほん!)耕司くんも有り難う御座いました!」つて最後の最後で「ジョージ・「ブック」マンに捧ぐ」までで101個達成www(「誰だよ!」つて辻本くんに突っ込まれてたけどwww)とにかくもこーんなちっちゃなイベントにそーんなたっくさんの人が関わってるわけもなく(黙)「本」のために無理くり作っただけなんだけれども「宮本さん 本宮さん」とか「いいよねvvv」とけんたろ。(え)「こーんな「のどかーな」イベント…」つて辻本くんが言ったら「「なごや」かでしょ??(にやり)」とけんたろwww「じゃこの後夜公演もあるのでー…」ってので捌けー。

順調よく拍手が鳴り止まず再登場ー。「あいつら、呼び出したら何かやってくれるだろ??と思ってるでしょう??」とけんたろ。(え)「じゃこういうのはダメな例ってのをやりまーすwww」ってので「オレ、カエルやめるや」のダメパターン朗読。(え)まず子供が怖がりそうなおどろおどろしい系の声色で読み進める2人…。(黙)「カエルくん」なのに年寄りみたいな声もいけませんwww「お父さん」なのに子供みたいな声もいけませんwwwどんどんキャラ崩壊し始めて「カエルくん」に至っては「福山(雅治)キターーー!!!」つてけんたろ@福山と辻本お父さん@ビートたけしwww「何だ、このやろwww」とかってやってくれるんだけど子供には伝わりませんwww(死)結構な量でやり終わった後「疲れた…」「やるとか言うんじゃなかった…」と2人…wwwいっやぁー…でもこの日いっちばんアガッタわwww(おい)「映像用意しといて」とか「このページ(タイトルの次のぺいじ)はいらない!飛ばして」とか奥に指示出してるけんたろも素敵www(え)これでぜぇーんぶ終わって外に出されますた。なかなかこういう制作裏??みたいなのを見ることもないし貴重だったのでよかったでつvvvあとは神戸ぐらいでどうかひとつ。(切実)