694.「気づかいルーシー」
主なキャスト:岸井ゆきの・栗原類・川上友里・山口航太・山中崇・小野寺修二 作:松尾スズキ 脚本・演出:ノゾエ征爾 舞台監督:幸光順平・山矢源 公演記録:2015.9.3@兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール(兵庫) |
松尾(スズキ)ちゃん原作の絵本が舞台化になってるっつーのに松尾ちゃん演劇作品に出てそうな人たちがこれっぽっちも出てないっつー…。(苦笑)ホントは見送ってもよかったんだけれども(え)どうしってもやぱーり松尾作品が気になってしまって…。(苦笑)それに兵芸だしチケット会員だからまぁ取れないことはないかな、と。(えー)確かー…「國語元年」と同じ日に先行売り出しでもちろんそっちを優先させてチケットを取ったわけなんだけれども後から取った割にはA列 10番ってなことでめっさ最前列ど真ん中で緊張するったらない…!チラシに載っておった岸井(ゆきの)嬢は何だかどっちかっつーと山田花子っぽい感じのもっさりとした田舎娘(爆)ないでたちでもってあーんまり可愛らしいとも言えずこういうもっちゃりしたおなのこと栗原(類)くんみたいな顔だけはイケメソ(だから)な不思議なラヴコメディっぽい感じをいめいじして行ったんだけれどもどうしてどうして…!(え)実際岸井嬢を目にしてみたらばふっつーに断然可愛いおなのこぢゃないかっ!!!(当たり前)すっげチラシが残念なことになっておる(おい)のはアレはだから髪型が合成だからなのか??(おぶおぶ)それに「玉川区役所」に出ておったらすぃーんだけれどもえっとー…どの役やってたんだっけか??すっげ毎週欠かさず観ておったんだけれども(まっちゃー(河原雅彦氏)がいっちょ噛み…っつか確か何本かは脚本・監督をやっておったんだとおも)覚えがー………ない。(失礼←)…あ!もしかして金子(ノブアキ)さんの助手…ぢゃなかった、秘書??のおなのこがいたけどその眼鏡掛けたぢょしの役だったかもしんない…??(え)とにかくまぁのっけから山中(崇)さんは馬の役でしかもステージと最前列との通路の間にババこいて落として行くしで(死)やぱーり松尾ちゃんらしいと言うのか何っつーのか…。(苦笑)すっげ気になったんだけれども最初っから最後まで回収されずにおったので何だか闇で臭いっつーのか大体が小道具なわけだし具体的にニオイを発するわけもなく(当たり前)まぁウンコっつってもウンコじゃないわけだし(そりゃそうだwww←)べっつにいいわけなんだけれどもいめいじの中のニオイっつーのか「アレはきっと側にあると臭うぞwww」と思わせてしまう何かがある物体だったわけでさ。(苦笑)落として行ったんならそのシーンでのすぐの回収が無理なんだとしたらば他のシーンででも「拾って貰っていいですか??」的な何かがあればよかったのになー、と。…ってか拾わされる方も居た堪れないだろうしそこにずっとあるってのも随分と居た堪れないしどっちもどっちなんだろうけどね。(苦笑)そうしてルーシー(岸井ゆきのさんの役どころ)は拾われっ子なのである。一緒に住んでるおじいさん(小野寺修二さんの役どころ)とは当然ながら血は繋がってないし当たり前だけれども馬(山中崇さんの役どころ)とも血は繋がってない。(爆)でもまぁおじいさんはとってもいい人でそんな拾われっ子のルーシーを可愛がりまるで本当の自分の孫であるかのやうにして過ごしておるわけなんだけれどもそーんなおじいさんにだって寿命はあるわけだしそれはルーシーにだって馬にだってそうであるわけなんだけれどもルーシーの手前、「おじいさんはずっとルーシーの側にいるよ??死んだりなんか絶対にっ!!!しないよ??」つて「約束」をするわけなんだけれどもそれは早々に叶わない約束となってしまっておじいさんは馬に蹴られて(?)死んでしまう…。(滅)しかもおじいさんを殺してしまったことを気に病んで(?)馬はどうにかしておじいさんを家に連れて帰らないといけない…!っつーので必死になっておじいさんの皮を剥いで(!)自分がその皮を来ておじいさんのフリをして家に帰って来る。…ってかその時点ですでにおじいさんは家に帰れても馬が帰って来ないわけだからしてどうなってるんだ??(おぶおぶ)って話なんだけれどもそれにその馬ってのがお芝居的には「何とかだうま〜」みたいな感じでやたらと語尾に「〜うま」を付けることで人間の言葉を喋れてる風を装っておるんだけれどもそれは観てる側の客にとっての補助(?)みたいなモノで実際は「ぱかぱか〜」しか喋れてなくてそれだからルーシーとも人間の言葉を介して喋れてるやうに見せかけといてぢつは何を喋ってるのかさぱーりルーシーには通じてないっつーそういう残念なことになっておるらすぃー…。(黙)それにおじいさんの皮を被っておるっつーのに「ぱかぱか〜」としか喋れてないわけだからしてこのおじいさんの中身は馬だ!ってことにルーシーだって気付くわけなんだけれどもだからって「あんた、馬でしょ?!おじいさんはどこにいったの?!」とは聞けなくてしーかたがないので馬のおじいさん化(!)に合わせてあげて帰って来ない馬のことを心配してるフリをしながらまぁまぁ何とか日々を過ごすことになる…。…ってかここまで来て死んだ誰かの皮を被って誰かがその死んだ誰かのフリをして生きるみたいな話をむかーしどこかで読んだことがあるやうなないやうなー…??…だからって松尾ちゃんの原作を読んだってことではないし松尾ちゃんの原作の絵本を買ったこともないわけなんだけれどもその松尾ちゃんの原作ぢゃなくて何か他にもそやって誰か他の人の皮を被って生きるっつーやうな話を読んだ気がするんだけれども気のせいか??(え?)まぁまぁそやって馬はおじいさんのフリをして生きてくわけなんだけれどもおじいさんはおじいさんでホントのところは死んでませんでした…!(どーんっ!)だから理科室にある人体模型みたいな恰好になって皮を剥がれたまんまで剥き出しのおじいさんは彷徨う(えー)わけなんだけれども(苦笑)家に帰ってみたところ自分の飼ってた馬がおじいさんの皮を被ってルーシーと暮らしているのを見てどうにも自分がこの家に帰ってく余地はない…と思ってじっと見守るだけでそっとその場を離れて行くわけなんだけれどもそこんところはちょっと切ないっつか可哀想っつかだから人間、剥き出しのまんまでそんなに長いこと生きてられるのか??(おぶおぶ)ってそういう話じゃないんだからいいですか…。(苦笑)そやってルーシーも年頃のぢょしになって行き森でどういうわけだか白馬に乗った王子様と出会うことになる。…ってか王子様=白馬に乗ってるってのはセットでお得vvv(は?)みたいなもんなんだけどそれが栗原くんが1人で王子様と馬と二役…っつーのかだからケンタウロスみたいな感じで腰から下は馬の体なんだけど王子様の足は人形でオプションで付いてる(おい)みたいな作りになっておって何かいろいろと大変だなー…とかとか。(え)…でも。出会った瞬間からルーシーは王子様に恋をしてしまって王子様もすーっかりその気になっちゃって2人は大いに盛り上がって「じゃあこのままけこんだっvvv」みたくなるわけなんだけれども所詮は王子様がいっくら好きだっつってもルーシーは王女でもお姫様でも何でもないただの庶民の娘でしかも身寄りと言えばおじいさんしかいないしそのおじいさんってのもぢつは馬がおじいさんの皮を着ておるのであって実際のところは身寄りなんか誰1人いない境遇なのであってそれだから王子様も最後の最後で「僕はもうすぐ死ぬんだ…!だから君とはけこん出来ない…!」つてお城に逃げ帰ってしまう…。(滅)ふっつーに聞いてれば余命幾ばくもない王子様の境遇も可哀想過ぎて泣ける展開…?!みたくなるんだけれどもそれがそうじゃないんだよねー…。(滅)ルーシーに真正面から「君は庶民の娘だから王子の僕とはけこんしたくても出来ないんだよ??」とは言いたくないもんだからやんわりと遠回しに自分がけこん出来ない理由ってのを告げてルーシーの前から居なくなったってだけでぢつは結構打算的っつかやなヤツなんですよっ!!!それが証拠にルーシーがお姫様だって分かった途端に「けこんしよう!」つて言い寄って来やがりましたからねっ!!!(え) …ってかルーシーはぢつはお姫様だったんですぅーvvv…っつーのもルーシーのお父さんとお母さんだった王様と王女様は隣国から攻められて城を後にして逃げることを選んだんだけれどもその逃げる時に乗っておった馬が途中でノンストップで走りに走っておったおかげで疲れ切ってしまってもう一歩も走れなくなってしまって立ち往生…。こーんなことをしておったらば追手に追い付かれて姫諸共捕まってどんな酷い目に合わされるか…??(おぶおぶ)ってことで馬本人(え?)はもう走れないけれどもじゃあこの馬の皮を被って逃げればよろしvvvってことで王様は上半身、王女様は下半身を被って馬の中身になってお姫様を乗せて駆けに駆けて何っとか森を抜け出してルーシーを拾ってくれたおじいさんの畑の近くまで逃げて来ることに成功する…ってか馬の中に王様と王女様が入っておるっつーのにその上にまだおじいさんの皮を被るとかって二人羽織りならぬ二重がけ、三重がけになってて…ってかそもそもが馬の中身が王様と王女様なんだったらば馬だってひょっとしたタイミングで人間の言葉を喋っちゃったりとかそういうこともなくはないんじゃぁ…??(おぶおぶ)とも思うんだけれどもどうやら今のところそんなことはなかったやうで…。(苦笑)そやって馬の中身になったまんまルーシーもといお姫様の成長を見守りながら暮らして来た、と。今こそ…!ルーシーが好きになった王子様を迎え入れるためにルーシーのために城を作ろう!ってことで馬の中身を脱いで王様と王女様はそれこそ自分の娘のために一肌脱いで(!)頑張って頑張ってお城を建てることになるわけなんだけれどもそやってぢつはルーシーがやんごとなき姫君だっつーことに気付いて王子様は心を入れ替えて??ルーシーにもう一度自分からけこんを申し込んで来る。「病気は…??(おぶおぶ)」「治ったのさ!(きらーん)」って………どんだけゲンキンなんだよっ!!!(どっかぁーんっ!)そりゃまぁ王子様が庶民の娘とけこんするってことになったらば周りは五月蠅いしそれに王子様の国の住人っつか国民だって黙っちゃいないだろうしいろいろと障害だらけで反対される要素しかなくて大変なんだろうってことは分からなくもないし2人で一瞬に燃え上がって気持ちが高まってる今この時にけこんすれば…!と思わなくもないけれども諦めなくちゃいけないってのも分かる。でもさ。だったら「病気で死ぬ」なんてことを言わずに正直に「君とは身分が違うからけこん出来ないんだ」って言えばいいんぢゃね??…ってかそう言えばいいぢゃんwwwだったらルーシーだってすっぱり諦めてくれるだろうがよ??それを中途半端に「余命幾ばく」だとか同情を引くやうなことを言って心配掛けて何だかんだと王子様のことを忘れられないやうにしといて引っ張って引っ張ってずるずると…みたいなやり方が汚くね??…とそもそもが子供にどうやってこの話を聞かせるっつーんだろ??(素)んー…ま、どの話も子供に夢を持たせて庶民だったってどうにかこうにか頑張ったらばその頑張りを神様だか何だかよく分からないけれども誰かが見ていてくれてそのご褒美に王子様とけこん出来ちゃったりなんかするかも?!なファンタジーばっかりが世の中に台頭しておる中にあって庶民の出であるところのルーシーとは「けこん」は出来ないけれどもまぁ愛人として??(えー)ずるずると関係を続けてどっちかが飽きたらまぁそこでフェードアウト的な??(は?)それがルーシーが姫だって分かった途端に「けこんしようvvv」だからねー…。(苦笑)こういうあまーい言葉を急に囁いて来る男たちには気を付けろ!っつー教訓っつーのか「騙されるな!」みたいな訓示??(え)この絵本で育ったおなのこは賢く育つかもしれませんねい。(苦笑)ただけこんに甘い幻想を抱くことなく現実的に雄々しく生きてくことを選びそうだけども。(苦笑)そやって馬の中身がぢつは本当のお父さんとお母さんでその馬の皮もおじいさんの皮も脱いでめりめりっと出て来た2人のおかげでおじいさんは自分の皮を返して貰って??おじいさんは自分の皮を被って家に帰って来ることになって(それまでひっぺがされた生の体のまんまでルーシーを遠くから近くから見守っておったwww←)結局馬はいなくなってしまったわけだけれどもめでたし、めでたしvvv…ぢゃなくて馬は馬で生きてたんです!(えー)王様と王女様に皮をあげてしまった馬だったってべっつにその場はこれ以上走れなくなったっつーだけであって死んじゃったわけでも何でもなくてただただもう疲れ切っておっただけで体力が回復すればべっつに生きておるわけだからして後からゆっくりと王様と王女様が駆けて行った先を追い駆けて行っておったっつーわけで…。(苦笑)そやって馬の皮を脱いで生身の状態??で追い駆けて来た馬の中身がその自分の皮を引き受けて馬は馬で復活を遂げてみんなみんな自分を取り戻して幸せに暮らしましたとさvvvおしまいvvvってのがざっくりとしたお話の内容で。それを入る時に配られたチラシの中に「気づかいの歌」の振り付けが書かれてある紙も一緒に入っておって「エンディングでみんなで立って一緒に歌って下さい!」みたいなことが書かれておったんだけども。確かにまぁ最後お話の終わりで山中さん演じる馬の呼び掛けでもって「気づかいの歌」を「皆さんもどうぞご一緒に!」みたいなのがあったんだけれどもどうにもこうにも誰も立つ気配すらなくてしーかたがないので(苦笑)まぁ立って踊ってくれなくてもいいからとりま一緒に手の振りと歌だけでも「ご一緒にvvv」ってことでぼちぼちと手拍子ぐらいはあった…のかなぁ??(えー)これって東京公演ではどうだったんだろ??(素)ほんっとに立って歌ったりしてた人とかいたりしたのかなぁ??(おぶおぶ)兵庫公演はこの日のしかもこの時間限りの1公演だけで様子見とかもなーんにもなくぶっつけ本番でもっていきなりお歌が始まって何だ、何だ??(おぶおぶ)みたいな感じでそのまま終わって行っちゃったんだけども。(苦笑)舞台のセットもジェンガ風のいろいろ組立自由自在なふわっふわの棒きれをおじいさんの家にしたりルーシーのお城にしたりとその場で役者さんたちがいろいろと組み立てて行く感じでもって3D絵本って感じで楽しかったかな、と。栗原くんも結構背とか高いんだねー…。(しみじみ)…ま、モデル出身の子だもんね。…ってか初舞台なのかと思っておったらばこのお芝居観るまでに1本か2本、東京公演だけだったと思うんだけど栗原くんが出るっつー舞台があったりなんかして結構意外と出てたりするんだなー…と。確かー…池鉄(池田鉄洋氏)とかと一緒に出ておったりしたんじゃなかったっけか??あたしは栗原くんっつーよりも池鉄の方が観たくて一瞬東京まで行きたかったんだけれどもそこまでするメンツじゃないかwww(おい)ってので見送ったんだけれどもそれはそれで面白かったんでしょうか??(おぶおぶ)兵芸のロビーで松尾ちゃんの絵本の製作の様子と絵本の挿絵(本物なのかコピーなのかどっちだったんだろ??…ってこういう場合は本物…なのかなぁ??←)が飾られておってもっとゆっくりじっくり1つ1つ丁寧に観たかったんだけれどもそういう時間もなくぱぱっと観ちゃってちょっともったいなかったかなー??…ってかゆっくりじっくり1つ1つ丁寧に観たかったら原作本の絵本買って帰れよwwwって話なんだけども。(苦笑)…うん、まぁでもなかなかに面白かったでつvvv…地味だけど。(爆) 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