86.「イケニエの人」
主なキャスト:宮藤官九郎・阿部サダヲ・皆川猿時・田村たがめ・荒川良々・猫背椿・宍戸美和公・宮崎吐夢・松尾スズキ 作・演出:松尾スズキ 舞台監督:青木義博 公演記録:2004.12.8〜12@大阪厚生年金会館芸術ホール(大阪) |
今回も例によって必死の電話攻撃でしたよ。(黙)せっかく先行発売日当日休みまで取って(おい)電話かけ続けたにも拘らず繋がったのは10時開始で12時半でしたことよ。(どよん)こんなの仕事終わってから一発でかけても全然遅くなかったのでは?(おい)しかも「席は抽選となります」ってDMに書いてたんで「まぁ当たり前でしょうよ。かかった順番でいい席になるとは限らないってことでしょ?」なんて思い込んでたのですが。違うのよー。まずかかるまでに時間がかかり過ぎだったのはぢつはいつもの音声案内コンピュータに繋がるのではなく普通に電話オペレーターに繋がるからなのですねい。「なんたらサービスダイヤルに接続します」って案内が入ったらいつもは間違いなく通話待ち(ぷるるるる〜♪)の音になるのにそれがその後「ぷつっ!つーつーつー」って話中の音になるのが数回。何、これは?(おぶおぶ)1回目はさすがに「携帯の電波が悪かったのかも」なーんて思ってめげなかったんですがそれが2回、3回と続くと焦ってくる。(黙)で片手で携帯、片手で自宅電話ってスタイル(苦笑)でぴあお問い合わせセンターにかけることに。でも苦情電話すらかかりにくいし。(滅)でやっとかかって「どうなってるんですかー?!」って聞いたらば。「なんたらダイヤル接続サービス」って言ってるのはNTTの電話案内(「只今大変かかりにくくなっております」ってのと同じ)でそこから先はぴあの専用線に繋がるらしい。だからその先で混み合ってるせいでNTT→ぴあの回線が落ちてるんだとか。うおー。どないなっとんねーんっ!(ぶち切れ)見かねたパパリンが公衆電話に挑戦状を叩きつけに行ってくれたんですが。(苦笑)そっちも全然。とりあえず奇跡的にかかったので申し込みしたら「それではこれから抽選に入りますのでそのままお待ち下さい」ってー。(え?)は?って何かい?!抽選ってのは席だけじゃなくてチケットの当落からして抽選なのかーい?!そんなー。無事「チケットをお取りすることが出来ました」って言われたからよかったようなもののこれで「残念ながら落選となりました」とか言われた日にゃぁもう脱力ーっつか放心ーっつかもうどうやって生きていけばいいの?あたし。(大げさ)なんとか2トライ済ませたのでオークションに頼らない大人計画公演って初めてー。(言ってろ)今回。前評判?なんかでは(皆川)猿時主演って聞いてたんですけれど。うーん…実質それを主演って呼んでいいのかどうかー。ビミョー。(おい)でもホントステージにずらっと並んだ大人計画メンバー全員集合には豪華過ぎて軽く眩暈がしそうでしたよ。いや、全く。なんか「いっつぁしょぉーたぁーいむっ!」って感じ?(は?)あたし、ここがキャバレーだったら(せめてホスト通いぐらいにしなさい。親父みたいに…。苦笑)間違いなく大金ぶっ込んで「どうする〜アイフル〜♪」な毎日になること間違いなしですよっ!それぐらいきらっきらなんですよー。実力って言葉だけでは説明し切れないですね。まさに才能のぶつかり合いっつか融合っつか。(矛盾)それにしたって雨利(宮藤官九郎さんの役どころ)の可愛さと言ったらー。眩暈どころの騒ぎじゃないですよ。すっかり心奪われですよ。あたしなんかどんだけやったってその可愛さには欠片も追いつかないですよ。(負けまくり)もうお家連れて帰るのー。(病)しかもビリー(阿部サダヲさんの役どころ)と対で出て来るもんだからどっち観ればいいのか分かんないーな贅沢さ。あぁうっとり。でも今回ばかりは雨利の可愛さに軍配を上げたい。(は?)雨利愛してるぅー。(狂)それにクドカン(宮藤官九郎氏)の弾き語り(あ。歌ってたのは(田村)たがめちゃんだったっけ?)も観れちゃったしー。魂ちっくなビリーももちろん可愛いったらーん。(あぁ)って実際1回目はそんなこんなで雨利に目奪われ過ぎて実際問題舞台がどうなって進んで行ったかすら謎。(おい)席も恐ろしく遠かったしね。(黙)2階G列 50番とかでしたからねー。もうあれ、実質3階ですよ。「四方の山を見下ろして〜♪」な富士山の気分満載です。(は?)だって1回目のみんな勢揃いしてレビューみたいにして歌ってる時に松尾(スズキ)ちゃんがてっぺんで旗振ったりしてるとか全然気が付かなかったもんよ。(つかそれはクドカン&サダヲをガン見し過ぎ。苦笑)なもんで「これって結局は猿時さんとたがめちゃんの結婚おめでとうーなこんぐらっちゅれぃしょぉーん♪な舞台なの?」って感じだったんですが。ま、その気分はちょっとばかしはあったと思うんですけれど松尾ちゃんがそんなロマンチックな話を書くわけないっすよねぇ?(おぶおぶ)最初に観た時はたがめちゃんの「おっぱいがー」シーンに笑いすら起こってたんですが2回目観る時はどうしてもしんみりしちゃってねー。生きててもホントそうそういいことなんかないわけだし毎日変わり映えしないことに吐き気すら感じて。歴史は繰り返すって言うけどそんな悪循環から逃れるなんてことなかなか出来ないわけですよね。学習すればいいわけだけれどわざわざ「そっち行ったらダメになるでしょうよ」な方向に進んじゃうことの方が多くて。ビリーがギャンブル→借金→雨利をヤクザに差し出す→ストレス溜まる→ギャンブル(以下同文)なループから抜けられないように乙骨さん(皆川猿時さんの役どころ)だって良かれと思って恩人を助けようとする→それがトラブルを産む→恩人共々追われる→廃人→復帰→恩人助ける(以下同文)って感じで誰もが宿命ってのから逃れられないんですよね。運命なら変えられるけど宿命は変えられない。もうそうなっちゃうんだから。どうやっても。でもビリーには雨利がいたように乙骨さんにも日鮒さんがいたじゃない?何も変えられないけど側にいるから。ちゃんと見てるから。自分のやったことがたとえ間違っててもそれを見ててくれる人がいるってことはすごく素敵なことじゃないのかなー?「間違ってるよ」って声高に言ったりしない。自分でも間違ってるなーって分かってる。でもそれを見てる人がいるのといないのとじゃやっぱり違うと思うんだよね。巻貝(顔田顔彦さんの役どころ)だって笑かすってことは見ててくれる人が必要な訳じゃないですか。ランス(宮崎吐夢さんの役どころ)だって明美(池津祥子さんの役どころ)がいてこそぷれいとして成立する訳じゃないですか。つかランスも不思議キャラっぷりでは好きねー。(え?)不入斗(いりやまず。荒川良々さんの役どころ)だってその成り上がりっぷりを見てて欲しい訳でしょう?またもうそんな意味分かんないワンピース着ちゃってる(荒川)良々がもう。(何)どうしようもない人たちだけどそんなどうしようもないところも全部ひっくるめて見ててくれる存在ってのは愛おしいなーなんて。って…ますます松尾ちゃんをロマンチック路線にしてしまってますが。(苦笑)でもホントこれが松尾ちゃんなりの「結婚おめでとう」めっせいじだったら素敵☆ちょっと分かりにくいけど。(爆) で。2回目は2階A列 44番。こちらは2階だけど最前列ってだけあってちょっとはマシー…なのか?(おい)あーん。でも最初のビリー登場シーンのイケニエ席(笑)な1階最前列下手花道ど真ん前なあそこがうらやまひー。「にゃーっ!!!!!」言われたいのーん。しかも2回もだよ?あーもう頭なでくりまわしたいー。(違)それに松尾ちゃんに「えくすきゅぅーずみぃー」も言われたいー。(は?)尊敬するー。するからー。(え?)近藤(公園)さんが前通過していくのも美味しいかも。(え?)と。ビリーが雨利を刺し殺すのが愛だったとしたら。永遠に自分の物だけであってほしいと願うのなら。それもまたロマンチックー。あたしは痛いの嫌だけど。(そんな問題なのか?)でもホントにホントの2人の熱烈でぃーぷキスが最高にわーきゃーモノで。(え?)ぜひぜひあれ映像化して360℃カメラぐるんぐるん回るアングルで映してくださいー。(哀願)つかもうあの2人だったらなんでも許しちゃう。(は?)病気になっちゃってもいいから愛し合ってー。(爆)それにしてもここ何年かの「そう言えばそんな事件があったようなー?」なトピック満載っすよね。遺跡偽造疑惑事件とか温泉にバス●リン入れちゃいました疑惑事件とか大学教授手鏡でぢょしこうせいのスカートの中覗き見とか。舞台そのものもパロ満載だし。「温泉に行こう!」シリーズとかさ。(他は自分で本物の方見てないのでコメントを差し控えさせていただきます。笑)にしてもあの研修シーン。思い出すなー。あたしも一瞬販売業っつかそういうちゃんとした会社に就職した時にやらされましたよ。(遠い目)お客さんへの応対シュミレーションみたいなのとかー。実際そういうシーンになったとしてもお客さんの反応なんて研修通りに応えてくれるわけないしやったことがそのまま役に立つのかって言われればあたしにしちゃぁ疑問なんですが。そんなことに真剣に取り組んで自分殺して笑って見せてしかも歩合制だったもんだから売ったら売っただけ給料の査定にダイレクトに響いてくるのとかあったりなんかして(基本給は決まってたけど)もう心も体も麻痺して来てぐちゃぐちゃになっちゃって結局半年ですっかり負けましたね。敗退。自分が販売に向いてるなんてホントどうして思い込んでたりしたのか訳分かんないですもん。(苦笑)意味分かんない。普通に人とやり取りするとかには困らないんですけど(ちょっとひとみしらーなので困ってる人もいるかもだけど。苦笑)そこに売買契約が絡んでくるってのがなんかダメ。実際自分が買い物行く時も極力服屋さんなんかで話しかけてもらいたくない人ですしね。そんな人がどうやったら販売出来るのかって話ですよ。若気の至りね。(そうか?)で乙骨さんが最後糖尿病でEDで(実際そうなるっぽいですよ?ま、糖尿病の人が全員が全員なるってわけじゃないと思うんですけれど。でもホントバイな薬とか実費で貰えないですか?って聞いてる人もいたぐらい。2人ほど。つか70過ぎてますます元気な爺さんでしたねー。気力だけでもすごい。←おい)日鮒さんが乳がんでってのね。で何かを失った物同士傷を舐め合うかのやうに結ばれる、と。でもホントにそんなにその機能って大事なこと?それがないと男じゃなくなる?おっぱいないと女じゃない?違うじゃん。なくなったって男だし女なわけじゃない。変わらないじゃない。生きてるじゃない。雨利は最後ビリーに言う。「仲直りが抜けてる」って。そうだ。生きてれば「仲直り」も出来るじゃない。でも死んだら終わりでしょ?もう見ててくれる人もいなくなっちゃうよ?でその雨利の「なっかなーおり」の言い方がますますもって可愛くてビリーじゃなくても抱き締めたいよ、この野郎ー。(は?)むぐ。とまぁすっかり松尾ちゃんを愛の人みたいに書いちゃいましたが。でも違うんだろな。(苦笑)そんな訳ないじゃん。にしても(平岩)紙ちゃんって白いなー。石鹸みたい。(は?)でもカーテンコールで最初観に行った時の松尾ちゃんの「今舞台出てるんで。後でかけなおしまーす」もおかしかったけど。千秋楽マチネの村杉(蝉之介)さん挨拶もかなり…。(苦笑)ぐだぐだー。(おい)3回目出て終わってまだ拍手鳴り止まなくて。「これじゃ締まりませんか?ってことで村杉、挨拶」ってもうー。(笑)「来年40になりますー。えーっと…えーっと」って言ってて「頑張れーっ!」とか言われちゃってるし。(笑)つか「来年40」のとこで「おめでとうー」のひとつも言っちゃえばよかったわ。あーでも村杉さんだからいっか。(爆)来年の目標は35までに舞台役者と結婚するですのでね。(は?)ぼちぼち頑張るぞ。(妄想入りすぎ) |