1029.「死と乙女」

主なキャスト:宮沢りえ・堤真一・段田安則
原作:アリエル・ドーフマン 翻訳:浦辺千鶴 演出:小川絵梨子 舞台監督:瀧原寿子
公演記録:2019.10.18~21@サンケイホールブリーゼ(大阪)
あらすじ>>独裁政権が崩壊し、民主政権に移行したばかりのある国では、反政府運動に対する旧政権の弾圧や人権侵害の罪を暴く調査委員会が発足した。かつて反政府側で戦っていた弁護士ジェラルドは、新大統領からその中心メンバーとして指名を受けている。
妻のポーリーナも共に学生運動に身を投じていたが、治安警察に受けた過酷な拷問のトラウマに苛まれ、心身共に苦しんでいた。

ある嵐の晩。
岬の一軒家でジェラルドを一人待つポーリーナは、見知らぬ車の音に怯える。車の故障で立ち往生したジェラルドは、偶然通りかかった医師ロベルトに助けられ、ロベルトの車で家まで送られてきたのだ。
家に招き入れられたロベルトの声を聞いたポーリーナに戦慄が走る。その声はかつて自身を監禁し、美しいシューベルトの「死と乙女」の調べと共に繰り返し凌辱した男のものに違いない!
そしてポーリーナのロベルトに対する追求と復讐が始まった。潔白を訴えるロベルトと、妻を思いとどまらせようとするジェラルド。
三つ巴の心理戦があぶり出すのは、人間の狂気か、真実か――。

最初に情報を観た時は東京公演しかない感じ(シス・カンパニー協賛だったし←)だったので「これで東京とか言われてもなー…」って感じだったんだけれどもそれが大阪公演もあるっつーので申し込んでみる。(え)シスからはDM案内が届くのでそっちでさくっとラクラクチケットげとーvvv席は1階 J列 24番でまぁまぁ悪くはない席。(え)えっとー…まず時代背景だとか何だとかがよくわっかんないままいきなりの土壇場www(えー)3人芝居なので仕方のないことなんだけれども(苦笑)ジェラルド(堤真一さんの役どころ)を親切にもっつかおせっかいにもタイヤのパンク??で立ち往生しておるところにたまったま行き当たって一緒に車に乗せて家まで送ってあげてそれで感謝されこそすれ疑り深くじっとりと見られてそうしてそこでとっとと変な感じもするし大抵のことは自分の勘を信じた方がいいっつかよくも知らない友達でも何でもない、ただ行き当たりばったりで袖すり合うも他生の縁だけでこーんな家まで来ちゃったけれども今日のところは大人しく退散します…でまた後日改めてお礼の場を設けて…でジェラルドも言えばいいモノを「泊まっていけば??」つて誘ってロベルト(段田安則さんの役どころ)もまんざらではなさげっつか「そうですかぁ~??」つて腰を落ち着けてしまって帰る気配なし!とかどんだけ飛んで火にいる夏の虫だよ??っつーね。(え)ここで「今日のところは…」つて帰ってさえいればこの後に起こるゴタゴタにも巻き込まれずに済んだし命の危険に晒されることもなく家に帰ればぬっくぬくの布団に潜り込んで朝までグッスリwwwだったのを「奥さんの手料理もごちそうになりたいしー…」なーんてなことをついうっかり口にしてしまってジェラルドも「ぜひぜひvvv」つて誘ったりするから…!(どーんっ!)ここで帰ってくれておったらば後はもうジェラルドだけがチクチク嫌味を言われるっつかもしかしたら…??で浮気を疑っておるらすぃー素振りがあったりしたので見ず知らずの通りがかりの人を装って口裏合わせでぢつは結構な昔っからの友達だったりなんかしておって知らぬは奥さんのポーリーナ(宮沢りえさんの役どころ)ばかりなりwwwってなところで「まんまと騙されてくれてざまぁwww」とジェラルドが考えてるかもしれないことなんて全てまるっとお見通しよ!!!(きらーん)つて「証拠は全て押さえてあるのよ!」つてポーリーナが次から次へと写真やら何やらをぶちまけてそれでジェラルドに「早くこの離婚届にハンコを押しなさい!」つてピストルでウリウリされる(離婚届もハンコも日本的アイテム過ぎてあり得ないけど。苦笑)ってな展開になっておったかもしれないわけなのにそれをまぁ…。(黙)ご愁傷様でぇーっすwww(おい)…とポーリーナは常軌を逸脱しておるっつか何っつーかー…そこにピストルが用意されておってそれはまぁ護身用??でもって強盗だの何だの不測の事態に備えてたまったま引き出しに入れておったのをロベルトのことを疑ってっつかポーリーナが半ば確信をもって「こいつにやられた…!」つてそれはあくまでもポーリーナの思い込みであって間違いかもしれなくて…っつかまぁ間違いなんだろうけれどももう手の付けようがないっつかもう「落ち着いて…」つったところで「これが落ち着いてられますか…っ?!(わなわな)」な状況なのであってポーリーナにとってみたらば100年経ったってこの復讐だけは誰が何と言おうとやり遂げる…!って思ってることでそれが今この瞬間目の前で叶うわけだからして「奇跡だ…!」だとか「神に感謝だわ…!」だとか思ってるのかもしれなくてもうそーんな神がかってる人をどんなに止めようとしたってムダっつかもう誰にも止められない、むーりーwwwなんだけれどもほんっつ正気の沙汰じゃないっつかもうポーリーナ、半端ねぇなwwwって感じで。(え)ジェラルドのことは愛してるし信じてるしあんなことがあってもけこんしてくれてそれで一緒に暮らし続けてくれて落ち込んで何にも出来なかった時もそばにいて慰めてくれて必死で立ち直らせようとしてくれて感謝してもし切れないぐらいに「大好き…!」な相手から説得されてるっつーのに「あなたには分からないのよ…!」って…や、まぁジェラルドが現場にいたわけじゃないしあの身の毛もよだつ経験をしたのはポーリーナ自身でそのことをジェラルドには永遠に分かりっこないっつか経験した本人でないとこんなこと分かってくれるわけがない…!とポーリーナは思っておってそれだからどんなにジェラルドが「もう止めようよ、こんなこと…」つて説得しても何しても聞く耳を持たないっつか「あなたは冬タイヤを買って来てパンクしたタイヤと入れ替え作業をしてればいいわwww」つて追い出して執拗にロベルトを追い込んで行くわけなんだけれどもだからってロベルトを積極的に殺してしまうわけでもなく…っつかじわじわと追い詰めて自分が経験した屈辱だとか敗北感だとかあーんなに切実に「助けてほしい…!」って思って願って焦がれておったのを誰も何も踏み込んで来たりもしないでプライドもずたずたに引き裂かれて…の状態にあなたもなればいい…!ってことだろうとは思うんだけれどもいっそ認めようが認めまいが関係なくとっととぶち殺してその死体の処理をジェラルドにやらせてそれで自分は高みの見物??でもって汚れ作業(!)には積極的には関わらずにジェラルドが死体を埋めたんだから彼も共犯者だわwww(うっとり)つて「墓場までこの秘密は一緒に持って行きましょうね??」でおしまいwwwに出来ることだって出来たはずなのにそれもせずとにかくもう時間だけは有り余ってるもんだからロベルトが「あれは私です」つて認めるまでただただもう監禁して言葉攻め(おい)でもって「あなたがやったのよ…!」つてヒステリックに叫んで何だったらもう冤罪??で連れて来られた犯人と疑われておる人が警察で取り調べで「お前がやったんだろう?!」つて責め立てられた挙句にうっかりと「私がやりました…」つて認めてしまって裁判でも覆ることがなく結局罪を償わざるを得なくなって刑務所にまで行ったところではたと思い直して「このままじゃいけない…!」っつーので弁護士さんだとかに訴えてやり直し裁判を起こすとかそゆのに似ておるんだけどもロベルトは本気でやってないっつかほんっとにたまったま通りがかりですれ違っただけの相手に手を貸してやっただけでここまで…??(おぶおぶ)とか災難でしかないわけなんだけれども(黙)もういつ撃つか??いつ引き金を引くのか??(わなわな)と思うと気が気じゃなくて観てらんないっつかあの音が苦手なんでビクッ…!ってなっちゃうのが恥ずかしいっつか何っつーかもうタイミングはココ!ってなったら赤札上がるとか(おい)そゆのはおされじゃないから無理ですか…。そうですか…。(黙)

…や、でもほんっつポーリーナの勝手な思い込みっつか証拠もなーんにもないわけだしそこまでして相手が必死になって「やってない…!」「私じゃない…!」つて言えば言うほど嘘くさく聞こえるっつかポーリーナにとってみたらば時間稼ぎの何物でもなくて隙あらば…!で逃げるためのタイミングを見計らってるとしか思えないんだろうしもう何を言っても信じてくれないんでしょう…つてポーリーナの思った通りを自白…するにも材料がないわけで「自分の言葉で」つて言われてもやってないことを語ろうにもなーんにも出て来ないし…(死)ってなったらばポーリーナの作った台本通りっつか事細かに口伝えでもってポーリーナの言ったことをひたっすらオウム返しで語ってそれで納得するとかそれもまた変じゃない??(おぶおぶ)「ここで会ったが100年目…!」で必死になり過ぎて「お前を殺す…!」つて逆上して一気に引き金を引いたとしてもおかしくない状況を何を悠長に「思い出すまで待っててあげる」つて放置ぷれいでもって見張るには見張られてるけれどもご飯を食べさせてやったりだとかの時間もあったりなんかしておって本気でそこまで憎んでおるのか??(おぶおぶ)ブレてね??みたいなところもあったりしたんだけれどもだったらポーリーナとロベルトがぢつは結託しておってジェラルドだけが何も知らずに騙されてそれで「やーいwww引っ掛かったーwww」でネタ晴らししたとして誰が得する??って話でもあるし…。(黙)ロベルトが医者だったから余計にトラウマがこじ開けられることになってしまったのか…??だったらふっつーに商社マン??だったりなんかしておってお得意先に回って直帰で家に帰るところを通りすがりでジェラルドが困っておったので送り届けてやってそれから家でささやかながらの祝杯をあげるのを楽しみにしておったとかだったらばどうだったんだろ??(おぶおぶ)ロベルトが医者でポーリーナが拷問を受けた相手ってのも医者でそれだから医者はもう信じられないっつかいいことをしても何しても許せない…!っつか医者っつー人種は平気でウソを吐くしこっちがついうっかりと調子に乗って素の自分を見せたりしてしまったらば手の平を返したやうにして何を仕掛けて来るか分かったもんじゃない…!と思っておったからのコレだったらばジェラルドも「家の中では「医者」だってことを言わないでくれますか??」って前もって頼むとか何とか出来なかったのかなぁ??…ってかふっつーに病気に罹って医者に行くとかは出来るのかなぁ??医者全般がもう信じられないっつか憎むべき存在だったとしたらばあのことが起きて以来医者にも行けずに具合が悪くなろうが何しようが我慢して「放っておいて…!」つて言うばっかりのポーリーナを看兼ねたジェラルドがー…だったらばその注意もあらかじめ出来たかもしれないけれども今までがふっつーに病院にも行けて日常生活が問題なく送れておったのがいきなりのロベルトでスイッチが入っちゃったんだとしたらばそれはそれでロベルトが張本人だったのかもしれない信憑性も高まろうってモノだしー…ってロベルトにポーリーナが語る事実??を語らせてそれで「これで証拠は手に入れたわwww」つて最後にロベルトを撃ち殺して暗転…だったのが次の瞬間ジェラルドの任命式??みたいなところに夫婦2人してにこやかに登場して来てこんな役職を手に入れられたのもぜぇーんぶ妻が献身的に支えてくれるからつてジェラルドがスピーチしてそれをまた誇らしげに聞いておるポーリーナと…のはずがそこに何故かロベルトが会場内で椅子に座っておって拍手を送っておるとかどういう構図??(おぶおぶ)やぱーりポーリーナがジェラルドに捨てられまいとして捨て身のいちかばちかの行動に賭けてロベルトと闇で知り合ってそれでポーリーナに監禁されて責め立てられるのをジェラルドに見せ付けて「こんなに自分の妻は思い詰めて追い込まれておったのか…!」ってことに思い至ってそれでドン引き…だったらば愛人のところに走ったまま戻って来ないってこともあり得るのに「自分が命懸けで守ってやらなくちゃ…!」つてポーリーナに献身的に尽くすっつかとりあえず愛人のところに走ったらば今度こそポーリーナは逆上してピストル片手に愛人のところにまで乗り込んで来て2人ともハチの巣状態にぼっこぼこに撃ち殺される可能性も無きにしも非ずっつか絶対こいつはやるに違いない…!つて戦々恐々になってとにかくもうポーリーナの言う通りにしないと…!つてマインドコントロールされてしまってもう一生尻に敷かれっ放しっつかこいつからは逃げられない…みたいなホラーっぽい展開とも考えられるわけだけども。(え)いっやぁー…でも実際のところポーリーナはかっくじつに仕留めるつもりだったんだろうし「こいつだけは生かしておけない…!」つてロベルトもといポーリーナを拷問にかけた相手の医者を憎んで憎んで憎み倒してせっかく封印しておったのをそれでスイッチが入っちゃって「こうなったのもぜぇーんぶおまいのせいぢゃwww」ってなってきてぃがいぢみておったのも全て演技だったとしたらそれはそれで怖いっつかもうそんなことってアリ??(おぶおぶ)でももしかしたらポーリーナはほんっとにロベルトのことを撃ち殺してそれでジェラルドと一緒にどこか山の中に埋めて隠蔽してそれで何食わぬ顔でもって任命式に出席して席に座っておるロベルトは幻っつか2人で同時に見てる幽霊とかそゆ存在なのかもしれない。(えー)今度は2人して力を合わせてっつか共犯関係でもってつよーい絆で結ばれてそのことを墓場まで持ってくわけだからして愛人のことなんかもうどうでもよくなっちゃって「俺にはポーリーナしかいない…!」ってなってるかもしれないし。(え)ロベルトだけが損な役回りっつか本気でやってないんだとしたらばすっげぇ可哀想…。(滅)…ま、白状してもしなくても殺されるには違いないわけだし…。(死)「やっぱりそうなのね!」ってなるか「ウソ吐かないで…!ホントのこと言いなさい!」ってなるかどっちに転んでも助かってここから出られる保障なんかないも。(黙)結局誰も他の人に見られてないっつかジェラルドを乗っけて帰ってくところを目撃されてもないし雪が解けたらタイヤ痕とかも消えちゃうし謎の行方不明か失踪か??で処理されて終わりでそ??(おぶおぶ)うーむ…。なーんか肩に力が入り過ぎて疲れたわー。…とほ。