976.「プラトーノフ」
主なキャスト:藤原竜也・高岡早紀・比嘉愛未・前田亜季・中別府葵・近藤公園・尾関陸・小林正寛・佐藤誓・石田圭祐・浅利陽介・神保悟志・西岡德馬 作:アントン・チェーホフ 脚本:デイヴィッド・ヘア 翻訳:目黒条 演出:森新太郎 舞台監督:足立充章 公演記録:2019.3.20~24@シアター・ドラマシティ(大阪) |
あらすじ>>時は19世紀末。ロシア将軍の未亡人アンナの屋敷には、酒好きの大佐イワン、アンナに求婚中のポルフィーリなど、さまざまな人が集まっている。その中で、アンナが密かに想いを寄せるのは、妻子ある教師プラトーノフだった。プラトーノフの敬虔な妻サーシャの弟ニコライは、大学生のマリヤへの恋心を示すが、マリヤもまた、プラトーノフに惹かれているように見える。と、そこに現れたのは、アンナの義理の息子セルゲイと、結婚したばかりの妻。その女性を目の当たりにし、プラトーノフの心は激しく揺れ動く。なぜなら彼女は、かつて愛した自身の恋人ソフィヤだったのだ! プラトーノフと、アンナ、ソフィヤ、サーシャ、マリヤという4人の女性の愛憎を縦軸に、また彼らを取り巻く人間模様を横軸に、破滅への音色が響き出し……。 |
元はと言えば3月分で最初にチケットを取ったのはこの公演だったと思うんだけど。(苦笑)劇場先行で全公演希望ぶっこんで金曜日の昼公演…が第二希望だったか第三希望だったかぐらいだったと思うんだけども。(え)11列 42番とちょっと上手側に振られておったので上手側奥に引っ込まれるとちょっとよく観えなかったりしたんだけども。(黙)チェーホフの言う喜劇の意味がいまいちよくわっかんないんだけれども(苦笑)「人間の悲喜こもごも」っつか日々起こる全ての出来事が「喜劇」だと思ってるんだろうかなぁ??(えー)プラトーノフ(藤原竜也さんの役どころ)は稼ぎやら何やらのことを考えたらば軍人になりたかったみたいなんだけれどもその夢叶わず今はしがない田舎町のがっこの先生を細々とやっておるっつーのか何っつーか…。超超超無難なけこんをしてまぁブサイクすぐることもなく(おい)美人すぐることもなく(だから)なサーシャ(前田亜季さんの役どころ)を奥さんに据えて3歳になる息子??もいるんだったっけか??そーんな可もなく不可もなく…ってな暮らしっぷりに納得出来ようはずもなく…ってこともないわけだけれどもまぁ女とみたらば誰にでも優しいっつか優しすぐる…??プラトーノフのそんな厄介な(!)性格が仇となったっつかそんな感じの??(え)んー…あたしの場合はけこんしてないので何だけれども(黙)浮気されてもおっけいっつか他に好きな人が出来ちゃったんだったら仕方ないっつーのか盗った!盗られた!みたいな修羅場まで持ってくやうなテンションの高さがないっつか(えー)それはそれでしょうがないって思っちゃうんですよねー…。…っつかあたし自身っつかHYDEちゃんだったにしろお気に入り役者さんたちにしろ「本気」…ではないにしろでも目の前にいるその時間は「本気」なわけじゃないですか??(え)じゃないと楽しくないし。(死)それを「浮気」と呼ぶか呼ばないかは受け取る個人の資質にも往々にしてあると思うのでそれを「浮気だ!」つてごちゃごちゃ言う人とは付き合えないなwwwと思うんですけどもそれを「浮気」と呼ぶと仮定して相手にも「浮気しないこと」を強要する気にはなれないっつーことなんだろうなー…と。(え)…や、だからって嫉妬心が皆無ってわけではないのでそれなりに「むきぃー………っ!!!」とかはなったりすると思うんですけどもじゃ「相手の女を今すぐここに連れて来いや!」みたいなことにはならないってことで。(え)なーんかつい最近「浮気がおっけいvvv」っつか隠れてコソコソやってるからむかっ腹が立ったりイライラしたりど突き合いの修羅場になったり…ってなるのであってオープンに「あたし、好きな人が他にもこんな人がいるよvvv」つてバラしちゃって…っつか同時進行形でお付き合いしてる人が何人かいて他にも「いいなー…」と思ってる人がこんな人がいるってのもバラし合っててそれでその同時進行形で付き合ってる相手同士ともにお友達付き合いっつかカノジョを取り巻く男3人とかで一緒に飲み会なーんてなことをやっておる人たち(そういう人たちのことを何か呼び名があったと思うんだけれども忘れた←)のことをチラッと観たんだけれどもそこには嫉妬とかそういう感情は生まれずー…っつーのか「八方美人」とかそゆのとはまた違っておってみんなのことが同じぐらいに「みんな、好きっvvv」な若干博愛主義的な??そんなニオイがあったんだけれども当の本人たちは至って本気でそういう性癖…っつったらおかしいけれどもまぁそういう資質の持ち主たち同士でだったらば分かり合えるんだけれどもそゆ資質を持つカノジョから好かれてしまってでもそんな資質は持ち合わせてなくてちょっと戸惑いながらもカノジョのことが好きだから合わせるっつかどうにかして理解しようと努めるっつか歩み寄りを見せる涙ぐましい彼氏の存在もあったりしつつそうなったらなったで争いごとはなくなるよねvvv(きらーん)みたいなことだったと思うんだけれどもプラトーノフはそゆのとはまたぜんっぜんっ!違っておるわけですよね…。(苦笑)来る者拒まずっつーのか何っつーか…男は放っておいてもどうにでもなるけれどもぢょしはか弱いわけだからして俺が手を差し伸べてあげないと…!なミョーな使命感っつーのかな??んー…それが相手が誰だったとしてもまぁまぁそこそこ自分の思うストライクスペースに入ってるおなのこに対しては明らかに優しくなるっつーのかー…??とにかくもう絶賛レディーファーストを絵に描いたやうなそんな男子でもってしかもそこに加えて見目麗しいっつか藤原(竜也)くんが演じてる時点でブサイクさんとはならないわけだけれども(苦笑)そーんなかこよすな男子に意味なく優しくされたら「惚れてまうやろーーーーー!!!!!(古っ!←)」なそんなぢょし大多数なわけなのでこのお話の中でもご多分に漏れずに次から次へと本人にはそーんな気はさらっさらなかったとしてもぢょしとしては「口説かれてる…??(わなわな)」な勝手に盛り上がって勝手にテンションダダ上がりで妄想の中では明日にでもデートに誘われてどうにかなっちゃったらどうしよう…っ??!!(どーんっ!)なあれやこれやが脳内展開されておるわけなので(え)プラトーノフには悪気もへったくれもなーんにもなかったとして悪いのは勝手にそやって脳内妄想を絶賛開花させてるぢょしの方だっつーのは分かっておるんだけれども元はと言えばプラトーノフがそんな風に誰にでも優しくするから勘違いするのぢゃわwww(…誰??)ってなことになってしまっておるのであり…。(黙)まぁまぁまぁまぁいっちばんの被害者はと言えばけこんしておる奥さんのサーシャなわけだけれどもサーシャはなーんにも悪くないっつか…や、まぁプラトーノフとけこんしてしまったことが運のツキっつか最大の汚点だったのかもしれないけれども(黙)それを今どうこう言うのはお門違いっつかサーシャが可哀想ってなもんだと思うんですよね…。(黙)サーシャは大佐の娘っつってももうほっとんど引退して田舎にすっこんで酒を浴びるやうに飲みたくって暮らしておる父親とけこんして離れては暮らしておるけれども元は実家暮らしだったんだろうしその世話も一手に引き受けてそれでいてくるくるとよく働く…っつか体の丈夫さだけが取り柄!(えー)みたいな器量の良さでは半端ないいい奥さんになるよーvvvなそーんな世間知らずっつかなーんにも知らない純粋な女を口説き落とすのなんて訳ないwwwっつかまぁ大佐の娘でもなかったらけこんもしてなかっただろうな、と。(滅)でも「どうだ!浮気してるぞ!だから何だ!」つて開き直るやうな偉そうな旦那でもないし奥さんに家から放り出されてヤケ酒煽ってオロオロしてる風なのはそれなりに「悪いこと」だっつー自覚はあるんだろうしどうなんだろねー…?? …とまぁアンナ(高岡早紀さんの役どころ)は元は遊びっつかそこまで本気でのめり込んで何が何でも…!みたいなのはなかったと思うんだけれども旦那っつー足枷がなくなってまぁ義理の息子(近藤公園くんの役どころ)はいるわけだけれども婚約者もいるやうなぐらいのそうっとうに大きな息子なわけだし目をかけてどうこうしてやらなくちゃならないやうな年頃でもなし独り身の自由っつかプラトーノフに奥さんがいるのは知っておるけれどもだから何だって言うの??ってな感覚??それにサーシャのことは凡庸なっつかまぁ大佐の娘だってことは知ってるし自分の家にもよく出入りしておるわけだからして無下には出来ないだろうけれどもあんなのがプラトーノフの奥さんだなんて何か間違ってる…!と今更ながらに思ってるっつかずーっとけこんした時からっつかもう2人が付き合ってる頃からそう思い続けてるって方が正しいのか??(え)それだからよりもっと好きな方っつかプラトーノフに相応しい方を選んで貰ってそれで最初っからやり直した方がいいと思うの…!っつーそんな心境に至ったっつかそんなところか…??それまではプラトーノフが誰彼なく口説くっつか優しく接しておってそれが元で女に勘違いされていい感じになってしまってプラトーノフも満更じゃないっつかその場限りの??関係を楽しんでおるのにしたって仕方ないっつか自分だったってそういう関係なわけだし自分にも旦那がいてプラトーノフに「ぜぇーんぶ清算してあたしだけにして…!」つて詰め寄れるやうな状態でもなかったしこの関係を続けて行くためには仕方のないこと…つて割り切って他の女のことも黙殺しておったのが今ここに来て「それじゃいけない…!」つて思い直したかどうなのか結構本気になってのめり込み始めてる自分に新鮮ささえ覚えてるっつかそういう戸惑いと高揚感の間で??次の一手はどう出ようか…??つて考えてるところに横合いから掠め取るやうにしてソフィヤ(比嘉愛未さんの役どころ)が割り込んで来たのはとんだ計算外っつか予想外のことだったと思うのー。しかも義理の息子とは言え自分の息子の婚約者…ぢゃなくてけこんしたばっかりの奥さんなわけだし言ったらもう「身内」なわけでそ??認めるも何も息子が「いい」っつってるんだからして今更「この女は止めておけ」だの何だの言うのもおかしいしそれに自分はずーっとプラトーノフのことではじぃー………っと我慢してそのタイミングを待ち望んでおったっつーのにいきなりやって来てしかもプラトーノフが結構本気なもんだからやきもきするっつか「何なのよっ?!この女は…っ!!!」っつー心境がグルグル渦巻いておるわけだけれどもそーんなどろっどろのぐっちゃぐちゃをプラトーノフの前で見せたら最後自分がその辺のどこにでもよくいる女っつか年増で嫉妬心と猜疑心だけの強い「おばさん」とかって思われたら嫌…!っつーので何の動揺も見せずに「こんなこと、大したことじゃなくってよ」ぐらいの涼しい顔をして何とかやり切って見せる…!と思ってるところにマリヤ(中別府葵さんの役どころ)も絡んで来ちゃったりしてたいへーんwww(え)べっつにプラトーノフはマリヤのことなんてどうとも思ってないし義理の弟(浅利陽介さんの役どころ)が連れて来たちょっと変わった変な女(爆)ぐらいの体でもってでしか見てなくていっつもなーんか分厚い本持ち歩いておって図書室に籠もりっきりでもって接点も特になかったわけだけれどもそのなりふり構わずさが可愛らしいっつーのか本に集中し過ぎて前も見ずに歩いておって段差も気付かずに足引っ掛けて激しくすっころびそうになったところを「危ない…!」つてお姫様抱っこで抱え上げられて「大丈夫…??」とか優しく目を見て聞かれたりとかしたらー…なよくある少女漫画的主人公と男の子の劇的遭遇場面っつかそゆ感じ??(えー)プラトーノフからしたらばいい遊び相手が出来たっつか特にそれでどうこうしようとかも思ってないしましてやニコライ(浅利陽介さんの役どころ)から奪い取ってやろう!的な野心も持ってないし何でまたマリヤを…??(おぶおぶ)ってなところをマリヤはかんっぜんに勘違いしてしまっておって「きっとあたしに一目惚れしてしまったのねvvv(きらーん)」つて次会うチャンスを心待ちにっつかもう舞い上がっちゃって重しでも付けとかないとどんどん体が浮き上がってどっかに飛んでっちゃってもおかしくないぐらいの。(苦笑)まぁだからマリヤだけが相手なんだったらばアンナもここまでイライラすることはなかったと思うんだけれども(いつものプラトーノフの遊びだと思って許せただろうし)ソフィヤが絡んで来ておってしかもそれがプラトーノフの元カノだったことが分かってしまったもんだからもう気が気でないっつか早くどうにかしなくっちゃ…!ってなっちゃったんだろうねー…。(黙)ソフィヤだったってプラトーノフと付き合ってた時に学習しただろうしそれだからセルゲイ(近藤公園くんの役どころ)みたいな四角四面の真面目ーなほんっとにもう優しいだけの人をけこん相手に選んだっつーのにここに来てまたしてもプラトーノフとばったり遭遇してしまって「あたしの邪魔しないで…!」つて一度は突っ撥ねて拒否して拒んだつもりが何度も何度も「君のことが忘れられない…!」つて懇願されて「2人で手に手を取って遠くに行こう…!」とかまで言われて何かもうちょっとその気??になってしまうわけだけれどもここで真面目一辺倒の性格が仇となってプラトーノフとよりを戻すんだったらばここは筋を通しておかなくちゃ…!っつーので旦那にその全てを打ち明けて「あたし、プラトーノフと一緒に行くから…!」つて宣言してしまう…ってどういう女やwww(爆)プラトーノフにはそんなつもりもなくて…っつかまぁソフィヤと2人で手に手を取って逃げたとして遅かれ早かれ相手がプラトーノフだっつーことはセルゲイにもバレると思うんだけれどもその時間は遅ければ遅いほどいいっつか2人して連れ戻されて罰を受けるのもゴメンだし出来るだけ遠くへ行くためにものっけからバレちゃうと足が着くってのもあるだろうし…ってか「何でバラしちゃうかなぁ??」みたいなのがあって段々ソフィヤのことがウザいっつか重たいっつか「こんな変な女、やだwww」(え)とかなって来たのかもうぜぇーんぶなかったことにして奥さんのところに戻って「ほんっとうにごめんなさい…っ!」つて土下座して謝ったら許してくれるかなぁ??(えー)とかもうかんっぜんに自分中心で世の中回り続けてるプラトーノフwww最終的に逆上してとち狂ったソフィヤに拳銃で撃たれて敢え無く死んでしまうプラトーノフ…。(滅)いっつも蜷川(幸雄)さん芝居で重厚な演技をしておった藤原くんとは思えないぐらいに軽々しくて(え)どうしようもないダメ男ですたwww(褒めてまつ←)チェーホフのそこそこ長編でこーんなに笑いが起きてるのとか正直初めてでまぁ言ってしまえば昼ドラのテイストなんだけれども(え)あーんなあっけなくプラトーノフも死んじゃって何かそれはそれで自業自得なんだけど可哀想っつか何っつーか…。(黙)女もだけれどもその女にまつわる男たちもプラトーノフに振り回されて「悲喜こもごも」だったわけでそれを償えるのが「死」だったとは思えないけどまぁ死んじゃったら死んじゃったで女たちも元鞘に戻るのかなぁ??(えー)…とこの調子で「桜の園」やら「かもめ」やらの何が面白いのかを教えて貰えたらー。(えー)…むう。 |