182.「ワンマン・ショー」

主なキャスト:小島聖・水野美紀・長谷川朝晴・小林高鹿・ぼくもとさきこ・玉置孝匡・内田慈・近藤智行・吉川純広
作・演出:倉持裕 舞台監督:榎本加奈子
公演記録:2007.6.23@松下IMPホール(大阪)
あらすじ>>机に向かい、一心不乱にハガキを書きなぐっている男・青井あゆむ。彼は俗に言う“懸賞マニア”。しかしいくら応募してもなかなか当選することがない。
ある日の夜中、青井が顔を洗いに台所へ向かうと、それを追うように妻・紫が寝室から出て来た。「私、また、あなたの顔にヨダレを垂らしたのね」寝ている間のことは仕方がないとなだめる青井、だが紫は納得しない。
そこに紫の兄・白根赤太がやってきた。赤太は無職であり、それゆえに妹のところへ金の無心にしょっちゅう来ていたのだが、その日は、仕事が決まったというめでたい報告だった。仕事の説明を始める赤太。それは、緑川緑と名乗る女からの「私の仕向けた男に向かって、私のことなど知らないと言って欲しい」という、理解し難い依頼だった。仕事内容に難色を示す紫だったが、赤太は仕事に就けたことを素直に喜んでいた。
時を同じくして、隣に引っ越して間もない緑川黒雄が青井家を訪ねて来る。青井は、カーテンの隙間から時々こちらをのぞいている黒雄を気味悪く思っていた。何を言われるのかと思いきや、泣きながら「お宅の池が広がっている」と叫ばれ戸惑う青井。それならばと偶然通りかかった自治体サービスの“イェローさん”に相談を持ちかけた。黒雄はイェローに「似たような人が以前うちにきた」と言うが、彼女は「その人間に二度と関わってはいけない」と釘をさし去って行く。
固定資産調査員である青井は、役所へ届け出もなしに増築した疑いのある佐藤宅へ来ていた。主人に会おうと試みるが、何度来ても佐藤の妻と弟しか現れない。そしていつしか増築のことよりも、主人の不在に気を取られるようになる。ある日、偶然にもイェローが佐藤宅へサービスに来ていたのだが、そのことに気付いた従業員・灰島は逃げるように姿を消す。
イェローは青井に“必要事項以外のことを懸賞ハガキに書く”というアドバイスを与えていた。「応募するのが楽しくなった」と話す青井は、更に紫や赤太の名前でも応募し始め、彼らの悩みなども書き加えてゆくようになったのだった。
応募の甲斐あって人形が当選し、お守り代わりにする青井。赤太に人形の説明を嬉々と語っていた矢先に、青井家の玄関先に大きな段ボールが届けられているのを紫が発見する……。

ペンギンプルペイルパイルズのお芝居は一度ちゃんと見てみたいーと思いつつもなかなか大阪公演は来てくれないしやっと来てくれたかと思ったら前回公演は確かラルクはんラニバライヴと日程丸かぶりで行けなくて。(黙)東京公演の日程とかぶっててくれたら向こうで行けたのにー。(おい)そんなわけでどうにかこうにかやっと行けることになったペンギン公演ー。が。DM先行の日当日がウーマンリブ先行と「殺人者」(観劇日記No,169参照)とかぶっててどうするのー?あたすぃー。ま、ウーマンリブは朝早く並べばいいことだけど(「ワンマン・ショー」先行開始は11時からだったし)「殺人者」に間に合わなかったらどうしようーん?な感じで。つかいつも思うんですけど全公演日程一緒の受付番号にしないでくださいー。(哀願)東京公演とかってやっぱり結構人気あるしそこにほとんど集中してると思うんですけど他の地方公演狙ってる人って少ない割に全然繋がらないっつー寂しい結果になっちゃうので出来るなら回線別にしといて欲しいんですけれど。(おぶおぶ)そんな訳で今回も全然繋がらないままタイムアウトで出掛ける時間になっちゃって。でも粘って掛け続けてようやく掛かったーと思ったらば。電車トンネル内で停止信号で先に進みませんー。(滅)そんなんやってるうちに電波が途切れてこっちもタイムアウトー。(どよん)まぁた最初からやり直しだよ…。(黙)ま、次は結構早く繋がったけどね。でやっと大阪公演無事予約完了っすよ。つか先行開始から2時間ぐらいかかったんですけども。(疲)そんなんだったんであんまりいい席じゃなかったりして…とか思ってたらばB列 14番ってどんだけ近いんですかー?!2列目でちた。(爆)やっぱり地方公演あんまり掛けてる人いないんでは…?(おい)じゃなくて繋がらなさ過ぎるんだよねぇ…。とほ。倉持作品もあんまり観たことないかもなんですけども。(苦笑)うーん…分かりにくいってパンフには書いてたけどそんなでもなかったかなー、と。舞台セットが歪んだ感じだったんでこっちまで平衡感覚がなくなりそうなのにはちょっとまいったけど。つかちょっと酔ったかも。(え?)視覚って恐ろしい…。(は?)音楽もパンフ見たらSAKE ROCKがやってるみたいでなんかノスタルジックと言うかのんびーりした感じでよかったでつ。つか結構最初の方の公演からペンギンの音楽に関わってるんだねー。知らなかったよー。最初は普通に(起こってることは普通じゃないけどもさ。苦笑)進んで行くのかなー?と思ったら全然違ったー。結局ここに出て来る人たちって青井あゆむ(小林高鹿さんの役どころ)以外は全部作り上げられた妄想の家族だったのかな?(おぶおぶ)でも青井あゆむももしかしたら誰かが作り出した妄想なのかも。(え?)そのぉー…懸賞に応募するために他の人の名前使ってそれにその人の悩み相談とか自慢話とかちょっとしたエピソードとかいろいろ書き足していくわけだけどそれが現実にもだんだん滲み出して行くっていう。青井が言うには奥さんだったり奥さんのお兄さんだったり友達だったり関係性が明白だと自分では思ってるけどそれが本当に自分の奥さんだとか奥さんのお兄さんだとかそういうことって本人が言うからそうなだけで誰かにそれを証明するってなったら戸籍取ったりいろいろ手続きを踏まなくちゃいけないじゃないですか?ただ言ってるだけってこともあり得る。つか本当にその人が実在するかどうかは分からない。ハガキに書かれてるだけじゃ分からない。ま、確かに青井あゆむ自身倉持さんが作り上げた人物なわけだし。大きな外枠は戯曲家って言うか脚本家の作り出した世界なわけですよねぇ?何だっけ?こないだ公開されてた映画で「主人公はボクだった」(タイトルウロなんで間違ってたらごめんなさひー)ってのも見てはないですけど確かそういう風なお話でしたよねぇ?小説家が書いた小説の中の人物が自分そっくりでこう未来を予言されるかのやうに小説内で起こることが自分に起こるっていう話。「お願いだから小説を書くのをもう止めてくれ!」みたいなシーンが予告で流れてたと思うんですけれど。ホントのところがどうだったのか映画の展開を全然知らないので分かんないですけどこれもそんな感じでちょっと似てるやも?でも神様とか運命とかで簡単に片付けるのは何だけど生まれて来て誰と出会って何をして年を取っていつ死ぬかっていうプログラミングって人間が生まれて来る前に勝手にされて世の中に出て来るんじゃないかなー?って。そう考えたら神様って言われる誰かが小説を書くみたいにそれぞれのキャラクター決定をしてどこかに書き出されてるんじゃないかなー?って。ま、「ワンマン・ショー」は人数そんなにたくさんいなかったから混乱しなくてよかったけど何十億、何兆って人たちが神様1人の手で生み出されてるんだとしたら大した想像力だよね。(苦笑)同じ人間は1人としていないわけだからさ。顔が似てるとか性格が似てるとかはあるけどそれだって全く同じってわけじゃないし。すごいよねー…って神様に感心してどうすんだ?って話。(苦笑)あはー。

つかさー紫(水野美紀さんの役どころ)のエピソード?寝てる間に旦那さんの頭を涎まみれにするって言う。(苦笑)「鼻が悪いからかも?」ってもうー何かあたしそのものって感じで。(え?)や、さすがに誰かの頭を抱え込んで寝るなんてことはしないですけど枕がいつも涎まみれになるんですけど。(爆)ホントねー万年アレルギー性鼻炎っつかもう鼻で息することを忘れちゃってるんですよね。(え?)いつもお口ぱっかぁーっ!って開けて寝てるからだと思うんですけど(や、まぁどんな顔して寝てるかなんて自分では知らないですけども。苦笑)涎の海が出来まつ。(おい)で枕の下に腕引いて寝るのが好きなので(は?)たまーに枕から溢れ出した涎がパジャマの二の腕のとこまで侵食してるっつー。(苦笑)冷たくなって目が覚めたりとか。(え?)なので腕枕とかされたらダメかもしんまい。えへら。(爆)小島聖さんはホント足キレイー。(うっとり)すらーっと細くて何かもう踏ん付けられたくなるやうな。(は?)ものすごぉーく自信ありげで押し付けがましいのかと思いきやめちゃくちゃ不安そうになったり勢いがあるのかないのか自分のことを知られたいのか知られたくないのか分裂気味。でもホントは死んでたんだね。(え?)つかずーっと監禁?軟禁?されて過ごしててホントに自分はこの世界に存在するのかどうかも分からない。いや、分かってるけどそれは緑川黒雄(長谷川朝晴さんの役どころ)が存在することで自分が存在する。死ぬ前から死んでるような生活だったのかもしれない。死んでからの方が饒舌だったかも。(は?)全然知らない誰かの評価ってのは新鮮で面白い。でもそれすら青井あゆむの考え出した世界だったのかなー?お隣にこんな訳アリ風な夫婦が住んでたら面白いだろうなーっていう想像の世界にしか存在しなかったのかも。でもこうやってキャラ設定がまだ明確になってる人たちはいい。灰島(吉川純広さんの役どころ)なんか名前からしても全然完成してないもんね。(苦笑)兄弟が何人もいてそれもどこに住んでるか分かんないって…もう途中で投げ出されたとしか思えないー。可哀想ー。やっぱり身近じゃない人ってだんだん飽きちゃうものなのかしらん?(おぶおぶ)自分に関係の強い人ほど完成されてるもんねー。それとも一番の黒幕(え?)はイェローさん(ぼくもとさきこさんの役どころ)だったのかなー?そもそも懸賞応募にいらないエピソードを書くことを勧めたのはイェローさんだったみたいだし。それにイェローさんはサービス業なわけだしどの人にも関わってるしやっぱり一番の元凶なのかー?(おぶおぶ)でもそういうアドバイスを受けたと思い込んでるのも青井の作り出したイェローさん像なのかな?あーもう分かんなくなって来たよー。(爆)でもあんなに近くで観てても腕と足がもげる仕組みが分かんないー。すご。でもさ懸賞ハガキってホント全然当たらないですよね。(苦笑)ま、あたしは数えるほどしか出したことないんで当たる確率も当然低いわけですけども。今まで当たったって言ったら…大昔にテレビのCMか何かに出てたさんまさんのテレホンカードぐらいしか覚えがない…。(いつの時代だよ?)あ。はいのんのダーツは今までで一番大物かもー。1人しか当たらないやつだったしどうせ当たるわけないけどー…と思いながらめいる送ってすっかりその存在すら忘れてたもん。(爆)つか忘れてる方が当たるのだな、こういうのって。なのでいつも出してから「忘れよう忘れよう」って思うんだけど「忘れよう」って必死になってる時点でもう全然忘れられてない。(爆)で結局当選期限みたいなの過ぎても「まだ届かないなー」なんて思って永遠に忘れられなくなるのよねん。(苦笑)つか自分が当たることに対して自信あり過ぎ。(爆)うちのパパリンも毎回ビールで応募するTシャツに懲りもせずずーっと出してたけど何もかすりもしなくて(あ。1回だけ落選者の中から再当選みたいなのでビールコップは当たったことあるけど)とうとう諦めて出すの止めてたよ。(苦笑)うちのママリンはなんかそういうの結構当たるっつかたぶん応募する人が少ないのにわざわざ出してるせいもあると思うんだけど。(おい)なんか懸賞だけで生活してる人とかもいるみたいですよねー。たまーにそういうのテレビで見たりするけど。買い物とかも全然行かなくて「今日はこないだ当たった肉でしゃぶしゃぶー」とかさ。そのコツは何?!って思う。やっぱり数打ちゃ当たるってやつですかねい?(え?)ま、よく聞くのはその商品とかだったら「こういうとこがよくてこういうとこがダメ」とかアドバイス?みたいなのを一言書いとくといいとか言うよねー。ホントかなー?(おぶおぶ)あたしなんかラルクはん関係とか他の人の名前借りてたくさん出してても全然当たらないよ。(爆)10枚出したら10枚完全に外れる。(黙)毎回当たらなくてもいいからさー「ここぞっ!」ってとこで当たるといいんですけどねぇー…ってみんなそう思ってるか。(苦笑)とほ。次またペンギン大阪公演あるそうなので(でもまだ会場とかどこか決まってないって言ってたけどホントですかー?おぶおぶ)楽しみれす。日程合えばいいなー、と。ぜひぜひ。(何)