38.「人間風車」

主なキャスト:永作博美・入江雅人・河原雅彦・宇梶剛士
作:後藤ひろひと 演出:G2 舞台監督:青木義博・木村力
公演記録:2003.2.19〜23@シアター・ドラマシティ(大阪)
あらすじ>>1冊の本も出版したことがない“自称・童話作家”の平川。新聞配達で生計を立てる彼の、唯一の作品発表の場は近所の怪獣公園に子供たちを集めて開く、毎週土曜日の「お話会」だ。
ゲームやネットに夢中の今時の子供たちが、平川のお話には生き生きと目を輝かせて聞き入る。でもその童話ときたら、正直者が損をしたり、半端な学歴は役に立たなかったり、努力が全然報われなかったりという、妙に現実のキビしさを諭すようなものばかり。おまけに『鉄の爪兄弟』やら『狼酋長』やら、分かる人にしか分からないおかしなタイトルがついている。ついには子供たちの保護者から、「教育上よくない!」と怒鳴り込まれるが、マイ・ペースの平川はそれほど気に病むわけでもなく、土曜の一時を子供たちとともに過ごすことを楽しみにしていた。大人の世界は平川にとって息苦しいものだったのだ。
とはいえ大人の友達もいる、ほんの2人ほどだが。まずは同じ(?)童話作家の国尾。こちらはまあ作家業で食えており、頼りない平川に心配半分、あきれ半分で世話を焼く。もう1人、TV局に勤める小杉は、滅法評判がよくないものの、なぜか平川には嫌みを言いながらも金を貸してくれる。
貧乏でもお気楽な平川の生活。彼の浮世離れした日常は、けれどふたつの出会いから変化しようとしていた。ひとつは、お話会を密かに聞いては翌週、手作り仮装でその主人公になりきって現れるサム。彼は知能障害を持っている様子だが、平川の童話の大人ファン1号として次第に心を通わせていく。もうひとつの出会いは、国尾が出演する小杉の番組を見学に行ったTV局で。番組の司会を務めていた女優・アキラと、ちょっとした勘違いをきっかけに知り合った平川は、彼女の明るく無邪気な心に触れ急速に惹かれていく。アキラもまた、子供のように純粋な平川に好感を感じたようだ。
そんな生まれて初めての淡い恋は、平川に、彼の作品とは思えないほど、素晴らしい童話を書かせるのだった。

平川に訪れた幸福の予感。けれど、彼を待ち受けていたのは残酷な裏切りと、そして…。

せっかくe+プレオーダーで当たったのにー。席を見てみたら23列 47番って…思いっきり後ろだし端っこだしー。(黙)まちゃ(河原雅彦氏)が観えないじゃーん。(おい)なので勢いでオークションを検索してみたら。楽前日で13列 25番・26番(だったと思う。かめのは26番を落札したので)がまだ定価で出品されてるー。これは絶対落とすぞーと思って入札決定。(笑)落札額も結局定価+500円ぐらいで落とせたので全然おっけいだったし。やったー。2日続けてまちゃが観れるー。(嬉)しかも次の日はSOAPライヴだし。(笑)3連続で楽しめるわ。年明けすぐ?に前回のキャストでの「人間風車」がNHK-BSで放送されてたんだけど。あらすじが分っちゃったら面白さも半減するかもしれないしー。やっぱり比べちゃったりするかもだし。ビデオだけ録画して我慢我慢。(いまだに観る機会がないけれど。苦笑)かなり怖くてダークな話らしいってことは聞いてたけど。噂通りダークなお話でしたねい。でもホントの意味での極悪人は出て来てなかったと思うけど。だからそれが余計に悲しい。確かに「ぶっ殺すっ!」とか思うこともあるけど(おい)なかなかそれを実行に移しちゃうってことはまぁそんなにはないよね。(たぶん。笑)サムだって悪気が合ったわけじゃない。ただ純粋にお話の主人公になってみたかっただけ。しかもそれがまちゃの役どころだと思うとものすごーく痛かった。いつも役のどこかにちらっとまちゃを感じてはいたけど今回はもう全部サムだった。狂気よりも何よりも願えば何にでもなれた子供の頃を少し思い出したっていうか。「大きくなったらお姫様になるのー」みたいな?(笑)どんどんどんどんサムに感情移入していっちゃって最後は思いっきり号泣に近いぐらいだった。や。もう声も出ないぐらいだった。ただ涙だけがあとからあとからぽろぽろぽろぽろ流れてきて止まらなかった。それでも1日目はまだよかったんだけど。2日目なんか始まった途端から泣けてきちゃって。(苦笑)もう条件反射だよね。(笑)ほら。オープニングシーンとエンディングシーンがリンクしてるでしょ?それにあのテーマソングが流れてきたら自然にもう…。(黙)「マイ・ドッグ・スキップ」観たらのっけから涙ぐんでるhyにょんと一緒よ。(おい)ダメだー。完全にサムに撃沈だね。そう言えば「ダブリン〜」もエンディングはかなりダークだったような。(苦笑)かなり救いようがなかった。でも。なんだろ。最後にアキラが「飛ばないのよ、サム」って台詞が物凄く冷たく聞こえて。夢のなーい女、っていうフレーズが一瞬回ったぐらい。(おい)確かにサムは自分で自分の罪は償えないかもしれない。このままいったって情状酌量または精神鑑定で無罪になるだろう。だからサムを自分の手で葬る、それは分かる。でもかめのが思ってた台詞の感じとそれは全然違うところから聞こえてきた気がしたんだよねー。聞き分けの悪い子供に「飛ばないのよ?」って言い含める感じを期待してたのに(どこか)「飛ぶわけないじゃん。馬鹿じゃないの?それ、本気で言ってるの?」みたいなニュアンスに聞こえたっていうか。(それは解釈の違いかもしれないけど)そう思うとサムを葬るアキラに罪はないのか?って話になってくるんだよねー。(黙)てまぁこれはあとから考えた話だけどね。でもホント「…え?今更この女、何言い出すんだ、おい」な感じに一瞬なっちゃって。あれはある意味ひやっとした瞬間だから正解なのかもしれない。(え?)だから余計に「ずっと見ててね?」って繰り返すサムが切なくて。あーそうか。あれを浮きあがらすためだったらあんなに冷酷でもめりはりあっていいかなー?(そんな問題なのか?)そこだけが2日間続けてみょーに気になったとこでした。(笑)あ。別に永作さんの演技が全体通じてどうとか思ったわけじゃないから。「シャーウッドの森」で着てた衣装はめちゃめちゃ可愛かったし。(それは演技を誉めてるとは言わないな。笑)そうそう。1日目とかは普通にサンマルチノに扮するサムとかオロに扮するサムとかに笑いが起きても普通に流せたんだけど。2日目はやっぱり結末が分かっちゃってるから「そこ、笑うとこじゃないだろ」とか思っちゃって。(黙)ダメダメ。かなりダメ。(笑)あ。そして今回も群馬水産高校。(大笑)ネタになってましたねー。もしかして密かに大王の出身校とかなんですか?(おぶおぶ)あとねーあとねー。ワフー。(大爆笑)きたー。変態キャラー。(おい)しかも山内(圭哉)さんだし。(それが何か?)その格好とリアクション、最高です!(笑)1日目より2日目の方が多めにリアクションしてませんでした?(笑)その…海パンみたいなの…面白すぎなんですけど。(黙)よかったー。まちゃがあの格好そのまま真似してなくて。(おい)あれで出て来られたら…うーん、意外と好きかも。(おいっ!)

小ネタで言うとねー。中山(祐一朗)さんの子役・則明の似てる芸能人?(くすくす)1日目が「松任谷正隆」で2日目が「なべやかん」だったー。「松任谷正隆って何に出てる?テレビ何観たらいい?」ってビミョー。(笑)今「FUN」しか出てなくねぇ?(おい)でも子役の中ではやっぱり則明が一番輝いてた感じしたもん。(思い入れか?笑)そう言えばー。1日目も2日目も結構猛ダッシュで会場入りだったんだけど。(おい。1日目は普通にむんちゃ前売り券発売に並んでてテンション上がりきってたから。2日目は余裕ぶっこいて「まだ時間あるよね?」なーんて駅前でネットカフェに入り浸ったのがいけない。黙。気がついたら…開演20分前だった…。ちなみに駅から会場まで普通ーに歩いてのんびり行ったら20分かかります。苦笑)やっぱり開演前はしっかりトイレに行っとかないとね★(え?)ってんで並んでたら。前にいたおばさま方が「ねぇねぇ。さっき入って来た人ってこの人だったー?」とかってパンフ見ながら吟味ちうだった。え?え?何?何?なんか喫茶店かどっかで誰かに会ったってことー?(驚愕)いやーん。まちゃのぺいじ開いてるじゃーん。(黙)「この人。河原さんっていうのねー。でもこの人じゃないよね」の会話にほっ。(おい)結局誰にいつ遭遇したのかは分からず終いだったけど。(苦笑)いまだに気になってます。(笑)あ。楽日にカーテンコールの時ー。3回目の時になんかまちゃだけ舞台上にいなかったのよね。で「どうしたんだろー?」なんて思ってたらっ!1人だけ会場から登場じゃないかー。(驚)ばばーんっ!って。超かっこいいー。(結局何やっても許すんだ、この人の場合。笑)あーでも全然遠いじゃーん、とか思ってたら。(またか)きゃー、握手してるー。何ー?もう。可愛い子でもいたー?(おい)ずーるーいー。(え?)まちゃ大好きよビームを送ってみましたが成功しませんでした。(は?)かー。(何)そして後日ネット検索の旅に出ていたら。あの握手してもらってた人って…ぢつは永作さんファンの方だったんですねい。(黙)や。いいんですけども。でも「ファンになっちゃいました」とか言っておられたので。(笑)やーっぱりまちゃってば自分が出演するたびに共演者のファン食っちゃってる(これはそう言う意味ではなく。どう言えばいいんだろ?おぶおぶ)、奪っちゃってる(これも違う気が…)、心鷲づかみ率高しって感じで。(これがいいだろ。笑)だーかーら好きなのねー。(え?)山内さんの控えめな?投げちゅーも素敵でしたけど。(笑)そうそう。思うんですけども。かめのの「カーテンコールがもっと観たいっ!」な時はあんまり拍手が長続きしないんですよね。(黙)でかめのが「もうそろそろいいんじゃないのー?ほら、あっちにも迷惑だったりするんじゃん?」なんか思ってる時に限っていつまでも拍手が終わらなかったりとか。なんなんでしょう?かめののテンションと他のお客さんのテンションって明らかに違うんでしょうか?(おぶおぶ)と今回も「もっともっと観たいっ!」な気分だったのにさささーっと波が引いちゃって。(黙)ちょっとつまんなかったりとか。(苦笑)でも…まちゃってばホントカーテンコール出て来たはいいけどホントそそくさと袖に引いちゃうのよね。(笑)なんかねぇもしかしてぢつはものすごーくテレテレなのかなー?なんて思ったりすると超キュートだなーとか。(おい)と可笑しくなってきたみたいなんで強制終了ー。(笑)