260.「パンク侍、斬られて候」
主なキャスト:山内圭哉・小島聖・中山祐一朗・廣川三憲・加藤啓・林克治・腹筋善之介・宇梶剛士・大谷亮介・福田転球 原作:町田康 作・演出:山内圭哉 舞台監督:谷澤拓巳+至福団 公演記録:2009.2.6〜8@サンケイホールブリーゼ(大阪) |
あらすじ>>侍行き交う時代。晴天、ちゅんちゅらと鳴く雀。街道をやってきた巡礼の父娘の前で立ち止まった一人の牢人。にた。どうしたのだろうか、と父娘が思う間もなく、抜く手も見せずに太刀を振りかざすと、ずば。父親を斬りつけた。居合わせた黒和藩藩士・長岡主馬に名を訊ねられた牢人は、落ち着いて納刀すると、「私は炸州牢人掛十之進です」。老人を斬ったわけは、この土地に災厄をもたらすに違いない新宗教「腹ふり党」の者だからだという。「腹ふり党」では、この世界は巨大な条虫の胎内であると信じ、この世界で起こることはすべて無意味で、願いは条虫の対外、真実・真正の世界への脱出だと説く。真正世界への脱出のための「腹ふり」は虚無的でアホな行為。まったくもって無茶苦茶な宗教だが、「腹ふり党」が普及した街は必ず壊滅するという。掛は弁舌と剣の実力を駆使し、腹ふり党対策要員として黒和藩に召し抱えられる。掛は悪人、対策など知らない。そこへ長きにわたり対立を続けている黒和藩出頭家老・内藤帯刀と、同家老職の大浦主膳。内藤はこの騒動を利用し、大浦の失脚を画策。なんど内藤の密偵・魂次により、腹ふり党は壊滅していたことが判明。掛は生命の危機に晒されるが、策士・内藤はある計画を思いつく。しかし、その計画は超能力者や人語を話す猿、息の止まるような美女、顔に刺青を施した狂人……エトセトラが入り乱れ、思いもよらぬ方向へと展開する―。 |
初演は確か中之島演劇祭で大阪公演のみ、「観たかったら大阪に来ればよろし」とばかりに(山内)圭哉さんが宣言してDVD発売もなし、テレビ中継もなし、とにかく観たかったら現場に来い!とばかりに公演されたと思うんですけれどそっちは日程が合わず泣く泣く断念…。(黙)それが再演しちゃうってんだからこれは行かないわけがないでしょうー!しかも!なきゃやまさん(中山祐一朗氏)出演だなんてっ!!!絶対にっ!行くっ!何が何でも行くっ!(おい)ブリーゼだしなーどこでチケ取るのが一番いいんだろ??と思ってたらば。シアターBRAVA!先行があって(やる劇場は違うけど提携作品だったのかな??)いちおWeb会員で申し込んでるもんでチャンス到来ー!(きらーん)複数回行くつもりも満開だったけどここはとりあえず楽日狙いで行くしかないでしょうーってので申し込んでみたらば楽勝で当たったよー!うわーい!そんなわけなのでE列 6番っつーなかなかの席が当たったので複数回行くのは諦めた。(は?)や、まぁなきゃやまさんがどれぐらい出る役なのか分かんないしなっ!…と思ってたらどの雑誌だったかはまるっきり立ち読みだったので忘れてしまったけれど(爆)圭哉さんとなきゃやまさんの対談で「今回前回(福田)転球さんがやってた役をやらせてもらう」って言ってて「でも転球さんみたく笑わせられるタイプじゃないからどうやったらいいか分からない」みたいにも言ってていやいや、なきゃやまさんも素で面白いと思うじぇ??(それもどうか…)と雑誌に突っ込みつつでもそんな重要な役だったらいっぱい出るんじゃね??!!(わくてかvv)だったんだけどもうその時にはチケット発売してから結構な日が過ぎてたしもう5列目手に入ってるからいっかなー、と。(え?)つか前に圭哉さんと一緒に舞台に出た時に圭哉さんが死んでる??役でなきゃやまさんがその死体に向かって話し掛けるっつーので何か手に小道具を持ってなくちゃいけなくてそれを圭哉さんに渡すーみたいな展開で後々それが繋がって来るはずなのにそれを持って来るのを忘れたらしく舞台上でこそっと圭哉さんの死体に「…ごめん、忘れたっ…!」って耳打ちして圭哉さんも「んぉーっ???!!!」となったんだけど自分は死んでる役だからどうすることも出来ないし「どうすんねぇーんっ???!!!」と思いながら死に続けてて(おい)たぶん観てるお客さんには後のシーンがどういうことやら…??ってなってたと思うんだけどこっちもどうしたらいいか分かんなくて大層困った!って話をしててどの時だっ??!!が超気になったー…って本編関係ないのでこの話はいいですか。(は?)噂っつか当日お隣に座ってた人たちの話(は?)では初演は途中で退席したまま帰って来ない人続出だったとかでアンケートにも怒りだの批判だのがぐるんぐるん渦巻いててそれはそれは大変だったそうなんだけど…今回はどうであろ??(おぶおぶ)元々町田(康)さんの小説でそれを圭哉さんが舞台にしてー…って時点で物語として破綻してる(え?)と思ってたので意外にも舞台として成立してたことにまずびっくりする。(は?)もっとこうー…なんつーかとんでもなくぶっ壊れてるのを想像してたのだった…。(苦笑)もうあらすじとかそっちのけでみんなやりたいこと好き勝手にやってるー、みたいな?(は?)のっけからなきゃやまさんが茶屋??か何かでくつろいでるとこが激近で萌える。(えー…)そこへ白の着流し姿の圭哉さん登場ー。後頭部にはたぶん付け毛??で鶏冠みたいなのがじゃらじゃらー、と。ずばぁーっ!びしゃぁーっ!(←噴き出る血)…あもすもないね…。(黙)「…え?え??え???え????!何で斬っちゃったの??」な長岡(中山祐一朗さんの役どころ)に対して「こいつは腹ふり党の一味だからそんなのがやって来るようなことになったらこの藩も大変なことになるよっ?!」(最初はかっこよさげな喋り方だったんだけどどんどんいつもの圭哉さん風っつか小学生がHRで「誰だれさんは掃除の時間に遊んでばっかりでダメだとおもいまぁーす!」みたいな嫌らしい喋り方(何だ、そりゃ??)になってて笑える。で「じゃっ!」って立ち去ろうとするんだけど「ちょっちょっちょっ!助けてよぉー??!!」って縋り付く姿もすっかりダメダメな感じが板に付いてるなきゃやまさんが愛しすぐるー。(言ってろ)…はっ!これでは冒頭シーンからなかなか前に進めないおっ!(バカ)冒頭シーンと言えば(え?まだ続くの??)父親が斬られた横で泣き崩れる娘(小椋あずきさんの役どころ。目が見えない設定)とそれを見て「はっはっはっはっ!(これがもう平仮名そのものって感じで)」って笑う掛(「はっはっはっはっ!」「うっうっうっうっ…」「かっかっ…(とにかく「は」以外のん。笑)」「うっうっ…」って何言ってもその掛け合いっぷりが楽しい←え?)が役者紹介のテロップが流れる幕前でこれでもかっ!ってぐらいに踊りまくりで何かちょっとこっぱずかしかったり。(は?)ま、とにかく腹ふり党のことを殿に進言しなくてはー!ってのでそのついでに?藩のお抱えにしてもらえるよう取り計らえってことで掛(山内圭哉さんの役どころ)を連れて城に上がることにー。が。殿とか超緊張するーっ!!!ってのでどきどきそわそわしまくりな長岡…。(爆)あんまり緊張し過ぎてげろりんぐ…。(えー…)あのぉー…あたし、血どばどばぁーっ!とか腸だっらぁーん…とか全然気にならないんですけど(それもどうか?)げろりんぐだけはダメなのだなー…。貰いゲロしてしまいそうになる…。(どんだけ弱いのか…)小学生のバス酔いかっ!ぐらいに苦手なんだよねぇー…。ま、他にも苦手なことは数あれど。(おい)や、まぁでもゲロ吐いちゃった歌(は?)は面白かったんでいいんですけど。(おい)そんなわけで出て来た殿様は…え??外人??!!(爆)役は初演もそうだったのかな??ジョン・ゲイトウッドUさんって圭哉さんのお友達なのだとか…。(え?)たどたどしい日本語爆発で何かっちゃぁ「殿です」って…。(苦笑)途中「ジェロじゃないですっ!」とかも言ってて思わず爆笑しちゃったYOっ!(おい)ジェロってー!そこから先がジェロにしか見えなくなるぅー。(えー…)長岡の取り計らいにも関わらず殿様の前でも傍若無人っぷり全開な掛…。「もうー面倒見切れませんー!っつかこんなの紹介しちゃって自分が飛ばされるー…!」とばかりにおろおろする長岡にそこは裏で内藤(林克治さんの役どころ)に先に話通してあるから大丈夫、と。で飛ばされるとしたら内藤と反目し合ってる大浦(橋田雄一郎さんの役どころ。そこはもうただ単に昔っから気が合わないとかそれだけで嫌い合ってる2人なのであった…)だから大丈夫だよ!って請け合ってくれたんだけど何故か大浦と一緒に猿回し係に付かされてる長岡…。(どよん)この大丈夫だからって取り成すシーンでだったかで「じゃ飲みに行こう!」ってことになって「じゃいいところがあるからそこに行こう!」ってなって「あれ?酒とめしとか書いてある侍が行ったら裏メニュー出してくれるようなそんなお店??(掛)」「そうそうっ!(長岡)」「でも酒とめしって…何出て来るんやろね??酒!は分かるけどめし!って…何出て来るんかなぁ??(掛)」「んー…何かおつまみ的なもんじゃない??(長岡)」「何出て来るんかなぁ??楽しみやなぁー!!(掛)」ってここの2人も可愛過ぎて困るー!(言ってろ) が。そんな出世コースをすっかり離れてしまった長岡だけれどぢつは猿回しの才能が開花してしまい(は?)自分でも思った以上に猿に懐かれ猿の扱い上手すぐるっ!みたいなことになってる…。(苦笑)「はい、たーんたんたたたーん、たんたたーん!」みたくちょっと合図するだけで芸をしまくる猿たち…。つか猿回されてぇーっ!(は?)今この瞬間猿になりたいでつ、あたし。(えー…)だってなきゃやまさん、超可愛いんですものー!(おい)掛はと言えば内藤に用済みにされて今にも刺客・真鍋五千郎(福田転球さんの役どころ)に殺されようかってとこだったんだけど…「え??●●??(ごめんなさい。忘れました…。黙)」ってあだ名?みたいなので掛を呼ぶお前は…「しとげちゃん??(確かそうだったよねぇ??おぶおぶ)」って幼馴染ー??!!って展開。(苦笑)でも頼まれた仕事を無下には出来ないってので斬り合う2人なんだけどー…それが映像になってて舞台上にはすだれみたいな幕がわぁーっ!と垂れててこう対決シーンでは2人がその奥に引っ込んで映像で「しゃきーんっ!」って跳び上がったりして秘儀で対決し合うようになってたり。何だっけ??「何とかコッカスパニエルっ!」とか「酔いどれプーさんっ!」とか何だ、その技は???ってのばっかり…。(苦笑)結局決着が着かずしかも幼馴染と分かったら殺すことなんか出来ないってので仲直り(?)。このシーンではなかったかもしれないけど途中転球さんが圭哉さんに「あーすっきりした!」っつー台詞を言わなくちゃいけなかったんだけどそれをまるっきり忘れてしまっててただただもうじーっと圭哉さんを見つめ続けて何なら圭哉さんが次の台詞を言わなくちゃいけないんじゃなかろうか??ばりに見ててとうとう圭哉さんにぐーで「台詞を忘れるな!」って殴られてたよ…。(苦笑)それでも思い出せなくて固まったままでどんどん圭哉さんにばっこばこ頭はたかれててもうリアルにここだけ2CheatだったYOっ!でやっとこ「あーすっきりした!」って台詞を思い出して圭哉さんに言うんだけどその後を引き継いで圭哉さんが台詞を言わなくちゃいけないのにそのまま喋ってて「お前は知らん台詞を喋るな!俺の台詞にかぶせていらんことを喋るな!」って怒られててそれでもまだ喋ろうとするもんだから「何でそんなことするん??」って聞かれて「んー…何か困らせたろとおもて…」「アホっ!」って本気で素に戻っておられますた。(笑)でホントのところはもう腹ふり党ってのは全滅しちゃっていなくなってる(内藤の密偵の調査で分かってる)んだけどわざと腹ふり党を藩内に広めてそれを内藤がねじ伏せて手柄を上げて出世するってのを目論んで元腹ふり党の教祖茶山(大谷亮介さんの役どころ)のとこに出向いて行くんだけど…この茶山の顔が刺青だらけって設定なんだけどそれがもうめちゃくちゃで面白メイクみたいな刺青になっちゃってるのね。むかーしで言えばマモーミモーみたいな感じ??(今の若い子は誰も知らんだろ…。黙)それか(片岡)鶴太郎さんのマイじいさんみたいな感じ??(ますます分からんだろ…)とにかくもう白塗りの上に落書きされまくりみたいなことになってるんだけど笑ったらダメなのね??笑ったら笑った相手を壊す!みたいな力があるみたいなんだけど…それで掛と菅原庸一(すがわらよういちって!爆。廣川三憲さんの役どころ。もう名前言われただけで笑うわ!みたいな、ね。反則だおっ!)が必死で笑いを堪えてるんだけどそれを覗き込もうとする茶山…。(黙)でも。「え?もしかして●●??」って呼び掛けられて「そんな名前で俺のことを呼ぶのはー…もしかして●●??(こっちもすいません。黙)」って…こっちも幼馴染かーいっ!つか転球さんとは相当仲がよかったみたいだけど茶山の方は昔っから怖い子っつか逝っちゃってる子だったみたいで「あいつ、怖かったよなー!!」って噂し合ってた子みたいなんだけど大人になっても相変わらずだったやうで。(苦笑)あ、そうそう。(え?)この時に内藤の密偵・魂次(こんじ。高木稟さんの役どころ)のお遣いのオサム(おかっぺさんの役どころ。何かっつーと「ふんどしっ!」って着物を捲り上げる…。黙)も連れて行くんだけど。そのオサムってのが超能力??か何かそういう力があって物を宙に浮かび上げてそれをぱぁーんっ!って弾け壊すことが出来るんだけど最初は内藤の家の庭にある大きな石でそれを試してみるんだけどそれが弾ける時に結構でかい音がしてて心臓に悪かった…。(滅)風船が目の前でぱぁーんっ!って割られるぐらいびっくりした…。あれはよくないでつ。(は?)でそんな茶山のとこに出入りしてるろん(小島聖さんの役どころ)に一目惚れしちゃう魂次がいたりしてその恋心??を歌にして表現してみせるんだけどそのシーンで何かあるんじゃなかろうか??と思ってたらやっぱり思った通りに転球さんと橋田さんがチュチュ姿で出て来て白鳥の湖ばりのダンスを披露してくれたりなんかしてもうーお腹痛いったらー!(え?)しかもそれで一幕終わったしな!(爆)転球劇場に何だか全部持ってかれた気分だったり。(は?) 2幕からは腹ふり党が藩内で暴れまくってくのとそれを防げない内藤の大失敗っぷりがメインっつか。腹ふり党が村でどんどん信者を増やしてくんだけどそうやってく中で茶山が大鍋でスープ??みたいなのを作ってて掛と魂次に振る舞うのね。だけど「変な臭いがするー」ってので聞いてみたらば死んだ人間の脳とか臓物とかそういうのが入ってるとかで…。(黙)それ聞いて魂次はまたげろりんぐだしだからもう止めてー!(おい)そんでもって茶山に反対しようとするヤツはオサムが空中に浮かび上げて破裂させちゃう(それをサナダ虫の胎内からの解脱だ!みたく説いてますますカリスマっぽくなる茶山…)もんだから簡単に「もうここら辺で止めてくれるかな??」とも言い出せない掛…。つかさーサナダ虫の胎内=世の中なんていーやーだー。(滅)あたし、虫とか超ダメダメすぐるし…。(黙)でもさ宗教って大概どれでもそうだけど何で死んでから幸せになる方法みたいなのを説くのかねぇ??死んでからのことなんか誰にも分かんないんだから死んでからどうなるとかじゃなくて今現在はいのんに遭遇する方法とか最前列のチケットが取れる方法とか500万円手に入る方法とかそういうのすぐ教えてくれればいいのにー。(爆)…ってそんなの分かったら人に教えてる場合じゃなくて自分でどんどんその力使ってるよな…。(苦笑)そうそう。途中いろいろあって藩を放り出された幕暮(まくぼ。加藤啓さんの役どころ)が城内で腹ふり党に出会って怖くなって気絶するんだけど。(苦笑。この人、自分の都合が悪くなったら気絶して死んだフリしちゃうのねん。だから「ばっくれ(幕=ばく、暮=くれ)」って呼ばれてるそうな。(腹筋さん談))通路に出て来てばたっ!って倒れた先があたしのいる列のすぐ横だったりでなんかもうそわそわしちゃったり。(は?)加藤さんのことも気になるし(すぐ側で倒れてるしー!)舞台上のことも気になるしでもうどっち見たらいい??(え?)その後立ち上がってからもいろんな列のお客さんに絡みまくりな加藤さんだったりとか。(苦笑)で殿を連れて藩を離れて猿回しの2人を視察に行く内藤ご一行。大浦はやっぱり一向に猿回しが上手くなってないんだけど長岡はもう笛の音1つで猿を自由自在に操れてしかも縦笛??みたいなのでMAXの曲まで吹いちゃってそれで踊りまくるの、猿がー!あーもうーどうしようっ?!めっさ可愛いー!(逝ってろ)で家老として遣えてた時は反目し合ってた大浦と内藤なんだけどその2人が「俺は実際猿回し係に回されてよかったと思ってるよ。出世からは随分と離れてしまったけれどこっちの方が心もラクだし毎日が充実して何だか楽しいんだ。だから内藤ももう出世のこととか忘れてもっと自分のやりたいことをやりたいだけやればいい(大浦)」「そうだな。分かった(内藤)」みたく語り合って仲直りかー??と思わせといて「実際こんな風に2人が語り合うことはなかった」みたいにナレが入って「猿回し、殿も楽しんでおられたぞ?(内藤)」「そうか(大浦)」ぐらいで終わってるしー!(爆)え?え?え?え?じゃこのシーンの意味って何?!(…どうせそんな深い意味はないんだろ…)でそんなことをやってる間にも藩内は殿不在で暴れ放題だ!ってのでとうとう腹ふり党にすっかり村人たちも洗脳されちゃって「城を攻め取るぞ!」なーんてことになっちゃってる。で腹ふり党の方は千単位、万単位で人数が増えて行くんだけど対する藩の侍たちは200人ぐらいしかいない…。どうする??どうなる??!!ってのでここで出て来ました!(は?)猿なのに人語を操れる超賢いお猿さんがー!それはー…宇梶(剛士)さんだおっ!(えー…)完全着ぐるみなもんで宇梶さんって言われないと分かりません…。(黙)…つか猿でいいのか??(おぶおぶ)前に宇梶さんとなきゃやまさんが共演した「ハイキングフォーヒューマンライフ」(観劇日記No.113参照)の時も確か宇梶さんってば犬の役だったと思うんだけど…。あ、や、まぁあの時は着ぐるみじゃなかったし宇梶さん主催のお芝居だったから本人がそれでよければいいんだろうけどさー。(何?)で猿のリーダーなもんだから俺が一声上げればいくらでも兵として集められるぞ!ってので猿も侍として軍勢に入れることにー。で「うきっきぃーっ!」みたく宇梶さんが声上げたら猿たちがそれに応えて集まってくるみたくなってるんだけどいつの間にか長岡もその猿語??みたいのがなんとなーく分かるようになって来ちゃって「それじゃぁ行くぞっ!…って言ってます(長岡)」「お前…猿の言葉が分かるのかっ?!(内藤)」みたくなっちゃったりなんかして。(苦笑)で人間対猿の戦いになっちゃうから間違って味方なのに襲い掛かったりしないやうに藩の方の侍たちは紫頭巾をかぶって猿に見分けをつけて貰うことにするんだけどー。でそんなどさくさに紛れてろんに思いを打ち明ける魂次…なんだけどろんにきっぱりはっきり「嫌です」って断られたりー。(滅)でろんはと言えば掛に「俺が助けに来るまで待ってろ!」とか言われちゃったらもうー「お待ちしておりますっ!(はぁと)」みたいな感じだしいつの間にそういうことになっとるのすかー??!!(爆)猿たちが参戦してくれたおかげで藩側の軍勢も活気を取り戻すんだけど腹ふり党だって負けてません!オサムの力を使って猿たちを次々と宙に浮かび上げては破裂、侍たちもどんどん浮かび上げては破裂!でそのたびにばらばらばらぁ〜っと猿たちの手首だとかもげた頭だとか人間の腸だとか降って来たりして結構なグロっぷり…。(黙)でまたその腸を頭に巻き付けて腹を振りまくる茶山がいたりしてもうカオスだ、カオス!転球さんもとい真鍋は途中怪我か何かして車椅子に乗ってる設定になってるんだけどそれでも戦いに参加する!ってので舞台上をくるくる走り回っててしかもちょっと八百屋舞台になってるもんだから下手したらすーっ!って客席まで滑り落ちて来そうでやばすっ!(爆)ま、何とか落ちては来なかったけれども。(苦笑)あとはなきゃやまさんの死にっぷりがとんでも…。(え?)紫の頭巾かぶってなくちゃ猿が分かんないからって決めてたのに途中面倒臭くなっちゃったんだろね。頭巾外しててそれでも猿見かけて「おーよしよし」って可愛がってやろうとしたら猿が敵だと思って襲い掛かって来て「うききぃーっ!」って顔中引っ掻き回されて「長岡主馬没 享年●歳」とか出てえー…。(黙)ちょっとーもうー可哀想ー!(おい)でそんな猿たちも何だか空から垂れ下がって来た蜘蛛の糸ならぬ猿の尻尾??みたいなのを伝って天に帰って行っちゃう。それを見たぽえまーな矢細(だっけ??大木湖南さんの役どころ)がこれは自分の読んだ詩そのものじゃないかっ!と。詩じゃなくてあれは予言だったのだなーってので自分が詩に書いた出来事がまたホントのことになるんじゃないか??ってので「戦いは終わりまた平和な世の中がやって来る」みたく書き留めるんだけど結局腹ふり党の一味に斬られちゃう…。何でかっつったら「俺の書いたことはすぐには実現しないのだったー!(猿のこともそうだったし)」ってことに最後気付いて死んじゃうのねん。(苦笑)で。戦いも終息して掛はろんの元に駆け付けるんだけどー…どういうわけかろんに斬られて殺されちゃう。なーぜーじゃーっ?!ってので聞いてみたらばろんは冒頭掛に間違って斬られた男の娘。あの時は目が見えなかったけど茶山に拾われて目を治して貰ってそれからは掛をにっくき親の仇として探していたのだ、と。んー…つか目見えるようになっただけじゃなくて整形もしちゃった??(爆)や、まぁたぶんろんがあの娘ってことになるんだろなー…ってのは何となく最後分かっちゃったけどね。(苦笑)で斬られてからもぴゅぅーぴゅうーって圭哉さんの体からは血が噴き出てるしそれで白い着物がどんどん赤に染まって行ってそれを踏み付けるやうにして立つろんとその後ろに広がる青空(これが青い布に「青空」って書いてあってばっ!って広がるんだけどね)で終わりー。 最後はカテコになると思ってたのに緞帳が降りて拍手の先には圭哉さんがお辞儀(しかも土下座)してるだけでみんな出て来ないのね…。でそのまままた緞帳が降りてそれでも拍手が鳴り止まないもんだからまた幕が上がるんだけどまた圭哉さんだけがお辞儀ー…はいいんだけどさっきは衣装着てたのに何か裸になってるおっ!(爆)でまた緞帳が降りるんだけどみんな期待してるじゃないですか??千秋楽だし。初演の時はカテコも普通にあったみたいだし(あたしはそろそろ「もうないのかなー??」と思いかけてた。苦笑)どんどん拍手続いてるんだけどそれでやっとこまた幕が上がって出て来たのは圭哉さんのみ。しかもさっきよりもっとすっぽんぽんになってて(え?黒のTバックしか履いてなかったんじゃね??おぶおぶ)顔上げたら「もうお願いですから帰って下さい!」って哀願ですかー。(苦笑)あー…最後なきゃやまさん見たかったよよよん。(おい)そう言えばー。始まる前からSEはパンクっぽいっつか町田さんの曲だったのかな??あんまり聞いたことない感じの曲ばっかりであたしはそっちは詳しくないしよく分かんなかったんだけど休憩の時にかかった1曲目が「魂のテーマ」そっくりでー!!!「え???魂???!!!」と思ってよくよく聴いたら魂の曲じゃない(そりゃ歌詞聴いてりゃ分かるさ)んだけど原曲なのか何なのかほんつそっくりだったよー!もう1曲魂のパンチラっぽい曲もかかってたんだけどこれも原曲っつか元ネタになったパクリ曲なの??(おい)そういうのはちょっと楽しかったでつ。(え?)初演は1時間45分に凝縮されてたのを2時間15分(休憩15分込みか??)に延ばされててしかも劇場もテントからちゃんとしたとこ(は?)になってキャストも超豪華になってたし今回は特に芝居として破綻してるーみたいなとこはなかったんじゃないのかなぁ??流れとかもちゃんとしてたし。グロ…とゲロ(爆)は確かに好き嫌いあるかもだけどあたしは気にならなかったし(ま、だからって好きってもんでもないしお芝居として仕方ないかな?って感じには近いんだけど…)お笑い要素も全然好きだしグダグダっぷりも愛せる人なので大丈夫だったしもし再々演とかになったらまた観に行っちゃうんじゃないかなぁ??やるかどうかは別として。次圭哉さんはー…かつたつ(「流れ姉妹」)ですか。なきゃやまさんも日替わりガヤだし楽しみっすっ!(きらーん)うふ。(おい) 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