660.「結びの庭」

主なキャスト:宮藤官九郎・麻生久美子・太賀・安藤玉恵・岩松了
作・演出:岩松了 舞台監督:幸光順平
公演記録:2015.3.27〜29@シアター・ドラマシティ(大阪)
あらすじ>>弁護士・水島慎一郎は、経済界の大物・来宮信介の一人娘、来宮瞳子と結婚、一年目の結婚記念日を迎えた。二人のなれそめは、財閥の令嬢である瞳子に殺人の容疑がかかった事件の弁護を水島が担当した5年前のことだった。水島の活躍もあって瞳子の無実が証明され、二人は結婚。そのトピックはセンセーショナルな見出しでメディアに掲載され、世間を騒がせた。

歴史を感じさせる旧家の館で新婚生活を始めた二人。夫妻を敬愛する水島の秘書・近藤と、家政婦の丸尾に支えられ、幸せな日々を送っていた。だが、突然現れた末次という男によって不穏な過去の出来事が蒸し返される。

穏やかに見えた生活が、少しずつ、その姿を変え、事態は思わぬ方向へ転がり始める。覆い隠されていた事実、それぞれの裏切りが暴かれ、疑惑の念が大きく動き始めると、信頼は音を立てて崩れ、次の罪へと暴走を始める。はたして、その時、水島がとった行動とは、瞳子が語る真実とは――。

いっやぁー…もうまっぢでくどちゃん(宮藤官九郎氏)主演でしかも麻生(久美子)ちゃんと共演でしかも夫婦って…???!!!(どっかぁーんっ!)そんなん、マストで観に行かなくちゃでしょっwww(え)っつーのでいつものやうにちょっ早で協賛事務所にDM送付のお願いめいるもしてがっつりチケットも押さえさせていただきましたよっ!!!DM先行なので席は2列 26番とまぁど真ん前センターの被り付き席でっ!!!くどちゃんって岩松(了)さん演出作品に出たことあったっけか??(え?)と思っておったんだけれどもそう言えばー…!「アイドル、かくの如し」(観劇日記No.412参照)に出ておったんだったよ…っ!!!(すーっかり忘れてた人…←)なーんかでも今回は全体的に岩松作品っぽくないっつーのか、それともくどちゃんが出てることで違和感??(え?)みたいなのが醸し出されておるのか…??前回…がどうだったかあんまりよく覚えてないんだけれども(だから)あの三宅(弘城)さんですらも岩松作品に出ておったらばやたらめったら難しい台詞を言わされてそのことに対する違和感っつーのか魚の小骨が喉に引っ掛かったまんま取れなくなって何かモノを飲み込んだ時にちらっ…!ちらっ…!と痛くて仕方がない…みたいな??(は?)なーんかそういうケラちー(ケラリーノ・サンドロヴィッチ氏)の舞台に出ておる時とはてーんで違っておる三宅さんだったりなんかしてお尻のあたりがむずむずするんですけれども(は?)今回のくどちゃんはふっつーにそのまんまくどちゃんっつーのかすっげ喋ってる言葉なんかもくどちゃん作品では死んでも言わない台詞ばっかりだとは思うんだけれども(苦笑)何かいつものくどちゃんが作品に出ちゃってる感じっつーのか…。(え?)…っつーのは何がおかしいのかわっかんないんだけれども冒頭安藤(玉恵)さんもといお手伝いの丸尾さんがくどちゃんもとい水島に言われて「結婚記念日だから雰囲気出しとけvvv」な注文を受けての部屋ぢう蝋燭だらけにしてその灯りでそれっぽい雰囲気を醸し出してるシーンうんぬん…みたいなのがあったんだけれどもそれで丸尾さんが喋ってる最中ずーっとニヤニヤニヤニヤしておって今にも吹き出しそうになってそれでその吹き出しそうになるのを隠すかのやうにして窓の方を向いて自分の台詞を言う…みたいな??(え?)そういう流れがあって「なーんだwwwこれはいつものくどちゃんで気負ってる風なところがぜんっぜんっ!ないんだねっvvv」と思ったのがいつもの岩松作品にはない珍しい感じっつーのか…。(苦笑)くどちゃんもとい水島は「敏腕弁護士」(!)ってな役だったりなんかしたんだけれども弁護士ー…には見えなくはないんだけれどもくどちゃんがやるとどうしっても「善」の方の弁護士じゃなくて「悪」…っつか「悪徳弁護士」な気がして来てしまって…。(黙)…っつーのはまぁドラマ「極悪がんぼ」で演じておった役が「悪徳弁護士」だったしその印象が残っておるのかしらん??(は?)…にしても途中岩松さんもとい末次を手に掛けてしまってその死体を庭先に埋めるために大賀きゅんもとい近藤と岩松さんの死体を抱えて…っつってもネコ(工事現場でよく使われてる土とか運ぶための道具で一輪車みたいなタイヤが付いてるのん)に乗っけるために抱え上げるだけなんだけれども(苦笑)それで「せいの…っ!」つてお互い頭と足を持ち上げて乗っけるんだけれどもほぼほぼ大半を大賀きゅんに預けてくどちゃんはほっとんど力入れてないんじゃなかろうか??(おぶおぶ)だとか庭で土を掘るためにシャツを捲り上げる時だってシャツの袖に収まってる腕がすかすか過ぎて(は?)なーんかもうシャツの中で体が泳いでんぢゃね??(笑)ぐらいの薄っぺらさ具合でもって役のために用意されてる衣装なんだからしてくどちゃんにジャストサイズなのはあったり前なんだけれどもお稽古とか重ねて来てるうちにくどちゃんの薄っぺらさ(…性格ぢゃなくて体の方ねwww←)に拍車が掛かって来てこう…最初はジャストサイズだったのが段々ぶかぶかになって来て今に至る…ってのじゃないだろか??(おぶおぶ)ぐらいに腕とかもひょろひょろに細いんですってばよっ!!!!!(どーんっ!)なーんかその頼りなさ具合っつーのか麻生ちゃんなんかよりもよっぽどぢょしっぽい腕の細さ具合っつーのか観てて心配で心配で…。(苦笑)でも丸尾さんもこの2人がけこんしたことでたまったまこの家に拾って貰ったっつーのかそこからのお手伝いさん??なのであって古くから水島家だか来宮家にだか雇われてこの2人のどっちかがちっちゃい頃からずーっとお世話をして来て…みたいな古株の家政婦さんじゃなくふっつーにこの2人がけこんしておっきな家に住む時に手を入れてくれる人を探しておったらば面接にやって来たのが丸尾さんだった…!みたいな感じだしけこん式に呼ばれてそれを一度は辞退しかけたんだけれども2人が「あなたはあたしたち夫婦の共通の友達なんだからvvv」っつーたってのお願いを無碍にすることは出来なくてまぁ参加したわけだけれども結果的にそれがよかったvvvみたいな話を冒頭でしておったりしたのでよっぽど以前からの知り合いっつーのか古くからのお手伝いさんなのかと思っておったのにそーんなたかだか1年かそこら(…だって蝋燭で雰囲気出してる今ここの時点で1年目のけこん記念日だっつーし…)の関係なんぢゃないですかっ!!!それはもうぜんっぜんっ!丸尾さんの勝手な思い込みっつか勘違いっつかけこん式の思い出を美化しまくって覚えておるってだけであってホントは丸尾さんの方からミーハー気分で無理くり2人に頼み込んで参加させて貰っただけぢゃね??ぐらいのさ。(えー)しかもいちおこの家のお手伝いさんだっつーんだったらば2人がけこんするきっかけにはなったかもしれないけれどもその事の顛末をいい加減に書いて騒いでおった週刊誌の記事のことを「えー??あんた、知らないのぉー??!!」みたいな感じでもって近藤に話して聞かせてやろうとした時に瞳子(麻生久美子さんの役どころ)に「他の誰が言っても構わないけれどもあなたはあくまでもこの家に出入りする者として軽々しくその話題を口にして欲しくないわ!」みたいに怒られるっつかたしなめられる??みたいなことになってそれはほんっとにあったり前のことだと思うんだけれどもそういうおばちゃん気質っつーのかこの家とはてんで関係ない一般人みたいな感覚しか持ち合わせてない風なところなんか見てるとけこん式にこの2人から「乞うようにして」参加するやうに言われた人とは思えないんだよねー…。(苦笑)だぁーって瞳子が丸尾さんにモノを頼む時の口調っつーのか「命令」??する時だったってまるでフレンドリーなんかじゃなくふっつーに「あんた、何々はもうやったのっ?!」みたいな言い方だしぜんっぜんっ!友達なんかでもなーんでもなくてあくまでもただの使用人とそれを顎で扱き使う人っつー構図でもって何だったら瞳子からしたらば丸尾さんへの嫌悪感??みたいなのすら感じられるんだけれどもそこんところを気付いてないっつーのか気付いておってもかんっぜんっ!スルーしておるのかどっちなんだ??(おぶおぶ)

あとくどちゃんから瞳子に対しての愛情っつーのか「1年経った今でも好きで好きで仕方ないんだよ…っ!!!」つて思わず近藤に打ち明けちゃうとこなんかもぜんっぜんっ!岩松さんの作品っぽくないんだよねー…。(苦笑)それは直近で…っつーのかこないだ「水の戯れ」(観劇日記No.631参照)を観たばっかりでアレはそのぉー…再演モノではあったけれどもけこんするまでは好きで好きでそれこそ手の届かない憧れ??みたいな存在として相手を大事にしておったのにそれがけこんしてすぐ側にいて何でもかんでも手に入るやうになってからは蔑ろにするっつーのか暴言吐いて詰ってみたりだとかしてぜんっぜんっ!大切に扱わなくなって来たりなんかしてー…の関係を観ておるからでそれと比べると天と地ほどの差っつーのかまるで具合が違うわけじゃないですか??…ま、水島のところは子供もいないし間に入って邪魔して来るモノもないわけだからしてそやっていつまでも奥さんっつか瞳子に対して恋心っつーのか未だに憧れの手の届かない存在っつーのか水島からすれば嫉妬も含めて愛してるわけなんですよねー…。それが瞳子からして水島に対してどうなのか??っつーとこれがあーんま水島みたく好きじゃないっつーのか…。(黙)…や、まぁ仲が悪いわけじゃないし敢えて水島を避ける風な態度を取ってるわけでもないし何だったら大賀きゅんもとい近藤の方を持ち上げるやうな態度を取ってるのか??(おぶおぶ)と言われたらばべっつにそういうわけでもないしふっつーにそこには愛があるのかもしれないけれども家でも出来そうな仕事だっつーのにべったりと家にいて何かと瞳子と喋っておるわけでも何でもなくて大体が事務所に行って家にはいないわけだからして瞳子からのラヴ度は水島よりも高くないっつーだけの問題なのであって「嫌い」ではないと思うんだよねー…。…ってかまぁ「嫌い」な相手と積極的にけこんはしないわけだからして嫌いではないんだろうけれども「好き」の温度差が違うっつーのかな??(え?)ただまぁ水島としては下心もありつつの瞳子の弁護を買って出たわけだけれども瞳子はまぁそれで無罪になったわけだし命の恩人…ほどではないにしてもそれなりに感謝はしてるんだろうしでもべっつにそれだけの関係で力関係からしたらば瞳子>>>>>水島みたいな構図になってるわけでそ??(えー)水島がこれでも元公家の家柄の出だとか瞳子よりも誇れる家柄の出身者だったらば瞳子よりも水島の方が上ってことになって瞳子ももそっと一目も二目も置くやうな関係性が生じて来るとは思うんだけれども瞳子は経団連の会長??だか何だかをしておるやうな父親がバックに付いておるっつーのに水島は確かに弁護士ではあるけれどもそれだって努力して勉強してその座を掴み取ったってだけで金の力でねじ伏せて来たやうな過去なんかもないだろうしその点からしても庶民よりちょっと上??っつーだけで立場的には丸尾さんと何ら変わりはないのかもしれないけれどもそれでも「夫」だからそういう風に接してるってだけでなーんか水島が想ってるほどには瞳子はー…と思うんだけれどもだからって言葉やら態度やらで直接水島が瞳子にぶつかって行ってるわけでも何でもなくただまぁそう「想ってる」ってことを近藤に話して聞かせてるだけであって瞳子からしても「うんざりするわーwww」ってのでもなさげだしこれはこれでアリなんだとは思うよ??(は?)…だけれども瞳子の父親が病気療養ちう??ってのでだいぶ具合はよくはなって来ておるけれどもこーんな末次(岩松了さんの役どころ)みたいな胡散臭いヤツの話を真に受けて真っ先に瞳子の父親に相談でも持ち掛けてれば100万、200万…ましてや1000万とかの金をふっかけられたとしても瞳子の父親にとってみたらばはした金なんだろうし喜んで(?)出してくれると思うんだけれどもそこんところは水島のプライドっつーのかまだまだ予断の許さないそんな瞳子の父親の容態を慮ってっつーのか耳に入れないやうにして自分1人だけで何とかする方法を…っ!つて殺しちゃったらば意味ないんだけどさ。(苦笑)でも瞳子の父親の耳に入れないってことは瞳子にも相談しないってことなわけでそ??そーんなの、末次が勝手に瞳子の元カレとは遠い親戚だみたいなことを言ってるだけでホントかどうか分からないじゃないですか??…つかそもそも瞳子はホントにそのかれすぃーのことを殺してるの??殺してないの??(え)横領うんぬんが見つかってそれで瞳子のかれすぃーもそれにいっちょ噛み??だか何だかしておってそれが原因での自殺っつーのかそれで片付けられたわけだけれども末次はそれで納得してなくてその横領とかとは関係なく瞳子との関係が上手く行かなかった流れでもって瞳子と拗れて殺された…!ってのの証拠になるやうなノート??か何かと交換に口止め料として金を要求しておるとかそういうことなんだっけか??(えー)でも瞳子には黙って近藤と共犯??にはなっちゃったけれども水島が1人で処理して末次のことをまぁここは「瞳子のために」殺してしまったわけだけれどもそのことでやっと瞳子と同じフィールドに立てたっつーのか「人を殺すってどういう気持ち??」みたいなことを瞳子が水島に聞くシーンで終わり…??みたいなことになってるじゃないですか??…だったら瞳子も水島に無実を証明して貰ったわけだけれども水島にぜぇーんぶ正直に喋ってない点があってそれでほんっとのところは元カレを瞳子は殺してるってこと…なんですよねぇ??(おぶおぶ)この秘密は瞳子も墓場まで持ってくつもりなんだろうし水島にも敢えて話すことはないんだろうけれどもでも今…!水島も人殺しの気持ち??みたいなのを理解出来たっつーのか同じ共通の隠し事を抱えてることになってそれで瞳子の方から水島の方に歩み寄って来たっつーのかそれまで金持ちVS庶民(爆)だったのがどっちも人生の途中に「人殺し」を経験したことで同じ思いを抱えておるっつーのか人間の重み??みたいなのが一緒になったってわけなんですよねぇ??…でも瞳子は自分のため(?)に人殺しをして水島は瞳子のために人殺しをしてそこんところが根本的に違うっつーのか…。確かに「人殺し」っつー経験値は同じだけれどもその底にある思いってのがぜんっぜんっ!違うわけじゃないですか??瞳子は身近な相手が自分と同じ人殺しを経験してくれて気持ちが共有出来て嬉しいvvvみたくなっておるんだけれどもそれは瞳子が「共犯」だったらばもっと結び付きも強固になっただろうし夫婦の繋がりみたいなモノももっと固くかたーくなったのかもしれないけれどもあくまでもそれは瞳子に内緒にしようとしておったのをたまったま瞳子に目撃されてしまったっつーのか何っつーのか…。(黙)…にしてもここに来て丸尾さんが「末次って人とけこんすることになりまして…」ってまぢか…っ??!!水島夫妻のけこん式で話し掛けられた時は最初の出会いは「変な人〜…」だったのが末次のいきなりの強引とも取れる誘いっつーのか「出会っていきなりこういうことを言うのはおかしいかもしれないけれども君のことが好きなんだ…!」みたく告白されて…ってそんなの、今まで言って来なかったぢゃないかっ!!!…え??まぢで…??(おぶおぶ)そういうことがほんっとぉーにあったの??丸尾さんの勝手な思い込みってことでもなく??(おい)だってけこんする相手だっつーんだったら水島に「こういう人を見掛けたことはないか??」つて聞かれた時に「お2人のけこん式の時に誘われて以来お付き合いさせて貰ってますぅーvvv」とか何とか言えよっ!!!(どーんっ!)何でそこでは「不審者」扱いで水島が殺しちゃってからこっち「かれすぃー」に昇格してるわけ??庭で何かそういう末次の亡霊か何かに会った??(え?)そゆ時間軸??の流れがほんっとに真っ平に起こった出来事順になってるのかどうか??の疑問はあったんだけれども往々にして今までの岩松作品よりかは分かりやすかったと思うし観やすかったとおもvvv「全ては丸尾さん1人の妄想1人相撲でしたーvvvちゃんちゃんvvv」で終わってくれたらどんなにラクだったか…。(は?)

でも瞳子も何でまたそこまでして庭に洗濯物を干したかったんだろ??(素)…つかだったら丸尾さんの言う通りお手伝いさんを雇ってる意味って…何??ってことになるわけじゃないですか??…ま、「人妻」になったわけだからしてそういう「奥さま」然としたことを「やってみたいvvv」ってな気持ちは分からないでもないけれどもべっつにそこまで頑なに「物干し竿買って来てくれた?!」つて拘ることはないかと…。(黙)あたしはべっつにけこんしたからって好きな相手のために家事全般こなすみたいなことをしないでいいんだったら極力したくないし(死)大体自分の部屋ですらも上手く片付けられないのに何で相手の領域まで…(滅)と思うのでここはやぱーりシェアハウスにして「自分のことは自分で!」でいいんじゃないでしょうかねい??(だから)…ってか全力で人詰ってても麻生ちゃんってばほんっつ可愛いわーvvv今もドラマで「怪奇恋愛作戦」に出てるのを観ておったりするので「生だよー、生ーvvv」って…かんっぜんにオヤジ目線ですねwww(爆)…や、でもこーんなに珍しく嫌い…どころじゃない、お気に入り様ばっかり出ておるお芝居ってのもないので内容とは別にワクワクしっ放しでごじゃりましたよvvv…ってか岩松作品の後に梯子観劇で「正しい教室」(観劇日記No.661参照)とか当てて来ちゃって重たすぐるー…!(滅)…とは。(自業自得www←)