303.「サボテニング」

主なキャスト:水野美紀・猫背椿・福田転球
作:楠野一郎 演出:倉持裕 舞台監督:堀吉行
公演記録:2009.12.11〜13@HEP HALL(大阪)
プロペラ犬もとうとう第3回公演、そして水野美紀嬢の挑戦も続く!ってとこなんであろうがそれにしたってチケットの取れないこと甚だしいっ!前回はかろうじて劇団先行で取れた(それでも席わろし…。黙)のが今回は初日金曜日の夜公演(「フロスト/ニクソン」(観劇日記No.302参照)と日程が丸被りでしかもそっちを3公演ちう2公演行くことにしてたので(バカ)その日しか無理っ!ってのだった…)で申し込んだのに外れたのか一向に連絡来ず…。(滅。当たった人にしか振込み詳細なぞが届かないらすぃー…)しーかたがないのでぴあの先行で申し込んだらば大阪楽夜公演でH列 11番げとー。…つか考えたら日曜日13時開演「フロスト〜」→17時開演「サボテニング」の梯子とか全然行けたわ!(爆)でも。なにげに「フロスト〜」でなきゃやまさん出待ちに2時間近く粘ってたら(しかも結局会えなかったし。黙)危うく公演すっ飛ばすとこだったおっ!(だから)激走で会場向かったら何とか10分前ぐらいに滑り込んだ次第…。(えー…)しかも。席付いたらば後ろから2列目であそこって段ごとに2列ずつぐらい椅子が並べてあるんだけどその後ろの列の方でそれってちょっとばかしの座布団(せんべい座布団かっ??!!な薄さだ…)が置いてあるだけでほぼ座列が一緒だったりするんだけどそれで前ががたいのいい男の人でところどころかぶって見えない気配がー…。(えーん)ぐんぐん頭動かして観てたんでさぞやあたしの後ろの列の人は迷惑だったことでしょうがすまん。(今頃…)そして勝手に倉持(裕)くん脚本だと思い込んでたんだけど演出の方だったんだね…。(苦笑)ペンギン(プルペイルパイルズ)っぽさがどことなく…あるか??(おぶおぶ)と思ってたけど思い返してみればそんなではなかった気がす…る…。(だから今気付いたんだろがっ!爆)そう言えばプロペラ犬って基本書いてるのは楠野(一郎)さんで演出陣が変わるんだったわ…!(だから今頃…)

まずプロローグってことで(あ。パンフ缶の中に入ってる豆台本に基本沿ってまつ。苦笑)舞台上にはダイニングキッチンな体のセットが組まれてたんだけどその中にどどーんっ!とでかくにょっきり育ったサボテンが…。(え?)そのサボテンの世話をするために(福田)転球さんがいろいろ画策をば。(は?)つか水やるために手で水汲んで持って来たり(こりはもう途中ですっかり水が零れて辿り着く頃には何もなくなってたり…)ホース持って来てそれで撒こうとするんだけどべみょうに長さが足りなくて出て来る水をせっせと口に含んではぶはぁーっ!!!ってサボテンにかける転球さん…。(苦笑)大体サボテンってそんなに水やらなくちゃいけない植物でしたっけ??(おぶおぶ)そのお口いっぱいに水含んでもごもごむせてる転球さん、ばんざーいっ!(おい)そんなこんなでまともに水やりも出来なくてサボテンの位置をもちょっとホース側に寄せようとして抱きかかえやうとして「痛…っ!」ってとげとげに刺されたりとにかくまぁサボテンに勝ち目のない転球さん。(当たり前)つかそもそも何でサボテンがそんなことになってるの??と思ったらー…。

「サボテン@」。件のダイニングキッチンでせっせと餃子を作ってる水野美紀嬢とその前でサボテンに向かって話し掛ける男・転球さん。めためた深刻そうな顔で「もう終わりにしよう…」だの「どうして俺を抱き締めてくれないんだっ?!」だの語る転球さんにいちいち反応して「…餃子作ってるから…(手が粉だらけだから今抱き締めるのは無理らすぃー…。苦笑)」とか言ってたら今にも転球さんが「じゃぁもう行くから」とかって出て行こうとするもんだから慌ててその粉だらけの手で羽交い絞めにして止めようとしたらー…!「うわっ?!もうー何してんねぇーんっ?!台詞の練習やから…」と転球さん。どうやら転球さんは鳴かず飛ばずな低空飛行の売れない俳優さん(爆)らすぃー。ラジオドラマの仕事が決まったとかでその練習なんだけどそれにしたってサボテン相手に稽古ってのはどうなの??と。そうやって目の前に奥さんがいるってのにサボテンにばっかり話し掛けてて「今度の仕事のことだってあたしにじゃなくてサボテンに報告したんでしょうよっ?!」みたくキレる奥さん…。そこにロックなぢょし高生なお嬢(猫背椿さんの役どころ…!いやまぁぢょし高生の役は「七人は僕の恋人」(観劇日記No.256参照)でもやったことあるから違和感は…ないけど(え?)水野嬢と転球さんの娘役ってのがすごいわー…。苦笑)帰宅。テンション下がり気味な2人を物ともせずテーブルでリズムを取り出す辛子。(からし。お嬢の名前ね。苦笑)お嬢の方はと言えばどんどんそうやってテンション上がって来て挙句の果てに「コンガ!」って叫んだり。(えー…)あーもう何なの、このカオスー??!!とそんなお嬢は「本物のコンガ欲しいー!」って…。(え?)何でか??っつったら「バンドやるから」。「バンドやってレッチリみたくなる!」んだそうな。「レッチリって言ったら…レッドホットチリペッパーズ??」みたいに水野嬢が言うんだけどこの「レッドホットチリペッパーズ」言うとこだけなにげにアメリカンな英語口調で。(苦笑)無理くりだわ…無理くりすぐるっ!(爆)そうやって高校卒業したらバンドで食ってく!っつーもんだから転球さんが「大学ぐらい出てないと何になってもダメだっ!」っつーんだけど実際売れてないし(爆)今の俳優の仕事だって奥さんの実家のコネ(餃子の女王っつー会社の社長令嬢らすぃー…ってだから餃子が主食なんだ!爆)だし無理だよっ!って言い返される…。「またそんな風にお父さんのことをバカにして…!」っつってお母さんが辛子をビンタするのかと思ったら転球さんがビンタされてるし…。(黙)うん、まぁ確かに殴られ上手だけれども。(は?)そんなわけで家庭崩壊の危機的状況で結局1人キッチンに残された水野嬢はおもむろにサボテンを電子レンジに入れて廻し始める…。(えー…)

と「牛島幸子」。えーっと…なにげに「斎藤幸子」(観劇日記No.287参照)とかぶってます??(おい)そんな牛島幸子(猫背椿さんの役どころ)はナースしかも巨乳。(爆。まぁこの時はそう見えるやうな作りだった…)…とその前に現れた黒服ナースの天敵・蠍村あやの。(水野美紀さんの役どころ)嫌味たらたらで牛島幸子を攻め上げるんだけど必死に耐える幸子…。が。「黒岩先生」(福田転球さんの役どころ。この病院の御曹司でブラックジャックみたく前髪だけ白??銀色??に染めてわっさぁーっ!ってなっててしかも胸にはおっきい赤いリボンが付いてるいでたち。苦笑)の名前に激しく動揺??する幸子…。「あらあら。何かしら??いやらしいメスのニオイがするわねぇ…??あなたの隠してるモノをとくと見せてごらんなさいっ!」と蠍村にナース服の前を引き千切られる幸子の胸にはドリルが搭載。(え?)「私は…黒岩先生のことなんて…」って否定する幸子なんだけど「じゃぁこれならどうかしら??黒岩先生のおひげを集めて作ったブラシよ??これでも何ともないって言えるのかしら??」(つか髭剃り後からこそこそ貯めてブラシ作ってるって…どんだけヒマな病院だよっ?!爆)っつってそのブラシでドリルを擦り出したら反応してぶいんぶいん廻り始める…。(黙)「まぁーっ!!!何ていやらしい身体なのっ??!!」とかって自分でやっといて面白がる蠍村…。(苦笑)とにかくその「秘密は黒岩先生に黙っててあげるから今夜も当直お願いね??」っつーんだけど「それだけは勘弁して下さい!もうずっと病院に泊まりっぱなしなんですっ!13週間も家に帰ってないんですっ!録ってるビデオも溜まってますっ!キングオブコントもまだ観れてないんですっ!」「東京03の圧勝だったわ!」「言わないでぇぇぇぇぇっ…!!!!!」(爆)なそんな2人の前に噂をすれば、な黒岩先生登場ー!…実際じっくり見てもふざけてるんですけど…。(おい)で「どうしたね?牛島くん。顔色が悪いじゃないか??」っつっておでこくっつけて熱を測ろうとする黒岩先生。「…はっ!」なんつて必死で反応しまいとする幸子なんだけど「君、汗いっぱいかいてるねー??どこか具合が悪いんじゃないのか??…ってこれは私の汗かー!はははー!」って…だから転球さんってば汗かき過ぎなんですってばっ!そんな2人のやり取りに嫉妬しまくりで「あぁ…っ!」って床に崩れ落ちるあやの。「蠍村くんっ!どうしたっ??!!」って黒岩先生が駆け寄れば「すいません。ちょっと眩暈が…。この頃当直続きだったから…」なあやの。「無理はいけないよ」「でもこのナースセンターは私が守らなくては…っ!」「君は疲れてるんだよ…。君1人の身体じゃないんだから…。牛島くん、今日の当直代わってくれたまえ!」ってえぇぇぇぇぇぇ………。(滅)まんまと当直も交替して黒岩先生まで持ってっちゃうあやの…。次の日。眠くてふらっふらな幸子の前に現れるあやの。「牛島さん、まだこの尿瓶片付けてなかったのっ??!!」「すいませんっ!昨日は急患で手いっぱいで…」「そんなんじゃ困るわぁー!」とか言いながらどんっ!ってぶつかって頭からおしっこを幸子にぶっかけるあやの。「あぁら、ごめんなさいねぇ??でも大丈夫だわよねぇ??あなた、元々小便臭いわけだし…」とかって絡むあやの。とそこへ現れる黒岩先生。「せんせぇ、昨日はごちそうさまでしたぁ〜おまぁるエビ♪」と途端に甘えるあやの。そんな和気藹々(え?)な2人を苦々しく見つめる幸子…。とあやのは検診へ、幸子は着替えるために出て行こうとするんだけどそれを引き止める黒岩先生。「牛島くん、やっぱり君、何か隠してるんじゃないのか??」っつってナース服を脱がす先生の目の前に突き出すドリルがー…。「こういうことだったのか…。でも大丈夫!僕は名医だっ!僕なら君の身体を完璧にしてやることが出来るっ!」「でもそんな…」「牛島くん…!いや、幸子!僕は君のことが好きだっ!」「…え??!!」っつって抱き締めようとするんだけど胸がつかえてむーりー…。(黙)「やっぱりあたしなんかじゃダメなんです…」「ダメなんかじゃないっ!幸子という字は幸せな子って書くじゃないかっ!」「でも牛島は牛の島です…」「僕だって黒岩は黒い岩だよっ!」って…完全意味不なんですけどー!(爆)「でも幸子って名前は辛いっていう字に似てるし…」「辛いだって横棒を足せば幸せだよっ!その横棒に僕がなるっ!」(は?)なーんてなやり取りを屋根の上(爆。セットの半分が切り開いたみたいになっててそこに必死でよじ登ってる水野嬢もといあやの…。苦笑)から見て「許さない!」とかって嫉妬めらめらなあやの。そんなあやのの手にかかって薬で無理やり身体の自由を奪われて犯される黒岩先生。(爆)まんまと先生の子供を産んで病院を乗っ取ろうとするあやの。「先生、私の身体を治してくれるって言ったじゃないですかっ??!!愛してるって言ってくれたじゃないですかっ??!!」って詰め寄る幸子に「うるさいわねぇっ!」っつって尿瓶で殴りかかるあやの。(爆)ちょっと失神して倒れただけだったんだけど2人して幸子を埋めて共犯関係でますます逃れられなくしようとするあやの…。そーんな幸子はすっかり生き埋め状態だったんだけど「この忌まわしい体にもきっと訳がある…!」っつってそのドリルで脱出を図る幸子…!子供が生まれたっつっても仲がいいわけでもなくあやのの躾で?子供に牙を剥かれる黒岩先生。(黙)そーんな2人の前に地獄から脱出して果てはブラジルにまで行って(爆)戻って来た幸子がー!!!あやのはとっとと子供を盾にヌンチャクみたく操って(え?)幸子と闘うんだけど結局殺られてしまう…。幸子も残された子供2人には「用はないよ?でももし大人になって復讐しに来るって言うなら受けて立つよ!」っつって奥に投げ飛ばす。(おい)先生も「この責任を取って君の身体をちゃんと治してあげるよ…」って言ってくれるんだけど「違うの。あたし、ずっとこうしたかっただけなんです…」っつって黒岩を力いっぱい抱き締めるんだけどその背中にはしっかりドリルが貫通してて「ぎゃぁぁぁぁぁっ!!!!!」っつー黒岩の断末魔の叫びで暗転…。(えー…)

「サボテンA」。とまたも件のダイニングキッチンに戻るんだけど…。「ん…せしるまくびぃー…」っつっておされな寝言(転球さん談)を呟くユズナ(水野美紀さんの役どころ。件の辛子のお母さん)のちょっと変わったところと言えばー…右半分の身体がサボテンになってるおっ!(爆)どうやら寝たらどんどんサボテンになってっちゃう奇病に冒されてるユズナ…。それもこれもサボテンをチンっ!した罰なのかっ??!!(え?)とにかくそんなユズナを眠らせないために話をし続ける厚夫(福田転球さんの役どころ。件の売れない俳優←爆)なんだけど「俺の話が面白くないからそんなことに…(眠らずに入られない)」っつーんだけど「そんなんじゃないよ!だって眠らない人なんかいないよ??眠らない人がいたらもうその人は死んじゃってるんだよ??」って慰めるユズナ。そんな2人のやり取りを全く無視して学校から帰って来るから辛子なんだけど(ヘッドホン付けてるし…)それ見て思い付いたかのやうに「こないだ辛子のことで学校に呼び出されたんだけどその時に会った担任がすごいんだよっ!」っつーことで「じゃぁその話、聞かせてくれる?」ってので始まった「担任」。とにかくまぁ辛子のことで学校に呼び出されたお父さんだったんだけどそんな2人の前にやって来た担任(水野美紀さんの役どころ)には首がなーいっ!!!(爆)や、首…はあるんだけどサロメみたく自分の首を両手で抱えてる(まぁだから胸のとこから首飛び出してるって形になっちゃってるんだけど…。苦笑)格好で。(えー…)初対面だしつか担任がえっらいことになってるし!ってのでお父さんは必死で娘に「ちょっ…!アレっ…!何??!!」みたく言おうとするんだけど「うっせぇなー!」ですっぱり。(え?)もうとにかくびっくりできょどりまくりなお父さんなんだけど担任の先生もそれに関しては何ともなくて話を進めようとする…。それと言うのも辛子が音楽室からコンガを盗み出そうとしたらすぃー(実際音楽室に忍び込んでコンガを叩きまくってたっつーだけみたいなんだけど担任が「コンガにしてみれば盗まれるのも叩かれるのも同じことですっ!」とかって…えー…)っつーのでしかも進路にも「レッチリ」って書いて提出してるしで一体全体どうお考えなのか、と。辛子は「ちょっとトイレ…」っつって出て行っちゃうし(しかも出て行く時にも一悶着あって「ウンコだったら後でしなさい!」(担任)「だから何でウンコって決め付けてんだよっ??!!」(辛子)「…違うの??」「ちげぇよっ!生理だよ、生理!」「だったらあたしも昨日から生理ですっ!」(爆)「お前に生理とか関係ねぇだろうがっ!」「どういう意味ですっ??!!」「知らねぇよっ!」とかって…水野嬢はともかくとして大人計画ですっかり鍛え上げられてる猫背さんには完敗っすっ!爆)担任と取り残されるお父さん…。(黙)お父さんも芸能関係のお仕事してらっさるから辛子さんもそういう方面にご興味がおありなんですねvvみたくフォローする担任なんだけどお父さんにしてみればそんな才能とかだけでどうにかなる世界じゃないから自分と同じ世界での仕事だったとしても芸能人にだけはなって欲しくない!と。そうやって熱く語ってるとこに辛子が戻って来るんだけど…全身から煙もっくもくで…。(苦笑)「お前、煙草吸って来たなっ?!」(お父さん)「ちっげぇよっ!」(辛子)っつって言い合いしてたら担任が「辛子さんの言うことも信じてあげましょうよ?辛子さんはウソなんて付いてません!何なら私の教師のクビを賭けます!」とか言い出しちゃって「クビって…首、あのその…えぇぇぇぇぇ………」みたいな。(苦笑)辛子さんもこないだまではバレーボール部で大活躍してくれてたのに…みたいな話になって県大会の写真を見せてくれるんだけど…その先生の首がボール代わりにレシーブされたりトスされてたりって…どないなっとんっすかっ?!「や、だから首ボール部とかですか??(おぶおぶ)」っつって聞くお父さんなんだけど「何だよっ?!首ボール部ってっ?!」みたく辛子にも足蹴にされるし…。おまけに担任が「これっ!心霊写真っ…!」っつって驚くからやっと自分のことに気が付いたかと思ったらば写真の1枚1枚にちっちゃぁーいおっさんが写ってて…ってこれ、教頭先生だおっ!(えー…)それがまた玉置(孝匡)さんだったりで繋いで来るなー、と。(笑)ま、それはいいとして…(いくないけど!)っつーので辛子ももう背中にタトゥーも入れたしバンド上等な体で。でも。その背中のタトゥーが「デス(デスメタルーとかデスノートとかのデス…のつもり)」なんだけど綴りが「DESU」。(黙)や、それは…ないわー…って残念がる担任とお父さんなんだけど「今更もう引き返すなんて出来ねぇからなっ!」ってあくまでも強気な辛子。またそのタトゥーを誰に入れて貰ったかっつったら堀内先輩らすぃーんだけどその先輩ってば英語の成績はあんまりよくなかったとか??(まぁそうだろ)やっとこ担任が「だからその「DESU」は「元気ですか?」とかの「です」で敢えて言えば接尾語??」だと。辛子の言ってるデスは「DEATH」だって教えてあげるんだけど「そんなのであっとすぅーだろ??!!真ん中のAは何だよ??!!どっから来たんだよっ??!!」(辛子)「んー…雰囲気??」(担任)「てめ、雰囲気醸し出してんじゃねぇよっ!!」って…辛子ちゃんってば方向すっかり見失ってまつ。(どーんっ!)そんなお父さんの残念な血をしっかり引き継いじゃった辛子ちゃん。(爆)担任が「こうなったのも全部お父さんが悪いんです!」っつって責め出して担任の先生は先生で県大会で勝ったら「おっぱい見せてあげる!」(おっぱいバレー??)つったら辛子が「無理すんじゃねぇよっ!」っつって「じゃぁ勝ったら先生にみんなのおっぱい見せてね??」「それじゃ誰も得しないだろ??」「じゃぁ…先生の首を賭けます!」…その流れで負けて。(黙)それぐらいの心意気をあなたは持ってるんですかっ??!!と。それで「お前の首、よこせー!」「うわぁぁぁぁぁっ!!!!!」ってなって暗転。(えー…)

続いて「サボテンB」。相変わらずユズナの病状は悪化して行くばかりで顔の出てる部分以外はほぼサボテン状態。そんなお母さんの状態には気付かない辛子。(えー…)ヘッドホンから爆音流してテーブルをコンガ代わりにだんだんやってるんだけどその横でてけとうに歌うお母さん。聞こえてはないはずなんだけど「顔が五月蝿いから」(辛子談)ってので黙るお母さん…。「どうしてそんなにレッドホットチリペッパーズになりたいの??(やはしここだけ取って付けたかのやうな流暢英語で。苦笑)」っつーんだけど「しょうがないわね。だってお母さんも昔ミュージシャンだったから…」って話になって。辛子が「ウソだねー」って信じないもんだからその頃の写真を見せてあげるっつって取り出したのが…何故か転球さんの若い頃の写真。(爆)「何だ、これ?」って聞いたら「この時お父さん、かっこよくてねーvv」って…。ミュージシャンの話はどうなったんだ??っつったら「その話はもう終わったのよ??」ってえー???!!!「ミュージシャンだった」って話と「写真を見せてあげる」って話の間にすっかりお母さんの中では間が合ったんだと。(苦笑)とにかくまぁその話はもうどうでもよくなったらしく(え?)お父さんと出会った頃の話だとかをするユズナなんだけど「その話は昨日も聞いた」と辛子。サボテン化してからどんどん物忘れが進んでるやうで残念がるお母さん。そこへお父さんが帰って来るんだけどせっかく決まったコネじゃない(爆)ドラマの仕事を今日断って来たって。「俺が本気出せばこんなもんじゃないから!」っつー転球さんなんだけど「お前、汗だけは120%本気度じゃねぇかよっ!」って辛子に突っ込まれてまた汗のことですか…。(苦笑)そうやって喧嘩してる間にもユズナは目開けながら爆睡してて「ぬが…っ!ユニクロ…ユニクロのフリースはあったかい…」とかってリーズナブルな寝言(厚夫談)を言ってみたり。「もう少しの間だけお前でいてくれ!」って頼むんだけど「もう作り話して頑張ってくれなくていいよ?」とユズナ。「作り話じゃない!全部実話だ!今日あった撮影の話も聞いて欲しいんだ!」っつって話し始めたのが…「リハーサル」。

稽古場??で1人台詞の練習をする厚夫。そこに天才子役・神切うのすけ(爆。神木竜之介くん風味な喋り口調はクレヨンしんちゃんな水野美紀さんの役どころ)同じ事務所だし前に仕事したこともあるからってので親しくしようとする厚夫なんだけど「お前、俺のバーターだろ??馴れ馴れしくすんなよぉー」っつーのでそっけなくて生意気な神切くん。(どーんっ!)「リハーサルなんてかったりぃー」だの「あのババァ、ったくよぉー」だの本人のいないところで強気な神切くん。おまけに「俺の鼻くそ喰ったらドラマの仕事、社長に話付けてやる」とかってにじり寄るんだけど「や、あ…今お腹いっぱいなんで…」ってかわす厚夫に「バーターが腹いっぱい喰ってんじゃねぇよー」とかって不機嫌な神切くん。とそこに…壁ぶち抜いた穴から桃川しのび先生(桃井かおりもじり??な猫背椿さんの役どころ。しかも超声しゃがれてるししかもちっちゃいしでところどころフェードアウトしちゃって聞こえません!爆)登場ー!「いつからそこに??!!」って厚夫が聞いたら「昨晩から」だって。(えー)「先生はな、どこの現場にも前乗りするんだよ!」(神切くん談)みたいなんだけどだったらじゃぁ今までの会話、全部聞かれてたんじゃぁ…??(おぶおぶ)でも全然聞こえてなかったみたいで神切くんをひたすら可愛がる桃川先生。(え?)桃川先生はと言えば今回の映画には並々ならぬ情熱を捧げててまだ撮影も始まってないってのにリハーサルをやるとおっさる。(いつもか??)まずは先生の登場シーンじゃないんだけど神切くんと厚夫の絡みのシーンからー。神切くん演じる少年が暗い夜道を歩いてるとそこにー…「言ったぁ〜言わないぃ〜」と妖怪水かけじじいがー!!!(え?)「いや、ですからその件は昨日メールで送りましたですよ??や、それをそちらのサーバーのせいだと言われましても…こちらと致しましてはメールを送った時点で完了しておるわけですから…。そりゃメール送信の確認をしなかったこちらが悪いと言われればそうかもしれませんが…でしたら最初から電話でやり取りすればいいじゃないか!という話になるわけでして…。それをメールで送ってくれとおっしゃられたのはそちらの方でして…それを送られてないから知らないとおっしゃられましても…って言ったじゃないですかっ!ですからぁぁぁぁぁっ!!!」っつーのを超早口でまくしたててる転球さんが素敵すvv(は?)でも。どうにもその台詞の裏側に妖怪として生きて来た鬱屈とした思いなんかが見えないしとにかく言ってることがいちいちムカつく!と。(えー…)そこまで深い芝居じゃないと思うんですけどぉー…な厚夫にスパルタ訓練な桃川先生。神切くんも一緒になって即興芝居を体得出来るやうに今日はこんなめにうをご用意してみますた!ってことでシチュエーションと役柄を書いた紙が入ってる2つの箱を用意ー。(「野田(秀樹)さんのワークショップでもやってました」(桃川先生談)「蜷川さんもやってます!」(神切くん談)「そんなの出たことないじゃないですかっ!」(厚夫さん。苦笑))そうして転球さんには…「劇団新感線もどきの」「SMの女王様」っつー設定がー!!!(爆)どうするのか??(おぶおぶ)と思ったらば新感線もどきのとこはジューダスを口で歌いながら「だんだんだららんだららんだららん♪」とかって出て来る転球さん。(苦笑)自前なベルトでぺしーん!ぺしーん!ってやりながら「女王様とお呼び!」って…完全役名言っちゃってるパターン。(黙)もうかなりないっぱいいっぱいっぷりで転球さんも汗だくっぷりも半端ねぇでつ。(おい)「こんなんじゃまだまだ!」ってことで続いて「アメとムチを使い分ける」「ミッキーマウス」。(え?)神切くんもお勉強ね??ってことで(苦笑)「うどんを愛し過ぎている」「ボブ」。(は?)転球さんの引き出しにはミッキーマウスはてんでなかったらしく(黙)「ミッキーマウスって…ミッキーマウスってぇぇぇぇぇぇっ???!!!」で必死で搾り出したのがイッツアスモールワールドのテーマ♪それでくるくる廻って踊りながら出て来て(転球さん、一番の見せ場!←爆)「僕、ミッキーマウスvvほぉら、こっちへおいで〜??」(また役名言っちゃってるパターンだよ…。苦笑)って呼び寄せといて近くに行ったら技をかけようとするミッキー…。(黙)水野嬢はと言えば…「うどん…うどん食べたいなぁ〜…。ボブですっ!」っつってこれまた名前言っちゃってるし!(爆)しかも何故か筋肉アピールなボブ…って誰設定なんっすか??!!(おぶおぶ)「こっちに美味しいうどんがあるよぉ〜??」「うどん、うどんっ♪♪」「ウソだよ〜!!」なやり取りな2人…。こうなったら桃川先生に見本を見せてもらいましょ(え?)ってことで「パントマイムの上手すぎる」「ルパン三世」。(えー…)「そんなの無理ぃぃぃぃぃっ!!!」って凹む猫背さんに追い討ちをかけるかのやうに「大阪のお客さんはちょっとやそっとでは満足しぃへん笑いに飢えてますから!」とかって転球さん…。(苦笑)「もっと無理ぃぃぃぃぃぃっ!!!」っつーんだけどしょうがない。(え?)パントマイムは…「こんなの大人計画でやったことない。っつか大人計画で出来る人、いない…(爆)」とおっさる通りぐだぐだで壁はどんどんずれてっちゃってるしロープも引っ張ってるのに前に進まない猫背さん…。(苦笑)転球さんがさらっと「こうやったらいいのに…」ってやって見せてくれるんだけどそれはさすがに出来てた!(おい)でも言われたことの出来ない猫背さんにとうとう転球さんも「ほんま出来へんねんね…」みたく呆れておられたり。(苦笑)ルパン三世の引き出しもなかったらしく「何??何言えばいいのっ??!!」ってパニック状態で「ふぅじこちゃぁ〜ん??」とか無理くりだった…。(苦笑)とにかく3人揃って撃沈ででも頑張ってて最終的にみんなしてお客さんから拍手貰って「大阪のお客さんはあったかいわねぇ〜」(桃川先生談)って言って貰えたり。(笑)そんなわけでせっかくリハーサルも進めてたのに桃川先生のところに電話があって映画の話はポシャった、と。そもそも「レレレの鬼太郎」なんっつータイトルがダメだし同時に水木しげる事務所からも赤塚不二夫事務所からも訴えられたとか…。「役者はこういう時はどうすることも出来ないんです…。与えられる役を待つしか、ね?」っつーことで結局厚夫が断ったんじゃなくてキャンセルになったんぢゃんっ!(爆)

で最後「サボテンC」→「エピローグ」。サボテン化を止められないユズナはいまやすっかりサボテン…。もう喋りかけても反応もなし。でも何も考えてないかっつったらそうじゃなくてユズナはユズナで昔のことを思い出してた様子。とその回想シーンで辛子が生まれた日のお話。新しい家に引っ越して来て早々産気付くユズナ。救急車も間に合わなくてどうするー??!!ってなってたらいきなり壁ぶち破いて看護師さんが出て来るぅ??!!って…「牛島幸子、ナースだよっ!(きらーん)」でつ。(爆)ブラジルから帰って来る途中に立ち寄ったのか(え?)胸のドリルでどこへでも〜♪(おい)とにかく今は「お湯を沸かせ!」ってことで転球さんってばガスコンロに乗った鍋を持って来て猫背さんとショートコントっ!「はい、ふぅふぅ〜…私はごまだれ、あなたはポン酢??って…ちっがぁーうっ!!!これ、赤ちゃん!鍋でぐつぐつ茹でるのかっ??!!怖い怖い怖いっ!!!」っつってたらぽぉーんっ…!って赤ちゃんが飛び出してそれをしっかりキャッチする転球さんもとい厚夫。赤ちゃんが生まれれば用はないってので帰ろうとする幸子に「あなたの名前を付けさせて貰っていいですか?」っつーユズナ。「幸子なんて…幸せになれないよ…。だったらいっそ辛い子って付けた方がよっぽどいい…」「だったら辛子じゃないですかっ!(厚夫)」「辛子…いい名前!何だかとっても…ピリッと来たわっ!(ユズナ)」っつーことで名付け親は牛島さんだったのかぁ…な。(え?)とさっきまで反応なかったサボテンなユズナが今度はちゃんと厚夫と会話が出来てる…。「はいはい。何、呼んだ??」って…がらっとサボテンの小窓が開いてユズナの顔がー!(爆)結局厚夫は俳優は諦めて小説家になったみたいなんだけどその映画化の主役ってことで桃川先生がお家にやって来る。桃川先生ってばすっかり役に乗り気で身体まで改造した(え?)ってことで「牛島幸子、ナースだよっ!」って胸出したらそこにはドリルがー!!!「とってもいい先生がいらっしゃってねぇー。この手術は僕が!って黒岩先生にやってもらいましたのよ??」っつーことでそっちも実話でしたかー…。で挨拶も終わって先生が帰ったのと入れ替わりに辛子が帰って来る。もうーここに来て早替え大変っすっ!(爆)入社式だったとかですっかりスーツ姿なんだけど「ご飯は?食べて来たの?」ってお母さんが聞いたら「そこのコンビニで肉まん買って来た」っつーから「温めてあげるわねvv」っつーことでユズナのお腹がぱかっ!と開いてそこでチンっ!と…。(シュールすぐるっ!)すっかり便利になったお母さん(おい)なんだけどここで大告白!「もうすぐあなた(辛子)に弟か妹が出来るのよ?」って…えぇぇぇぇぇっ???!!!何だ、それっ??!!っつってる間にもまたまた産気付いちゃって玄関に運ぼうとするんだけどキッチンの入り口のとこで詰まっちゃうお母さん…。(黙)「早く!先生、呼んで来てっ!」っつってとりあえずお母さんの顔のところにタオルかけて呼びに行こうとするお父さんなんだけど「先生、先生」っつってたら首なし先生来ちゃったおっ!(爆)お母さんも辛子の担任の先生だったら会いたいわ!ってことで出ようとするんだけどお父さんが「先生、会わす顔がないそうだっ!」っつーことで早々に帰っていただくことにー。ぺろってタオルめくったらちゃんとお母さん戻ってるし(おい)もう大忙しっすー。そうこうしてたらまたうのすけくんが遊びに来ちゃったり(桃川先生を探しに来たのにもういないとかで…)水野美紀嬢の早替えも大したもんでつ。とにかくうのすけくんも「お前はもういいからっ!」とかって帰らせて…ってやってたらぽぉんっ!っつー勢いいい音がして…今度は赤ちゃんじゃなくてサボテンの頭に花が2つ。「あら…双子だったのね…」ってそっちかー!!!で暗転。

今回まぁ繋がってはいるけど全部が全部シュール過ぎて(いつもか?苦笑)ファンタジーっぽかったかなー、と。水野嬢も得意なアクションは封印で。(あ。ちょっとだけ転球@お父さんとやり合ってるシーンはあったけど。苦笑)カテコは即興芝居の話になって転球さんが「ミッキーマウスで何も出てこぉへんかった…」っつってて「いろいろあるのに…」って水野嬢に言われてて「そう言えばー!」な感じでミッキーマウスマーチ??がやっとこ出て来て「こっちでもよかったんやんっ!」になってますた。(苦笑)あと水野嬢のボブはボブ・サップ設定だったやうでそれであんなに筋肉アピールすることになったらすぃー。(苦笑)でも喋り方はボビー・オロゴンだったけど。(え?)この後3人で揃って物販にも出るけどパンフ缶のアピールで水野嬢が「売れ残ったら全部あたしの家に送り返されることになるので…。何百個とこの缶に囲まれても困るので皆さん、買って下さい!」っつっておられますた。あたしはまたもや先に買っちゃってたもんだから出て来られた後猫背さんに「よかったらサイン貰ってもいいですか?」っつったらば猫背さん的にはおっけいだったみたいだけど一緒にいてたスタッフさんから「それはちょっと…ダメなんですぅー…」みたく止められててしーかたがないので握手だけしてもらっちゃったい。最初転球さんだけ出て来て(さすがに着替えが早い!)「ちょっ…!怖いことないですよっ??!!やっぱり女優さんがいないとダメですかっ??!!」っつっててやぁーっと1人のぢょしがおずおずと握手して貰ってて「悪いことしてるんじゃないですからっ!みんな、じろじろ見ないであげて下さい!」みたいに言ってたりして後の2人が出て来たら一気に列が出来出して「僕じゃダメなんですかぁ………。やっぱり女優さんの方がいいですかっ??!!」みたくなっておられますた。(苦笑)水野嬢はあまりにもきらっきらで無理だった…。(え?)あたしの前にいたおじさま??が猫背さんに「大人フェスで(バー)行きましたよ。お料理も食べました」みたく言っておられて「あー!有難う御座いますぅー!」っつって貰ってたりとか。転球さんはその後ロビーで完全にウロっておられたので粘ればサインとか握手とかツーショとか(え?)して貰えたっぽい自由度合いだったけどいつでも見れそうな感じ(爆)にスルーしちまったい。(おい)次プロペラ犬も誰と組むのか分かんないけどもちょっとすんなりチケットが取れるといいのにー。(遠い目)っつか今度はバンドライヴ??なのだった…!そっちはぜひぜひ犬先行でよろー。(念)