1028.「けむりの軍団」

主なキャスト:古田新太・早乙女太一・清野菜名・須賀健太・高田聖子・粟根まこと・池田成志・右近健一・河野まさと・宮下今日子・村木仁・川原正嗣
作:倉持裕 演出:いのうえひでのり 舞台監督:芳谷研・篠崎彰宏
公演記録:2019.9.6~23@博多座(福岡)/2019.10.8~21@フェスティバルホール(大阪)
あらすじ>>さてさて、おつきあいを願いますは、智謀知略であらゆる敵を煙に巻く!けむりの軍団を率いた軍配士、真中十兵衛の大活躍!ときは本能寺の変で織田信長がこの世を去り、代わって天下を取った豊臣秀吉が小田原の北条氏を征伐する前。大名・目良家が治める、とある国での話でございます。

目良家と幾度となく刃を交えた十兵衛、しかし一度として勝てぬまま、今は浪人に身をやつし、賭場に出入りする日々を過ごしておりました。
その賭場に現れたのが浪人の美山輝親。きゃつの起こしたテラ銭泥棒騒ぎに巻き込まれ、子分をヤクザの人質に取られた十兵衛、ここに進退窮まった!そしてヤクザの親分・油の牛鉄に「五日の内に俺の前に、野郎と金を持って来い!」と約束させられ、輝親を探しにいく羽目になったのでございます。

お話変わって目良家城内。当主・則治の正室で厚見家の姫君・紗々姫が、厚見家家臣の雨森源七らとともに、今まさに城から脱出せんとするところ!目良に裏切られ憤激した厚見勢、姫を助け出さんとやってきた!その一行に立ちはだかり「大事な人質を手放すわけには参らぬわ!」と大喝するは、則治の母で目良家の権力者・嵐蔵院。嵐蔵院に命じられ、次々厚見勢を斬り捨てる目良家家臣・飛沢莉左衛門!気づけば紗々姫の供は「ま、まだ俺がいる!」と強がる源七のみ……。

その日の夜。とある木賃宿で輝親を見つけた十兵衛は怒り心頭!ゲンコにはずみを打たせてポカリポカリ!そこへ目良の追手がやってきて、紗々姫と源七を見つけたから、宿の中は上を下への大混乱!しかし十兵衛の機略、そして輝親の弁舌が見事、目良勢を追い返す!十兵衛の手腕を目の当たりにして「厚見領に入るまでの道中、わらわを守ってもらえぬか?」と頼む紗々姫。苦々しい顔の源七。そして「お二方を連れて行かぬと申されるなら、私はここを動きません」と座り込む輝親でありました。

翌朝。厚見家による紗々姫奪回の報は、一向宗夭願寺の僧侶・残照のもとにも届いておりました。報せを聞いて、目良家に木賃宿の騒動への加担を疑われぬよう、「目良家の追っ手を装い……殺すのです」と、紗々姫を亡き者にせんとする残照……。今度こそ絶体絶命の紗々姫一行!ところが、またもや十兵衛と輝親の働きにより、一行はすんでのところで危機を脱したのでございます!

夕方。突如、残照のもとに嵐蔵院がやってまいります。二人は襲撃を失敗させた謎の伏兵について肚を探り合うも、それが何者なのかはとんと見当もつかぬ様子。そこで口を開くは莉左衛門。「山から現れいずる大軍となると……あの煤煙党(けむりとう)ではなかろうか」と、かつて目良家と対立した地侍の集団・煤煙党の名前を挙げまする。しかし、煤煙党はとっくの昔に滅びたはず……。

その夜。目良家と夭願寺が手を組んだと聞き十兵衛は、紗々姫を厚見領へ送り届けるのを止めて逃げ支度。そこに、無事送り届ければ家臣として取り立てるという紗々姫の言葉!命か、士官栄達か?十兵衛の決断やいかに?!

嘘つきは侍のはじまり!その胸にも一寸の正義!十兵衛は子分、紗々姫との約束を守り、侍をまっとうできるのか?!この先はご自身の目でお確かめ願いたく存じます。

いっやぁー…もう人気のほどがいまいち分からなくて…。(黙)リピート観劇はするとして果たして大阪でチケットが取れるモノなのか否か…??(おぶおぶ)と思って新感線先行で1枚とキューブ先行で調子に乗って福岡と大阪と1公演ずつ掛けたらばー…ぜぇーんぶ取れてしまったい…!!!(どーんっ!)…ってか福岡行く気じゃなかったんですけど??(じゃ取るなよwww←)…ま、4月の「偽義経」の予行演習と思えば…。(何)まずもって劇団先行よりキューブの方がチケットがよくて福岡公演は1階 H列 39番と端っこの方だけどすっげぇ前だよー!!!(どっかぁーんっ!)大阪は劇団先行が2階 1列 9番でキューブ先行が1階 9列 37番。しかも劇団先行で観た時には別々に取ったっつーのにミク友のあやねさんとお隣同士の席だったっつーミラクルwww(爆)1階席の時には前楽だったんだけれどもそっちは特に何もなかったでつ。(黙)全体的な作りとしては「東宝」の三角マークを真似ての「新感線」マークが出て来たりなんかしておって「七人の侍」とかそゆ感じ??…ってか「七人の侍」の映画は観たことないんだけども。(おい)メインどころがちょうど7人(敵も味方も関係なく、ってことなんだけども。苦笑)いるっつーのでばばーん!とスクリーンに1人ずつ人物紹介みたいなのが出て来たりするところもそれっぽいっつか何っつーか。そう言えば福岡公演ではそんなことなかったんだけれども大阪公演では粟根(まこと)さん演じる残照の初登場場面でやんややんやの大喝采wwwっつか拍手が沸き起こっておったりなんかしておって大阪の粟根さん人気っつか劇団公演だしまぁ昔っからの常連さんも多かったりするし固定ファンっつかそゆのもいぱーい駆け付けて来たりするのかなぁ??と。…ってか去年か一昨年のえんぶ(「演劇ぶっく」)のファン投票で役者ランキングで確かー…粟根さんが6位だか7位だかにつけててべつくりしたことがあったんだよねー…。(苦笑)その時は2.5次元舞台か何かで結構いろいろ出ておられたりしたので(東京公演だけだったしあーんまよくは知らないんだけども。苦笑)そっちの効果もあるのかな??(おぶおぶ)ぐらいにしか思ってなかったんだけれども意外と粟根さん人気侮れんのやも??(え)そーんなわけなのでやぱーり大阪公演の方が盛り上がるっつか地元効果っつーのか…。(苦笑)ざっくりとしたあらすじ??みたいなのは↑にも書いてある通りでそのまんま。…ま、新感線公演はあらすじなんてあってないやうなもんだけどもー…となるところをいちお外部の脚本家さんっつか倉持(裕)くんが務めておるのもあってか結構ちゃんとしたあらすじ通りのドラマが出来上がっておるっつか。それにしたって今回はもうなるすぃー(池田成志氏)がこの年になってもまだまだ体張っちゃってますぅーvvvな役者魂っつかもう頑張っちゃってる感が前面に押し出されておって涙ぐましいっつか何っつーかー…うっかりとなるすぃーしか印象に残ってないっつー…。(黙)他はえーっと…何だろ??(おい)まずもって賭場で金庫強奪っつかこそーりと奪って逃げるために新ちゃん(古田新太氏)もとい十兵衛に言わせれば「馬のやうな」瀧落ち尿(!)をだぁだぁ垂れ流してわーわー泣いてその場をドロン、と。(え)一緒に連れ立ってやって来た十兵衛が連れだと疑われて「取り返して来い!」なんつて子分を人質にされて追い出されるわけだけども。「きっと帰って来ますよねぇ??親分…?!」つて子分たちに泣き付かれて一瞬黙りこくった後に「…帰って来るよwww」つて明後日の方向見ながら言っちゃう十兵衛とかー…信憑性ねぇー!!!(どーんっ!)たった5日間の中の話の割にはあっちに寄り道、こっちで戦に参戦…とまぁいろいろあり過ぎて2ヵ月も3ヵ月も経っちゃってそうなんですけども。(苦笑)ほんっとに5日のうちに戻って来たってそゆ話だったんだねぇ…。(しみじみ)ヤッシー(八嶋智人氏)嫁(!)もとい宮下今日子さんの扱いが客演さんなのに雑…ってかメインどころに載ってない??(おぶおぶ)と思っておったらば(山本)カナコさんの降板で急遽代役けていだったんですねい。(苦笑)すーっかりそーんなこと忘れておったんですけども。(黙)なーんかまるで身内のやうな扱いでもってすーっかりと馴染んでおられたんだけれども新感線初だったんですねい。…知らなかった。(早乙女)太一くんもとい莉左衛門がここぞ…!っつー場面になるとしどろもどろになるっつか文章力が崩壊するっつか何っつーかー…倒置法??(え)単語が出て来ない…!みたいなのもあるんだけれども先にそこにその言葉入れちゃう??ねぇ??(おぶおぶ)みたいな支離滅裂具合wwwそこに長雨(宮下今日子さんの役どころ)の通訳入りwww(爆)則治(河野まさとさんの役どころ)も大概おポンチ(おい)だけれども莉左衛門も剣の技術は飛び抜けて才能あるってのにそのぉー…話し始めるとちょっとぉー…ってかちゃんと落ち着いて喋れる時もあるのでそれがどういうタイミングで??偉い人の前に出るとダメなの??でも十兵衛の前でもあわあわしてた…??とかなって来るともうこりは亡き殿様がどんだけおバカさんだったんだ??っつー話。(え)嵐蔵院(高田聖子さんの役どころ)は則治を差し置いてっつかまぁ影でも何でもないわけだけれども(苦笑)ぜぇーんぶを取り仕切っておって1人で何だって出来ちゃうっつかぺえぺえの男たちを震え上がらせるぐらいに怖い人だったりするわけなんだけれども長雨も殿様のお手付きっつか莉左衛門は殿様との間に生まれた子だろうつて嵐蔵院に疑われておるっつか実際のところどうなのかわっかんないんだけれどもでももしそうなんだったとしたらばドモリっつか緊張したり慌てたりすると文章力が崩壊する(!)みたいなのは殿様の血を受け継いでるから??みたいなことで実際統治能力とかがあったのかどうかー…??(黙)嵐蔵院も目良家っつーネームバリュー??権力の座が欲しくて嫌々ながらにも亡き殿様とけこんしてっつか輿入れして来てそれでこそーりと寝首を掻くやうなことがあったのやも??(えー)…ってかこの人だったらば何やっててもおかしくないっつかまぁそれぐらいのことは平気でやっちゃうだろな、と。(えー)そうして紗々姫(清野菜名さんの役どころ)には逃げられちゃったけれども(苦笑)千麻(中谷さとみさんの役どころ)にはストーカーのやうに付き纏われる則治www千麻も必死すぐるっつか何っつーか…「目が怖いわwww親見たら泣くぞ!」つて河野(まさと)さんに本気で突っ込まれてたwww…あ。でもずーっとその台詞は変わってなかったので意外と台本通り??(え)紗々姫は元から厚見家っつー領土があって政略けこんみたく連れて来られるわけだけれども千麻の場合はその辺の農民??の可愛いどころを召し取られて…な感じ??成り上がりだからか殿様に気に入られないともう後がない。本気で好きなのか…??そこに愛はあるんか??信じられる愛はあるんか?!(え)つて思わずサラ金会社のコピーが思い浮かんじゃったりとかー…。(苦笑)

それにしたってなるすぃーもとい輝親がまさかのお殿様だったとは…!!!(どっかぁーんっ!)目良家VS厚見家の影でひっそりと破れて城を明け渡すことになってしまった輝親なわけだけども。(黙)城の中まで攻め入られて来たなー…??とは思いつつもちょうど能舞台が興が乗って来たところでいい感じだったので(え)その場を離れられず見入っておったらば気が付けば周りを敵に囲まれておってそーんな殿様の呆れた姿を見て敵方も命までは取らないでやろうっつかそんなヤツを殺したところで勢のない…と思われたか??(おぶおぶ)で生き永らえたとまぁそゆわけで。(苦笑)でも紗々姫ですらも領土を守るためには戦争することも仕方ないつて言うわけだけれども輝親は果たしてほんっとうにそうなんだらうか??と説く。未来に対する獏とした不安っつーのか領土を増やして安心したとしてまたその土地を狙って戦争を仕掛けて来る輩がいるんじゃなかろうか??(おぶおぶ)と思うと疑心暗鬼でもって気持ちが落ち着かずそれでまた盗られる前に盗れ!っつーので他に戦争を仕掛けて行って…の悪循環になるのだ、と。そういう怯えの気持ちが無くなればもっともっと人は平和に過ごすことが出来るんじゃなかろうか??と。なーんかそこんところの下りはじー………んと来るっつかてけとうにのんべんだらりとやっておるやうに見える輝親なんだけれどもやぱーりちゃんとそこに住んでる人たちのことっつか領民のこととか考えてるんだなー…と思うといいお殿様ぢゃんwwwっつかさ。(え)賭場で奪い取ったお金も領民たちが貧乏で食い扶持を減らすために娘やら息子やらを奴隷よろしく売っぱらったのを取り戻すためにそれぞれ使い込んでしまって一銭の金も残ってない…と。(滅)そこを突かれると十兵衛も輝親を攻め立てられないっつか人情噺に弱いなー…なーんて。(苦笑)いろいろと十兵衛の奇策??によって祭りの神楽を担いで山から降りて来る人たちのことを利用してあたかも何千もの兵が駆け付けて来るやうに見立てたり輝親にピアノ線??みたいなのを括り付けてちょっと頭を振っただけで四方八方から弓が解き放たれるやうに仕掛けたり(え)十兵衛の合図でもって紗々姫と源七(須賀健太くんの役どころ)が明かりを点して山々に潜む莫大な味方がいるやうに装ったり…と莉左衛門諸々騙されてばかりの面々wwwそうこうしておるうちに輝親が捕らえられてしょっ引かれて行っちゃったり…と絶体絶命のぴーんちwww(どーんっ!)それをまた利用していかにも莉左衛門と輝親が裏で通じておるかのやうに工作して輝親を逃がして莉左衛門もまんまと寝返ったやうに見せかけて襲ったりー…と使えるモノは何でも使う、と。(え)確かに紗々姫もとい清野菜名嬢も「今日から俺は」で見せた身体能力を活かしての鮮やかな身のこなしっぷりっつかおなのこにしてはよくやってる方だとは思うんだけれどもいかんせん太一くんにかかれば一発っつか。(黙)やぱーり太一くんは見せ方もだけどキレが違う…!(当たり前)ちっちゃい頃から鍛えられてるから殺陣がほんっと美しい…。(惚れ惚れ)それで最後十兵衛と当たるところも上手いこと当ててくれるっつか観てて安心感あるよね。(え)最終的にあれだけちゃんちゃんばらばらやって決着つかずに「莉左衛門の行方は誰も知らない…」みたいな終わり方になっておってまぁそれはそれで嵐蔵院の手から逃れて跡目争いに巻き込まれることもなく自由にやってそれでスラスラと上手いことどもらず喋れるやうになったらいいねとは思うけどさ。(苦笑)おさーん2人(爆)もとい新ちゃんとなるすぃーの珍道中っつかてけとうにやってそうに見えてちゃんと締めるところは締めて力抜くとこはめいっぱい抜いてー…のいい加減さでもってそれが絶妙にかこよすwwwでいいんだけれども結構シリアスっつか笑って笑ってなーんも考えずに最後何だったっけ…??何観たかよく覚えてないわーwwwってなるにはちょっとがっつり縛りがあってもそっとしんけんにおポンチななーんも残らない作品が観たかった…かな??(え)…ま、前からそうだったっちゃぁそうなんだけれどもぐるぐる劇場を経てかなーり3D化されてるっつか平面劇場なんだけれども映像も立体的だったりなんかして名残り…なのか何なのか…??あとなるすぃーが何故か紗々姫に味方することを推して来て「一緒に行かないなら腹を切る…!」つてまぁ自分の加減で腹切ってるわけだからして重傷にはなってないんだけれども(苦笑)途中の宿で倉庫??を借りて寝泊まりしておる時に養生所の先生(村木仁さんの役どころ)??がやたらめったら馬のクソ(!)を何にでも効く薬!みたいに言って来てずーっと輝親は「止めろ…!」つて押し戻してるんだけど最後べったり塗りたくられて「これは…何ですか??(おぶおぶ)」つてされるがままになっちゃってたり…。(黙)あとそこの宿屋の主人(逆木圭一郎さんの役どころ)の口癖が「変な話」連発でもってぜんっぜんっ!「変な話」じゃないところで「変な話」つて話し始めたりところどころおかすぃー人はぶっこまれてたんだけれども根が真面目っつか何っつーかー…脱線したまま帰って来ないよー??かむばぁぁぁぁぁっく!!!!!みたいなのはなかったwww(おい)結局厚見家に召し抱えられて侍に…!な十兵衛もひとつところに落ち着いちゃうと尻がもぞもぞする(え)っつーか…その上司に対してあれやこれやと不満が出て来る、それを紗々姫に押し付けるのはちょっと…(だからって輝親の下に着くのはもっと腹立つ…!←)ってのでまぁた旅浪人に元通り…と。そこんところで赤い紅葉に彩られてキメぽぉず取る新ちゃんとかほんっつ色っぺぇーwww(うっとり)かんっぜんに持ってかれちゃうー。(逝ってろwww)カテコも前楽は新ちゃんの毒霧観れたしいっかなぁ??と。(え)…とたまったま行った日が清野ちゃんのお誕生日だっつーのではぴばカテコwww25歳になったんだそうで新ちゃんが「半分にもなってないなー…(遠い目)」っつっておったのがうひょぉーんwww(え)もうお父ちゃんの域ぢゃないかっ!!!(当たり前)まだまだ高校生役が現役で出来ちゃうんだもんなー…。(遠い目)…ってかまぁ「今日から俺は」は現役高校生であろう人たちの方が少なかったけど。(苦笑)次も調子に乗って「偽義経」@博多座公演を取ってしまったのでー…。(苦笑)本気で正月休みはヤクザさんに借金で首回らなくなってぶちこまれたマグロ漁にでも行って奴隷のやうにがばがば働いた方がいいのやもしれん…。(えー)…ってか連続でなきゃやまさん(中山祐一朗氏)@神奈川公演とかもあるんだよなー…。(滅)…むう。