1045.「キレイ-神様と待ち合わせした女-」

主なキャスト:生田絵梨花・神木隆之介・小池徹平・鈴木杏・皆川猿時・村杉蝉之介・荒川良々・近藤公園・岩井秀人・橋本じゅん・阿部サダヲ・麻生久美子・伊藤ヨタロウ
作・演出:松尾スズキ 舞台監督:二瓶剛雄
公演記録:2020.1.25~2.2@フェスティバルホール(大阪)
あらすじ>>ここは日本。が、万人の知る日本ではない。
この日本では、キグリ、クマズ、サルタ、3つの対立する民族同士が百年の長きにわたり紛争を続けている。

平和の広場に立つ女神像の下から、ひとりの少女がソトに出てくる。すべての過去を忘れたその少女は、自らをケガレと名乗る。
7歳のときにサルタ民族解放軍を自称するマジシャン、カウボーイ、マタドールによってさらわれた彼女は、その地下で10年もの間、監禁されていた。
ソトは空襲警報が鳴り響く瓦礫と死体と争いの街。爆音とともに兵士たちの死体が散らばると、どこからかダイズ回収業者のカネコ組と月五郎一家、弔い屋ダイモクが現れる。彼らはその死体を「マブ」と「ダイズ」に選別、それぞれ回収して生計を立てている。
「マブ」とは人間の兵士の死体、「ダイズ」とはダイズで作られた合成人間のこと。戦場で兵士兼食料として徴用され、回収された死骸は加工食品に生まれ変わり、民の空腹を満たしていた。

キグリでカネコ組を仕切るのはカネコキネコ。行方知れずの旦那・ジョージの代わりに過程を切り盛りしている。
母を手伝うふたりの息子は、頭の弱い少年・ハリコナと、目の見えない兄・ジュッテン。彼らはそれぞれ不思議な才能を持っていた。
街をさまよい歩いていたケガレは彼らに出会い、共に働き始める。ひたすら死体を小銭に変える日々を送りながら回収ダイズを加工するダイダイ健康食品の社長令嬢・カスミと奇妙な友情を育んでいく。懸命に生きる彼女を成人したケガレ=ミソギが見守っている。

一方、戦場では、クマズの勢力に押され、キグリ軍は苦戦を強いられていた。カスミの婚約者でマキシ兵器の御曹司・マキシも隊を率い、ダイズ丸らと生死の際で戦いを続けていた。そんななか、街では一体のダイズ兵の回収に懸賞金がかけられた。そのダイズ兵には、あろうことか生殖機能が備わっていた。

ある日、ケガレは少年・ハリコナが何もない荒地で咲かせた花を見る。そこで、数日前に召集令状が届いたハリコナからプロポーズをされ、「……生きて帰って…バカがなおったら」と約束して、彼を戦地へと送り出す。しかし、ハリコナは出征していった先で頭に弾を受け瀕死の状態、捕虜としてクマズ軍に捕らえられてしまう。
そこで、ケガレたちはハリコナ救出に激戦区へと旅立っていく――。

それから月日は経ち、青年となったハリコナはカネコ国際商会の社長の座に就いていた。しかも、バカから頭脳明晰に変貌、マキシ兵器と組んで宇宙観光開発事業の実現を夢見ていた。その脇で、成人したケガレは昏睡状態。
彼女を献身的に看病しているのは、ハリコナと同じ隊にいて生き残った、だいぶ傷んだダイズ丸だった。

その後、5年ぶりに目覚めたケガレは、名前をミソギとし、ハリコナと結婚する。しかし、自らの寿命を慮ったダイズ丸がミソギに思いきった提案をし、彼らの人生は思わぬ方向へと進んでいく。

そして、ミソギはついに、忘れたはずの過去と対峙する――。

いっやぁー…多部(未華子)ちゃんが演じておったのもアレはもう5年??6年??も前のことになるのかー…。(遠い目)(阿部)サダヲにゃーが絡むとチケットが取れない…!のはいつものことだけれども(黙)今回も大人計画先行でさくっと取れるはずがそこで外れてしまい…。(滅)次のキョードー大阪抽選先行でやぁーっとこ取れたチケットが1階 29列 12番。もう1回ぐらい行こうかと思ったりもしたんだけれどもラルクはんのライヴもあるし…と思って見送りー。(え)…ってか今回の主役はサダヲにゃーのマジシャンなんですかっ??!!(わなわな)だぁーって今回に限って(?)かいきなりのマジシャンソロパートのお歌も増えてるしそれにずーっと出ずっぱりやないのすかーーーーー!!!!!(どーんっ!)…いやいやいやいや。これまで歴代奥菜恵嬢、鈴木蘭々嬢、多部未華子嬢…と演技派系女優さんが主役を演じて来たわけだけれどもここに来ていきなりの生田絵梨花嬢…!…や、べっつに坂出身者を下に見てるわけじゃないですけれどもそれにしたって恐らくはコクーン芸術監督就任第一発目の作品になるわけじゃないですか??今まではどうにも観客動員数なんてどっちらけ(えー)で「観たい人だけ観ればいい」っつーのが芸術監督ともなるとやぱーり「視聴率最優先!」…ぢゃなくて「観客動員数最優先!」でもって「客を呼べなきゃ芝居ぢゃない!」ってなことなんでしょう??(え)それだから主役は売れっ子さんっつかネームバリューもあって客が呼べる人でないと…!な一種客寄せパンダ的な??(違)だぁーって松尾(スズキ)ちゃんって女優さんを「育てる」とかそゆ系じゃないじゃないですか??(は?)蜷川(幸雄)御大もそうだったけれども女優さんはどっちかっつーとほったらかしでもって男優さんはっつか藤原竜也くんにしろ小栗旬くんにしろ「怒られてなんぼwww」でもっていろいろ逸話が残っておるわけだけれども満島ひかり嬢なんか「そこにいたか」っつーやうな扱いだったみたいに語っておられたしこう1から女優を「育てる」っつーのとはちょっと違うと思うんですよね。もう主役に抜擢した時点で育てる気はなくて(えー)主役がダメなんだったらば脇を固めるしかない…!っつーので「あとはサダヲに託した…!」っつーのか何っつーか…。(え)まぁたこれがサダヲにゃーったら「託されたwww」でなくとも主役を喰っちまうぐらいに可愛さ大爆発だったりするわけさ。(え)だってもうほんっつ可愛いんだもwww(やめれwww←)今までマジシャンって…くどちゃん(宮藤官九郎氏)が演じておったこともあるけれども前回の田辺(誠一)さんなんかもうふっつーに印象薄いんだもwww(爆)ケガレを誘拐して来た張本人なのに…!だ。…そうなんだよなー…。生田絵梨花嬢も何が悪いってわけじゃないんだけれどもなーんとなく棒読みだし棒立ちだし(おい)痒いところに手が届かないんだ!それじゃないんだ!多部ちゃんにはカテコで他の出演者さんたちが出て来る間もゆらゆら踊らせてたぐらいのもんだったのがもうそれすらもないんだもwwwあー…こりゃかんっぜんに生田絵梨花嬢は押し付けで送り込まれたキャストなんだな、と。(おい)…とそこまで悪い方向に裏読みしなくてもいいんだけども。(苦笑)神木(隆之介)くんのハリコナのおバカっぷりも可愛すぐるよっ!!!(どーんっ!)神木くんからのおっとなーwwwになってからの(小池)鉄平たんってのも無理がなくてよかったwwwどっちもちっちゃサイズwww(だから)そう言えば前回は鉄平たんがハリコナバカ時代(おい)を演じておったのだよなー…。(遠い目)…そうそう。鉄平たんの歌い方がどうにも初代ハリコナ青年時代を演じておった篠井英介さんの歌い方にそっくりvvvっつか密かに寄せてる??(おぶおぶ)「めしべが剥き出し 恥ずかしい…」のとこなんかもうそっくり…!それを言ったらば(皆川)猿時さんのカネコキネコが(片桐)はいりさんそっくり…!…ってか前回からカネコキネコ役が猿時さんに替わって大体どうなんだろなー??(おぶおぶ)とは思っておったんだけれどもその肝っ玉母さんっぷりっつーのかでっぷり太ったその体型が子だくさん貧乏女将(爆)ってな感じでもってなかなか似合っておって「いいぢゃん、いいぢゃんvvv」ってなっておったんだけれどもそれが今回はもうふっつーに堂に行ってるっつかますますもって貫禄が出て来てすごいなー…と。この頃ほんっとに誰かのバーターでなく猿時さん独自でドラマ出演とかあったりもするしそれで自信が出て来たっつか「やってやんぞ!!!」感が出て来たっつか。(偉そうwww←)でも「いだてん」でサダヲにゃーと猿時さんと2人のやり取りとか観てると「いい感じに仕上がって来てんぢゃんwww」とか思ってんだも。(だから)あと村杉(蝉之介)さんが今まで松尾ちゃんが演じておったカネコ主人を演じるってのになってて「うへー??!!」って感じ。(は?)だってもうそれは唯一松尾ちゃんが遊べる役っつか演出しながらも出演する意味??みたいなのがあってそれで「松尾ちゃんってばそんなにしてまで出たいのかよー??!!」みたいなのがあったわけだけれども(ないかもしれないけど。苦笑)それがいきなりと村杉さんにその座を譲って…っつかさすがにもう出なくてもいっかなぁ??ってなったのかしらん??(おぶおぶ)でも今回もメガドンキ店員さんが荷物持ち??として一緒に帰って来ちゃったりしておってドンキからメガドンキに進化しちゃってるぢゃんwww…ってか渋谷のドンキがメガドンキに変わったからそれで変えたみたいなんですけどね。(苦笑)「コロナコロナって言ってますけどコロナビール飲んだからって何の関係もないですよ??」つて猿時さんもといキネコさんもおっさってますたけどちょいちょいそやってホットな話題(死)をほり込んで来るんですよねー…。(苦笑)それがまた見逃せなかったり。(え)

…や、もうほんっつマジシャン主役なんだろ??と。(だから)マジシャンでなくても「ダイズがご家庭にvvv」のシーンで家族で食卓を囲む坊ちゃん役で出て来たりして謎のとんがり帽子みたいなの被っちゃってるしどんだけだよっ??!!っつー…。(苦笑)ただ単純にマジシャンはケガレもといミサ…ってかもう「ミサ」とは呼ばないで「ミソギ」になっちゃってるわけだけれども(苦笑)「ミソギ」のことが好きで好きでたまらなくて手元に置いて愛でて愛でまくって純粋培養でもって外の世界のケガレも知らずにずーっとおっとなーwwwになんかならずに子供のまんまで「可愛い、可愛いvvv」だけで過ごして貰いたくてそれでついつい攫って来ちゃったんだよね…。それが外の世界に出なくてもカウボーイ(乾直樹さんの役どころ)のせいで幼女の性的虐待??みたいなことで穢されてしまってそれが憎くて復讐心がそのまま大好きな「ミソギ」には向かわずにカウボーイの方に向かってしまってそれだから「ミソギ」にわざとカウボーイを人減らしのために必要だからつて殺させてそれをほんっとに人肉を喰ったのかどうなのかそこんところはどういう食糧供給になってたのかわっかんないわけだけれどもそれでも「ミソギ」にはカウボーイの肉を「食べた」として罪悪感を持たせてそれでまた外に出たらすぐに捕まって殺される…!か何か不吉なことを吹き込んでそれでますます外に出たがらないやうに仕向けて…ってそゆことだったんでそ??…ってかカウボーイもマタドール(猫背椿さんの役どころ)も無理くり…っつかマジシャンが催眠術をかけて連れて来たってだけで友達でも知り合いでも何でもなくてたまったままぁ誰でもよかったわけだけれども反政府軍組織??みたいな感じでもって今この戦争に不満を持ってる反乱分子みたいなことで連れて来てそれだから意思の疎通??っつか統一が取れてなかったってわけでそ??マジシャンがどれだけ「ミソギ」のことを大事に想ってるか??みたいなことが伝わってなかったわけじゃないですか??…ま、それがバレたらバレたで恥ずかしいっつか「そんなことのためにー??!!」ってなっちゃうんだけども。(苦笑)そのテロ組織の電話番(!)もぢつはマジシャンのお母さん(えー)だったりなんかしていつもの決められた定時連絡時間以外にこそーり抜き打ちで掛けてみたらば「しゃくーしゃくー…」って「桃喰ってたわよ!!!」みたいなことで…。(苦笑)えーっと…「桃はお母さんの食べ物だけどさ…」って…そうなんですか??(おぶおぶ)あたし、すっげぇ桃好きなんですけど??(え)…いやいや、だから前回田辺さんのマジシャンではさらっと??通り一遍で済まされておった地下での出来事だったわけだけれども今回は重点的にマジシャンに焦点を当てて語らせて…っつかダイズ丸(橋本じゅんさんの役どころ)と逃げてからのミソギが行くところがなくて匿って貰ってたのもスリーピー小松(=マジシャン)大魔術団だったんだっけか??その辺の経緯みたいなのをざっくり抜け落ちちゃってるんですけども。(黙)やー…「ミソギ」になってから構造的には分かりやすくなったとは思うんだけれどもやぱーり「ミサ」の方がしっくりは来るかなぁ??今回「ミソギ」役は麻生久美子嬢だったわけだけれどもこれまた初演の南果歩嬢のテイストに近いっつかそゆ気がす。(え)んー…なーんとなく松雪泰子嬢(前回)だとか高岡早紀嬢(前々回)だとかの時は「生きちゃってすいません…」ってな感じでもって今ここにいること自体居心地が悪いっつか何っつーか…。「ケガレ」の時は難なく出来ておったことがおっとなーwwwになった途端に遠慮が出来ちゃってなーんかちっちゃくなって生きてるってなそゆ感じがしたんだけれども初演…は観てないのでわっかんないんだけど(爆)少なくとも麻生(久美子)ちゃんの場合は「前へ前へ!」って感じでもって「生きてて何が悪い!」つてかんっぜんに開き直りすら見せるぐらいに「でかい顔して生きてますっ!!!」なそゆ厚かましさ??があって「ミサ」って本来そうだったんじゃないのかなぁ??と。(え)「カミサマ」(伊藤ヨタロウさんの役どころ)は本来は「ミソギ」の中に存在しておってそれでカウボーイにされる嫌なことだとか汚らしいことだとかをぜぇーんぶ引き受けてくれて「ミソギ」のことを守ってくれる…ぢゃないけれどもまぁ分裂症とかになる人ってそゆ自分にされて嫌なことから肉体的には逃れられないけれども精神的には「逃れたい…!」っつー気持ちでもってそれが強過ぎて別人格を産み出してそれでその「やなこと担当」(え)の人にやって貰うっつかそーんな話を聞いたことがあるっつか確かよしもとばなな嬢の小説でそんな話があったな…。(苦笑)そやってやなことが通り過ぎてくのを遣り過ごしてそうでもしないと体も心もボロボロでどうにもならなくてとぉーっくのむかーしにダメになって死んでたかもしれない…。最初のうちは「カミサマ」はマジシャン側の人間っつかマジシャンが催眠術をかけるために作り出した人格だったわけだけれどもそれが段々と「いつも見てる」ってので「ミソギ」の中に取り込まれて行って「やなこと担当」になっちゃったのかもしれないね。(え)でもそんなこと、とー………んと「ミソギ」は忘れておって「カミサマ」を地下のどこかに置き忘れて来てしまったっつかなかったことにして切り離して自分とは別の人間、自分には起こり得なかったこととしておかないと「無理…っ!!!」ってなっちゃうから。(え)そこもほぼほぼ麻生ちゃんの独壇場みたくなっておったしなーんか主役なんだけど何だかなー…と。(苦笑)…ってか「あの白い人、誰??」つてお隣のお兄ちゃんとか言ってたんだけど(伊藤)ヨタロウさんのこと、知らないのか…っ??!!(わなわな)…あ。あとジュッテン役の岩井(秀人)さんがよかった…!ヘビーメンスシスターズも戦争未亡人の娼館(しかもダイズ兵反対運動をしてたメンバー)になってから随分と分かりやすくなったと思うんだけれどもその支配人を任されて自由自在に雨を降らすっつか無理くり目を開けたらば雨が降るってな特殊能力を身につけたジュッテンが客を呼び込むためにやってるわけだけれどもその経緯??みたいなのを語るとこが秀逸vvvこれ以上ジュッテンが似合う人って今までいなかったんじゃないのかなぁ??あとなにげにパンフで(近藤)公園くんが「村杉先輩」つて書いてるのがツボwww最後カテコはふっつーにメンバーが走り出て来るっつーのだったんだけれどもちょうど鉄平たんと神木くんが一緒に出て来る流れになっておって2人して顔見合わせて手繋いで出て来るのとか可愛過ぎかよっ!!!うもー。(何)次やるとしたら…って演じる方の平均年齢も上がっちゃってるし演じられる役も変わって来るしどうなるんでしょうねい??…って次あるつもりかよっ??!!…ってか大体ヨタロウさんが今いくつなのか考えたくないわー…www次あっても頑張って…!(え)