1253.「カモメよ、そこから銀座は見えるか?」
主なキャスト:黒島結菜・井之脇海・青木柚・櫻井健人・岩松了・松雪泰子 作・演出:岩松了 舞台監督:櫻井健太郎 公演記録:2023.7.1~2@シアター・ドラマシティ(大阪) |
あらすじ>>クリスマスの喧騒を過ぎた、年の瀬の銀座。 晴海埠頭にほど近く、風向きによっては潮の香りのするこの街を行き交う人は少ない。 イズミには銀座の広告会社で働く兄がいる。今日も手作りの弁当を届けにきた。 早くに両親を亡くし、寄り添うように生きてきた二人。イズミは兄のことが大好きなのだ。 その兄・アキオは、ある裁判の準備で忙しい。銀座の法律事務所を訪れると、そこには裁判の役に立ちたいと申し出る女性がいた。彼女は葉子。イズミとアキオの父のかつての愛人だった。裁判の担当弁護士・田宮は、彼女の存在を訝しく思う。 自分の家庭を壊した人と知りながら、葉子に惹かれていくアキオ。そして葉子もまたアキオに、彼の父のおもかげを重ねていく。そんな二人に逸早く気づくイズミ。複雑な思いを抱える彼女のもとに、この街を浮遊する二人の若い浮浪者「とみ」と「のぼる」がやってくる。他の人にはわからない会話を交わす三人。イズミは「とみ」という存在の謎に振り回されていく。そのイズミを見守ろうとするアキオ。 今年も残すところ、あと2日。静まり返ったこの街に、5人のドラマが行き交う。 その先にあるものは恩寵か、それとも――。 |
岩松(了)さんの戯曲っていまいちよくわっかんないんですよねー…。(滅)それでもなーんとなくチケ取っちゃうっつーね。(苦笑)とりま協賛会社先行でもって5列 26番と安定の良席。(え)そう言えば東京遠征行っても銀座ってあーんま行ったことないんですよねー…。(遠い目)むかーしなきゃやまさん(中山祐一朗氏)が出るっつーので銀座の博品館に行ったっきりであとはとー………んと覚えがない。(黙)なので銀座線っつっても頭に思い浮かぶモノがなかったりする。(えー)そうして何度東京に行っても駅→目的地の行き帰りしか知らないので(え)海がどっち方向つて言われてもピンと来ないんですよねー…。(滅)大体お台場にも行ったことないのに。(黙)何かの都合でチラッと通った気もしないでもないんだけれども(え)記憶に残ってない。(苦笑)それにしても余りにも掴みどころのない物語過ぎてビビるwww(え)そもそもがふっつーの会社って正月休みに入る前っていつまで働いてるモノなのかがよく分からない。(え)ふっつーの会社勤めってのを就職してからこの方経験したことがないので(黙)サンプルが何1つ思い付かない。あー…父親はある程度会社勤めだったけれども年末年始いつから家にいていつから会社に出て行ったのかあんまり記憶にない。(えー)だからって年末年始あたし自身が家を放っぽり出して出掛けておったってわけでもないんだけども。(苦笑)どっちかっつーとクリスマスから年末年始にかけてなーんの予定もへったくれもなかった(死)ことの方が大半だった気がするので家を空けておったことの方が少なかったと思うんだけれども父親だから印象が薄い…のか??(おぶおぶ)まぁ大体は餌をくれる人に人は懐く(ペットかよwww←)わけなので(え)喰いっぱぐれないやうにするには母親の側に付いてる方が何かと得策…ってか年末年始は決まって父親が大量の冷凍カニを買って来てそれでカニすき三昧wwwだったやうな気もするんだけれども今やそんなカニを大量に買いに行く気力もないし(死)大体買って来られたとして消費出来ないこと甚だしいのでもったいない…どころかまずもってカニが高過ぎて手が出せない。(滅)…と閑話休題。…にしても会社はもうすでに年末年始の休暇に入っておるだろうに裁判に備えて??銀座の弁護士事務所に出張って行かなくちゃいけないアキオ(井之脇海さんの役どころ)ってのは気の毒…なのかどうなのか??(え)そうしてそんな兄のためにお弁当を毎日のやうに事務所に届けに来る妹のイズミ(黒島結菜さんの役どころ)…って身内だからそうなんだろうけれども弁当作るのって結構大変なんだぞっ!!!ってのはほっとんどエセ1人暮らし状態の今のあたしにとってはお弁当作り=贅沢…!みたいになってしまっておるからなのやもしれん。(え)ママンがありあわせのモノだろうが何だろうが弁当を作ってくれておる時にはそれほどまでには思わなかったんだけれども朝から仕込んで…ってほどではないにしても朝ご飯を作りながら同時進行でお弁当まで…って手間がかかり過ぎてもう会社行くまでの気力が殺がれる。(え)…っつか大体がぎりっぎりまで寝てたい…っつかまぁ目覚ましがなるよりかは前に目が覚めてるってか半分覚醒してるやうな状態でもってダラダラと目覚ましが鳴るまでの時間がちょっとでも先延ばしにならないモノか??それか今から行く「会社」に何かトラックでも突っ込んで半壊して今日は働けませんwwwみたいになってはくれないだらうか??(…とは今思ったwww←)ってか目が覚めるまでの間はまだこっち側(え)の自分で会社に行かなくちゃいけない自分じゃないと思ってる。(えー)無駄な悪あがきでそれでやぁーっとこ起きて重たい腰を上げてダラダラと…ってか朝ご飯に2人分のパンを焼いてジャム塗って…ってするだけで精一杯でとてもじゃないけれどもそこに昼のお弁当を作り込む時間はないのであってむーりー…ってなる。何度かトライはしておって冷凍スパゲッティをレンチンしてタッパに詰め込むぐらいはどうにかなるんだけれども冷凍うどんにタラコを絡めて…つてちょっとした一品を作る勢いになったらばそれだけで一仕事終えた感…!になってしまってとてもじゃないけれども仕事にならなかった…。(えー)だからおまい(=アキオ)も「弁当とか別にいいのに…」つて言う前に作ってみろや!!!ってなる。(え)あー…でもイズミはべっつによそで働いてるわけでもなし家事手伝い??的な??(え)お兄ちゃんのお弁当を作って銀座まで持ってく!っつー任務(え)のために日々頑張っておるのだとすれば他にやることないんだったらばまぁそこまで情熱燃やせるモノなのかなぁ??とか何とか…。(ごにょにょ)うちのママンもパパンにはてけとうにしか作る気ないけど(えー)あたしにだったらば「何食べさせよう??」つていろいろと考え巡らせるっつっておったのでまぁ脳トレ的励み??(違)っつか何っつーか。そんな「お兄ちゃんにお弁当作って銀座まで持ってく!」だけしか生き甲斐のなかった(えー)イズミにも友達が出来たっつかホームレス??のとみ(青木柚さんの役どころ)とのぼる(櫻井健人さんの役どころ)と知り合いになる…ってかこの2人がどうやらイズミにしか見えてないっつかどうやったって兄のアキオに紹介出来ないっつか引き合わせられないってので時空間の歪み…??(おぶおぶ)とまで思ってしまったんだけれども違う…のか。(苦笑)…ってか観終わって最後に「井之脇(海)くんと松雪(泰子)さんって「ペンディングトレイン」で一緒の車両に乗っておったぢゃないかwwwってなったわ。(え)…いやいやいや。でもヨロ企(ヨーロッパ企画)ぢゃねぇんだからしてそこまでのSF設定を岩松さんが取り入れるはずもなく。(え)…だったら何??イズミがこそーり書いてるかもしれない小説の中に出て来る存在的な??(え)だからイズミの中では「いる」んだけれども他の人たちの前では現れて来ない…ってか「見えない」し「いない」のかと思ってたんだけどどうやらそれも違うっぽい。(苦笑)とにかくもここ2人の存在がべみょう過ぎてますます混乱する。(黙)あと葉子(松雪泰子さんの役どころ)もミステリアスすぐるっつか何っつーか…。(黙)田宮(岩松了さんの役どころ)みたいなおさーんwwwははなから相手にしてないっつかべみょうに遠回しに口説かれてる感あるのにわざと気付いてないフリっつかサラっと聞き流して敢えてそこんとこ無視かーいwwwみたいなことであくまでもビジネスパートナーっつか裁判に協力するためにここにいるだけでそれ以上でも以下でもないっつー態度を取っておきながら最終的に年の瀬最後になし崩し的に事務所であちゃらこら…(え)みたいなことになっておったりするじゃないですか??えーっと…根っからの愛人気質??(おぶおぶ)寄っかかれるんだったらばこの際誰でもいい??(えー)やぱーりアキオより田宮の方が何かと持ってそう(え)ですもんね。 そうしてイズミが葉子に見せる敵意っつかマイナスの感情??みたいなのが半端ない。イズミはアキオへの執着なんかよりもずーっとお父さんのことが好きだったんじゃなかろうか??(おぶおぶ)いつもいつも掛け値なしに注いでくれておった愛情をある日突然引き上げられてしまったっつか葉子のところに行ったっきり帰って来ないとかなって父親の裏切りよりも何よりもそれを奪った人への反発の感情??みたいなのを強く持ったっつかさ。きっと男の子…ってか息子に向ける愛情とおなのこ…ってか娘に向ける愛情とってぜんっぜんっ!違ったんだと思うし手放しで可愛がるってか猫可愛がりのやうにして溺愛しておったのだろうと思うしそれにイズミもでれっでれになって応えておったんだろうと思うんだけれどもそれがぽっかりと無くなってしまった喪失感っつか「…何で??」みたくなってそれでその原因を作った人を憎み倒すっつかまぁそゆことだろうと思うのー。(え)だから今度はアキオのことだけは引き留めるってかお弁当で飼い慣らそうとしておったのやもしれん。(え)これ、相手が葉子じゃなくてもふっつーにカノジョが出来たとしても拗らせるヤツwww(え)めんどくさいわー。(え)そんなイズミと知り合ったのぼるがぢつは葉子が産んでおったかもしれない子供だったー…とか。(え)…だったらばまともに生まれておったらばイズミととみは兄妹だったー…ってか年齢的にどうなの??(おぶおぶ)同い年??それとも姉と弟??(え)とみは葉子とすれ違うけれども葉子にはとみの姿が見えない…っつか巡り巡ってとみが拾った葉子のハンカチが葉子の手元にまで返って来るわけだけれども一度は捨てたと思っておったはずのハンカチがどうして今ここに戻って来ておるのか??ってことが解せない葉子。それってある意味とみに対する全否定っつか結局この世に存在しなかったってことでは母親に否定されてるんだからしている意味もないっつか何日かイズミもとみの居場所が分からない…みたいな空白の時間??みたいなのがあったじゃないですか??アレってー…とみ自身が消えて無くなってしまいたいっつかそう思ったからもう誰からも見えない存在になってしまったっつか溶けてなくなってしまった…みたいなモノなのか??(おぶおぶ)まぁそもそもがとみはこの世に存在しないわけだからしてだったらばのぼるも存在しない「誰か」っつかこっちは途中で死んじゃった系??(えー)何にせよとみを探して右往左往しておったイズミが最終的に最初にとみと会ったカフェ??でやぁーっとこ待ち合わせの時間に随分と遅れてとみがやって来る…!ってので嬉しそうに一緒のテーブルに付いてとりとめのない話に花を咲かせる…ってのできっとイズミ自身も遠いとおーい世界…ってかカンパネルラとジョバンニみたく銀河鉄道に乗ってどこまでもどこまでもー…と旅して逝ってしまったのやもしれん。(え)結局最後までなーんの取っ掛かりも掴めないままにするり、するり…とすり抜けて行ってしまって何も残らなかった…みたいな。(苦笑)東京で年末年始を越したこともないので(黙)その状況…っつか年始に向けてのカウントダウン的な??(え)銀座はそこまでじゃないのかなぁ??どうなんだろ??(おぶおぶ)そう言えばむかーしラルクはんが年明けライヴっつかニューイヤーライヴをやった時に幕張周辺で年末年始を過ごしたことがあったけれども(え)ろきのんで何ステージか観てそれからのラルクはんライヴでもって終わった時には周辺コンビニも年明けで休みで(滅)シャッターの降りたコンビニ前で友達と待ち合わせのために「寒いー!」「早く来ーい!」(友達が帰りの新幹線チケットを持っておったので←)つて地団駄踏みながら待ってようやっと規制退場を順当に待った友達と合流して駅に向かって年始早々新幹線チケットにあぶれてごった返しておる構内をいそいそと駆け登って年始家帰るー!みたいなのはやったな。(苦笑)何か年末年始のウキウキ感とはかけ離れたところでちょっとどんよりした感??…ま、一方は会社の裁判に向けての準備態勢なんだからして年始を明るく迎えられる心境ではないのかもしれないけれども(苦笑)なーんかそのもやもやも含めてあんまりピンと来なかった感じが…。(黙)カテコは大阪楽日ってのもあってそれぞれ役者さんのご挨拶をば。とみ役の青木くんが吉本新喜劇やらが好きでよく大阪には来るとか何とかおっさってて。でもお笑いが好きなのに自分では面白いことが何1つ言えなくてごめんなさい…(ぺこり)みたいな挨拶だったので井之脇くんが「ゆずー。勝手にハードル上げんなよー!」っつってますた。(苦笑)黒島さんは「ちむどんどん」撮影で結構ずーっとながーいこと大阪におったらしく。また帰って来れた感があってよかったvvvみたいなことを。松雪さんは「ロビーで岩松さんの戯曲売ってます」の宣伝隊長をば。(え)いっつも誰かしら案内してくれてるよね。(苦笑)岩松さんからは「銀座がむかーし海だったって聞いてこの話を書こうと思った」んだそうで。それで「ニチリン」っつー会社名なんだけれどもそれが「日銀」に聞こえるって方が多いらしく。(え)それで光石(研)さんが観に来てくれた時にもずーっと「日銀」の話だと思っておったそうで終演後に「随分と切り込んだ話書いたな??」つて言われて「…は??」ってなったんだそうで。(苦笑)土地勘があるからどうってことでもないんだろうけれどもこれでまた関西が舞台だったらばもそっと親近感っつか入り込み方が違ったりして来るのかなぁ??と思ったり思わなかったり。(え)なにげにカテコ終わりでこの後ロビーで岩松さんが戯曲買ってくれた人にサインします!なちょっとしたイベント会場っぽくなるみたいだったんだけれどもまぁそこまで回復したってことを横目に見つつ捌けー。(苦笑)いつか岩松さんの戯曲でガチっ!とハマれるのがあればいいんだけども。…むう。 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