5.「身毒丸」
主なキャスト:武田真治・白石加代子 原作:寺山修司 脚本:岸田理生 演出:蜷川幸雄 舞台監督:明石伸一 公演記録:1995.12.13〜24@近鉄劇場(大阪) |
あらすじ>> |
もう武田真治なんだから観に行くっきゃないでしょ??て感じで(笑)。しかも12月と言えばお誕生日月っ!!!必死で自分の誕生日に観に行けるよーに頑張っちゃったよぉ〜!!!藤原竜也くんが引き継いでやったけど、絶対っ!!真治の方がいいって〜><!!!(贔屓目だ、それは……)11列目の右側真ん中ぐらいの席で(ってもお芝居用のホールだから席の間隔が狭くて、結構前の方だったと思う)、もう終始陶酔モードであったよ(笑)。もうねぇ、無駄なお肉がついてないわけさぁ〜!!神経質そーな役ってーのもあったけど、「大丈夫??ちゃんと食べてるの???(←大きなお世話だ・苦笑)」てぐらい痩せてるぅ〜!!!白石(加代子)さんのふくよかさ(失礼っ!)の横だから余計にそう見えるのかもなんだけど……。 それに、蜷川幸雄が演出てことでものすごく興味があったし。大学で「演劇学・文芸学」って授業があって1限にも関わらず趣味だけで全出席したわけさ(先生もやる気なさ過ぎだったけど。よく休講出してたし)。それで「NINAGAWAマクベス」のビデオ観て感動しちゃってね〜。もう何もかもがよかったっ><!!!ぴんて張り詰めてる空気とその一体感。瞬きひとつにも魂入ってるなぁ〜!て感じで。終わった後に挨拶に出てくるでしょ??あの時に真治がホントにこっ!てしてて、素直に「あー、よかったなぁ〜!!!」て思えたお芝居。もう1回千秋楽とかに観に行きたかったなぁっ!!!惜しいっ!!! |
主なキャスト:大沢たかお・佐藤藍子 原作:シェークスピア 翻訳:松岡和子 演出・芸術監督:蜷川幸雄 舞台監督:鈴木政憲 公演記録:1998.2.13〜22@シアター・ドラマシティ(大阪) |
あらすじ>> 第一幕:花の都ヴェローナ。キャピュレット家とモンタギュー家は互いに権勢を誇って一歩も譲らず、今日も、両家の若者が町中を巻き込む騒乱を起こしていた。裁定に入ったエンカラス大公は、両家を厳しくいましめる。 そんな騒ぎをよそに、モンタギュー家の一人息子ロミオは、一人でやるせない時間を過ごしていた。その原因は、ロザラインに対する叶わぬ恋心にあった。友人のベンヴォーリオは、ロミオの憂鬱を晴らしてやると約束する。 一方キャピュレット家では、大公の縁戚に当たるパリスが、当家の娘ジュリエットを嫁にと、申し出に来ていた。キャピュレットは、まだ14歳にもならないジュリエットにとっては早過ぎる結婚だと感じるが、娘の意思を尊重するために、パリスを主賓とする宴の開催を決意する。 ふとしたことから、この夜の宴にロザラインが出席することを知ったロミオは、友人のマキューシオ、ベンヴォーリオらと、仮面をつけてキャピュレット家に忍び込む。 キャピュレット家の仮面舞踏会。キャピュレット婦人の甥に当たるティボルトは、モンタギュー家のロミオが紛れ込んでいることを知り、逆上しそうになるが、家長のキャピュレットにいさめられる。 ロミオとジュリエットの出会い。二人は一瞬のうちに互いに魅了され、我を忘れてキスをする。その瞬間、二人には、ロザラインもパリスも遠い存在になっていた。 しかし、運命的なキスをしたその後で、ロミオとジュリエットは、互いに仇の家の娘と息子であることを知らされる。 第二幕:宴の後、邸内にひとり残ったロミオは、窓辺にたたずむジュリエットを見つけ、駆け寄って行く。ロミオの出現に驚くジュリエット。今や二人の思いはひとつになった。 第三幕:ロミオの喜びをよそに、両家の若者たちのいさかいは後を絶たず、今日もマキューシオとティボルトは一触即発の状態である。そこへ出くわしたロミオは、実質上の親戚となったティボルトに親愛の情を示そうとするが、思いは通じず、マキューシオとティボルトは、ついに剣を抜いてしまう。懸命に仲裁しようとするロミオだが、マキューシオがティボルトの剣に倒れたことから、思わずティボルトを殺害してしまう。 第四幕:事情を聞いたロレンス神父は、ジュリエットを救うために、最後の賭けをする。ロレンス神父の計画とは、ジュリエットに特別な毒液を飲ませ、彼女が仮死状態になっている間にロミオを呼び寄せ、二人をマンチュアへ逃走させようというものであった。 第五幕:ロレンス神父からの使者が着く前にジュリエットの訃報を耳にしたロミオは、ヴェローナに帰り、彼女の遺体を前に毒薬をあおる。その瞬間、目覚めたジュリエットは、自らも短剣で胸を突き、後を追う。若い二人の死を犠牲として、両家は遅すぎる和解をするのだった。 |
これはねぇ、蜷川幸雄シェークスピア作品全37演目13年かけて上演!第1弾っ!!です。全部観てやるっ!!!て意気込んでたんだけど、彩の国さいたま芸術劇場のみの公演とかもたくさんあって、只今挫折中(苦笑)。せめて大阪公演は並行してやってくれっ!(笑)「ロミオとジュリエット」は定番だからあらすじはもう分かりすぎるぐらい分かってるけど、演出でこんなに変わるんだなぁ〜と思った。でもねぇ、ジュリエットって14歳だったんだよねぇ〜。「私、あなたのために急いで大人になるわっ!!」てなもんじゃないぐらいじゃない……。女子校でちょっとかっこよさげな男の先生がウケる(特に大学出たての新任の国語教師なんかオススメだっ!)のと同じ原理じゃないのかなぁ???要は世間知らないんだな。だから女子校恋愛の場合、女の子が卒業しちゃうと終わるケースが多い……。ごめん、ズレました。。。(苦笑) セットはものすごくシンプルでした。家の外枠(格子の骨組だけ)みたいなのがあって、それを登ったり降りたり忙しいっ!!でもただがむしゃらにだだだだだっ!!!て走って、ききぃ〜!!!て止まったりとかするんじゃなくて、軽やかなのよ、動きが。足が地についてないみたいに(踊ってるみたいな感じ??)。そこんとこが貴族っぽい(笑)。あとはこれも10列目の右側寄りだったんだけど、お芝居はこれぐらいがちょうどいいなと思う。あんまりかぶりつきで観ても、こう全体がよくわかんなくて(対象が絞られちゃう)結局印象に残りにくいと思うの。でも、10列目ぐらいだと舞台全部が観渡せるし、肉眼で観れる距離だし(オペラグラスはちょとイヤ・苦笑)。すっかり御老体のかめのにはお芝居は座ってじっくり観れて有り難いと思うのです(自爆!)。 |