1033.「~崩壊シリーズ~「派」」

主なキャスト:山崎樹範・松島庄汰・安西慎太郎・前島亜美・伊藤裕一・上地春奈・大水洋介・梶原善
作・演出:オークラ 舞台監督:金安凌平
公演記録:2019.11.9~10@松下IMPホール(大阪)
あらすじ>>時は明治初期、まだ日本に西洋の司法制度が導入されたばかりの頃。
容疑者・穂垣和子は夫殺しの罪に問われている。弁護側には弁護士の森漱石と川端藤村、証言者の夏目直哉。対する検事は、若ノ木。そして裁判官は坪内鴎外。情報屋・島崎康成が様々な情報で場をかく乱するなか、裁判は進んでいく。
果たして和子は、本当に愛のために夫を殺した悪女なのか、それとも…?やがて未熟な日本の司法システムが、ある意外な判決を言い渡す――。

なーんとなくシリーズモノっつーこともあってついついチケットを取ってしまったりなんかして。(苦笑)席もB列 31番とひっさしぶりに近くで観れるし迫力はたっぷりwww…ってほどには全セットが「崩壊」しなくなってしまったのでちょっともったいない限り。(え)まあまあまあまあ。そう言えばこういう話だったなー…な設定をいい感じに忘れかけておったので(爆)荻窪遊々演劇社内の人間関係っつかー…座長(山崎樹範さんの役どころ)けこん出来たんだったよ…みたいな。(えー)…っつか上地(春奈)嬢もとい杏里も前ーは大道具、小道具??みたいな舞台回り全般をやっておったかと思うんだけれどもいつの間にやら舞台監督になってるし…!…ってかまぁどうやったって少人数であれやこれやを回して行かないといけないので舞台監督っつったところで結局のところはトンカチでセットの修理だの何だの任されておるわけなんだけども。(黙)今度は妊婦さんな杏里なんだけれども座長もといヤマシゲもプライベートでけこんもしたし子供も産まれたしちょうどこの劇ちう通りに人生が展開されめでたい限りですなー。そろそろ家族を養うためにももそっと堅実な仕事をしてほしい…!ってなことでこの舞台でひとっつも笑いが取れなかったら劇団の解散を…!つて杏里が迫って売り言葉に買い言葉で承諾してしまう座長…。(黙)これで解散けていしてしまったらば今回限りでこの舞台も最終話っ??!!(わなわな)そうしてまいっかい台詞覚えも悪くてあーんまやる気のない出水さん(梶原善さんの役どころ)なわけだけれども(苦笑)今回もお孫ちゃんにプレゼント??を渡すために出番が終わったら早退したいんですけどいいですか??いいですよね??(え)つて座長に早くおっけい貰って帰りたかったんだけれどもこのままじゃキャストの数と役者の数が合わなくてどうしっても!検事役を演れる役者がいない…!っつーので出水さんがいっちばん出番少ないし情報屋の役なんか最初のうちにちょちょっとしたら終わっちゃって後ヒマでしょ??っつーのであと検事役お願い…!つて頼まれるんだけどそれは嫌ー!!!(えー)…ってか家帰ってからプレゼント渡せばいいのでは??っつー話なんだけれどもちょっとでも早く渡してあげてお孫ちゃんの喜ぶ顔が見たいとか何とか…。(黙)それに今日ぢうに帰っちゃうし。(死)なーんか今流行ってる魔女っ子何たら??みたいなのの変身セットみたいなのをどうにかこうにかおもちゃ屋さんを駆けずり回って手に入れたらすぃーんだけれどもそれがほんっとにレアで「おじいちゃん、すごーい!」みたいなところを見せたい!ってのもあるみたいなんだけども。(苦笑)…ってかおじいちゃんが舞台に出てるんだからして客として観に来て貰ってそれで舞台終わった後に楽屋に呼んであげてそこで手渡せばいいのでは??と思うんだけどそこは呼んでる気配もないっつか。(苦笑)どっちにしても出番少ないし大した役じゃないし…の前に台詞覚えてないし(死)ってので呼ぶまでもないっつー感じなのか??(おぶおぶ)でも台詞覚えてるか覚えてないか??なーんてお孫ちゃんぐらいの年代…がいくつぐらいの設定かわっかんないけれども少なくとも小学生低学年ぐらいまでだったらば手帳に書いてある台詞をまるまま言っておったとしても「おじいちゃん、すごーい!!!」ってことにはなりはしないか??そりゃプレゼントの方も「すごーい!!!」って言って貰えるだろうけれども舞台に出てるってそれ自体すごいことなんじゃないのかなぁ??…ま、いいけど。(おい)…ってなわけで早退うんぬんを切り出すより先に検事役で残っといて!っつーので任されてそうとなったら今からでも台詞覚えて!ってなことになってプレゼントも一旦没収ー。(え)…なーんてなことをごちゃごちゃやっておったらば鳥場さん(伊藤裕一さんの役どころ)が「僕なら台本ぜぇーんぶ読んで台詞もぜぇーんぶ入ってますよ!」とアピール。…だけれども鳥場さんが定位置を外れたら誰が音響卓に座るのか??と。しかも音響卓の調子が悪くていい具合に「どんどんっ!」つて叩いてやらないと音が出ない。(死)その絶妙な刺激の与え具合っつか並みの叩き方では音が出ない!っつーのでそれは鳥場さんしか出来ない技(え)らすぃーんだけれどもそれを検事役になったらずーっと法廷で弁護士と丁々発止のながーい遣り取りがあってとてもじゃないけれども途中「ちょっと待ったー…!」つて音響卓に登って調子整えてまた戻って来て…なことをやってる余裕はない。(黙)「そうなった時にどうすんだよ?!」っつー座長に「そうなった時はそうなった時です!」と開き直る鳥場さん。(ごもっとも)…いやいやいやいや。だからそうならないためにも鳥場さんは役者の数としてカウントされないやうに最初っから組んでるんだろうがよwwwと座長。でも「一度役者やってみたかったんですっ!」つて鳥場さんも引かないしどうすんだよ、これ…??あと鳥場さんと言えば座長の「お涙頂戴派」に加担しまくっておって「新進気鋭」(使い方間違ってるけど。苦笑)のくせに!つて志戸(松島庄汰さんの役どころ)を目の敵にしておったり。(黙)何かっちゃぁ「新進気鋭」が!つて怒っておったんだけれども(苦笑)それ、半分褒めちゃってるからね??「新進気鋭」は悪口のための言葉じゃないから。いつもだったらばほぼほぼ音響卓から動かないこと山のごとし!な鳥場さんだったりするので今回結構出番ある感じで面白かったかなぁ??と。…あ!あと前回にもあった大きな犬の顔の肖像画にも見えるし何かの風景画??にも見えなくもないし…??な額縁が掛けてあってそれがあたしの結構目の前にあったので「あれは…!」とか思っちゃったよwww前回あの額縁ですったもんだやったんだよなー…。(遠い目)今回はぜんっぜんっ!いじられてなかったんだけれども気付いた人はどれぐらいいるんだろ??(おぶおぶ)あと何かっちゃぁ「ホウコソガセイギ」つてパネルが嵌まってるのが外れてそれをいちいち時間のない中並び変えたり一部だけ嵌めたり細かい作業が続いておってそこの使い方が凝ってた!

あとはー…レギュラー陣はともかくとしてまいっかい若手??組の人たちがゲスト出演者さんだったりするわけだけれどもその人たちがまあまあ上手い役者さんなんだろうけれどもどうにもへったくそな役っつか「棒か??棒読みか??(おぶおぶ)」みたいな演技をさせられておってそれが前回の「リメンバーミー」(観劇日記No.824参照)の時には「本気でヘタクソなのか??(わなわな)」な演技である意味驚いたんだけれども(黙)今回は割と安定してる方だったかなぁ??と。(え)あのアイドルヲタのファンがたっくさん入ってくれることを期待しての登用、阿賀桜(前島亜美さんの役どころ)なんだけれどもものすんげぇ萌え系アイドルでおもっきりぶっておったんだけれどもほんっとは前島嬢ってアイドルでも何でもなくふっつーに女優さんなんだね…。(感心)…ほら。最近は坂系アイドルさんたちだとか48系アイドルさんたちだとか卒業されてから女優業に転向される人たちがいぱーいいたりするのでそういう系の子なのかなぁ??とばっかり思っておったんだけれども違ったんだね…。ごめんなさい。(え)そのアイドルの前島嬢に持ち歌のパクリ疑惑が…っ??!!(どーんっ!)しかも出水さんがお孫ちゃんに買ってあげた魔女っ子何たらのテーマ曲??になってる曲をそのまままるっと歌詞だけべみょうに変えて自分の持ち歌にしたとかしてないとか…??(おぶおぶ)…ってか城山さん(大水洋介さんの役どころ)も魔女っ子のテーマを歌って踊れるぐらいに好きなんだからしてすぐに気付けーwww(爆)そうして夫殺しうんぬんの役で出てるはずなのにアイドルの恰好じゃないとみんな気付いてくれないかもしれないから…みたいなことでバリバリの萌え系スタイルで出て来ちゃう桜www明治初期なのにその恰好、どうすんだよっ??!!(わなわな)時代設定滅茶苦茶だなwwwみたくなるわけなんだけれども劇団もアイドルファンの人たちを目論んで桜をキャスティングさせて呼んでるのでしょうがない…。(黙)すーっかりと浮いちゃってるけど…これはこれでアリ…か??(おぶおぶ)ってなことで。(えー)元々まぁ桜をこの劇団に引っ張り込んだのは阿嵐(安西慎太郎さんの役どころ)みたいなんだけれども桜はそれよりも志戸の方が仲良さげー…っつかここは現在進行形で付き合ってるとか何かなのか??そこんところの三角関係??もあってしっちゃかめっちゃかになってく辺りだとか今回はー…っつかいっつも恋愛問題で揉めてぐっちゃまらになって舞台が崩壊してくんですよねー…。(苦笑)最終的に検事の台詞を手帳にぜぇーんぶ書き出してそのメモを読み上げる体でもって出水さんが台詞を覚えずして検事役をやろうと挑戦したんだけれどもその肝心の手帳を忘れて出て来てしまった…!(えー)ってなことで急遽鳥場さんが検事役で登場ー。…でも。いつも役者を演じたことがないもんだから自分の台詞を言うのにいっぱいいっぱいで相手の間とか何だとかなーんにも考えずにただただもう最後まで読み切ればそれでいい!みたいにどんどん進めて行ってしまうもんだから(しかも相手の台詞も覚えてるから読んじゃうwww)「そんなんじゃない…!」っつーので座長がダメを与えて結局天の声??みたいな状態でもって座長が検事役をやって事なきを得たんだったっけか??とにかく座長は途中から渡り廊下みたいなところに足を突っ込んだまま抜けなくなって動けない…!とかなってずーっとじたばたしておってそれを引っ張り出すにも上に引っ張ったらいいのかそれとも下に引っ張ったらいいのか??みたいなことでイケイケになっておったりなんかしておってそれが間近で観れて面白かったーwww(爆)そうなんですよ!座長だけが最後まで収拾付けるためにずーっと1人で頑張り続けてて背広の色も変わるぐらいに汗だっくだくになりながら泣きそうな顔して必死で続けてて…。でも1人じゃないんですよね…。ちゃんと役者がいてスタッフがいて音響さんがいてもちろん他に手があるわけじゃないので照明もセットの修理も何もかも舞台監督と言う名の嫁(!)が裏で駆けずり回って何とかして間に合わせて(たまーに間に合ってない。苦笑)。でもそやって「1人じゃないよ??」ってことに気が付く。みんなで1つのモノを作り上げてるんだ!って。当たり前なんだけど何でそのことに気付かなかったんだろ??(…や、まぁみんながポンコツ過ぎるから頼りになるはずがない!と座長も思っちゃってるからね。苦笑)そのことに気付けただけでもいいんじゃない??舞台は失敗したかもしれないけど…??…とこの劇団を観に来てるお客さんたちはそもそもハプニングを期待して観に来てくれてる人が大半なのでこういう風に役者が出とちって出て来なかったり(黙)セットが壊れてその修理に時間を取られたり出るべき音が出なくてそれ待ちだったりしても「しょうがないなー…」つて待てる人たちばっかりで「一旦収拾付かないんで休憩入りまーすwww」っつっても帰らずにいてくれる人たちばっかりで。(苦笑)それも含めて「1人じゃない」って素晴らしい!ってことに気が付いて「もうちょっと劇団続けてもいいかな??」と座長。「しょうがないなー…」で杏里も許してくれてもそっとだけ劇団は存続することに。…と座長に隠されてどこにいったかわっかんなくなっておった魔女っ子何たらの変身キットも桜が1回腕通しちゃったし…みたいなことで「新しいのがもう1つ手に入ったのでもういいです」つて出水さん。(えー)何だかんだの大団円でもって舞台は終了ー。…あ、阿嵐くんはフラれちゃったけど。(苦笑)でも段々キャスト的にも底上げして来ておるっつーのかレギュラー含めていよいよ劇団として固まって来た感じっつの??劇団じゃないんだけど劇団みたくなって来てません??(え)次また何を壊すことになるのやら…??子供が産まれてー…次は離婚劇??(おい)またいつか楽しみにしてまつ。