988.「笑う男 The Eternal Love-永遠の愛-」

主なキャスト:浦井健治・衛藤美彩・朝夏まなと・宮原浩暢・中山昇・上野哲也・宇月颯・清水彩花・石川禅・山口祐一郎
原作:ヴィクトル・ユゴー 脚本:ロバート・ヨハンソン 翻訳・訳詞・演出:上田一豪 舞台監督:廣田進・三宅崇司
公演記録:2019.5.16~19@梅田芸術劇場 メインホール(大阪)
あらすじ>>1689年、イングランド、冬。
"子供買い"の異名を持つコンプラチコの手により、見世物として口を裂かれ醜悪な笑みを貼り付けられた少年、グウィンブレンは、一行の船から放り出され一人あてもなく雪のなかを彷徨う。そのさなか、凍え死んだ女性が抱える赤ん坊、後のデアを見つけ、道すがら偶然辿り着いた興行師、ウルシュスの元へ身を寄せた二人は彼と生活を共にすることとなる。

青年となったグウィンブレンは、その奇怪な見た目で"笑う男"として話題を呼び、一躍有名人になっていた。盲目のデアと共に自らの生い立ちを演じる興行で人気を博す二人は、いつしか互いを信頼し、愛し合う関係となる。

そこへ彼らの興行に興味を持ったジョシアナ公爵とその婚約者、デヴィット・ディリー・ムーア卿が来訪する。醜くも魅惑的なグウィンブレンの姿に心を惹かれたジョシアナは、彼を自身の元へ呼びつけ誘惑する。突然の愛の言葉に動揺するグウィンブレンがウルシュスらの元に戻ると、突然牢獄へと連行され、そこで王宮の使用人、フェドロより衝撃の事実が開かされる―。

本当に醜いのは、刻まれた貧者の笑顔か、それとも富める者の嘲笑か。運命に翻弄される"笑う男"が辿り着く先に待っていたものとは―。

いっやぁー…うらうら(浦井健治氏)主演でミュージカルだし面白そうかなぁ??と思ってチケットを取ったんだけれども暗い系の話だったことだよ…。(滅)梅芸会員抽選先行の1次を逃してしまったので2次抽選でエントリーしたんだったっけか??席は2階 2列 47番ってなことで遠いよ…!!!(死)大体がうらうらのアホなんだけど可愛すぐるキャラ(は?)が好きで気に入っておったりするんだけれども今回どシリアスだしなーんかもう恋愛ドラマもどっぷり絡めて来るしですーっかりと斜め見ー。(えー)…ってかジョシアナ公爵(朝夏まなとさんの役どころ)の名前を聞くたびに頭の中で「女子アナ」つて変換されて困った…www(え)そりゃまぁ外人さんばっかりなんだからして「ジョシアナ」なんだろうことは分かってるんだけれどもだったらせめて「ジョシュアナ」…。(おい)最初っからもうネタバレで申し訳ないんだけれども(爆)元は貴族の息子だったのを妬みやら嫉みやら被害者の側からしたらば勝手な言い分なわけだけれどもそんなこんなに巻き込まれて誘拐されて放り出されたまんま戻って来ることが出来なくて人買いに売られてしまった…っつー悲惨な過去が。(黙)だからってグウィンブレン(浦井健治さんの役どころ)のお父さんもお母さんも人から恨みを買うやうなタイプのひっどい人間ではないわけなので優しすぐるっつかかえってそういうピュアピュアで純真無垢そうな人間の方が狙われやすいっつか「ぶってんぢゃねぇよ…っ!」な感じになるんですかねい??(え)その父親か母親のどっちか一方だけだったとしても生きてる間に戻って来れたんだったらまだよかったんだろうけれども死んでしまった後になって戻って来てそのまんま屋敷から財産から何から何までそっくりそのまま引き継ぐ権利を得た、と。ふっつーだったらば誘拐されて放り出されてひっどい目に合わされてそれを命からがら逃げ伸びて来てそれでたまったま辿り着いた土地が親の治めておった土地っつか何っつーかで評判を聞き付けてその屋敷の昔っからの使用人がこそーりとお忍びで観に行ってみれば生き別れた坊ちゃまが…!(どーんっ!)で連れ帰って一切合切引き継いでそうして妹代わりのデア(衛藤美彩さんの役どころ)も呼び寄せて生涯幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたしvvv…とまぁふっつーそこでおしまいになる物語が大半だと思うんだけれどもユゴー原作だからまだその後の続きがあってしかもそれがとんでもなく鬱傾向な終わり方で…な救いようのなさがもう…。(滅)…や、デアが最後死んでしまって天に召されておしまいってな結末自体が悪いとは思わないしいっくら目が見えないだの何だの言ったって「お兄ちゃん、お兄ちゃん」めんどくせぇわwwwな気分だったりしたので(おい)死んでくれちゃった方が後腐れなくてちょうどいいわwwwぐらいの気持ちだったりしたんだけども。(爆)んー…この場合どっちを選ぶか究極の選択ってヤツなんですかねい??(は?)デアとは兄妹のやうに育てられたっつってもそもそもが全くもって血が繋がってないわけだし他人っちゃぁ他人なわけで。でもデアからしてみればグウィンブレンは命の恩人どころかネ申(きらーん)なわけじゃないですか??…ま、自分も人買いに攫われて命からがら嵐の海に放り出されたところをこれ幸いとして泳いで…以外に方法はないだろうからしてまぁ海の中をぐるんぐるんと巻き込まれながらも彷徨いつつやぁーっとこ陸に辿り着いたかと思ったらばそこは雪景色でもって危うく凍え死ぬところをこれまた行き倒れの親子を見つけてお母さんの方はもうとぉーっくのむかーしに息を引き取っておったもんだからぎりっぎり息をしておる赤ちゃんを助けて「自分のモノだ!」つて連れて来たわけだけれどもそうやって助けて貰ったってだけでなくて目が開いて最初に見たモノを親と思って付き纏う…ぢゃないけど。…ってか目見えてないけど。(爆)とりまそやって物心ついた時にはもうそばにいていろいろと助けて貰いつつ支えて貰って身体面でも精神面でも全面的な支えになってくれるグウィンブレンのことを好き…!っつー気持ちは家族愛なのかそれともほんっとに恋愛としての好きなのか迷うところなんだけれども(苦笑)デアからしてみれば執着心っつかこの人を失ったら最後後がない…!っつー切羽詰まった気持ちっつーのかな??グウィンブレンがいなくなったとして父親代わりにしてウルシュス(山口祐一郎さんの役どころ)が面倒を最後まで看てくれるだろうけれどもそれだったって自分が死ぬまでってわけにはいかないわけじゃないですか??どうやったって年齢的に順番としてウルシュスの方が先に死んじゃうわけだし…ってかそれを言ってしまったらばグウィンブレンの方が年上なわけだからして先に死ぬっちゃぁ死ぬかもしれないけれども年齢的に近い分何っとか…!そーんなに後先にならずに死ねるかも…??(えー)…の前にデアは先天的に心臓も弱いしその分体も弱かったりするので長生きは望めない…とある程度覚悟してるところもあるかもしれないのでまぁグウィンブレンだったらば自分のことを見捨てたりせずに最後まで付き合ってくれる…!と強い気持ちで思ってるっつーのはある。でも目が見えない分グウィンブレンとしてはデアの無償の愛みたいなのは嬉しくはあるけれどももしもこれで目が見えるやうになる奇跡が起きたとしてそうなった時にもデアは自分のことを「気持ち悪…っ!」とか逃げたり蔑んだりせずに愛し続けてくれるだらうか??ってところをちょっとばかし疑う気持ちがないわけではない、と。でもジョシアナの場合は自分のことを真正面から見ても「気持ち悪…っ!」とかならずにむしろそれよりも興味を持って愛してくれてる…っつか取り立ててくれるわけじゃないですか??…ま、ジョシアナからしたらばほんの気紛れなのかもしれないし今までずーっとそゆ特段に変わった見た目(おい)の人間は未だかつて見たことがなかったしけこん相手も身分の程度も似たやうなモノでお金持ってるっつーのにそれ以上にジョシアナの持ってるお金を狙って??寄って来るやうな男だったりなんかして退屈極まりない、と。それをいきなり降って沸いたかのやうな運命的出会い??でもってグウィンブレンを目にしてすーっかりと心奪われて…ってか最初っから目にしてるのにむしろそこに興味津々wwwなある意味鈍感力の強さっつーのかな??それが初めてのことだったわけじゃないですか??片や目が見えないままに盲目的(!)に愛してくれるデアと見た目気にせず愛してくれるジョシアナとどっちを選ぶか…??みたいなところで。しかもいきなり自分の方が格上でジョシアナのけこん相手っつかむしろ「けこんしてやってもいいけど??」ぐらいの上から目線でもって手に入っちゃって…。(苦笑)そうなったらなってでジョシアナとしては面白くないっつか「お前も貴族様かー…!」みたいなことで途端に気持ちが離れちゃったりして複雑よね…。(え)

貴族様と言えばなーんで議会に出席とかあーいう決められた場所に出るのにモーツァルトみたいなくるっくるのカツラみたいなのを被らないといけないんですかねい??(素)今回ちょこっと遊びがあったと言えばそこんところでフェドロ(石川禅さんの役どころ)に「皆さんに会釈を…」つて促されてグリコのぽぉずみたいなので「何でそんな恰好…??」つて突っ込まれたぐらいの…。(苦笑)結局今更貴族様たちの中に入ったとして馴染めないし庶民的な生活にどっぷりと浸かって来た結果としての今ココwwwなのであって「庶民の生活を立て直そう…!」ぢゃないけれどもお金持ってるんだったらば余ってるのを持ち寄って貧乏人たちを助けてあげればいいぢゃなーいwwwなーんてな突拍子もない意見が飛び出して来ちゃったりする。(黙)でもグウィンブレンだったってなーんの苦労もなく人買いに攫われたりもせずにずーっとお母様とお父様に愛されて何不自由なく蝶よ花よと育てられて庶民の暮らしっぷりなんかも当然のごとくに知らないままに「パンがなければケーキを喰えばいいぢゃなーいwww」なマリーアントワネットのやうな暮らしっぷりを送っておったらばとてもじゃないけれども議会でそーんな「貧乏人に手を差し伸べよ…!」みたいな意見にはならなかったと思うんだよねー…。置かれた境遇がたまったまそういう暮らしを余儀なくされて来たからこそ「助けてあげようよ??」とも言える心境にもなったわけだしさ。いきなり身分は同格として扱われたとして中身は庶民なわけじゃないですか??金銭感覚だったっていきなりガラッと変えられるわけでもないし。(死)…ってか貴族様になったらべっつに自分であれやこれやと買ったりしなくても不自由なく暮らせるわけでそ??庶民だったらば生きてくためには働かなくちゃいけないしその働いたお金でやぁーっとのことで生活して喰って飲んで…とお金と生活が直結してるわけじゃないですか??貴族様だったらばそゆことに気を回さなくても三度三度の食事と優雅なティータイムと…でそれだったって自分であくせく働かなくても元々の資産っつかそれを喰い潰して行ったとしてまだまだぜんっぜんっ!余裕ぶっこいて生きてけるわけじゃないですか??その感覚が身に付いてないっつかいきなり言われたところで生まれ落ちた時からそうだった人とは比べモノにならないわけでそ??異端児ぢゃないですか??それでなーんかもう居場所がなくなって自分のいるところはここじゃない…!みたいなことになっていっそいで見世物小屋の面々に会いに行ってみればデアは死に掛けてるし「ごめんよ…!ごめんよ、デア…!」っつったってなぁ??(え)うっわ、もうクソつまんねぇわー…なことになるじゃないですか??(えー)いっやぁー…もっとこうメリハリ??そんなにグウィンブレンのことイジメたるなやー!!!みたいなわっかりやすい悪人役の人だとか出て来ないんですもん。(きっぱりwww←)確かにデアは襲われかけるっつか貞操の危機…!みたいなのに陥るわけだけれども寸でのところで事なきを得るっつかそれだったってジョシアナがグウィンブレンに横恋慕して…っつか自分(=ムーア卿(宮原浩暢さんの役どころ))っつー婚約者がありながらそんな庶民のしかも落ちぶれた見世物小屋に出てるやうな口裂け男と通じやがって…!みたいなことで逆上してそれなら見せしめにグウィンブレンの大事にしてるモノをこの手で滅茶苦茶に壊してやる…!っつーので襲っただけのことじゃないですか??デアが庶民の女としてなーんか可愛くて放っておけない…!みたいなので「今すぐ俺の愛人になったら何不自由ない暮らしを送らせてやるぜ??」的な??(え)可哀想な中にもお金にモノを言わせてるかもしれないけれどもそれはそれで何か頑張ってるっつか涙ぐましいところがあるじゃないですか??みたいなのがあったらまた別な展開があったのかもしれないけれども元はと言えばグウィンブレンの回りでみんながしっちゃかめっちゃかになってるだけ…っつか原因はぜぇーんぶグウィンブレンのせいなわけでそ??(えー)だったらそのぉー…デアを置いて出て行けばいいとか何とかやり方はいろいろあると思うし…。なーんかそれで最後に死んじゃうのも何かズルいじゃないですか??(えー)「いろいろあったけど戻って来てくれてありがとう…」みたいなことで儚くなってそれで気の緩みが出て思わず死んじゃう的な??(え)いつまでも思い出に残る方を選んだわけでそ??死んだ方がより印象付けられるっつか「ずっとずーっと覚えていて…」な半端ねぇ呪いじゃないですか??(えー)でもこういう「守ってあげたい…!」系ぢょしの方がモテるんですよねー…。(遠い目)「1人でも生きて行けそうwww」な心臓に毛の生えてそうな強気ぢょしはモテないんですよ。(黙)うっかりこゆ時にタイミングよく死ねちゃうぢょしの方がぢつは強いし強かwww(え)「ずっと2人で~♪」とかその場はハッピーエンドっぽく見えるけれども若い時はいいけれども年取って来ると目の見えない女がべったりのしかかって来るってなったら負担ですよ。(え)中年通り越して老々負担とかになって来たらもっと悲惨…!「こんなはずじゃなかった…!」ってなってもおかしくない。だったら死んでくれてた方がまだラク…なのかなぁ??(えー)どうせ一旦はここで見世物小屋に戻ったとして結局のところ跡継ぎが他にいないわけだし何かっちゃぁグウィンブレンの元に追手が掛かるっつかどこに行っても探し当てられて当てにされて大変なことになると思うんですよねー…。(遠い目)だったらいっそもうジョシアナとけこんして手助けして貰いつつ暮らして行った方が現実的っつかー…どっちにしてもグウィンブレンの幸せなんてだーれも考えてないしそこんところは必要とされてないって話ですよ。(え)…とやさぐれつつ終わってみまふ。(おい)カテコは「これってどうなの??(おぶおぶ)」ぐらいにうらうらが自分のグウィンブレン役の子役の男の子を必要以上に可愛がり…っつかその子供好きアピールまでもが演技に観えて怖い…!(おい)もっとどうしようもなくもっふもふでアホアホちゃんwwwなうらうらが観たいところ…!…むう。