511.「お文の影・野槌の墓」

主なキャスト:佐々木蔵之介・市川猿之助・佐藤隆太
原作:宮部みゆき 構成・演出:長部聡介 舞台監督:林和宏
公演記録:2013.5.4〜5@森ノ宮ピロティホール(大阪)
前回醍醐寺での朗読会は夜公演だったりしたのでスルーしちゃったんですけれど。(苦笑)今回はGWちうだし(無職には関係ないことだけど…←)くらりす(佐々木蔵之介氏)好きーなママンと一緒に行ってもいっかなぁ??と。(え)事務所先行使ったのはいいんだけど先行開始時間を忘れておって(えー)12時だったか13時だったか開始のところを3、40分も経ってから申し込む始末…。(黙)大丈夫かなぁ??(おぶおぶ)と思いながら進めて行ったらば無事…!2枚げとーvvvしかもJ列 20番&21番だからそんなには悪くない…はず。(え?)春秋座(京都)のだったらば猿ちゃん(市川猿之助氏)が芸術監督務めてることもあってか(そんなの前回「猟銃」(観劇日記No.404参照)観に行った時にはぜんっぜんっ!知らなかったぞよ…。何か観に行った時におばさまたちがそういう話をしておって「そうだったのか…っ!」と思ったのだたー。苦笑)公演後にアフタートークがあるっつー話だったんだけれども夜公演1回こっきりだったししかもあそこの劇場って京都駅からバスに乗らなくちゃだししかもなーんかちょっとめんどくさい場所にある(は?)んだよねぇー…。(黙)劇場自体はキレイですっごい雰囲気のあるいいホールだと思うんだけど(大学と併設されてるし)いかんせん不便すぐる…。(滅)昼公演だったら迷わずそっちにしたんだけどなー…と思いつつとりま行けるだけでもよしとする。なにげに内容が幽霊話??(おぶおぶ)らしくて開演前に一般募集で自分の身の周りに起こった怪談話をお3人さんたちが読んでくれるのだそうなwwwまっぢで稲川淳二さんばりのおどろおどろしい話が展開されて夜寝れなくなっちゃったらどうしようっ??!!(ママンはもちろんそんなことこれっぽっちも気にしない性質なんだけれどもあたしが気にする…!←)と思っておったんだけれどもそーんなにまでは本格的路線のホラー話じゃなくてよかったのすvvv(ほっ)開演前の余興(え)だけじゃなくて大阪と東京公演のみ限定数販売でどら焼き(これまた一般公募で名前を募集されておったんだけれどもロビーに「奈良県」の誰さんから「お茶る」にけていしたって張り出されてあったかと。同じ県出身者にちょろっとだけ鼻高々だったりとかとか←バカ)と原作本+3人のサイン入り栞付っつーので入場列が半端なく延びており…。(黙)ピロティホールの周辺事情もあってか(結構住宅地だったりするので夜公演後の出待ちも「声出すな!」とか徹底的に注意される…)30分前からの開場入りだったところを45分前まで早めてそのまま物販ブースの列になだれ込み〜…。(苦笑)あたしもすっげ狙ってたわけじゃないんだけど(買えたら買えたでいいや〜♪ぐらいのノリ←)つられて並んでしまったのでもう抜けられず…。(苦笑)ブースには劇場スタッフのお兄さん…ぢゃなくておじさま(爆)2人がせっせと対応しておったんだけれども2列で並んでても左右の順番で牽制掛かっておってあたしの5、6人前のおねいさんたちは「ちょっと…っ!あたしの方が先に並んでたんですからっ!後ろから割り込んで来ないで下さいっ!!!」なぞと小競り合いが起こっておったり…。(黙)何かちょっとこえぇよー…!(おい)あたし…そこまでがっついてないんだけど…??もしかして場違い…??(おぶおぶ)と思いつつもまぁじりじりと目の前に迫っており…っつーとこであたしのすぐ前の人でどら焼き完売っwww(からーん♪)このせいで片方のおじさまが「どら焼き完売」っつって赤字で書かれた紙を壁に貼ったりだとかいろいろしておったのでブースががら空き…。(黙)あたしは当然に左側のおじさまに「じゃ原作本1冊…」っつったんだけれども手薄になってる右側のブースに並んでたおねいさんの方のを先に処理しちゃったのであたしの方が後回しに…ってあたし、その人より先に並んでたわいよぉぉぉぉぉっ!!!!!(心の叫び←)…いえ、そんなぎすぎすしたことをするつもりはないので内心ハラハラしつつも「すいませんねぇ??」っつっておじさまに言われれば「いえいえvvv」っつってにこやかに微笑みながらじぃー…っと良い子で待ってましたよ。(え)…ま、1冊、2冊でどってことないしなっ!(えー)…っつかどら焼きは1人1個って決まっておったみたいだけど原作本は1人1冊とは決まってなかったみたいで1人で何冊か大量購入されておられる方も…。(黙)サイン入り本は規制した方がよかったんじゃないのかなぁ??(素)…ってあたしの後ろに並んでおったお嬢たちのうちの1人も「あたし、これ決まってから原作本買って読んでるんだよねー…。でもここでサイン本売るって決まったから昨日も1冊買って今日もまた並んでるでしょ??(えー)あんた、よかったらいる??本だけだけど。(苦笑)」なぞと話しておる強者もいたりしたぐらいなのでこりはもう栞だけげとしたらば本は速攻ブックオフに廻されるパターンだなwww(苦笑)それって…売り上げに貢献してるのかそれとも…??(おぶおぶ)

そーんなわけで無事サイン本もげとしたのでそのまま客席へー。ステージ登場かと思いきやいきなりの客席登場じゃないっすかっ??!!(どーんっ!)しかもくらりすなんてあたしらの座ってるすぐ横の通路から降って沸いたやうに出て来たわいよぉぉぉぉぉっ???!!!(え?)…えぇぇぇぇぇっ???!!!どっか客席の空いてるとこに座ってたとか???うっわ、もっときょろきょろしとくべきだったよっ!!!(は?)…と座っておるので特に何も出来るわけでもなかったんだけれども(当たり前)まだ立って席探しておる人たちなんかは背中とかぺたぺた触っておったやも??(えー)そーんな感じでくらりすがぽてぽてステージに歩いて行く途中で上手側の前方客席辺りを見ながら立ち止まりー…と今度は猿ちゃんと(佐藤)隆太くんがふっつーにまだ来られてない客席に座っておったやうで2人してわらわらと立って出て来る。(え)そうしてみんなしてステージに集合してまずはこんなGW真っ只中でしかもこーんな天気もよくてこのままどっか行きたくなっちゃうやうなお天気の中を何だかもうこんな室内で朗読とかって何かすいませんねぇ??…いやいや、わざわざ来て下さって有難う御座いますだよっ!な前口上をば。しかも隆太くんまで「どっか行きたいですよねぇ…(遠い目)」とか言っちゃうし。(苦笑)でくらりすに「どこ行きたいの?」って聞かれて「…や、どこ?って言われてもよく分かんないですけどぉー…」(苦笑)っつっておったかと。(え)とどうやら大阪城ホールではKis-My-Ft2のコンサートをやってるらしく(くらりす情報。笑)「そっちを蹴ってこっちに、ですよねvvvほら、ちょっと俺ら被ってるから…」(くらりす)っつったらば隆太くんが「…え??被ってる…??被ってます…??どの辺がですか??」っつってて「とにかく被ってんだよっ!」(くらりす)っつったりとかー。(えー)しかもこっちがやっておる2日間共コンサートやってるそうで。(え?)そう言えばあたしのマイミクさんのマイミクさんがいきなり最近キスマイに嵌まってしまったとかででもFCでのチケ取りには間に合わなかったとかで探してるっつってたけどどうなったのかなぁ??(遠い目)…とここからは件の一般募集の怪談話なぞ。まずはくらりすから。普段からもうすでに亡くなってこの世にはいない叔父さんとか母親??とかが夢にちょいちょい現れて会いに来てくれておったんだけども。それがその日はみんなで車に乗ってドライブに行く体でそれ以外にも大叔母様まで乗り込んでるぐらいでしかもみんなしてにこにこ笑って楽しそうにしておるんだけれども自分だけが「ねぇねぇ??どこに行くの??」っつって尋ねてもただ笑ってるだけで誰も答えてはくれない…。とそうして目が覚めてちょっとしてから叔母さんが亡くなったっつー報せが…。たーぶーん夢に見たのはみんなして叔母さんを迎えに行く途中だったのだな、と。(…っつか一緒に車に乗ってしまってる夢を見てる本人はどうもないものなのか??おぶおぶ)「これ、怖いって言うより何かいい話ですよねぇ??」な隆太くん。「ほっこりすると言うかー…いい話だなー…」っつって頻りに感心してらっさいますたwwwいちお一般募集とは言っても観劇日時も一緒にめいるするやうになっておったかなので話の提供者も客席に来ており。お土産としてサイン入り原作本とご当地土産(は?)ってのでわさびふりかけとかだったかな??(苦笑)さすがに客席に降りて手渡しは無理なのでスタッフさんが袋に入れて渡しに行っておられますた。続いては猿ちゃんが。みんなして海に出掛けたのはいいんだけれどもそのうちの1人の男の子が海に飛び込んだまま上がって来なくてそのまま行方不明になってしまったのだとか…。(黙)それが飛び込む直前の様子ってのをカメラで動画??か何か撮っておったのが残っておったんだけれどもそれをよくよく見返してみたらば背中に誰だか分からないおじいさんがしっかりおんぶするやうに掴まっておってその男の子が飛び込む瞬間ちらっとカメラの方を向いてにぃーっvvvと笑ったとか何とか…。(これぜってぇ来るぞ、来るぞー!!!とは思っておったけれどもこのおじいさんがカメラ目線でしっかりWぴーすvvvしたとかだったら怖い中にもちょろっと笑える要素あるよなーwwwとか不謹慎にも考えておったあたし←)後からよくよく聞けばそこは自殺の名所だったやうでそれだからその子も誰だか分からない人に取り憑かれてしまったのかなー…と。話し終わった後すかさず猿ちゃんが「だから海とか行きたくないんだよー!」っつっており。それを聞いてくらりすが「…え??海行かないの??」っつって聞いたらば「海とか山とか行きたくないもーん!」となー。「じゃどこで泳ぐの??」っつってくらりすが聞いたら「プールで泳いでりゃいいぢゃんvvv」とのたまう猿ちゃん。(苦笑)子供かー!!!これまたサイン本とあとはー…何だっけ??お茶漬けっぽいのんだった気がするんだけど…??(は?)

最後は隆太くんから。前回の醍醐寺での朗読会に行かれた方からの話だったんだけれどもそれがめためた蔵之介様と目がばっちぃー!!!と合ってるぅぅぅぅぅvvvvvな幸せな錯覚かと思いきや。(え)それが席は後ろから数えた方が早いぐらいの後方席だってのにまぁーっすぐ蔵之介様の視線を感じる、と。でも次の瞬間コンタクトがずれて蔵之介様は視界から遠ざかり2つにぱっかり分かれて薄ぼんやりとしか見えなくなってしまったにも関わらずそれでもばっちこぉいっ!!!と目線が合ってる人がいる??…っつかこんなにはっきり見えてるなんてもしかしてこの世のモノではないのかしらん??(おぶおぶ)…っつかよくよく見たらばおとんぢゃねっ??!!と。(えー)そりゃ舞台となりゃまっすぐ蔵之介様の方を観るに決まってますよっ!!!そんな娘を狙い撃ちしてここに出て来たのは分かるけれどもおとんっ!!!いくらなんでも舞台の上に上がっちゃダメだぁぁぁぁぁっ!!!!!(どっかぁーんっ!)そこは演者さんしか上がっちゃダメなんだってばっ!おとんごときの人が立てる場所じゃないんだってっ!!!…っつか舞台の上には魔物が棲むとは言うけれどもふらふらと春の陽気に誘われて醍醐寺に出て来ちゃったんだねぇ…。そこは何だかとっても気持ちよさそうで舞台は文字通り何が起こるか分からないところなのだな、と。醍醐寺は秀吉が最期を過ごしたお城って言われておるけれども(今は城跡しか残ってない)実際妖気が感じられるっつかそういうパワースポットめいた感じがした、と。(くらりす談)「ただふっつーに本読んでるだけなんだけどねぇ??」とも。(くらりす談)今日ももしかしたらそんな舞台の神様っつかそういう存在が思わず聞きに来てしまうやうな??そんなお芝居になればいいな、と。そーんな前回は後ろの方だった方が今回はもうど真ん中齧り付きの目の前っつー席に座っておられたやうで「あんまりにも近かったので気が付きませんでした…(苦笑)」な場所に。(え)こちらはサイン本とイチゴ缶。イチゴっつっても果物のイチゴぢゃなくてウニのしぐれ煮みたいなのんでその形がイチゴに似てるからっつーのでその名前が付いたのん。(猿ちゃんが「美味しいですよね、これvv」っつっておったり)隆太くんからはもう1つご披露。しかも本人持込みwwwそれはつい2、3時間前に起こった出来事なんだけれども会場入りするために乗ったタクシーでのこと。(え?)ホテルから直接乗って「ホールまで」っつったらば運転手さんがちらっと隆太くんの方を見ていろいろ喋りかけてくれて「こないだも大竹しのぶさんとかこのホールまで乗せたんですよーvvv」だの他にも誰々を乗せただの運転手さん独特の自慢話とも付かない話が続き。そうしてそろそろホールが近くなった頃に運転手さんが一言。「で今日は一体何があるんですか??」って………えぇぇぇぇぇぇっ???!!!てっきり俺(=隆太くん)に気付いてるとは言わないまでもなーんとなく顔見たことあるとかでそういうサービスとして話を振ってくれてるのかと思って聞いておったのにここに来てぜんっぜんっ!知られてなかったとは…っ???!!!…うう、まだまだもっと精進しなくちゃっつーことだよなー…(しみじみ)っつーさすがに背筋がぞぉーっとしてしまった話。(苦笑)ここでくらりすから「お昼食べて来たって人ー??」っつーので「何ですか、いきなり…」っつって隆太くんに突っ込まれておったんだけど。(苦笑)食べて来た人はお腹いっぱいで眠くなりやすい時間帯なのでそういう眠気と闘って頂いてvvv(え)食べてない人はお腹が鳴らないやうに気を付けてwww(おい)っつーことで「じゃもう5分ほどしたら始まりますのでー…」「僕ら、着替えがありますんでー…」な感じで捌けー。この時はくらりすは黒のトレーナーとダークブルーのGパン。猿ちゃんはおされ黒スウェット上下って感じだったかな。隆太くんも基本黒だったと思うんだけどなーんかすっげ色味があったやうに感じられたのはなーぜー???(は?)

本編は全員白シャツに黒パンツの揃いで。今回はへれっと縁側に座ってなにげない長屋話が展開されてる体もあってかきっちり正座で、ぢゃなくて足を投げ出して座っておいでですた。「お文の影」の方は結構切ないお話でしたねい。(黙)長屋に住んでる子供たちで影踏みをして遊んでおったんだけれども子供の数は9人しかいないのに影の数を数えたらばどういうわけだか10人分ある、と。(え)それが影の持ち主はいないのに何だかちっちゃな女の子の影だけが子供たちが遊ぶのに混じって影踏みに興じておる。こりは長屋の中に住んでる病気がちな子供の影だけが外に出たい気持ちが抑え切れなくなって他の子供たちの遊び声に誘われて出て来てしまったのではないか??と。でも調べて行くうちに何だか話はもっと不穏なことになって行って…。っつーのも今でこそ長屋として貸し出されておるけれどもその前に住んでた地主さんが持ってた家はどういうわけだか家鳴りがするっつーので気味悪がられてなかなか長く居着く人がいなかったりして家を建てて貸し出されるやうになったのはつい最近のこと。元々は商家の大旦那さんの持ち物だったんだけれどもそこの奥さんが長いこと子供が生まれなくてしーかたがないので親のいない子供を貰って来てその子供が呼び水になって自分に子供が生まれないか??っつーのでおなのこを育てることになったのだとか??それがまぁその子が2歳ぐらいになった頃に旦那の方はとうとう外に女を作ってしまってそっちに運悪く男の子が生まれてしまって…。(黙)男の子が生まれた途端に元の奥さんと離縁してほっぽり出して愛人をほいほいと妻に迎えて収まるってのも人聞きの悪い話だし大体が商売に影響しても敵わないっつーのでかろうじて別れた奥さんと里子のおなのこと2人して別宅に住まわせることにしたんだけれども。それがその奥さんってのがすーっかりショックを受けちゃってもう使用人たちも手が付けられないぐらいにきてぃがいになってしまって別宅と言えば聞こえがいいけれどももう座敷牢にも近いところに閉じ込められてただただもう狂女として手が付けられないぐらいになってしまっており。おなのこのこともそれまでは随分と可愛がっておったんだけれども子供が生まれないだけじゃなくて結局追い出されることにもなってしまって可愛さ余って憎さ百倍。怒りの矛先をぜぇーんぶそのおなのこに向けてしまって殴る蹴るだけじゃなくていろいろと折檻しまくりでおなのこもみるみるうちに弱って行って体ぢう痣だらけで火傷の跡まで作っておったりしたんだけれども誰も止めるモノもなく。(滅)そうして外で遊ぶことも出来なくなってずーっと家の中で影絵遊びばかりしておったそのおなのこもとうとう亡くなってしまい…。(黙)奥さんの方も火の不始末から火事で焼け死んでしまったとかでどうにもこうにも悪いこと続きで…。(滅)その後家を建てても家鳴りがしてそれが女の叫び声にも聞こえるとかで気味悪がられてなかなか買い手が付かなかったんだけれども転売に転売を重ねて今の持ち主はどこやらのお武家さんらしく。…ま、形の上だけの家主ってことでそれを長屋として人に貸すことで土地代だけじゃなくて家賃も上がって来てまぁそのままなーんにもなく遊ばせとくよりはお得vvvそれだからすーっかりその商家に繋がる人もいなくなっちゃったのでなかなかその子供の話にも辿り着けなかったんだけれどもどうやらそのおなのこに関係があるらしく。おなのこ自身は死んでいなくなっちゃったんだけれどもその遊び相手だった影の方だけが取り残されてここに居着いてしまったんじゃなかろうか??と。だったらば野辺送りの要領で影を笹舟に乗せて海に流してやればおなのこのいる黄泉の国にも辿り着けるんじゃなかろうか、とそういうわけで。猿ちゃんの役っつか読みの担当は長屋の子供の世話を一手に引き受けておる爺ちゃんだったりして立って歩いて演技するわけじゃないんだけれども座り方1つで片足が悪い感じが出てるやうに見えたりなんかして(悪い方の足が開き気味な感じ??←え)すげー。…って意識してやってたかどうか分かんないけども。(苦笑)隆太くんはおなのこのこととかを調べてくれた役人さんってな役だったんだけれどもおかっぴきっつーよりかは今で言うところのお巡りさんって感じかな。(笑)あたしは「あの世」なんて信じちゃいないし偉いお坊さんたちが海に出て行ってそのまま極楽浄土へ入って行ったとかそういう話も眉唾モノだと思っておるけれども(爆)影の話はちょっと切なくてうるっと来ちゃったかな。(苦笑)読みの力なんですかねい??(は?)鬼気迫るとかそういうのんではないんだけれどもどんどんと物語の中に引き込まれて行っちゃってなーんか共振しちゃったっつかさ。(え)途中1箇所だけなんだけど隆太くんから猿ちゃんへの流れが猿ちゃんがちょっとだけフライングで台詞を言っちゃって流れが乱れたとこもあったんだけどそれも若干気持ちが逸り過ぎちゃった…かな??(苦笑)2回目のんを観てないから分からないけれども今回は三者三様っつか力関係も拮抗してる感じで耳に心地よかったかな。

続いて「野槌の墓」。こっちは何でも屋(え?)で売ってる浪人(くらりす担当。笑)が化け猫(猿ちゃん担当←)から依頼を受けて妖怪退治をするお話。(えー)隆太くんは5歳ぐらい??のくらりす(違)のお嬢役だったんだけれどもこっちもなかなかに可愛くてよかったvvv(え?)元々が隆太くんってちょっと高めの声だったりするからこういうのが意外と似合ってるのかもしれない。(は?)でも猿ちゃんの女形にかんっぜんにぜぇーんぶ持ってかれた感強しwww(え)最初やぱーり化け猫ってことで喋り始めたとこなんかはさすがにみんなげらげら笑っておったんだけれどもだんだん馴染んで来るっつかなーんか慣れちゃうんだよねー…。(苦笑)…ま、うちのママンもかっくじつにふっつーにテレビ観てる人(え)みたく「ちょっとー…!おっかすぃー!!!」みたくなっておって「何、あれぇぇぇぇぇっ???!!!」っつって喋りかけて来ようとしておったんだけれどもあたしが舞台観てる時は話し掛けるなっ!と。(えー)しっしっ!っつってかるーく追い払ってこっちはこっちで集中www(え)その化け猫の依頼っつーのが小槌(これが化けて出ると「野槌」っつって呼ばれるんだそうな。出世魚??←違)の化け物の暴走を止めて欲しいと言うモノ。夜な夜ななのかまぁその辺の習慣性みたいなのはよく分かんなかったんだけれどもとにかくまぁ夜道を歩いてる人を驚かして上から降って来て怪我をさせるかなんだけれども運悪く1人は頭をかち割られて死んでしまったのだそうな…。(黙)それからと言うもの一旦血の味を覚えてしまった小槌の化け物はもう誰にも止めることが出来なくて化け物連中も扱いに困っておるのだとか??化け物になるぐらいの年月が経ってるぐらいだからまぁ化け物連中は年数を重ねてそれぞれ人間にはいろいろと酷い目に遭わされて来たモノもあるけれどもその小槌ってのがまた折檻のために赤ん坊を殴り殺すのに使われたんだそうで…。(滅)そのこともずーっと忘れて…っつか忘れたフリして過ごして来たんだけれどもそれが最近その化け物たちが棲んでる家の近くに死んだおなのこを捨てて行った人がいたみたいでその子も随分と体ぢうに折檻を受けた痕が残っておったのだとー。それを見てしまって自分が何をして来たのかをすーっかり思い出した小槌はその反動で人間を襲うやうになってしまったらしく。(黙)それもこれも元はと言えば持ち主だった人間が悪いわけだけれどもそうも言ってられないのでどうにかして小槌もとい野槌を切り捨てて葬ってやって貰いたいとそういうわけ。なーんかそういう風に読ませるためだと思うんだけれども捨てられたおなのこの死体ってのが「野槌〜」では名前も何も分からないおなのこってことになってるけれどもお文なのかなぁ??なーんて。(苦笑)肉体も人目に付かないところに打っちゃられて無残な最期だったわけだけれどもそこのところは化け物たちが手厚く葬ってやったので魂だけはちゃんと天国っつーところへ迷わず辿り着けたんじゃないか??とくらりす。(だから)そうは言っても野槌なんかどうやって斬るのか??(おぶおぶ)ってのだけれども一度目に対峙した時はどうにもそういう小槌だった時の事情を聞かされて同情(?)してしまってこのまま斬ってしまっていいのか??っつー迷いが出てしまい…。(黙)化け猫には「野槌になってからじゃ手遅れなんだよっ!(蛇みたいな形に豹変しちゃって性質が悪くなるらすぃー…??)」っつって急かされるんだけれども斬れないモノは斬れない、と。とりま次の日は雨が降るから無理だろうよ(化け猫には天気も読めるらすぃー。苦笑)ってのでその次の晩。あんまり放っておいたらば今度は新しく怪我人もしくは死人が出てはそれも困る!っつーので今度こそ野槌を斬ることに。心構えがないからまんまと打たれてしまうのでありなーんとなく「出て来る…!」っつって身構えてれば避け切れないこともない…か??(えー)とにかく野槌に打たれる前に斬って捨てることが出来てその残骸は丁重に葬ってやることに…。化け猫にも化け猫なりの事情があっていろいろと人間には恨み辛みもあるけれども何とかまぁ人間を襲うことだけはせずに済んでるよvvvとなー。くらりすのお父さんっぷりも可愛かったし(隆太くんもとい娘に「喋れる猫はお嫌いですか??」とか急に聞かれて戸惑ったり「どういうことを頼まれたんですの??」って聞かれて言い淀んでおっらば「いいんです。猫さんにも「内緒だ」って言われたんですからととさまもきっと聞いても教えてくれないのでしょう??」っつって先回りして答えられちゃったりして図星突かれるとことかいちいちかわゆすvvv←)猿ちゃんの化け猫の姐さんっぷりもかっけぇかったしこっちは結構テンポよく聞けたかな。そう言えばー。この話が始まる前にみんなして靴脱いで座り直しておったんだけれども意外にも猿ちゃんだけが脱いだ形のままで靴が置きっ放しになっておって。(苦笑)他の2人はちゃんと揃えて端っこに置いておったんだけれどもいっちばんそういうことに厳しそうな猿ちゃんだけが開いたままの形でぽつんぽつんと置いてあって…。(えー)いやまぁべっつにそういうことを気にする場じゃないのかもしれないけど何となく。(笑)でも脱いでても隆太くんはそのまま足投げ出して座っておったりしてたし正座する場面とかはなかったかな。猿ちゃんでも胡坐かいたり投げ出したりいろいろしてたし。猿ちゃんが途中ずーっとおしぼりを握り込んだまま本を読んでおったりして紙がもろもろになったりしないのかなー??なーんてちょっと心配。(大きなお世話←)

カテコも3回ぐらいあったんだけどいきなりスタオべして感極まっちゃってるおばさまなんかが「ぶらぶぉぉぉぉぉっ!!!!!」とか叫びまくっておってちょっと雰囲気違うわー…。(苦笑)誰のファンが幅利かせてるのか分かんないけどどこもかしこも女の人だらけだし。(苦笑)すげ。(え)…そういうあたしらもママンと娘かぷるだけどさ。(苦笑)にしてもママンも「足元が寒い」とかのたまって椅子の上に座ったりごそごそしておったりしたのでさぞや後ろの席の人は迷惑だったことだろうと思うんですけどほんつすいませんっ!(見てるわけないって)ママンなんかは「御宿かわせみ」シリーズから宮部みゆきを知った口なので時代劇風でも違和感ないみたいでパパンも「最近現代劇みたいなのも書くようになったんやなー…」とか言っちゃったりするんだけどあたしとしてはふっつーに宮部みゆきと言えばミステリーっつーいめいじなのでかえって時代劇の方が珍しかったりするんですけれど。(苦笑)でも今朝日新聞に連載してるのは時代劇風のんだったっけか??(え)んー…ま、どっちが主ってことでもないんだろうけどさ。次のくらりすはマキノ(ノゾミ)さん作・演出作品みたいだし本格的路線??っぽいのでママンは連れて行きません!(おい)猿ちゃんも「ヴェニスの商人」だっけか??観たいけど…チケット取れるかべみょうー…!(爆)とそっち関係の煩悩に追い駆けられながら毎日を過ごすのでありまつ。(苦笑)むう。(え)