1142.「音の気持とオドリの気持-オドリ聞コエテ音見エル-」

主なキャスト:田中泯・森本ゆり・寄田真見乃
公演記録:2021.9.30~10.3@THEATRE E9 KYOTO(京都)
たまったま劇場のHPを見に行ったらば公演情報が載っててしかももうすでに受付始まっておったのでぽちっとなwww(え)「×××HOLiC」(観劇日記No.1140参照)も行くことがけていしておったので平日は取れないしー…ってので日曜日の最終公演をぽちってみたんだけれども無事取れてよかったー。(ほっ)当日も結局映画と梯子ですけじうる組んでしまったし(死)終わったらちょっ早で京都戻らないときびすぃーやも??(おぶおぶ)…ま、カテコの挨拶さえちゃっちゃと切り上げてくれたら。(え)オドリだけの田中泯さんは前ーに観たことがあるんだけれども音楽を付けてってのは今回初めて。しかもピアノはともかくとして尺八って…何??(え)普段でも目にする機会ないんですけど。(苦笑)しかも尺八ってなーんとなくないめいじで申し訳ないんだけれどもこう…年配の男の人…っつかぶっちゃけおじいちゃん(爆)がひょろろろろ~~~♪って達筆(…って字じゃないから←)ぢゃなくて達者…??(違)とにかく…!なーんかすっげぇいい姿勢でしゃんと立って吹いてるいめいじだったりしません??(え)なーのーでこーんなわっかいお嬢さんっつかうら若き乙女(え)っぽい人が嗜むやうな感じには見えなかったのでどびつくりwwwまず整理番号(チケット取った順で割り振られる)ごとに呼ばれて座席選択をば。…っつっても自由席なので選び放題っちゃぁ選び放題ではあるんだけれども数が少なくなって来るとそうも言ってられない。(苦笑)あたしはまあまあ早かったのでB2で階段席の下手側端から2番目??を取ってみますた。桟敷席だと背もたれないから2時間座ってると耐えられないのよねん。(滅)まずは尺八「一定(いちじょう)(いってい、ではない←)」(杵屋正邦)から。いっやぁー…(田中)泯さんは即興で踊っておる感じなのでそれを説明するのはちょっと難しいんだけれども(苦笑)前ーに観た時は裸足で着物とかも纏っておるんだけれどももうただかろうじて隠せてる??(え)ぐらいのモノでほぼほぼヌードっつか全裸に近い感じで踊っておられたのでなーんかその…迸る肉体??(え)っつか見た目細っこい枯れ木(おい)みたいな身体なのにどうしてどうして…。踊り始めるとその研ぎ澄まされたっつかどうしたって筋肉隆々とかとは違うじゃないですか??(え)無駄な肉をぎりっぎりまで削ぎ落して行った結果がコレ、ってな感じでもってまたその身体が滑るやうに動いて止まるとこはピタっと止まるんだけれどもまたその息遣いっつか「はぁはぁ………」って言う音はものすんげぇ近くで聞こえて…な臨場感??でも尺八が鳴ってると息遣いがある程度消されてそこに泯さんは確かにいるんだけれども息を潜めてる感じっつかもう気配がある程度消されてる感じっつか尺八を立てるところは立てて踊るべきところは一緒になって踊って…なメリハリっつーのかな??なーんかそこんところの「動」と「静」みたいなのが凄みがあって見入ってしまったっつか。あと尺八って音の圧みたいなのがすげ。(え)…何だろ??オケみたくいろーんな楽器が一斉に鳴らされてるわけじゃなくて単音っつか1人で演奏して片一方は踊ってて…ってやってるっつーのにすっげ野太さっつか音の圧迫感みたいなのがすげ。(え)あー…ほら。金管楽器みたいな細くて高い音とかじゃなくて重奏低音みたいな感じがするからかなぁ??(おぶおぶ)とにかくわっかいお嬢さんと尺八の相容れなさっつったらおかしいんだけれども(苦笑)違和感…??…や、だからって踊ってる方が女性で尺八吹いてるのが泯さんだったとして泯さんはなーんとなくいめいじに合っておったとして踊ってるのが女性だったらちょっとエロwww(おい)…ってかそゆ目でしか観れないのか、俺wwwもしかしたらば尺八界(…ってどこだよ??苦笑)では有名どころの曲なのかもしれないけれどもぜんっぜんっ!尺八とか聞いたことないし(滅)曲のタイトルすらまともに読めなかったぐらいなので(黙)もし専門の人がいたら「何言ってるの??」かもしれんがすまん。(ぺこり)でも泯さんは尺八の割とはっきりした音色の中を蠢く…ってか文字通りするするっと移動して行っていつの間にか視界の端っこに移動しておったり部屋の隅っこの方でフェードアウトぎりっぎりのところで佇んでおったり…と夢の中の人みたいな感じでもって実体化がない気がした。(え)…いやいや。確かにそこに「いる」んだけども。(苦笑)なーんかもやもやっとした存在感のなさっつか生きてるんだけど亡霊みたいな感じ??(えー)…何だろう??熱感が低い気がした。なんとなく。

次は尺八と銅鑼で「龍安寺」(ジョン・ケージ)。京都に観光メインで行くことがそうそうないので。(黙)龍安寺もそう言えば有名どころだけれども行ったことがないっつー。(滅)…アレだ。(何)枯山水の庭とかそゆのでそ??(無知www←)なーんかお茶習っておった…っつか「習わせられた」っての方が正しいのかwww(苦笑)あたしの叔母がお花の先生で叔父がお茶の先生だったので大学生の時に無理くりお茶席に月1ぐらいで出されたのだたwwwなーんか「禅の心」的なことでいろいろ説法的なことも聞かされたりしたけど何1つ覚えちゃいねぇっつー。(黙)それどころか夏は死ぬほど暑いし(お茶室にクーラーを入れるわけにはいかないのでまぁ申し訳程度に間仕切りを開け放して風を通すぐらいのモノでしかも前にはある程度煮滾ったお湯??の入った茶瓶が掛かってるしってのでストーブ焚きながら気持ち程度に涼しさを送り込んでるみたいな超矛盾した空間でもって「心頭滅却すれば火もまた涼し」の気分になれればいいんだけれどもそこまでこっちは肝座ってないんだよ!…ってか正座し過ぎて立ち上がれなくて足ぐちゃっ!ってなったりしてるし。(死)なーんかそんな思い出とこの曲を繋げてどうすんだ??(黙)って話なんだけれどもとりあえず。(え)でも銅鑼があるからなのかこっちはもそっと生きてる感じがしたっつか。(えー)飛んだり跳ねたりするわけじゃないけれども少なくとも1曲目よりかは「躍動感」みたいなのがあった気がすwww…ってまあまあいい感じに忘れてるけど。(爆)今おっきな劇場だったりすると1列目は飛沫防止のために空けてたりするじゃないですか??でもこの劇場はそんなこと言ってられないので…ってか踊り手と観てる側の距離感が近すぎてちょっと大丈夫なの??(おぶおぶ)って気にはなった。…ってかコロナ前だったらそんなの、ぜんっぜんっ!気にもしなかっただろうしむしろ「もっとやれwww」だったと思うのに何だろう??この心の中で無意識にロック掛けちゃってるっつかこれ以上近付かれるとちょっと…ってのにいつの間にか慣らされてる。そんなかんったんに伝染したり伝染されたりとかってないよ。隣で喋ったりしたわけじゃないんだし。とも思うんだけれどもなーんか身構えちゃうってのはこのコロナの置き土産…っつかまだ渦中にいるわけだからして「土産」ではないですねい。(苦笑)でもほんっつすぐそこ、に泯さんがいて「はあはあ…」言って息づいてる人がいるってのが何かものすっごいあり得ないんだけどそれが当たり前だった世界に戻して欲しい。(切実)何かっちゃぁ客席降りとかも今はなーんとなく「しちゃいけない」みたいな空気感ってあるじゃないですか??…や、まぁ客としても身構えちゃうし降りて客席を通り抜けてく役者さんの方だったって怖いだろうしさ。(苦笑)近付き過ぎて何かあったら…??ってお互いに思っちゃってるとこあるじゃないですか??だから暗黙の了解として「客席降りはしない」「そゆ脚本は書かない」みたいなことになっちゃってる。でも違いますよねぇ??そんなことで本来伝染ったり伝染されたりってないって思ってるけど。分かってるけど。でも怖い。いつの段階でそうなったのかはわっかんないけれどもプログラムを書き換えられてしまったっつか何っつーか…そうなっちゃったんだよね。でも隣に人がいる温もりとか息遣いとか「生きてる…!」ってことでしょう??何かそこんところのダイナミックさっつか「そうか、そうか。そんなことも忘れておったことだよ」みたいなこと??に気付かせて貰ったっつかさ。(苦笑)でもちょっとばかし睡魔に襲われそうになっておったことは内緒で。(えー)

でピアノとのコラボで「新クラヴサン曲集 組曲イ短調-長調」より第1曲アルマンド(ジャン=フィリップ・ラモー)。まだ割と静かめの曲。(え)舞曲になるらすぃーので(その時はまぁーったくもって知らなかったけれども(苦笑)今調べた←)それっぽく。(え)1人で踊っておられるんだけれども誰か相手を想定しておるかのやうな身のこなしっつか何っつーか。(たぶん←)それよりも2曲目の「エヴリアリ」(ヤニス・クセナキス)の方が印象強くて。(えー)あたしがいる位置からはちょうど楽譜が見えるやうになっておったんだけれどもまぁー…!いぱーい音が書き込まれてるっつー印象。(え)もう指運びとかどうやって弾いたらいいんだろう??(おぶおぶ)ぐらいにデカいwww(苦笑)譜面台に置き切れないぐらいにデカいwww(だから)…何だっけ??あとでピアノの方がおっさってましたがメデューサがどうのこうの…みたいな説明だったのでそゆ楽曲なの??(おぶおぶ)ピアノの激しさに目を奪われてしまって(え)踊りが二の次になるぐらいにすげかった…!むかーしこれでもピアノを習っておったので…っつっても偉そうに「習ってました」とか言えるぐらいには真面目ーに通ってなくてもう練習嫌いだったし先生のとこで初めて譜面開きますが何か??(え)ぐらいの??「ここで練習しないで下さい!」つて怒られるぐらいに家での練習を怠っておった体たらくなもので。(黙)だーかーら「ピアノ弾いてました」とか言ってもまぁ初見で楽譜の音階が読める程度の??(えー)そんなんなのでおこがましいのだけれどもそれにしたってあの曲はすげぇ…!(感心)たっかい音のちゃらちゃらちゃら~~~♪みたいなのがずーっと延々続いておって…ってそんな説明じゃなーんにも伝わらないことは分かっておるんだけれども(苦笑)とにかくまぁ叩き続けてる曲だ。(え)鬼気迫る背中っつかピアノに覆い被さって…っつか椅子に悠長に腰掛けてるヒマがないぐらいにものすんげぇ曲なので立ったまんまでひたっすら鍵盤を叩き続けてやぁーっとこ曲と向き合える??それぐらい強い曲なので(苦笑)泯さんが果たしてどういう踊りを繰り広げておったのかをうっかり見落としてしまうぐらいにピアノが勝ってたwwwそれに比べたらば1曲目なんか貴族様の遊びみたいなもんだ。(え)でもピアノがとち狂ってる(おい)分踊りは精密だった気がすwwwとりあえず。(おい)

最後はピアノも尺八も揃っての「鹿の遠音」。曲のいめいじとしては墨絵の感じ??(え)東山魁夷の絵とかそんなの。でも尺八の古風な感じにピアノの「洋」が加わって文字通り和洋折衷っつか艶やかさが加わった感じっつか。踊りはそれに対して一幅の絵っつか影絵みたいないめいじ??(え)ほんっとにたまたま泯さんの踊りがあるってなっておったからいそいそと出掛けて行ったけれどもそうでなかったら尺八単独では公演に行くこともなかっただろうしピアノ+尺八でもなかなか難しいモノがあったと思うので嬉しいコラボだったやもしれん。日によって演奏曲が違っておったみたいなので今日はこのプログラムだったけれども最終日だったし比べようもなく。(黙)でもピアノの2曲目は昨日もやったんだけれども「これはぜひ…!」ってなって推して今日もっつー運びになったのだとか??最後ご挨拶では尺八とのコラボは「初」だそうでそれはそれでアリなのかなぁ??と。まあまあ1時間半ちょっとで終わってくれたので(え)無事京都で映画は間に合いますた。(ほっ)踊りを上手いこと解説するってのはなかなかに難しくてしかも時間がおっそろしく経った後でどうにかしようってのがそもそもの間違い(黙)でもってごめんなさい…!って感じなんだけれども。(黙)なーんか次めっちゃ山奥の方で公演あってちょっと観てみたい…!と思ったんだけれどもどうやって行ったらいいのやら…??(おぶおぶ)ってなぐらいに辺鄙そうなとこなので諦め。(滅)いっやぁー…でも観れる限りは追っ掛けてたい。泯さんのドラマとか映画とかの演技も好きなんだけどなwww入った時にはどろっどろに暑くてどうしよう??と思うほどだったのが出る時にはすーっかりと涼しくなってちょっとばかし寒いぐらいだったのでちょうどよかった。(え)もそっとあの劇場が駅の近くだったらいいんだけど。…むう。(またそやってどうにもならないことを…←)