650.「プルートゥ」

主なキャスト:森山未來・永作博美・柄本明・吉見一豊・松重豊・寺脇康文・上月一臣・大植真太郎・原田みのる・池島優・大宮大奨・渋谷亘宏・鈴木竜・AYUMI
原作:浦沢直樹×手塚治虫 上演台本:谷賢一 演出:シディ・ラルビ・シェルカウイ 舞台監督:足立充章
公演記録:2015.2.6〜11@森ノ宮ピロティホール(大阪)
あらすじ>>人間とロボットが共存する時代。
世界最高水準といわれるロボットが次々と破壊される事件が起きる。スイスのモンブラン、トルコのブランド、ギリシャのヘラクレス、スコットランドのノース2号、オーストラリアのエプシロンが立て続けに悲劇に見舞われた。ユーロポールの特別捜査官である高性能刑事ロボットのゲジヒトは、犯人の標的が、自分を含めた7体の大量破壊兵器となり得るロボットたちだと確信する。
謎を解く鍵を求めて日本に渡ったゲジヒトは、天馬博士が作り出した限りなく人間に近いロボット、アトムと協力して事件を追うことになる。どうやら事件の背景には、5年前の第39次中央アジア戦争の折り、ペルシア王国に派遣された「ボラー調査団」が関係しているらしい。当時、軍事力で近隣諸国を脅かしていたペルシア王国に対し、トラキア合衆国のアレクサンダー大統領は大量破壊ロボット兵器が隠されていると主張し、戦争が勃発した。その際に大量破壊兵器の存在を探るべく現地入りしたのが「ボラー調査団」だ。アトムの育ての親であるお茶の水博士もそのメンバーだった。
ゲジヒトは日々、忌まわしい悪夢に苛まれながら、妻ヘレナに支えられ捜査を続けていく。人間を殺害した唯一のロボットであるブラウ1589、内戦で家族を失った世界最高峰の頭脳を持つ科学者アブラーとの接触により、徐々に核心に近づきつつあった。
一方、アトムの妹で悲しみを察知する能力を持つウランは、廃墟の壁に花畑の絵を描く不思議な男と出会う。駆けつけたアトムの名を聞いた途端、豹変した男の口から吐き出された言葉は――「プルートゥ」。
プルートゥとは何ものなのか。命を狙われるアトムとゲジヒトは、真相にたどり着けるのか。そして「憎しみ」を理解するロボットは存在しえるのだろうか……。

森山(未來)くんがダンス留学??から帰国しての第一弾演目っつーのもあってかなーり楽しみにしておったんですけれどもそれだけチケットも取り難いっつーのか何っつーか…。(黙)そーれがぜんっぜんっ!先行の情報を見かけない間にCNプレイガイドだったかの朝日新聞先行だったかな??それを見つけたもんだからちょっ早で申し込んでみたんだけれども平日の昼公演だっつーのに取れたのはV列 12番って…何だ、それ??(滅)それから後キョードー先行のDMとかが届いたのでもしかしたらばそっちの方が俄然いい席が廻って来たのかもしれないけれどもいっつも思うんだけれどもキョードー先行って割とギリギリっつか…遅いわっ!!!(どーんっ!)んー…でもものすんげぇ人気公演の時なんかは申込期間も短いしものすんげぇ早くからDMも届いて「…え??今から??(おぶおぶ)」みたいな時もあったりするしわっかんないんだよねー…。(苦笑)…ま、とにもかくにも前楽だし行けるだけでも有り難い…か??(え)…っつかよくよく考えてみたらば…っつか考えないでもそうなんだけれどもあたしってば手塚治虫作品をひとっつも単行本??で読んだことがないんですよねー…。(苦笑)それはもう全世界的に有名な「鉄腕アトム」もそうだし「ジャングル大帝レオ」もそうだし「火の鳥」もそうだし「ブッダ」もそうだし「ブラック・ジャック」もそうだし…。(えー)それどころかテレビアニメにしたって最初っから最後まで通して観たのなんかぜんっぜんっ!なくて(えー)かろうじて「リボンの騎士」とか「ふしぎなメルモ」とかはちょろっちょろっと観た記憶がないでもない…みたいな??(は?)なーんかあれだけ有名だからいろいろ総じて話題にもなるしそういう人の話とかをこぼれ聞いてなんちゃって読んだつもり、観たつもりになっちゃっててかんっぜんに話をぜぇーんぶ網羅して知ってるわけじゃないんですよねー…。(黙)「鉄腕アトム」だって個々のエピソードなんかてんで分かっちゃいないしタイトルにもなってる「プルートゥ」にしたってぜんっぜんっ!どういう話だかも知らずにチケット取っちゃってるんでー…。(苦笑)大体浦沢直樹が焼き直し??(え)して「プルートゥ」だけで独立した漫画描いて売り出してるとかもとー………んと知らなかったですもんwww(いばるなwww←)しかもパンフにちらっと載ってたので観ましたけれども浦沢さんの描く「プルートゥ」の中のアトムとかってぜんっぜんっ!ふっつーの人間そのものっつかふっつーに手塚治虫作品で有名なあのアトムヘアーみたいなんで裸ん坊(おい)に黒いパンツと黒いブーツ…の体のロボットスタイルがそのまんま応酬されてないっつかね…。…ま、浦沢さんは浦沢さんで単独で「プルートゥ」だけを取り上げてオリジナル??な物語っつか絵柄でもって漫画を描かれていてそれはそれで斬新でいいと思うんですけれども「これがアトムなのかー…」ってのもちょっとばかし思っちゃったりなんかしてwww(苦笑)…にしたところで所詮あたしにはアトムを語る資格どころかなーんの知識も持ち合わせておらんわけなのでまぁ仕方ないんですけども。あたしの左隣に座っておられたかぷる…??なのかあーんまよくわっかんない取り合わせ(おい)の男の人の方が随分と詳しいみたいで元々は「プルートゥ」っつか「地上最大のロボット」??っつー回っつかエピソードが第何巻かの第何話みたく描かれておってそーんな取り立ててものすんげぇドラマが生まれる話なわけでもなくまぁまぁまぁロボット同士の対決っつか最終的にプルートゥVSアトムみたいな展開になってそれが1つのウリっつか見物っちゃぁ見物なわけだけれどもでもだからってそれはエピソードのうちの1つの物語なのであってそれが今またどうしてこーんな風に取り沙汰されるのかわっかんないなー…??みたいなことをおっさってて。だからそやってアトムのコアなファンっつか詳しい人が観ればまたそれなりに面白いのかもしれないけれどもただ単なる役者さんが観たいだけーvvv(えー)みたいなだけの人にとったらばちょっときびすぃー…のか??(おぶおぶ)出て来る人たちはみぃーんなロボットっつーわけではないんだけれども(苦笑)例えばゲジヒト(寺脇康文さんの役どころ)とその奥さん(永作博美さんの役どころ)はロボットかぷるっつーのかロボット同士の夫婦なのであってそれだからその動き??を表現するために自分1人でも動けるんだけれどもそれを後ろから操作する人たちっつーのか手を挙げるっつー動き1つにしたところで3人がかりぐらいでその腕の関節が少しずつ曲げられて行くのを補佐するっつーのかな??(え?)…ま、だからってかくかくかく…みたいなぎくしゃくした動きってことではなくてなめらかにふっつーの人間がやってるやうに流れに乗って関節は曲げられるわけだけれどもそれを手伝ってるかのやうに見せてる人たちが後ろに付いてるっつーのかな??文楽だったらば人形遣いの人たちがいるみたいにして人が演じてるのにその動きを操ってるかのやうにしてる人たちが後ろにいる、みたいな??(苦笑)たーぶーん演じておられる1個人としての「ゲジヒト」だったり「ヘレナ」(ゲジヒトの奥さん)だったりするよりかは後ろで操ってるやうに見せてる人たちの方が動きも複雑でダンサブルっつーのか…??台詞はないからラクそうには見えるけれどもその動きは決してラクそうなんかではないっつーのかな。(苦笑)でも永作さんはヘレナを演じておる時よりウランちゃんを演じておる時の方がずっとずっと活き活きしておるっつーか…。…ま、役の上でもヘレナはゲジヒトの影に隠れて…??っつーのか前へ前へ押し出して来る人ではなくて一歩脇に避けて存在する人なのであってどっちかっつーと地味ーで目立たない存在っつーのかな??(えー)しかもおっとなーvvvな女性だし楚々として口数も少なくて…みたいなところがあるのに対してウランちゃんは現役小学生(!)なのであってまだまだランドセル背負って毎日が楽しくって仕方がないっつか…ま、それも小学校の低学年だからそーんなに難しいことをいろいろ考えなくちゃいけないお年頃ってわけでもなくぱっと見天真爛漫??な空気感を全身から漂わせ捲くりでもってかっくじつに実年齢的なことから言えば永作さんが小学生役を…っ??!!(わなわな)みたいなことにもなるわけだけれどもぜんっぜんっ!違和感がないっつかむしろそっちの方が似合っておる(えー)っつーのかえっとー…。(ごにょごにょ←)でもウランちゃんってアトム2号機っつーのかアトムの成功に気をよくしてえっらい先生が「アトムに家族を作ってやろうvvv」とかまぁそーんなかるーいノリ(え)で作ったロボットだから背負ってるモノが少ないっつか気がラクでいいよねvvvみたいなさ。(は?)アトムは天馬博士(柄本明さんの役どころ)が自分の亡くなった息子の生き写しのロボットを作ったはいいけれども愛憎渦巻くっつーのか顔かたちは確かに自分の息子には違いないわけだけれどもその言動はそのまんま息子ってわけにはいかないしそのギャップっつーのか自分の思い通り理想像にしたいのかしたくないのかその辺のべみょうな葛藤があるのかないのかもよく分からないけれどもなーんとなくアトムに冷たく当たってそれだからお茶の水博士が引き取って育ててるわけでそ??(おぶおぶ)ウランちゃんはそんなお茶の水博士が作ったロボットなのであって純粋にロボットとしての出来を追求して出来上がったモノ…っつか「モノ」って言い方はあんまりしたくないんだけれども(苦笑)でもまぁアトムみたいな重圧がない分無邪気っつーのかな??そこんところの波長が永作さんによく似合ってる感じがしてすっげ可愛らしくてよかったでつvvv(え)

あー…でも結局のところゲジヒトってアトムにとってほんっとぉー…!に味方だったのかそれとも裏で何か工作しておってなにげに敵だったりしたのかその駆け引き??みたいなのがいまいちよく分かんなかったっつかー…。(黙)…っつか後半眠気が半端なくってさ…。(苦笑)…いやいやいやいや。寝落ちはしてませんってっ!!!(え)「…がくっ!!!」ってなりながらも必死で目だけ開けてる(だからなつばっぱかっwww←)んだけれども耳はお留守になっておってところどころ聞き逃してるっつかそれで大事な台詞だとかも落っこちちゃってる可能性がー…。(苦笑)ウランちゃんにしてもアトムにしてもゲジヒトにしてもヘレナにしても見た目はずばりそのまんま「人間」なのであってなーんとなく人間らしい感情の機微??っつーのかそこんところも理解しておって「この人はロボットなんですよvvv」つて言われない限りはぜんっぜんっ!バレないっつーのか見分けも付かないぐらいに人間生活の中に溶け込んじゃってるっつーのかな??例えばゲジヒトとヘレナはロボット同士のかぷるっつか夫婦なわけだからしてどう頑張ったところで子孫は残せないわけですよねぇ??だってそれはそういう生殖機能が備わってないから…以前の問題として人間の身体の構造を全くそのまんまコピーして体内に貯蔵しておるわけではないのでそれはかんっぜんに「あり得ない」ことなわけじゃないですか??でも子供は欲しいわけですよ。純粋に。そうすればヘレナの気持ちも落ち着くっつーか1人で留守を守らないといけない時にでも心細さが少しでも軽くなるっつか…んー…そーんなこと言っちゃったらそれは子供じゃなくてペットでもいいのでは??(えー)って感じもしないでもないけれどもとにかくそのぉー…パートナー的な??(は?)そういう存在をアレするためにゲジヒトはどこだかの国の花売りロボット(…そもそもが花を売るために開発されたわけじゃなくてまぁそうでもしないと回収出来ないから最低限の利用価値として花を売らされてる、ってそーんな感じ??←)をそっくりそのまんま引き取って来て「子供代わりに育てようvvv」つて自分の家に持ち帰って来たりなんかしてそういう「優しさ」だとか「気遣い」だとかほんっとうにかんっぜんに理解して自分のモノにしてるかどうかは別にしてそういう「フリ」は出来るわけじゃないですか??(え?)「誕生日には花を送る」だとか「お葬式で泣く」だとかそれがもしかしたらばそのロボットを作った人間がプログラミングしたことを忠実に再現してほぼほぼ人間と変わりなく生活しておるやうに見せてるだけなんだとしてもあたかも感情があってそれに突き動かされて何かをしてる風には見えるってことなんだけれどもそれを裏付けする感情そのものを理解するにはまだまだちょっと難しいっつーのか「よく分からない…」ってのが本音なわけですよね??なーんとなくは理解は出来る。そりゃだって人間より優秀な頭脳を持って解析も出来て理解は出来るけれどもそれが何なのかは分からないんですよねー…。…ま、人間だってかんっぜんに自分の感情が理解出来てるわけじゃないし訳分かんないけれども泣いたり笑ったり怒ったり日々繰り返してるわけですよ。でもその「理由を説明しろ」って言われても通り一遍に「これこれこうでこういう理由があって泣きました」とか単純に説明出来るモノだったらいいけれども何でその泣くスイッチが入っちゃったのかもわっかんない時だってあるわけじゃないですか??その説明出来ない「感情」ってのがまたロボットは理解出来ないんだろうねぇ…。人工知能なんだから「学習」はする。頭はいいわけだからして理解は出来る。その感情を再現して見せることも出来る。だけれどもそれが沸き起こって来る源泉っつか根元がないからまぁーったくもって同じやうに再現は出来てもそれを自家発電みたくして感情を呼び起こすことは出来ない、と。んー…でも「プルートゥ」ってタイトルにもなってるわけだしふっつーに言ったらまぁ主役級の扱いだと思うじゃないですか??(え?)…っつか「マルモのおきて」にしたところでアレはW主役っつか子役2人とそうして(阿部)サダヲにゃぁが主役だっつって言われておるわけだけれども「マルモ」つてタイトルに冠が付いてるわけだからして「マルモ」が主体で子役2人は脇役…とまではいかないにしてもでも「カルロス・トシキとオメガトライブ」(え)みたくいっちばん目立ってるボーカルがあってそれに付随するバックバンド的な??(は?)ちょっと一歩引いた並びだと思うわけですよっ!!!(鼻息荒っwww←)それだから「プルートゥ」の役っつったらもうおもっきりタイトル通りに行けば主役だと思うんですけれどもすっげ扱いが下の方っつか「いやいやいやいや…。だからそんなんでいいの??(おぶおぶ)」ぐらいのめっさ脇役の中の1人ってな感じなんですよねー…。(黙)…だからまぁ「鉄腕アトム」の中の1つのエピソードなのだからして元々がアトムが主役ってのが俄然輝いてそこにあってその中の登場人物の1人としてプルートゥがいて…ってまぁそういう扱いなんだってことは分かっておるんですけれどもすっげ重要な役のはずなのになーんかもう「えぇぇぇぇぇっ??!!それで終わり??(おぶおぶ)」みたいなさ。(苦笑)…ま、プルートゥだってアメリカ??だっけか??ルーズベルト…はかの国の大統領だったわけだけれどもこのお話の中では「博士」であってしかもくまちゃんのぬいぐるみがぺらっぺら喋ってるだけwwwみたいなもんで「ちょっともう…この国の政治経済はどうなってんだ??(おぶおぶ)」つて素直に不安になりそうな設定なんですけれども(え)とにかくまぁそういう影の権力者に金出して貰って…だか何だか裏の事情はわっかんないけれどもそれでアトムだのゲジヒトだのその国にとって脅威になりそうなロボット連中を片っ端から消してくロボット専門の殺し屋??みたいなのがプルートゥだったってわけなんですよねぇ??(おぶおぶ)それだからプルートゥがいっくら優秀な頭脳を持っておったとしても影で操ってる人物がいてその指令に従わないことには何も出来ないっつーんだったらばそれはもう主役じゃなくて前面には出ておるけれども脇の脇wwwみたいな存在なのであってタイトルにはなっててもそれは無理っwwwってのは分からないでもないけれどもさ。(苦笑)でも人間の都合でそやって殺人ロボット…ぢゃなかった、対ロボット専用殺戮専用ロボットを作ってそれが達成されて用済みになったらそこにいたかっつーやうな扱いでもってぽいっ!と捨てて何だったらもう解体して他のロボットにするかもうぜんっぜんっ!違う何かー…そう!車だとかテレビだとか何だったらもう洗濯機の部品(爆)だとかに廻してアレしちゃったりなんかして人間ってほんっつどうしようもない最悪な生き物ですよねー…。(苦笑)そんなあたしも人間なわけだけれども。(黙)これがプルートゥがもし人間だったらばそやって功績を残して言われた通りに仕事をしてしかもそれが他の人が嫌がる汚れ作業でもって…なーんてなことになればやり終わったらもう昇格確実っvvvっつかもうぜってぇいいポストを用意して金もたんまり用意して…みたいなことをしなくちゃいけなくてそれが面倒だからロボットにやらせようってそういう魂胆なわけでそ??(え)いっやぁー…もうやらすぃわー…。(え)たまにはロボットに逆襲されて殺されちゃえばいいのにwww(爆)…っつか今回の演出の方って「テ ヅカ TeZukA」やってた人だったんですねい。あの公演もすっげ観たかったんだけれども確かー…東京公演だけか何かでべっつに遠征してまで観たいか??って言われればそこまでじゃないしー…(えー)ってので見送った作品で気にはなっておったので今回違う作品だけれども無事観られてよかった、よかったvvv(ほっ)未來くんが留学したからってどうとかっつーもんでもなさげ(えー)だったし昔っから身体表現は秀逸だったし「変身」(観劇日記No.313参照)なんかでの体の柔かさの半端ねぇ感じだとかよぉーっく分かってるし(え)またぜんっぜんっ!組んだこともない演出家さんと組んで何かするってことだったらばまたアプローチの仕方とかも違って来るのかもしれないけれどもこれはまぁこれで。(は?)次四国でのダンス公演だったかのチラシが入っておったんですけどそっちに行きたい…!とは思うんだけどチケットがなー…。(遠い目)キャパとかちっちゃそうだしだいじょぶですかねい??(おぶおぶ)…むう。