1037.「ドクター・ホフマンのサナトリウム~カフカ第4の長編~」

主なキャスト:多部未華子・瀬戸康史・音尾琢真・大倉孝二・村川絵梨・犬山イヌコ・緒川たまき・渡辺いっけい・麻美れい・吉増裕士・菊池明明・鈴木光介
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 舞台監督:福澤諭志・竹井祐樹
公演記録:2019.11.28~12.1@兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫)
あらすじ>>フランツ・カフカの晩年に、ある有名なエピソードがある。公園を散歩中のカフカと人形をなくした幼い少女の交流だ。

現代、かつての少女は今や100歳の老女となり、孫息子は祖母の手元に遺されていたフランツ・カフカの未発表原稿を出版社に持ち込もうとしていた。
出版されれば『失踪者』『審判』『城』と並ぶカフカ第4の長編小説という事になる。若い女性が主人公の愛と受難の冒険物語だ。

主人公カーヤは出兵間近の婚約者ラバンと旅に出た。結婚後の暮らしを夢見る幸せそうな2人だったが、不穏な空気に飲み込まれるように旅の途中で生き別れてしまった。やがてカーヤのもとにラバンの戦死の報せが届く。

2人の兵士に付き添われ戦地に赴くカーヤ。ラバンの生死を自ら確かめたいカーヤだったが……
人々の誤解や裏切り、欲望が渦巻き、カーヤの前に立ち塞がる。果たしてカーヤは、恋人を探し出すことが出来るのか――

物語はいつしか、現在、カフカの居た過去、カフカの小説世界とが、互いに影響し合ってゆき――

兵芸会員先行が変わってからどうにも取りにくくなったっつか何っつーか…。(黙)…や、そうでなくても会員番号やらパスワードやらが複雑になったおかげでスマホに覚えさせてるのを引っ張り出して来ないといけないわけなんだけれどもそれが伏字で出るので合ってるかどうか一か八かやってみてはじかれるー…(滅)とかを何回か繰り返しておるうちに2階 2D列 27番って…!(どーんっ!)キューブ先行もあったみたいなんだけれども申し込み忘れてスルーしてたのがいけない。(黙)瀬戸きゅん(瀬戸康史氏)が観たかっただけなのにー。(え)…と観終わってから随分と経つわけだけれどもとー………んとどういう内容だったかを忘れてしまって(えー)いろいろネタバレググったわwww(おい)ちょっと浚ったら「あー…!そうだった、そうだった…!」ってなったからよかったけど。(え)カーヤ(多部未華子さんの役どころ)っつーおなのこがラバン(瀬戸康史くんの役どころ)っつー婚約者と旅に出るわけだけれどもどういうわけだかその列車は途中で立ち往生してしまってうんともすんとも動かなくなってしまう…。その光景が何とも宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に似ておるっつーのかなーんか列車全体が青く沈んでおるから余計にそう見えるのか…??とにかくも1匹の鹿が飛び出して来てそれが向こう側に渡るともこっち側に戻るともどっちつかずで立ち往生しておるのでそれを待っておるがために列車は二進も三進も動かないらすぃーんだけれどもそれをラバンが「鹿と話して来る!」だか何だかで外に出て行ったっきりこれまた帰って来ない…ってなことになってしまって結局のところ鹿を轢き殺したもんだか何だったか…??とにかくも列車は動き始めたモノの一向にラバンは帰って来ないまんまで生き別れてしまって次に入って来るのが戦場で死んだっつー訃報報告だったりなんかしておって「そんなの、信じられない…!」つてカーヤが我が儘を…ってか死体も骨もなーんにも手元に返されて来ないっつーのに俄かには死んだつて聞かされたところで「はい、そうですか」とはならないのでどうか戦場に連れて行っては貰えないか??つて交渉してしぶしぶ一緒に連れて戻って貰えることになるわけだけれどもそのカーヤの大冒険??っつーのがカフカの第4の長編小説の内容??だか何だかでそれがブロッホ(渡辺いっけいさんの役どころ)とフリーダ(犬山イヌコさんの役どころ)っつー兄妹のおばあちゃん(麻美れいさんの役どころ)が何故か持っておった…?!ってのでそれを出版社に持ち込み原稿として持って行けば世紀の大発見だしお金になる!!!っつーので友達の大倉(孝二)くん(…だって名前がないみたいなんだもwww←)を巻き込んで出版社に持ってく過程でのやらかしっつか何っつーか…と交錯し合って何だかとぉーってもややこしいことに…。(滅)ブロッホっつーのはつい最近まで工場??か何かで働いておったわけだけれどもそこでタバコの火の不始末が原因で火事を引き起こしてしまってその全責任を背負わされてとんでもない額の賠償金を支払わないといけなくなってしまってそのことで借金までして自転車操業で賠償金を返してそれで借金がどんどんと膨らんで行って首が回らなーい!!!な毎日を送っておるのであってそこにカフカの第4の長編小説が何故かおばあちゃんが持ってた?!っつーのでそれをお金にすれば借金生活から逃れられるー!!!ってので何っとかして出版に持ち込みたいわけなんだけれどもそれを一旦このことは社の者と相談しましてどういう形がいっちばんいいのかそれまで持ち帰って大事にしまっておいてくださいだか何だかでその帰りに「素敵な道の迷い方」だか何だかにすーっかりとハマってしまっておったブロッホがどういうわけだか帰り道を間違えた挙句に時代まで遡ってしまってどういうわけだかカフカがまだ生きておる時代に迷い込んでしまっておまけにカフカの小説が入っておったカバンを人とぶつかった時に向こうも似たやうなカバンを持っておってしかもものすごーく急いでおったもんだから取り違えて持って行かれてしまってそれを知らずに持ち歩いておって開けてみたらば「小説が入ってなーい!!!」ってなことになって「あの男とぶつかった時に取り違えたんだ…!」ってことに気が付いてその男がまたカバンが取り違えたことに気が付いて戻って来て自分たちのことを探しておるやもしれん…?!っつーのでさっきの場所まで戻って男を探そう!みたいなことで迷い込んだ違う時代の街中で訳も分からず人探しまでしなくちゃいけないハメになってしまってそれどころじゃなーい!!!っつー話なんだけれども(苦笑)とにかく男を探して右往左往…ってなことをやっておったらばちっちゃなおなのこ(麻美れいさんの役どころ←)がお人形さんが無くなった…!つて探し回っておってそれを手伝っておったらばブロッホがそのお人形とやらを見つけてしまうわけなんだけれどもそれって…カフカの話の中に出て来てなかったか??(おぶおぶ)となー。…っつーのもカフカとおばあちゃんが出会ったきっかけっつーのが公園でおばあちゃんがまだちっちゃかった時にお人形さんを無くした…!っつーので探しておったらばカフカがそのお人形さんはきっと旅に出てしまったんだよってなことでそのお人形になりすましてそのおなのこのために旅先からの手紙を何通も何通もしたためて渡してあげたっつー逸話??がカフカの小説の中に出て来た…!!!ってのでそれがおばあちゃんのことで今ここでお人形さんを見つけてしまったわけだからしてもうカフカと出会ったところでお人形さんは手元に戻って来ておっておばあちゃんと知り合いになる機会も永遠に失われてしまってそれだからカフカの未発表小説??とやらももう書く必要もなくなってしまったわけで男は見つかってないし小説も戻って来てないけれどももうその必要もないぐらいに小説そのものが失われてしまった…!っつーのでそれだったらば元いた世界に戻れたとして借金を返す当てがなくなってしまう…!!!それは大変…!!!っつーのでおなのこの家にこそーり忍び込んでお人形さんを盗んで来て隠しておいてそれでまた公園におびき寄せてどうにかしてカフカと出会うきっかけを作らないと…!ってので夜中に忍び込んだところまではよかったんだけれどもおばあちゃん…っつかまだこの時はおなのこだったユーリエ(麻美れいさんの役どころ)のおじいちゃん??に見つかってしまってそれで大倉くんは猟銃で撃たれてそこでお陀仏…!ってかそれきっかけでどういうわけだか元いた時代に戻って来られてそれでフリーダのところに駆け込んで来て事の顛末??を話して聞かせるわけなんだけれどもいまいち信じて貰えないどころかお兄ちゃんのブロッホはカフカの時代に置き去りにされたまま戻って来れてないししかも小説は取り戻せてないから手元にもないし…と思っておったらばそれが巡り巡ってフリーダのところに「カバンを取り違えておったので…」つて男の人が持って来てくれてそれだから今小説は手元にあるよvvvってなことにー!(どーんっ!)…いやいやいやいや。だったらブロッホが今やってることって何??(おぶおぶ)カフカの小説は存在するのにおばあちゃんとカフカは出会ってなくてそれだから人形まで盗みに入ってしかも大倉くんはおじいちゃんに撃たれちゃって死んでるし…!ってか死んだから今の時代に戻って来れたわけだけれどもそのことをどうやってブロッホに伝えればいい??(おぶおぶ)ってなことでますますもってややこしい展開になっておったりなんかして。(死)

しかもカーヤと婚約しておったのはぢつはラバンの双子の弟のガザ(瀬戸康史くんの役どころ)だった…?!ってなことが分かってラバンはとても暴力的で戦争にも意気揚々と行くやうな男なのだからして戦死の報告はどこかで誰かと取り違えておるに違いないのだからしてきっと生きてるに違いないのだろうけれども今更会ったところでそれは婚約者でも何でもないただの粗野な男なのであってべっつに愛しておるわけでも何でもないのだからこのまま黙殺して無かったことにしてガザとけこんし直せばそれでいいのでは??ってなことをガザに説得されるわけなんだけれども双子だし顔そっくりだしずーっと今までそばにおったのがラバンだったのかガザだったのか…??…ってかどっちを愛しておってどうやっても離れない…!と思っておったのか今はもうごっちゃまらになって分からない…と自信のない発言をし始めるカーヤ。(黙)…っつかラバンの戦死の報告を受けてこれ幸いwwwとガザが勝手に言い出したことかもしれなくて今は誰の言うことを信じたらいいのかも分からない…!っつーので混乱を極めるカーヤ。(滅)それだから何としても戦場まで出向いて行ってラバン??に会わなくちゃ…!ってなことで結局最前線に出張って行くカーヤなんだけれども「女を戦場に連れて来るとは何事か…っ??!!」ってなことでバルナバス大尉(音尾琢真さんの役どころ)が責め立てられてそれだからカーヤも一緒に罰を受けなければいけない…!っつーので拷問部屋??に連れて来られてまずは大尉が酷い目に合わされることになるわけだけれどもカーヤはそこから逃れてピアンタ(緒川たまきさんの役どころ)の営業する食堂に逃げ込んでそこで住み込みの女給さんとして働かせて貰うやうになるとかそんなんだったっけか??(えー)一方ブロッホは取り違えた時代で取り残されたまんまでカフカにも会えずじまいでもってどこにいるのかを訪ね歩いておったらばカフカはドクター・ホフマンのサナトリウムにいることが分かってそこを訪ねて行くことに…。カフカの精神状態はよくも悪くもないっつかものすごーく安定して落ち着いておる時もあるしとんでもなく手の着けられない状態に陥ることもあるみたいでそれは日に寄るっつか何っつーかどういうきっかけでもってそれがスイッチが入るのか何とも言えないわけなんだけれどもとりあえず面会しておばあちゃんのことを話さないことには元いた時代で小説が存在しないことには借金も返せないし大変なことになってしまう…!!!っつーのでカフカに会って小説のネタ??として自分の身の上話っつか今いる場所は仮の姿っつかたまったまこの時代に迷い込んでしまっただけでほんっとは90年後??の世界の人間でもってここには存在しないのだっつー話を聞かせるわけなんだけれどもそれがいっちばん狂ってるっつか何かやっぶぁい薬でもやってるんじゃなかろうか??(おぶおぶ)ってな話になってしまってブロッホこそがサナトリウムに収容されてしかるべき!みたいなことで先生やら看護師やらを巻き込んでとっ捕まえられそうになるわけだけれどもカフカはその話をどこまで信じたのかは分からないんだけれどもまぁ作り話だったとしても大変に面白いwwwっつーので小説の材料として使わせて貰う!っつーので何だか書き始めた様子…??途中冒頭のカーヤとラバンが新婚旅行??で行くはずだった旅行の顛末が差し挟まれてまたしても列車が立ち往生して動かなくなってラバンが鹿と交渉して来る…!つて出て行こうとするのをカーヤが「行っちゃダメ!」つて止めて何っとかして別れないやうにっつか前にもこんなことがあった…??(おぶおぶ)なデジャヴュがあってそれだから「ラバンが行くならあたしも行くわ!」みたいなことで一緒に行こうとするんだけれどもそれもまた適わず…みたいなことで結局生き別れの運命なんだっけか??(え)ブロッホも迷いに迷ってものすんごぉーっく年を取っておばあちゃんと変わらないぐらいにめっきり老け込んで(えー)ようやっと元いた時代の元いた家に戻って来れるんだけれどもフリーダはお兄ちゃんとそーんなに年が変わらなかったはずなのに今こんなだし俄かには信じられず…っつか結局大倉くんに「好きだ…!」つて告白されたのに「それは無理…!」みたいなことで断っちゃって(えー)今も変わらず独身のままで…ってかカフカの小説も手元に戻って来てるし読むだけでも読んでみる??っつーので取りだしたらばその中に自分たちのことが書かれてあったりなんかしておって「どうなっちゃってるのー??」なことになっておったり。しかもおばあちゃんはちょっとした魔法が使えるやうになっておって結構それは大したことではないんだけれども(え)ブロッホ一家にとってはいい魔法??だったりなんかしていろいろいい方向に向いてくとかそんな感じの話だったんだっけか??(おぶおぶ)とにかくいろいろあって時代もホントにあったことなのかそれとも小説の中の出来事なのかそれもごっちゃ混ぜになっておって結局「これだ…!」っつー解決も付かないままにいろいろとっ散らかったまんまでもって最後もぽー………んと放り出されたやうな感じでもって「え…??だから何??(おぶおぶ)」な終わり方でもって訳分かんなかったんだけれどもまぁそれもまたよし。(え)なーんかみーんなまたしても白塗りで去年からこっち白塗りブーム来ちゃってる??(おぶおぶ)前衛舞踏集団??(違)ってなことになっておるわけだけれども女優さんたちっつか(緒川)たまき嬢にしても多部(未華子)ちゃんにしてもきっちり綺麗に塗られておるのに(渡辺)いっけいさんなんか塗り方雑www…ってか汗だっくだくな上に塗り重ねてしかも出たり入ったり激しいしざっくり塗ってまた出て来て…wwwみたいなことで顔が悲惨なことに…。(苦笑)麻美(れい)さんもちっちゃなおなのこだったりおばあちゃんだったりすっとぼけておるかと思ったらばガザのお母さん役でいきなりしっかりしておったり師団長のお屋敷でもマグダレーナ(麻美れいさんの役どころ)はグレーテ(緒川たまきさんの役どころ)のことを気に入っておってどこの馬の骨とも分からないながら家に置いて優雅な暮らしをさせておったりするわけなんだけれどもそのとばっちりでもってインドラ(菊池明明さんの役どころ)は最近お呼びが掛からずなーんとなく避けられてイジメられたりなんかしておって挙句の果てに殺されたりもしてそれでグレーテが今度はマグダレーナのことを「うっとうしいから」みたいな理由で毒を盛って殺して…な展開でもってカーヤもマグダレーナに気に入られて相手??をさせられるところをグレーテの機転でもって救われて…な話が差し挟まれたりしつつ。とにかく盛りだくさんでもってしかも結局「…で??」って話なんだけれども(苦笑)まぁナイロンもこーんな感じの訳分かんない話で終わることも多いしいっかなぁ??と。(え)エッシャーの無限ループの階段みたいな映像が乗せられたり現実にそこにあるセットなのかそれとも目の錯覚なのか…??(おぶおぶ)師団長のお屋敷の中なんかその最たるモノでどういう造りになっておるのか言葉で説明しにくいんだけれども(苦笑)地下??それとも1階??…や、それか中2階??なしっちゃかめっちゃかさでもって頭の中がどうなっておるのやら…??(黙)3時間半も観といて途方に暮れるとはこのことか…!って感じなんだけども。(苦笑)WOWOW辺りで観返したらば何か分かる…かな??(おぶおぶ)…とほー。