139.「まとまったお金の唄」
主なキャスト:阿部サダヲ・市川美和子・宮藤官九郎・伊勢志摩・村杉蝉之介・荒川良々・内田滋・菅原永二・松尾スズキ 作・演出:松尾スズキ 舞台監督:舛田勝敏 公演記録:2006.5.31〜6.7@大阪厚生年金会館芸術ホール(大阪) |
うもー。せっかく先行DM貰ったのはいいんですが。(しかも大阪ばっかり3枚も来た。苦笑。いつも東京公演も来るのに…。ま、届いても東京公演は申し込めないんでいいんですけども)宝塚・浜崎あゆみ・ハイマイなどなど一般発売に大物ばかりー。(黙)店頭にはとりあえず並ぶけれども。早起きしても勝てる気がしねぇ。激しくしねぇ。(滅)いちお5時起きでパパリンを従えて(またかよ)並びに行ったはいいんですけどすでに4組目。1番目に宝塚3人組、2番目にピンでお兄ちゃん、3番目にお笑い目当てなお嬢2人組であたしーみたいな。椅子がずらっと並んでてご不在だったのでむうーん、とか思ってたんですけどみんな車の中で仮眠状態だったようで。あたしが来たので並び始めたご様子。が。3月頭だったので超寒いー。こごえ死ぬー。(大げさ)そんな中お笑い目当てのお嬢2人はあたしの隣で爆睡。えー?!寝たら死ぬぞー。(冬山かよ?)ありえねぇー。しかも椅子とか何もなしっすよ?(おぶおぶ)直地べた。(おい)ま、毛布とかは巻き付けてたけど冷え込むぞ?でも宝塚で人数合わせに並ばせられたらしい旦那さん(って言ってももう4、50代なおばさまたちなんだけど)がチョコレート配ってくれたりしたので許す。(モノに完全にヤラれてるなー。苦笑)しかも早くから並んでたのに、ちゃんと申込用紙も書いたにも関わらず2番目のお兄ちゃん脱落。(車移動しに行っただけかと思ってたら帰って来なかったのん)もったいねー。ま、いいけど。(爆)前の2組もごたごたせずちゃきちゃき進んでくれたおかげで2公演分無事げっとー。(ぴかーん)おかげで4日がB列 42番で楽日がD列 28番だったのでなかなかでしたが。フルでDM使わせていただきました。(ぺこり)はいのん@奈良公演で前日整理券げっとならずな超落ち込みーもあったりしつつ。が。ヒカルちゃん(阿部サダヲさんの役どころ)観たらもう元気出たよ。(早っ!)かーわーいーいー。(始まった)神木くん(内田滋くんの役どころ。つか神木くんって…竜之介くんだよね。笑)の女装もそれなりに可愛かったけどやっぱりサダヲだわ。(おい)パジャマ必死でインしてるとこなんかもうー転げ回るほど可愛い。(は?)馬場さん(宮藤官九郎さんの役どころ)にも萌えー。なんであんなに70年代が似合っとるだすか?(崩壊)ま、普段からそーんなにテイスト変わった感じではないけどね。(え?)なんかだらりんおされな感じが。(は?)あんな人が離れに住んでたら襲いに行っちゃいますよ。(爆)蝶子さん(伊勢志摩さんの役どころ)はいるけれども。関係ないっす。(おい)えーっと。1回目の時はなんて言ったらいいのかなー?話的に万博に、内ゲバに、ち×こ切り魔に、阪神大震災にその他諸々が盛り込み過ぎてなんとなーく散漫ないめいじだったんですけれど。2回目観たらちょっとは分かりやすくなったかなー?と。理解出来たってのとはちょっと違うけど。(おい)流れ的なモノが大まかに分かってるのと分かってないのとではだいぶ違うな、と。大阪弁の違和感に関しては全然なかったです。むしろ自然。ま、良々に関しては松尾(スズキ)ちゃんも言ってたけど「博多弁を矯正するのは難しい」とは思うけど良々が喋ると良々語って言うか(は?)何語を喋ってたとしても良々でしかありえないみたいな?あの独特のテンポと言い声と言い変わりようがなかろうもん。(笑)「おかあちゃんは英語もドイツ語も喋れる」みたいなとこがあったけどやっぱり良々でしかなかった。(苦笑)でもなんだろなー?大阪人は東京弁に対して憧れとかそういうのは持ってない気がする。東京弁を喋れたらかっこいいだろうなーとかそういうのとはまたちょっと違うと思う。対抗意識はばりばりに持ってる気するけど。(苦笑)こう大阪弁ってどこに行っても相容れないモノって言うかことさら東京弁に対しては「これだけは曲げへんでー!」な感じがするって言うかー。「東京に行きたい!」って言うのと「東京弁を喋れるようになりたい!」って言うのとは全然別物な感じがする。あぁまぁそれが新宿さん(菅原永二さんの役どころ)に対する興味とかそういうことに繋がってるって言うんだったらまた違うんですけど。でもそうでも…なかったやうなー?(爆)なんつーか東京弁を喋れる人ってのは異物ですよね。(え?)小学校ぐらいで転校生だったら間違いなくいじめられる気がする。(おい)「何かっこつけとんねん?!」みたいな。大阪弁に誇りを持ってるとかそこまで大げさなことじゃないんだけどなんか譲れないモノな感じはするって言うかー。ちょっとそこは腑に落ちない感じ?でもヒカルのコンプレックスってのには繋がるかなー?「何もかもあたしに押し付けて出て行きたかったら出て行けばいいやん」って。お姉ちゃんってちょっと損。親の期待にも応えないといけないし妹の嫌がることは引き受けてやらないといけないしー。ま、世の中のお姉ちゃんが全部が全部そうじゃないだろうけどねー。(苦笑)そもそも姉妹ってもんがあたしには分からないモノだし。もちろん先に産まれたモノだからっていう特権もあっただろうけどウソを隠すために殊更可愛がられたんだろうってことはあるしね。塗り固められたウソをどんどんどんどん重ねて引き返せないところまで来てしまった感があるよね。もう何がウソだったのかすら分からなくなるほどに。でもウソはどんなに隠し通してウソ突き通したとしてもホントのことにはどうやったってならないんだよねー。そこが悲しいよね。おとうちゃんはどんなウソを付いてたんだろ?「もうこれ以上ウソはつけへん」ってとこまで行き着くまでにどうにかならなかったんだろうか?でもおかあちゃん(荒川良々の役どころ)もすっごい悲しくて。大好きで大好きでたまんないから今もどこかでおとうちゃんが生きててちゃんとお家に帰って来ることばっかり考えてて。でもそれはただ単に死んでしまったことを忘れてしまってるだけなんだよね。で「忘れるたびにおとうちゃん殺してしまうんや。何回も何回もおとうちゃんのこと殺してしまうんや」って言ってたけどホント大好きなのに好きな人を自分の中で殺してしまうって切ない。殺してるわけじゃないけど一度しかおとうちゃんは死んでないのに忘れるたびに毎回なかったことになってそれでまた死んじゃって。おとうちゃんのことを忘れてしまってるわけじゃないのに。それだけに余計悲しい。 馬場さんと蝶子さんって取り合わせも随分と悲しいよねー。心も体も1人の人に捧げ通すなんて夢みたいなこと思ってるわけじゃないけどさー。心では蝶子さんのことを裏切ってないつもりでも体は正直だね。しかも女の子になってなかったらいいだなんてそれって言い訳じゃん。結局蝶子さんをめちゃめちゃにした奴らと何ら変わりはないわけだよね。五十歩百歩だよ。目くそ鼻くそを笑うだよ。(え?)なんつーかそのへタレっぷりは好きなんですけど。(は?)つかホントに蝶子さんのことが好きで好きでたまんないわけだもん。催涙弾受けて「意味が濁るわ」って泣き崩れるとこなんかきゅんってなるもん。でも自分のは切り取る勇気がなくて子供に向かっちゃったとことかねやっぱりへタレで。(苦笑)ま、そう言えばあのネクタイの下りからして「あ、そうかー」って後で納得いけることではあるけどね。「1こ目、2こ目までは覚えてるんやけど3こ目からはなんやよう分からんようなって来てもうてー…」な感じがなんつーかコレクターっぽいとこを暗示してる…のかしらん?ヒカルちゃんもそりゃぁねぇー…女の子にならないわけだわ。(苦笑)ボーダレスだよね。(は?)なんつーかそういうのって結局あってもなくても一緒なんじゃないのかなー?なんて。要は思い込みで女にも男にもなれるわけだ。無理からだけど。(苦笑)つかなくなったことに対する違和感とかはないのかねぇ?(おぶおぶ)なったことないから分かんないけどさー。(おい)博子ちゃん(平岩紙ちゃんの役どころ)も結局この世に生まれることはなかった女の子だったんだねー。痛いよね。スミレ(市川美和子さんの役どころ)の思い込み(え?)とウソの中でしか生きられない女の子だったとは。「ちゃんと最後までウソ突き通してよ?」なんてこれまた悲しくて。あーでもなんつーか大阪万博ってあたしが生まれる前のことで結局何も知らないんだよねー。うちのパパリンとママリンが彼氏と彼女だった頃だったか結婚してすぐだったかに行ったことがあるらしいけどものすんごい人混みで結局パビリオンもほとんど見れないままで何かに並んでた記憶しかないとか言ってたっけ?あたしなんかエキスポランドになってからしか知らないもんねー。(苦笑)名古屋万博も行かなかったしなー。(遠い目)結局行ったことがある万博って…花博?あれって…万博に入るのかしらん?(苦笑)にしても結局極悪人は誰もいなかったわけだし。カクマル家な人たち(村杉蝉之介さん&近藤公園さんの役どころ)だって取り立てしなくちゃいけないくせに正念入れて取り立てしてるとは思えないしー。つか取立て先で借金苦にして自殺しちゃった人たちに取り憑かれてるっつか見えちゃうってどうなの?!(笑)クヒオは完全にいじられキャラだよね。(苦笑)つかバイト君そのものとしか思えない。(爆)にしても松尾ちゃーん。(笑)ダイナマンとしか書いてないから訳分かんなかったけどにしきのスターだの、爆発だっ!なおっさんだの、静電気な警官だのいいとこ全部持ってっちゃってるじゃーん。あ。あと衛生サックなおばさまね。(笑)しかも楽日はみんながみんなハイテンショーンっ!だったんですけど最初のビール飲んで登場のとこで雫持ってたし(4日に観た時がちょっと遠かったから見えにくかったんだけどもしかしたら雫は毎日だったかもしんない)「これ、演技じゃないですからっ!って何やねん、それっ?!」とかも言ってた。(笑)なので磔のくどちゃんが苦笑してたよ。もちろんヒカルちゃんのテンションも激高で強姦魔(菅原永二さんの役どころ)が脛蹴り入れられる時にかなりマジ蹴りしたみたいでしばらく「…ぐっ!」って言ったっきり次の台詞言えなくなっててみんなに周り囲まれて心配されてたけどヒカルちゃんは我関せず。(もしかしたら袖で謝ったりはしてたかもしれないけど。そういうことしそうだから)馬場さんとかは本気で心配顔になってた。本気でめちゃくちゃ痛かったようですが大丈夫だったでしょうか?(おぶおぶ)にしてもおっさんのブルースにイマジンに魂ちっくなとこが見れてたのひーん。ブルースなんかちゃんとバイト君、ブルースハーモニカだしね。魂だよー。しかも青スリッパアイテムも出て来るし。(嬉)うふふふふ〜。(おい)でもちょっと終わり方がぶつ切りで「…ここで終わったの?」って感じで。博子ちゃんが「終わりです」って言うからなんとなーくぱらぱらぱら〜っと拍手が起こってだんだんとって感じだったけど。大楽は初めてな人も多かったみたいでサダヲちゃんがわざわざ「ここ拍手するとこですけどー」って言ってたし。(笑)今回のカテコは当番挨拶は公園くんだったのかな?2回行って2回とも公園くんだったし。でも大楽はダブルの後にもう1回ずーっと拍手が続いてたから出て来てくれて「もう楽日だからって何もないですよ?」って松尾ちゃんが言ってて。でも小道具?みたいなのをひらっと投げたら誰も拾ってくれなくて(マジで)「誰も受け取ってくれませんっ!ま、ゴミですからっ!」とかってちょっと拗ねてた。(笑)サダヲちゃんもマネっこしてひらっと投げたらそれは即効回収されてたっぽい。で納得行かなかった松尾ちゃんが捌ける時にまたもや紙ちゃんが最後ゴミ箱からばさーっ!と出した中から拾って手渡ししてたら最前の端っこの方の女の子が松尾ちゃんファンだったみたいで受け取ってくれてて満足そうだったよ。その子、その前の回収されなかったやつもその後拾いに行ってたしね。よかったね。(え?)次は…大人フェスですか。あぁー生で(や。お芝居も生なわけだけど。苦笑)劇団員なみんなに会えるなんて超貴重ー。あう。早く9月になってほしいけどまずは資格試験に受かってからだな。がんばろ。とは。 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