864.「リチャード三世」
主なキャスト:佐々木蔵之介・手塚とおる・今井朋彦・植本純米・長谷川朝晴・山中崇・山口馬木也・八十田勇一・阿南健治・有薗芳記・壌晴彦・渡辺美佐子 作:W.シェイクスピア 翻訳:木下順二 演出・上演台本:シルヴィヴ・プルカレーデ 公演記録:2017.11.3~5@森ノ宮ピロティホール(大阪) |
あらすじ>>舞台は15世紀後半のイングランド。ランカスター家とヨーク家の王位争奪を中心とする貴族の争い<薔薇戦争>は続いている。“歩いていると犬も吠えかかる”ほど醜く、しかし野心家のリチャードは、忠臣バッキンガムとともに周囲の人間を次々と陥れ、残虐非道な企みに手を染めていく。自らが殺したヘンリー六世の王子の妻・アンを手に入れ、友、先王の息子、王妃、実の兄と邪魔な人間を次々と葬り去ったリチャードは、ついにイングランド王国を手に入れるが―― |
くらりす(佐々木蔵之介氏)FC先行は抽選販売じゃなくて先着順発売なもんで休みでも取らないことには正攻法ぢゃ無理っ!!!(え)と思っておったんですけれどもたまったま東京遠征当日でしかも東京到着と同時ぐらいで販売開始なぞで駅を彷徨い歩きながら必死で(!)チケットを取った結果何っとか…っ!E列 15、16番っつー席が取れたことだよ。(ほっ)当日行ってみたらば前2列ぐらいを潰してあったので実質の3列目ぐらいだったかと…。すげぇーvvv近いーvvv(驚)くらりす以外のキャストをぜんっぜんっ!ノーチェック(爆)だったもんで(苦笑)ほっとんどオールメールに近いキャストだったことに当日になって気付く始末www(えー)しかも手塚(とおる)さんがアン王女とか…っ!!!(どどーんっ!)いっやぁー…チャレンジャーすぐるキャスティングだな、おいwww(え)のっけからオールキャスト??が長テーブルを囲んで白シャツに黒パンツでずっだんずっだん踊り狂っちょる場面から始まったりなんかしておってパリピだおっwwwおもっきりパリピだおっwww(分かったから←)それにしたって男優キャストがほぼほぼ全員白シャツに黒パンツ姿とか眩しすぐる…っ!!!色気あり過ぎてくられんくられん来るわーwww(え)なーんかこれまで観て来たリチャードとはぜんっぜんっ!違っておって面白くなりそうな予感がぷんっぷんするおっwww(わくてかwww)…ってか大体これまでのリチャードは…っつかせむしにびっこ(言っちゃいけない差別用語連発になってますが悪しからず…。黙)に見た目も醜悪…と三重苦のはずなんだけれども市村(正親)さんも新ちゃん(古田新太氏)も森田(剛)くんも見た目に関してはイケメソ(新ちゃんを手放しで「イケメソ」と呼んでいいかどうかはちぃーっとばかし疑問があるところだけれども(おい)舞台に上がってる時には凄まじくかっちょいいのでこの際「イケメソ」の範疇に入れておくことにする←)だったりするのでその辺りのキャスティングの妙っつかくらりすもまた「イケメソ」の部類ではあるのでせむしにびっこっつーところに演じる上での難しさっつかいかにして障害を負ってる風に見せられるのか??ってことに焦点が絞られて来るわけだけれども今回は特別それを気にする風でもなくてふっつーにふっつーの恰好(え)でもって出て来ておったりなんかしておってそこんところからして今までのリチャードと違う…!!!そうしてアン王女(手塚とおるさんの役どころ)との関係性においてはリチャードがアン王女を後ろから掻き抱いてマイク越し(ハンドマイク持参www←)に「奥さん…!」ですよwwwちょっと聞きました…っ??!!(わなわな)「奥さん…!」って…今「奥さん」って言いました…っ??!!(わなわな)ちゃんと耳の穴かっぽじって聞いてましたかっ??!!奥さん…っ??!!(違)どこの昼下がりの団地妻シリーズだよっ??!!(どーんっ!←)(べっつにその手のAVシリーズを熟知してるわけじゃないっすおっ!!!あくまでも耳年増で聞きかじってるだけですから…っ!!!←焦)もうー!!!今のでぜってぇ前3列4、50人は想像妊娠ぶっこきましたよねwww(え)何だったらもう今の「奥さん…!」だけ吹き込んだテープをくだせぇwww(え)エンドレスで壊れるまで聞き続けるからっwww(そういうおまいがもうすでに壊れてるよwww←)ちょっとー…!!!めっさ反則技ですやんっwww(え)口説かれてぇー!!!一度でいいから口説かれてぇー!!!(ないわwww)そんでもって黒のしゅけしゅけシュミーズ姿(おまいは昭和のおっさんかっwww←)同然な手塚さんが何だかもう女にしか見えないっつー魔術wwwいりゅーじょぉぉぉぉぉんっ!!!!!(え)まぢドキドキが収まりません…っ!!!そりゃぁもう手塚さんだってよろめきますよねーwww(は?)速攻で唇震わせちゃいますよねーwww(え)えーっと…これってアレですか??前回くらりすがほぼほぼ1人芝居で演じておった「マクベス」(観劇日記No.689参照)と同じく精神科病棟にぶち込まれてる人たちが治療の一環として「みんなで「リチャード三世」を演じてみましょうvvv」とかってやらされてる感じですか??(えー)そういうシリーズ??(違)(…ってか大体演出家が違ったらすぃー…。苦笑)(外人さんの演出家さんだったらみな同じとか思うなよ??←)もうすでにかんっぜんに300%リチャードに心持ってかれちゃってるんですけども(は?)その上に今度はばっきんばっきんにせむしでびっこ引いて…ってそれすらも尊いですから…っ!!!電車内ですれ違ったらもう3秒以内にしゅたっ!!!って立って席譲ってまうわwww(え)こんなかっちょよくて色気ダダ洩れのリチャードが未だかつてあったか…っ??!!…いや…、ない………っ!!!そーんでもってリチャードに騙されて長男であるところのエドワード四世(阿南健治さんの役どころ)にロンドン塔にぶち込まれて挙句の果てに処刑されちゃうクラレンス公ジョージ(長谷川朝晴さんの役どころ)のその処刑っぷりが…っ!!!猫足のバスタブにこれでもか…っ!!!ってほどにリチャードの手下っつーのか闇で雇ってる殺し屋さん??(「さん」とか付けなくていいからwww←)に風呂桶に沈められて殺されるわけなんだけれどもそれがお父さんの日曜日の昼下がり(は?)みたいなシャツいちにパンいちなんですったらーーーんwww(爆)しかもカテコ前にも今まで続々とリチャードに騙されて殺されて行った人たちっつーのがリチャードの回想っつか見えてないけど見えてるモノとして出て来るわけなんだけれども死んだ恰好がそのものズバリシャツいちにパンいちだったもんでそのまんまカテコの並びでも長谷川くんだけがシャツいちにパンいちだったんだけれども(苦笑)誰かー??奥で上着だけでもいいから羽織らせてから出してあげてー!!!(爆笑www←)他の人たちが蒼々たる恰好で出て来てるっつーのに長谷川くんだけめっちゃ現実味あり過ぎwww(だから)…いやいやいやいや。すっげぇそこだけ気になるから敢えてのバスタオルぐらい投げてあげたいわwww(え)…にしても。足とかめっさばちゃついてましたけれども顔付けずに上がって来る瞬間だけ髪の毛でびしゃん…っ!って水叩いてびしょ濡れで上がって来るにしてもものすんげぇ腹筋力ないと耐えられないですよねぇ??(おぶおぶ)その辺どうなってたんでしょうか??(素)しかもエドワード四世も占い??だか予言??だかで「名前にGの付いた者に王座を奪われる」とか言うのをそのまんま信じて「ジョージ」だから「G」ってことだったわけだけれどもリチャードだったって「グロスタ公リチャード四世」が正式名(え)だからして「グロスタ」の「G」でホントはリチャードのことだったんぢゃね??それをあーんな気の弱っちそうな長谷川くんもといジョージを閉じ込めるなんてさー。…や、まぁエドワード四世は「処刑は取り止め!」っつー命令を出してはいたんだけれどもリチャードがそれを闇で揉み消しておって無理くりジョージを消し去ったわけなんだけれどもさ。(黙)それにしても可哀想だー…!可哀想すぐるー…! …と今回可哀想すぐるっつったらばもう子役リチャード(いっつも思うことだけれどもなーんでもうどこもかしこも「リチャード」だらけなんだよ??←)が可愛過ぎてもう…っ!!!いっつも子役役者さんなんかどうでもいいし(おい)「可愛いvvv」なーんて思ったことすらないんだけれども今回はもう何かすっげぇ小型犬ばりに可愛かった…っ!!!(えー)…ってか冒頭のパリピシーンからずっと続いておるんですけれども今回キャスト全員がうっすら(?)白塗りっつか前衛舞踏ばりに(前衛舞踏が全員が全員麿赤児さんみたく白塗りで踊っておるわけではないwww←)なっておってアレですか??(え)最近の外人さんの演出家さんの間では白塗りブーム来てますか??…ついこないだ観た「オーランドー」も白塗りだったもんでてっきり流行っておるのかと…。(違)この白塗り具合が絶妙で可愛らしく観えたとか観えないとか…??(えー)んー…でも今まで観て来た「リチャード三世」って最初っから出世欲バリバリっつか上へ上へ登り詰めたい一心でもって周りの人たちを騙して押し退けて踏み倒してでも王座に付きたくて付きたくてたまんなくてもうそういう悪意剥き出しの??っつか「俺、嫌われ者でも構わないしーwww」みたいな??(は?)そういう人っつーいめいじが強かったんですよね。それが今回はただただもう上に行きたい…!っつーんじゃなくて誰か1人だけでもいいから「愛されたい」一心でもってそういう態度を取っておったんじゃないのかなぁ??と。(え?)…っつーのはリチャード三兄弟…(苦笑)っつかまぁリチャードを中心に据えなくてもいいわけだけれども(苦笑)とりあえずはエドワード四世とジョージとリチャード四世の生みの親っつかお母さんとしてヨーク公夫人(壌晴彦さんの役どころ)が途中で出て来るわけじゃないですか??…ま、エドワード四世は元々体も弱っておったしっつかリチャード四世に殺されたわけじゃなくてまぁ車椅子で点滴にそこらぢう繋がれてへろっへろでもって出て来てその成れの果てに死んじゃって…。(滅)…でジョージはリチャード四世に闇で殺されたわけだけれども証拠がないからまぁリチャードがやったことってのはバレてないけれども立て続けに2人の息子を亡くして最後に残ったのはリチャード四世ただ1人ってことになるわけだけれどもそれにしては愛が無さすぐるっつーのか「お前だけでも生きててくれてよかった…!」の一言もなく(黙)「何でお前みたいなのが生き残ったんだか…(溜息)」みたいな有様なわけじゃないですか??何だったらもう「醜いお前はいるだけで邪魔なんだよっ!」みたいな言い草だったり…。(滅)きっと今みたく出生前診断とかもあったり前だけれども出来るはずもないし…ってかそれをしたところで障害があるかもしれない子供を出生前だからって間引くってのは倫理的にどうなの??人として??みたいな葛藤から逃れられるわけではないので正直それをすることにはべみょうな感情しか沸いて来ないわけなんだけれどもまぁ障害のある子供を育てて行くってのは正直お金もかかることだし経済的にも将来的にドン詰まりになることが目に見えてるんだったらば最初っから産まない選択をした方が産んでからにっちもさっちも行かなくなって殺しちゃったら人殺しだけれどもお腹の中にいる間になかったことにするんだったらばまぁ手遅れにならないだけマシ…ってのだったらそれもアリなのかな??って感じなんだけれどもそれはさておき。王座に就く男の子を産まなくちゃいけないっつープレッシャーの中で障害を持った子供を産むってことはもうそれ即ち「何てことをしてくれたんだ…っ??!!」みたいな非難囂々に晒されたはずだし「王様の子供じゃないだろっ?!誰か他の身分のひくーいヤツと通じてたんだろっ?!」みたいな心無いことも言われたりしたんだろうし母親の苦悩ってのも口では言い尽くせないぐらいにいろいろあっての八つ当たりみたいにしてリチャード自身は悪くないんだけれども辛く当たるみたいな??そゆ反動みたいなのがあったりもしたんだろうなー…(遠い目)とは想像も付くわけだけれどもリチャードからしたらばちっちゃい頃から何で自分ばっかりがぢつの母親にそんな風な取り扱われ方をされなくちゃいけないのか??みたいな不信感とともにここまで来ちゃってるんだと思うんですよね??しかも王様になればちったぁそんな母親でも「よく頑張ったねvvv」つて認めてもくれるかと思っておったのを「お前みたいなのばっかり生き残りやがって…!」的な??ひっどい言われようでもって蔑むやうな目で見られてますます不信感を募らせるっつか「玉座に就いたのに何で…っ??!!(わなわな)」みたいなのがあると思うんですよ。それだからほんっとはアン王女にしたところで一度は強奪して来るかのやうにして嫁にしたわけだけれども妻になったらなったでちょっとばかしは心を許して「愛してる」の言葉の1つも聞きたかっただろうにそれすらも聞けなくて…ってか所詮人は見た目が100%…!ぢゃないけれども(苦笑)せむしにびっこっつーその風体に気味の悪さしか感じられないっつかそこに心を砕く余裕??みたいなのがないぐらいにまだまだアン王女は若かった…っつかお嬢様育ちで蝶よ花よでちやほやされて人のことを思い遣るとかそういうのとは無縁な育ちをして来たわけだからしてリチャードのことだったって好きにはなれなかったんだろうと思うんですよ??いっくら「奥さん…!」で観客全員(男の人…は別にして、なのかそれともそういう趣味に転ぶとも限らないけどもwww←)よろめいておったとしても(苦笑)劇ちうではアン王女はこっぴどく拒絶するわけですよね??それだから最終的にリチャードはとっても孤独なわけですよ。腹心の友…だったかどうかはわっかんないけれどもリチャードを王座に就かせるためにへいこらしておべんちゃら叩いてるやうな連中ばっかりだったかもしれないけれどもまぁいちおとりあえずは味方で付いてくれておったヘイスティングス卿(八十田勇一さんの役どころ)のこともバッキンガム公(山中崇さんの役どころ)のことも「自分のことを裏切るに違いない…!」と思い込んで先回りして殺して…ってして結局だぁーれもそばに付いてくれる人がいなくなっちゃったわけじゃないですか??そやって1人取り残されて王様になったっつーのに「馬を持てー…!したらばこの国の領土をぜぇーんぶ譲ってやってもいい…!」つて言い放つわけじゃないですか??今までのリチャードだったらばあれだけの悪いことをしたわけだからしてざまぁwwwな最終的に悪は懲らしめられてしかるべきwwwな感情で観てるこっち側は落ち着くわけだけれども今回は何だかもう切なくて…。(滅)力なくへばってるリチャードをそっと抱き締めてあげたいっつかリチャードは王座なんかホントのところはいらなかった。それよりもお母さんに「頑張ったねvvv」って言われたかったし妻となる人からは「素敵vvv」つて愛されたかったしただそれだけだったんじゃないのかなぁ??と。「可哀想なリチャード…!」っつー新しい解釈??の元にこの話は流れて行っておったんじゃなかろうか??と。こやって今まで観たことない感まんせぇーwwwのお芝居が観れたりするから劇場通いは止められないんですよねー…。(苦笑)…ってか途中リチャードに招かれた客人たちが座る椅子が横1列に並べられてそれがしゅー…っ!とコンベヤー状態で幕間に引っ込んで行く仕掛けはどうなってたんでしょう??(おぶおぶ)なーんか今回いろーんなところがスタイリッシュでポップでスマートでしゅっ!としててすっげぇイギリスっぽかったんだけれども演出の人ってルーマニアの人なんですってねwwwぜんっぜんっ!イギリス関係なかったぢゃんっwww(爆)…とカテコで赤いドレスを纏った手塚さんがすでに女にしか見えなかった件www(え)…ってか植本(純米←改名されたんですねい)さんはそもそもが花組芝居で女形されておったりするので挨拶の仕方なんかも女性らしい仕草でもって様になっておるんですけど手塚さんはそのまんまふっつーのお辞儀でもってそこだけ観たらば「女」っぽくはないんだけれども(苦笑)方やエリザベス(植本純米さんの役どころ)は百戦錬磨の女王っぷりでもってアン王女はまだまだ若さ溢れるっつかまっすぐさが出てるっつー点ではこの2人のお辞儀の差っつか違いはアリなのかな??とか。…ってそこまで計算してやってないんだろうけどさ。(苦笑)あー…!でも1回と言わず二度、三度でも観たかった…!(死)…むう。 |