436.「梨の礫の梨」
主なキャスト:宮川サキ・Sun!! 作・演出:横山拓也 公演記録:2012.6.5〜17@ムーブファクトリー(大阪) |
当分売込隊ビームも活動休止だっつーのでー…。なにげに横山(拓也)さん作品好きだし行っとく??(は?)っつーので先行予約なぞしてみたり。(苦笑)残念ながら出ておられるお2人さんをぜんっぜんっ!存じ上げないのでー…。(黙)まっぢで脚本目当てでだけ行くことに。(え)ほんつごめんなさいっ!(ぺこり)ミジンコターボさんもsundayさんも劇団名としては聞いたことあるんだけれども最近関西小劇場系の劇団さんとか新規開拓してないからなー…。(遠い目)そやって裾野を広げてしまうと際限なく行かなくちゃいけないもので…。(は?)チケットは整理番号8番って…自由席ってことですか。(苦笑)劇場…っつかスタジオ??も行ったことないとこだったからいろいろ調べてから迷わないやうに注意して行ったんだけど劇団関係者さんっつかー…横山さんとかふっつーにふらっと歩いて来られてたりして(えー…)その横山さんに「お久しぶりですぅーvv」とか声掛けたりしてる人たち多数だったのでなーんかもう大学の時の部活劇団のノリに近い…か??(は?)そやって関係者っぽい人が多いとなーんとなく自分が部外者っぽいっつか居た堪れない感じになっちゃったりなんかして居心地悪かったりするんだよねー…。(苦笑)…ま、お2人さんのファンっつかそっち目当てで来てる人たちもいぱーいいるんだろうけれども。independentシアターみたくこういうとこっておトイレの数が少なかったりするんだよねー…とか思っておったらばホントに1つしかなかったよっ!!!(爆)…ま、そう思って駅で済ませて来たからいいけど。(え←最近病気の都合上時間が掛かって仕方がないのでトイレ難渋者になっておるのである…)当日券も結構出てたんじゃなかろうか??(おぶおぶ)しかも2時間ちょっとは掛かると思っておったのに1時間ぐらいで終わるとかー…!(どーんっ!)そーんなに短編だったとは思わなかったおっ!!!…うぐっ!終わってからどこで時間つぶそ??(知らねぇよっ!←)んー…っと座席は2列目の真ん中辺りを狙ってみたんですけれどぎっちぎちに近過ぎて多少前の人の頭で見切れる場所があったりなかったり。(苦笑)舞台になってるのはビルの中にある隠れ家的バーと言いますかー…??まずは飲みながら宮川(サキ)さんがぐだぐだと最近あったムカつく話(え)っつーのをマスター相手にくっちゃべっておる体で。それはまだ通勤帰宅ラッシュにはちょっと早いだか遅いだかの時間に乗った電車内での出来事。乗り始めの駅ではそれなりに混んでたってのにおばちゃんが自分の荷物を座席の上に乗っけて2人分陣取りちう。(え)足元に置くか網棚の上に乗せるかしたら確実にもう1人は座れるってのにしらーん顔してふっつーに座っておるおばちゃん…。(滅)しかも誰も何も注意しないもんだから余計に調子乗ってるっぽいとこが何とも…。(黙)そこで宮川さん(役の名前があったと思うんだけれども忘れた…←)は無言の圧力をかけるべくそのおばちゃんの置いてる荷物の前に立ち続けていつか気付いて「…あ。ごめんなさい。どうぞ??」と席を譲らせるべく我慢比べ。(は?)…が。ぜんっぜんっ!おばちゃんはその無言の圧力にも屈せず(苦笑)しかも段々と降りてく人たちもいたりなんかして宮川さんが我慢しておばちゃんの荷物の前に立ってなくても他に座れるやうな席が空いて来たりなんかして今やもう意味のある行動とは思えなくなって来ておったり…。(苦笑)それに一緒になって最初っから乗り合わせてる人たちももう宮川さんと件のおばちゃん以外いないもんだから周りの人たちの空気もちょっとシラケておるっつか「なーんでこんなに席空いてるのに何だってあの人(宮川さん)はあそこに立ってたりするんだろ??」なもうどっちかっつーとおばちゃんに対する批判的視線よりかは宮川さんに対する「ちょっと変な人ー」視線の方が増えて来ておったり。(えー…)それに宮川さん自体もう自分が降りる駅とかとっくに過ぎちゃってるおっ!!!(爆)そうしてとうとう根負けした宮川さんがおばちゃんに対して「ちょっと…!その荷物の置き方おかしいと思いませんか??」っつって注意するべく声掛けてしまったー…っ!!!(声掛けた時点ですでに宮川さんの方が負けてる←)したらばおばちゃんが「何ですか??」っつって開き直るわ、しかもしれっと次の駅が降りる駅だったみたいでさっさと荷物持って降りちゃって…。それも降りる時に宮川さんに対して「変な人おるわー??」的視線を投げ掛けて降りてったりなんかしてやぁーっとこ宮川さんの目的は果たせた(荷物の置いてある場所に座る←)けれどもみんなからの視線が居た堪れないしそれにおもっきり乗り過ごしてるし散々な目に合った…っ!!!とまぁそういうわけで。(苦笑)「あー…!そういうことってあるよねーvv」とさりげに会話に割り込んで来るSun!!さん。(え)待ち合わせをしてた友達…っぽくはないしたまったま隣り合わせに座ったぜんっぜんっ!知らない人って感じではあるんだけれども続けて電車でのあるあるネタ??(は?)な話をば。電車で座っておったらば目の前におじいさんが立ったもんだから「…あ!よかったらどうぞーvv」っつって譲ったはいいものの「いえ。結構です」っつって断られて…。(黙)せっかく立ったのに行き場が無くなっちゃったもんだからまぁ「そうですかー…??」っつって座りかけたんだけれどもここは続けて行っとくべきか??(は?)ってので「いえいえ…!どうぞ座って下さい!」っつったのにまたしても「いえ。結構ですから」って断られ。(滅)…いやいやいやいや。ここで怯んではいけない…!(え?)っつーので三度目の正直(違)でもう1回トライしたんだけれどもやぱーり断られてそんでもっておじいさんもそのまま降りてったっつー…。(えー…)次また誰かおじいさんが乗って来たらそこは譲らなくちゃでしょ?!と思ったのにそれから一向に乗って来なくて「こういうのって気持ちのやり場に困るよねー…」って…さっきの話と電車ってことしか被ってないし大体オチも教訓もなーんにもないじゃねぇかよっ!!!な宮川さんにとっては納得行かない話。(苦笑)「…え??こういうのと違うの??」って…天然ちゃんかーいっ??!!(爆)と空気感も噛み合いそうにない2人…。(苦笑) …だけれどもSun!!さん曰く「宮川さん(役の名前だったと思うんだけど…)に呼ばれた」とのこと。(えー…)でも宮川さんは呼んだ覚えもなく。(黙)「まぁまぁ、別にどっちだっていいじゃないvv」ってので宮川さんが入れてたボトルをがんがん勝手に飲んじゃうSun!!さんに宮川さんもだだ怒り。(そりゃそうだ)ま、お芝居の流れ的には最後まで観てたらなーんとなく分かるっつか最後の最後でネタばらし的にSun!!さんがぢつは宮川さんがちっちゃい時に自殺して死んじゃったお母さんってなことが台詞の中でも語られるもんだからSun!!さんは死んじゃった人ってのが分かるんだけどあたしは待ち合わせうんたら(は?)のとこら辺からなーんかたぶんこの人ってもうとっくに死んじゃった人なのでは??(おぶおぶ)なーんてなことを思っておったり。(苦笑)…何だろ??もちろん決定打みたいなのはなかったんだけどなーんか空気感っつーのかな??(は?)「呼んだ」「呼ばれた」だけで死んじゃった人って思うのも短絡的なのかもしれないけど。(苦笑)今2人がいる場所ってのもむかーしSun!!さんがまだ若かった時(は?)に宮川さんのお父さんになる人と初デートだかで来たお店で。ま、その人も宮川さんが生まれて結構すぐ病気か何かで死んじゃってそれからはSun!!さんが昼も夜も働かなくちゃいけないっつーので夜仕事に出る時はこのお店のマスターに預かって貰っておったとかまぁいろいろと縁深い場所だったりなんかして。…っつってももうそのマスターもいなくて…っつか店の形態は変わってないけれどもオーナーがどんどんと代替わりして行っちゃってて別に宮川さんもマスターに恩があって通ってるわけでも何でもなくて安くて仕事の帰りにぷらっと立ち寄れる便利なお店っつーので常連になってるだけ、と。(苦笑)Sun!!さんもいつかマスターにはお礼を言わなくちゃ!と思っておったのにそれを聞いてちょっと残念そう…。(黙)そうして宮川さんからSun!!さんへの恨み辛みではないけれどもそやって勝手に自分1人死んでいなくなられてまだまだ小学生だった宮川さんは頼れる親戚も誰もいなくてお向かい??に住んでた大学生の男の子(名前言ってたんだけどこれまた…←)に引き取られたっつかまぁ寝る場所と食べるモノを与えられてなし崩し的に居候??状態に…。それ聞いてSun!!さんも思わず「変なことされなかったっ??!!」と…。(黙)…ま、確かにオタクめいたとこはあったけれどもそういう人ではなかった(おい)っつー宮川さんなんだけれどもそもそもそういう理由を作ったのはSun!!さんだろうがよっ??!!ってとこも無きにしも非ず…。(滅)Sun!!さんとしては「誰ちゃんがいたでしょー?!」っつーんだけど。(苦笑。その「誰ちゃん」ってのもおかあさんからしたら遠縁だったりであーんまり関係性の強い人には思えないんだけど…。←)小学生だった宮川さんには誰のことやらぜんっぜんっ!分かんないし(そりゃそうだ)「会ったことあるから覚えてるでしょうー?!」とか言われてもなーんにも印象も何も残ってなかった、と。(黙)んー…でも大体何歳ぐらいからのことだったら覚えてるって言うのかなー??(え?)あたしの場合もうそれが夢だったのかホントにあったことなのかよく分かんなくなっちゃってるんだけど。(え)むかーしあたしが小学生の頃だったのかなぁ??まだ低学年だったと思うんだけど風邪ひいて熱出して寝込んでおって。そこにたまったま名古屋から叔父さん(っつってもおばあちゃんが兄弟の多い人でその一番上のお兄さんかだったと思うー)が遊びに来ておってパンダのぬいぐるみを貰ったってただそれだけの話なんだけどなーんかそのぬいぐるみが可愛かっただの貰って嬉しかっただのそういうのは覚えてないのに(爆)「貰った」ってことだけをよぉーっく覚えておってそれからその叔父さんには会うこともなかったんだけど(自分とこで会社だか工場だか持ってたんだけどそれが上手く行かなくなっちゃったのか理由はよく知らないんだけど自殺しちゃったらすぃーんだよねー…。黙)そのことだけを未だに覚えておって。たーぶーん熱でいつもと違うテンションだったりしたせいかしらん??(は?)とにかくまぁSun!!さんとしては「何かあったら誰ちゃんを頼ったらいいわvv」と思っておったんだけれども宮川さんには伝わってなかったっつかそこまでの詳しい事情が分からなかったやうで…。(黙)…でも。その大学生とやらも卒業して実家近くで就職が決まったとかでアパートを引き払わなくちゃいけなくなっちゃって。宮川さんをホントの意味で引き取るまでそのおかあさんと親しかったわけでも何でもなかったもんだからまぁ宮川さんも置いてけぼり(当たり前)にされちゃってそれ以降はもう悲惨っつか何でこの年までやって来られたかも分かんないぐらいに苦労のし通しだったとか…。もうすでにおかあさんが死んじゃった年よりも長く生きちゃってる…よねぇ??(おぶおぶ←見た目で判断しちゃって申し訳ないけど。黙)ちっちゃい頃あんまり聞くことのなかったおかあさんのおかあさん(おばあちゃんだわな)の話(その年齢の人にしたらば随分とハイカラな人だったとか何とか…)だとか「そういうの、もっと聞きたかったよね…」っつー流れで「何であたし1人残して死んじゃったりしたかなっ?!」な展開に…。恨んでるわけじゃない。だけどまだまだ1人で生きて行くには心許ない年齢っつか誰かに世話されたり庇護されたりして当たり前の年齢なのに何だって置いてけぼりにしたのか??と…。「あんたの幸せを考えて…」とは言うけれども置いて行かれたことをすぐには幸せだなんて思えなかったし今だってその頃のことを思い出したところで幸せだったとは思えない。子供の自分に選択権がないんだとしたら何で連れてくことを選んではくれなかったのか??と。おかあさんとしては「大きくなったあなたが見たかった」からだって。苦労したかもしれないけどそれだってちゃんと今まで生きて来れてその年を迎えられたんだからいいじゃない、と。宮川さんにしてみれば「そんな簡単なものじゃない…!」。しかも苦労することを選び取ろうとしなかった「あんたに言われたくない…!」。それでもあの時はそうすることしか出来なかったし「自分さえ死ねばそれでいい」ってことしか考えられなかった…とSun!!さん。(黙)親子だったとしても「幸せ」の定義は違うしよかれと思ってしたことがその人にとって一番のベストな結果になるとは限らない。全くの他人だったとしたら尚更。自殺する人はそれでいいかもしれない。死んでラクになれるのなら。死んで自由になれるのなら。だけど残された者はどうだ??あたしも叔父さんの家族の人たちがどうなったのかもぜんっぜんっ!知らないままだけどやぱーり病気や事故やで死なれるのとは違うんだからいろいろと葛藤があったのに違いないのだ。そうしてSun!!さんは「またね…」と去って行く…。宮川さんは最後に叫ぶのだ。「おかあさん…っ!!!」と…。きっと一方的に「呼んだ」だけでは来なかったし来れなかったとおも。どっちもがどっちもに「会いたい!」と思わないと。(え)…ってまぁ知り合いでもそうでなくても死んじゃった人に会っちゃった経験はないしこれからもあってほしくないけれども…!(爆)まー…!後半の宮川さんの勢いは半端なくてカテコの時もそのまま声枯れちゃってたぐらいだったからねぇ…。(苦笑)ま、大阪千秋楽だったことですしそれもまた一興。(は?) まだ詳しくは決まってないらすぃーんだけれどもこのお芝居でぼちぼちと全国ツアー的な??(え)いろんなとこを廻れればー…!な2人武者修行ツアー予定とのこと。(苦笑)せっかくなのでシリーズ化して次は作・演出家さんを変えて続けてくってのもよいのでは??(え?)…とまぁその場合はお気に入り演出家さんにも寄りますがー…。(おい)たまにはこういうシンプルなのもいいかなー、と。(え)次またなにげに横山さん作品ってのでチケ取ってたりするのもあるんですけれど。(苦笑)そっちも楽しみっすっ!(え?) |