1009.「私の恋人」

主なキャスト:渡辺えり・のん・小日向文世・多岐川装子・松井夢・山田美波・那須野恵
原作:上田岳弘 脚本・演出:渡辺えり 舞台監督:大刀佑介
公演記録:2019.8.9~10@兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫)
のん嬢がやぁーっとこ初舞台を踏むと言う。ずーっとのん嬢には舞台が似合うと思っておってそれで期待しておったんだけれども事務所の移籍だ何だのごたごたでほぼほぼ芸能活動すらままならない状態にまで追い込まれておったりなんかもしておったのでなかなかそれが実現しなかったんだけども。(黙)とりま劇団3〇〇自体も観たことがないので(苦笑)どんな感じになるのやら…??(おぶおぶ)って感じだったんだけども。劇場先行で取ったので席はP列 14番…と確かー…他に取りたい公演が被っておってこっちを後回しにしたらばこんなことに…。(黙)んー…まず思ったのは「もったいない…!」ってこと。(え)ほんっとに「あまちゃん」に出ておった頃は…っつか「あまちゃん」が絶好調でもって紅白歌合戦にも出演者一同…ぢゃなかったけれども(苦笑)主要キャストがほぼほぼ出演して応援合戦か何かに出ておった時にものっそい普段は借りて来た猫か??(おぶおぶ)ってなぐらいに恥ずかしそうにしか喋れない素ののん嬢(その時は能年玲奈ちゃんだったけども。苦笑)が「あまちゃん」の役になった瞬間に元気いっぱいで役に取り憑かれたかのやうにして豹変するのを観た時「この子は舞台で生きる子だ…!」(…は?)と思っちゃったんですよねー…。(苦笑)ほんっとぉーに「役を生きる」っつかまぁ朝ドラに出演してればほぼほぼまるっと1年…か半年??ながーい期間拘束されてずーっとその間1つの役と向き合うっつかまんまその役を生きなくちゃいけないわけだし役になり切って当然っちゃぁ当然なんだけれどもその時はもうクランクアップもしてある程度間が空いておったはずなのにそれでも「あまちゃん」の衣装を着て準備が整った瞬間わっ!と身体ぢうから役が溢れ出る感じがもう凄くて…!あの時すぐにでも舞台のお仕事を受けておったりしたらばまたちょっと違ったのかもしれないけれどもそれをまるで悪いことして謹慎しちゃってる人みたくドラマにも映画にもなーんにも出れなくて実質干されてる期間っつかそういう状態になってしまってしーかたがないからっつか何っつーか…アーティスティックな活動っつか絵を描いたり音楽作ってバンド活動みたいなのをやってみたり…とそっち方面では活動を細々とやっておったみたいだけれども何か1つ延々と1つの役を演じ続けるみたいなこととは遠ざかっておったせいもあってかなーんかやぱーりぎこちないっつかその「空白の期間」がもったいなかったよね…と。…ま、あたしが観に行った回がちょうどプレビュー公演とそれと本公演の初日開けて次の日とかだったりしたのでまだまだたっくさんのお客さんを前にして演じるってのがまるっきり初めて…!…ぢゃないけれどもまぁ今まで何十回、何百回とお稽古を重ねて来て何度も何度もダメ出しもされながら役に喰らい付いて来たことだろうとは思うんだけれどもそれをぜぇーんぶ通して無数のお客さんの目の前で「演じる」ってことがまだまだ初めてに近い状態だったのもあったのかもしれないけれどもなーんかまだまだ探り探りっつか何っつーか…「ヘタクソ」とかそゆんじゃなくてー…「あまちゃん」から後の期間に積み上げて来るべきはずの時間を無駄に過ごして来たわけじゃないにしてもこう「役を演じる」ってことから離れてたわけじゃないですか??そこんところが「もったいない…!」んですよねー…。(黙)ホントだったらばもっと前ーに初舞台もとっとと済ませてキャリアアップっつかもう何本か出た後のー…みたいなことになっておったかと思うんだけれどもそれを他の芸能事務所にちゃんと所属しておる人たちからしたらば異端っつか「あの子と一緒に仕事したらこっちにも火の粉が降りかかる」ぢゃないけれどもまぁそゆとこが少なくともあったんじゃないのかなぁ??と。ずーっとそのぉー…「あまちゃん」がくどちゃん(宮藤官九郎氏)脚本でやった作品だったのもあってか大人計画っつかアーティスティックな活動をしておる時にも松尾(スズキ)ちゃんとの対談??っつか一方的にのん嬢がファンだったのか何なのかとにかくもくどちゃん演出か松尾ちゃん演出だかで舞台に出るんじゃなかろうか??なーんてな話がちょこっと出たこともあったみたいだけれどものん嬢のキャラパターンと大人計画舞台とあーんま合わないっつかー…。のん嬢ってこう…陰のある雰囲気じゃないじゃないですか??(え)どっちかっつーとからっとして明るい雰囲気っつか元気溌剌オロナミンC!みたいな??(…は?)そゆキラキラした人が主役になるのって大人計画の質からしてあーんまないパターンっつかまぁ「ない」よね…。(苦笑)「あまちゃん」で娘役も演じたことだし小泉今日子嬢も「今後は舞台のプロデューサー業を主に活動します!」つて宣言した割にはすぐに「いだてん」で女優業として復帰(…や、まぁ「引退」を宣言したわけでも何でもないんだけども。苦笑)しておったりなんかして「…え??そんなもん??(おぶおぶ)」と思ってしまったんだけれども(苦笑)あそこの劇団っつかプロデュース公演に出させて貰うとか何とかも声掛からなかったのかなぁ??それとも小泉今日子嬢も後ろ盾のないことを気にしたんだらうか??(おぶおぶ)少なくとも(渡辺)えりさんはそんなことは気にしそうにないタイプ(え)なので今回の話に繋がったんだろうけれどももそっと木野花さんとか演劇界の大御所ともせっかく一緒に仕事したわけだしスパルタで「もっとー…!もっとかかってきなさいよっ!」つて鍛え上げられて舞台に出るとか何とかそゆ仕事が増えればいいのに…ねぇ??(え)…と舞台本編の話ですよ。(長っ!←)

んー…いまいち話の内容が抽象的過ぎてよく分かんなかったんだけども。(黙)原作も読んでないので一体全体どういう話の流れになっておるんだかよくわっかんないんだけれども(黙)とにかくものん嬢演じるネアンデルタール人の少女??からこっち延々と生まれ変わりを続けてそれでまだ見ぬ出会わぬ「恋人」を探して右往左往…ってな話…なんですよねぇ??(え)それは「運命」なーんてな言葉で巷で呼ばれるやうな出会った瞬間「ビビビ…っ!!!」と電気が走ったかのやうに「この人だ…!!!」って分かるんですぅーvvvみたいなこと…なのか??(おぶおぶ)それともそゆ「恋人」の理想形みたいなのがまず自分の中にあってそれに近い存在っつかそっくりそのまんまな存在を探して右往左往しておるのかどっちだ??(え)とにかくも「絵に描いてみてくれる??」つてえりさんに言われてささっとペンを走らせるのん嬢なわけだけれどもそれだったらば自分が勝手に「こういう人が理想形!」つて想像してるのと何ら変わりはないっつか「運命」なーんてな言葉で片付けられるモノなのかどうなのかー…??そやって歴史の流れを逆行してみたり何たり…と何度も何度も別人物に生まれ変わったりしながらもずーっと1人のその恋人を探して探し続けて…なわけだけれどもその「恋人」っつーのが一体全体どこにいるのかすらも分からず…。(滅)人はいともかんったんに「運命だ…!」なーんてな言葉を使うけれどももしもその人の人生が「神様」っつー人がもしいるのだったらば生まれて来るよりも前にすでにノート??みたいなところに次起こることみたいなのもぜぇーんぶ書き留められておって実際問題はその台本通りにっつか「神様」のノートのその通りに出来事が起こって行ってるだけだったとしたらばそれは「運命」でも何でもなくてただただ決められたレールに則って粛々と事が進んでおるだけなのやも…??(え)そのノートの存在を人間自身は知らないっつかまぁ生まれ変わりでも何でもいいわけだけれどもこの世に生まれて来るちょっと前にざっと目を通して「自分はこういう人生を送るわけだな」つて頭に叩き込んでそれで下々の世界に送り出されるのかもしれないけれども赤ちゃんになって出て来る瞬間そのことをぜぇーんぶ忘れてしまってまぁ前世の記憶…ぢゃないけれどもその自分自身の人生のストーリーをすーっかりと忘れて真っ新な状態で臨むわけだからして次々とそれが「運命だ…!」みたく新鮮に思えてしまうのやも??っつー話。(え)…ま、まだこの人生の中では死んだこともないし(爆)死んでから後の世界がどうなってるかなんて知らないしそれこそもう天国やら地獄やらがちゃんとあるのかどうかすらも分からないし…ってか信じる神様によって死後の世界ってべみょうに変わって来るわけじゃないですか??定義っつか内容っつかどういう場所でどういうことをさせられるー…みたいなことも違ってたりするしそんなのを世界各国誰が死んでも共通の世界っつか何っつーか…死んでから向こうの世界に行ったとしてその人が日本人なんだかアメリカ人なんだかインド人なんだか…みたいなことは関係ないしその人が人間だったかブタだったか犬だったか…みたいなことすら関係なくなって十把一絡げでもう何でもかんでも受け入れますよwwwな世界が待ち受けてるのかもしれないし天国やら地獄やらってのは人間が勝手に考えたことでそれこそもうゴキブリやらタコやらニワトリやらが「死んでから後どういうところに行くんだろう??(おぶおぶ)」なーんてなことを考えたこともないだろうしそもそもがそういう思考能力があるのかどうかすらも疑問だったりするわけだけれども(黙)生まれ変わるってなことになって来ると人間だった人が次も人間になるとは限らないっつか鳥になるかもしれないしはたまたイルカになるかもしれないし…みたいなことでどれを選べるか??じゃなくて向こうが勝手に「次はこれね!」つて送り出しておしまいwwwみたいなことを言うじゃないですか??でもそれを言っちゃうと進化の過程がどうとかこうとかそゆことから離れて非科学的だ!みたいなことになっちゃうわけだし理屈じゃないっつかー…ほんっつ死んでみないことには分からないことだらけでそれと同じで「生まれ変わり」なんっつーのも人間が勝手に考えて「死んでから後も生まれ変わって一緒になろうねvvv」みたいなことで使われたりするけれどもそーんなウマいことお互いがお互いに生まれ変わっても人間になれるかどうかなんて分からないしもしかしたらば片一方は人間でも片一方はゴキブリかもしれなくて見た瞬間「ぎゃー!!!」つてスリッパで叩き殺しておしまいwwwなーんてな結末だってないとは言えないわけじゃないですか??それをネアンデルタール人からこっち延々と生まれ変わりを繰り返して今現在高橋陽平??…や、井上ユウスケ??…どっちだ??(おい)確かにえりさんやら小日向(文世)さんやら濃いーメンツに囲まれて遜色なく演技が出来るってんだからシロウトではないわけだけれども(当たり前)それでも役者から離れてた期間が長過ぎてその間の訓練期間??っつかキャリアを積み上げたからってそれで単純に演技が上手くなるか??っつったらばずーっと最初の演技力から変わらず「この人、いつまで経っても最初と変わんないよね…」な人だったっているわけだし必ずしもそれが上達に繋がるわけじゃないけれどもそれでも…!「もったいない…!」と思ったら泣きそうになっちゃって困るwww(え)国境なき医師団??ぢゃないけれどもユウスケの主治医??の高橋先生がアボリジニたちに案内されてそこでキャロライン(那須野恵さんの役どころ)と出会って恋に落ちて…ってなってるのをユウスケが「それこそが僕の恋人だ…!」つて言い始めてでもそれはもう後出しじゃんけんみたくなって来ちゃって…ってことはネアンデルタール人の頃からずーっと1人の恋人を思い描いて来たわけだけれども相手にとっても「運命の相手だ…!」って無意識で分かるってのではないわけ…ですよねぇ??うっかりと(?)別の人と付き合っちゃってても分かんないわけだし…。(死)なーんか着地点もよく分からないままなーんとなくお芝居が終息して行ってー…ってな感じでもってまぁのん嬢が元気で活躍してくれてるのなら…ってことで。(え)これからもっともっと公演数を重ねてお客さんの前で演じるってことがふっつーになった時に観たらばもっと違っておったのかもしれないけども。これからちょっとずつでも映像作品への出演も解禁になるみたいなのでとにかく頑張って欲しい…!あの感動的な瞬発力にまた会いたい…!期待してまふ。